※本記事に記載の「Speed Wi-Fi NEXT W05(W05)」および WiMAX 2+ 回線は、いずれも新規の販売・提供を終了しています(2026年7月時点)。すでにW05をお使いの方に向けて、クレードルの機能や必要性を記録として残しています。これからWiMAXを契約する方は、現行のWiMAX +5G(ギガ放題プラスS)対応端末と、その端末に対応するクレードルをご検討ください。

W05は、HUAWEI製のWiMAX 2+対応モバイルルーター(ポケットWi-Fi)で、2018年に登場して人気を集めた端末です。この記事ではW05のクレードルについて、その機能(有線・LAN接続/充電機能)とあわせて、「クレードルは必要なのか?」という疑問に、いまW05を使っている方の視点でお答えします。

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W05は、WiMAX回線に加えてauのLTE回線にも対応していた端末です(W05と他の端末との比較はこちらの記事も参考にしてください)。ただし、W05・W06・WX06などはいずれもWiMAX 2+世代の端末で、現在は5Gに対応したWiMAX +5G世代(Speed Wi-Fi 5Gシリーズなど)が主流になっています。これから新しく契約するなら、現行世代の端末を選ぶのが基本です。


「W05」の基本スペック(参考)

まず、W05の基本スペックをおさらいしておきましょう(すでに販売終了した端末のため、参考情報です)。

  • 製品名:Speed Wi-Fi NEXT W05(通称:W05)
  • メーカー:HUAWEI
  • 最大通信速度(下り):708Mbps/(上り):75Mbps
  • 重量:約131g
  • サイズ:高さ130mm×幅55mm×奥行12.6mm
  • 対応回線:WiMAX 2+、au 4G LTE
  • 専用クレードル:あり

登場当時は通信速度の速さが目立つ端末でした。自宅でも快適に使えるよう、充電機能や有線接続(LANポート)を備えたW05専用のクレードルも用意されていました。

W05専用クレードルの基本スペック

W05のクレードルはW05にぴったり合う専用設計で、デザインもすっきりしています。

  • 電源:DC 5V、1.8A
  • 消費電力:1W
  • 接続インターフェース:USB2.0
  • ETHERNET(LAN)ポート
  • サイズ:約130(W)×31.8(H)×53(D)mm
  • 重量:約75g

※USBケーブル・ACアダプタは同梱されていません(通常はW05本体に付属しているため)。クレードルの型番は「HWD36PUA」です。中古などで探す場合は型番を間違えないよう注意しましょう。

そもそもクレードルとは?W05クレードルの機能

W05 クレードル外観

クレードルとは、自宅でモバイルルーターを置く「台」のようなものです。WiMAXの各端末のクレードルには基本的に「充電機能」「有線接続機能」が備わっており、コンセントにつないでおけば、帰宅時に端末を置くだけで充電しながらネット接続できます。W05のクレードルには、次の機能があります。

  1. 充電機能
  2. 有線(LAN/USB)接続
  3. 自動ハイパフォーマンスモード切替機能(W05クレードル独自)

なお、別シリーズのWX04のクレードルには「Wウイングアンテナ」という電波を補強するパーツがありましたが、W05のクレードルには電波拡張機能はありません。また、W05にWX04のクレードルを組み合わせて使うことも基本的にできません。

W05クレードルの充電機能

クレードルがなくても、充電ケーブルを直接W05に挿せば充電できます。クレードルがあれば、充電ケーブルをクレードルに挿しっぱなしにして、帰宅時にW05を置くだけで充電できるのが便利なポイントです。

クレードルを使うとバッテリーが劣化する?

「クレードルを使うと過充電でバッテリーが劣化する」という噂を見かけますが、これは正確ではありません。バッテリー(リチウムイオン電池)の劣化の主な原因は、充電が満タンの状態で長時間・高温のまま使い続けることであって、充電ケーブルを直接挿してもクレードル経由でも理屈は同じです。つまり、クレードルそのものが劣化の原因になるわけではありません。

ちなみにW05はバッテリーを自分で交換できない作りのため、交換したい場合はauショップでの対応(費用の目安は5,000円程度)になります。とはいえスマホほど酷使されないため、劣化はそれほど気にしなくてよいでしょう。

クレードルを使った有線・LAN・USB接続

自宅の環境によって活躍するのが有線接続機能です。LANケーブルやUSBケーブルをクレードルにつなぐことで、デスクトップパソコンや無線LANルーターを接続できます。次のような人に向いています。

  1. 自宅のパソコンをWiMAX経由でネットに接続したい
  2. パソコンが無線LANに対応していない(または無線だと遅い)
  3. 複数の機器を、無線LANルーター経由でまとめてWiMAXにつなげたい

逆に、こうした使い方を想定していない人には、有線接続機能はほとんど出番がないとも言えます。W05はUSB2.0 Type-Cに対応しているので、USB接続する場合はType-Cケーブルを用意しましょう。

クレードルを使った有線接続は通信が安定しやすい

一般に、有線接続は無線接続よりも通信が安定します。たくさんの機器(スマホ・テレビ・タブレット・パソコンなど)を家じゅうで使うなら、W05→クレードル→無線LANルーターを有線でつなぎ、家庭内の各機器との接続は無線LANルーターに任せる構成がおすすめです。モバイルルーター単体で家じゅうに電波を飛ばすよりも、安定しやすくなります。

W05クレードルだけの便利機能:自動ハイパフォーマンスモード

W05のクレードルには、クレードルにW05をセットするだけで自動的に「ハイパフォーマンスモード」に切り替わるという便利機能があります。ハイパフォーマンスモードは端末性能を最大限に発揮する反面、バッテリー消費が激しいのがデメリット。外出時はノーマル/セーブモードで持ちを優先し、自宅で充電しながら使うときだけ自動でハイパフォーマンス、という使い分けが手間なくできるわけです。

各モードのバッテリー駆動時間(ハイスピード接続時・参考)

  • ハイパフォーマンスモード:約6時間30分
  • ノーマルモード:約9時間
  • セーブモード:約10時間30分

※ハイパフォーマンスモードは電池の減りが早いため、外出時は「ノーマル」または「セーブ」での利用がおすすめです。

W05クレードルはどこで手に入る?

W05はすでに販売を終了した端末のため、クレードルも新品での入手は難しくなっています。中古市場(フリマアプリやネットショップ)で見かけることはありますが、在庫や状態、価格は変動します。中古品は保証面での不安もあるため、購入する場合は状態をよく確認しましょう。

結局、W05のクレードルは必要?

いまW05を使っている方に向けて、あらためて整理します。

  • 自宅でも頻繁にW05を使う/有線接続や複数機器の接続をしたい人にとっては、クレードルがあると便利です(充電・有線接続・自動ハイパフォーマンス切替)。
  • 一方、外に持ち出して使うのがメインで、自宅では無線でつなげれば十分という人は、無理にクレードルを用意しなくても問題ありません。

W05のクレードルは電波拡張機能こそありませんが、置き場所が決まることで端末が行方不明になりにくい、デザインが良い、といった地味なメリットもあります。「あれば便利だが、絶対に必要というほどではない」——これがW05クレードルの正直な立ち位置です。

(クレードルで充電するとバッテリーの劣化が早い、という都市伝説のような噂もありますが、前述のとおりバッテリーの劣化に「クレードルかどうか」は関係ありません。)

これからWiMAXを使うなら現行の「WiMAX +5G」を

ここまではW05を前提に解説してきましたが、これから新しくWiMAXを契約する方は、5Gに対応した現行の「WiMAX +5G(ギガ放題プラスS)」対応端末を選ぶのが基本です。WiMAX +5Gでは、以前ネックとされていた「3日間で◯GB」の速度制限が2022年2月に撤廃され、通常利用ならデータ容量を気にせず使えるようになっています。クレードルの有無や対応の可否は端末ごとに異なるので、申し込み前に確認しておきましょう。

プロバイダーはキャンペーン内容で選ぶのがおすすめです。申し込むページによって特典額が変わることがあるため、必ず各プロバイダーの公式ページで最新の条件を確認しましょう。

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※最新の料金・端末・キャンペーン内容は、各プロバイダーの公式サイトでご確認ください。