WiMAXの実質料金は、端末代・月額料金・キャッシュバックの3つで決まり、2026年はそのうち端末代と月額料金の両方が上がりました。UQ WiMAXの端末2機種は6月に33,220円(税込)へ改定され、10月1日からはGMOとくとくBBなど一部のプロバイダーで月額料金も値上げされています。

同じWiMAXでも、どこから申し込むかで総額は変わり、値上げ前の数字のままでは計算がずれます。プロバイダーごとの順位はスマホゲーム向けのWiMAXプロバイダー比較で紹介しています。



新規で選べる端末はDOCK 5G 01とL13の2機種

UQ WiMAX公式でWiMAX +5Gのルーターとして案内されているのは、Speed Wi-Fi DOCK 5G 01とSpeed Wi-Fi HOME 5G L13の2機種です(2026年11月時点)。以前の主力だったSpeed Wi-Fi 5G X12は、公式では終売製品の扱いになっています。

持ち運ぶならSpeed Wi-Fi DOCK 5G 01

2025年3月27日発売のモバイルルーターで、受信最大3.5Gbps・送信最大286Mbps、連続通信時間は約540分です。Wi-Fiで48台、有線LANかUSBでもう1台つなげます。

付属のドック(台座)に載せると、家では据え置き機のように使えます。外と家で1台を使い回したい人向けの機種ですね。

家だけで使うならSpeed Wi-Fi HOME 5G L13

2023年6月1日発売のホームルーターで、受信最大4.2Gbps・送信最大286Mbpsです。Wi-Fiで32台、有線LANで2台まで接続できます。コンセントに挿せば設置が終わるので、配線が苦手な人でも扱えます。

端末タイプ受信最大速度※
Speed Wi-Fi DOCK 5G 01モバイルルーター(ドック付き)3.5Gbps
Speed Wi-Fi HOME 5G L13ホームルーター4.2Gbps

※受信最大速度はベストエフォート(理論値)で、実際の速度は利用環境によって変わります。5Gは一部エリアでの提供です。取扱機種はプロバイダーによって異なります。

X12は在庫やSIMのみの契約で使える場合がある

X12は公式では終売ですが、プロバイダーによっては在庫から選べることがあります。手持ちの端末を使う「SIMのみ」の契約でも、X12は対応機種として案内されています。

数年前の記事に出てくるW04やWX04、月7GBの通常プランは、どれも今は選べません。古い比較記事の端末やプランは、今の2機種と無制限プランに置き換えて読むと話が合います。

端末代は2026年6月に33,220円へ上がった

Speed Wi-Fi HOME 5G L13の機種代金は、2026年6月15日に27,720円から33,220円(いずれも税込)へ改定されました。UQ WiMAXオンラインショップは、部材価格の高騰を理由に挙げています。

あわせてUQ WiMAXおトク割は21,780円から21,340円になり、割引後の価格は5,940円から11,880円(税込)へ上がりました。Speed Wi-Fi DOCK 5G 01も6月1日に同じ改定が行われ、今は機種代金33,220円・割引後11,880円です。

端末代が5,500円上がると、実質料金もそのまま5,500円増えます。2026年春より前の記事に載っている端末代は、計算に使わないでください。

月額料金はUQ公式が据え置き、GMOとくとくBBは10月から605円上がった

UQ WiMAX公式のギガ放題プラスSは月額5,280円(税込)で、2026年11月時点でも変わっていません。WiMAX +5G割が使える13か月間は682円引きの4,598円になり、別に登録料3,300円がかかります。

一方、GMOとくとくBBは2026年7月29日に料金改定を発表しました。10月1日の利用分から、WiMAX +5GとWiMAX 2+の全プランの月額に一律605円(税込)が加算されています。日割りはなく、すでに契約している人にも自動で適用されます。

月額390円キャンペーンの適用中の人は、利用開始から6か月の特典期間が終わるまで特典価格のままです。期間が終わった翌月から、改定後の月額になります。

605円の差は3年でどれくらいになるか

月605円の値上げは、12か月で7,260円、36か月では21,780円になります。キャッシュバックが2万円違う2社を比べると、月額の差だけでその金額がほぼ埋まる計算です。

値上げ前に作られた比較表は、月額の欄が古いままのことがあります。申込先を比べるときは、各社の料金ページの改定日を見て、10月以降の月額で計算し直しましょう。GMOとくとくBBの改定後の料金と特典は、GMOとくとくBB WiMAXの料金と特典の解説で紹介しています。

無制限プランでも速度が落ちる2つの場面

以前の月7GBで制限がかかる通常プランはなくなり、今はデータ容量の上限がないプランが基本です。それでも、次の2つの場面では速度が落ちることがあります。

  • プラスエリアモード(月額1,100円・税込のオプション)を使った月は、合計30GBを超えると送受信最大128kbpsに制限されます。auスマートバリューかUQ mobileの自宅セット割を使っている間は、オプション料が無料です。
  • スタンダードモードは容量の上限がありませんが、一定期間に大量の通信をすると、混雑する時間帯に速度が制限される場合があります。

プラスエリアモードは、山間部など標準モードのエリア外で使うためのものです。普段は切り替えないので、出張や帰省のときだけ使う人も多いです。

実質料金は5つの数字で計算する

月額の安さやキャッシュバックの大きさだけで選ぶと、合計で高くつくことがあります。比べるのは、同じ利用期間でそろえた合計額です。

実質料金 = 事務手数料 + 月額料金の合計 + 端末代金 - キャッシュバック - 端末代の割引

月額料金の合計には、割引が終わった後の月と、10月の値上げ分も入れます。たとえば月額が600円安い会社でも、端末代の割引が24回だけなら、25か月目以降に残る負担で逆転することがあります。比べる期間は3年など、各社同じ長さにそろえてください。

キャッシュバックを受け取り損ねる3つのケース

キャッシュバックは、手続きまで済ませて初めて受け取れます。受け取り損ねる人に多いのは、次の3つのケースです。

案内メールに気づかず申請期限が過ぎる

GMOとくとくBBの場合、端末発送月を含む11か月目に、キャッシュバックの案内メールが届きます。届く先は入会時に作るGMOとくとくBBの基本メールアドレスで、普段のアドレスではありません。

案内から口座を登録すると、翌月末に振り込まれます。転送設定をしておくか、11か月後の予定をカレンダーに入れておきましょう。キャッシュバックの流れはGMOとくとくBB WiMAXのキャッシュバックの受け取り方でも詳しく解説しています。

満額の条件に有料オプションが入っている

満額を受け取るには指定オプションへの加入が必要、という特典があります。到着後すぐ無料で解約できると書かれていても、初月分の料金はかかる場合があるので、条件の細かい字まで読んでから申し込んでください。

途中解約で端末代の残りを請求される

端末代を毎月の割引で実質0円にしている場合、途中で解約すると残りの端末代を払うことになります。契約期間の縛りがないプランでも、端末代の分割と割引はセットになっていることが多いです。

違約金が0円でも、解約するときの支払いが0円とは限りません。1〜2年で乗り換えるつもりなら、キャッシュバックの額より残債の条件を先に見ておくほうが損を防げます。

電波が不安ならTry WiMAXで15日間試せる

金額だけで比べると、キャッシュバックがあるぶんプロバイダー経由のほうが有利になることが多いです。ただ、WiMAXの電波は壁や建物の階数で入り方が変わります。

UQ WiMAXのTry WiMAXなら、端末を15日間無料で借りて、自宅や職場でつながるかを試せます(発送日と返却日を含む15日間)。マンションで使う人や、窓から離れた部屋に置きたい人は、試してから申込先を選ぶとやり直しを防げます。

工事がいらないので、引っ越し先がエリア内なら端末を持っていくだけで使えます。転勤や進学で住まいが変わりやすい人には、固定回線より手続きが少なく済みます。

申込先を決める前にもう一度見ておきたいこと

選べる端末はDOCK 5G 01とL13の2機種で、どちらも端末代は33,220円です。月額はプロバイダーによって10月に上がった会社があるので、比べるときは改定後の金額を使ってください。

高額のキャッシュバックで選ぶならGMOとくとくBBも候補ですが、11か月目の申請を忘れないことが前提です。端末代や月額、キャッシュバックの条件はよく変わるので、申し込む前に各社のページで今の条件を確かめてください。

▼GMOとくとくBB WiMAX 公式サイト
https://gmobb.jp/wimax/