WiMAXのポケットWiFiはさまざまなプロバイダ(販売代理店)から申し込むことができます。
そしてプロバイダの数だけ、それぞれ独自の特典キャンペーンを打ち出しています。
今回、WiMAXの主要プロバイダのうち、キャッシュバックキャンペーンを行っている5社それぞれの実質料金を徹底調査・比較して、1番おすすめできるプロバイダを紹介します。
もちろんなかには、一見すると条件はいいけれど、不要な付帯サービスに加入しなければ適用されない場合もあるので注意しましょう。
また、契約に際して選ぶべきプランや機種なども併せて紹介していきます!
2017年11月のWiMAXキャンペーン5社比較!
本サイトでは以前から、WiMAXを契約する場合にはGMOとくとくBBで契約することが1番おトクな方法であることを紹介してきました。
2017年11月も引き続き、GMOとくとくBBが1番おすすめできる最安のWiMAXプロバイダです。
他のプロバイダもキャンペーンを展開していますが、とくとくBBほど最安になりませんでした。
それでは全15社すべてのキャンペーンを確認してみましょう。
順位 | プロバイダ | キャンペーン内容 | 特典詳細 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | GMOとくとくBB | キャッシュバック | 31,100円 | キャッシュバック受け取りに注意 |
2 | DTI | キャッシュバック | 30,000円 | キャッシュバック受け取りに注意 |
3 | 3WiMAX | キャッシュバック | 28,000円 | キャッシュバック受け取りに注意 |
4 | so-net | キャッシュバック | 20,000円 | キャッシュバック受け取りに注意 |
5 | Broad WiMAX | 初期費用割引 | -18,857円 | 適用条件に有料オプション加入が必須 |
家電量販店で契約することは避けた方がいいでしょう。
大幅な割引キャンペーンを展開しているところが多いですが、その実態は月額料金に独自の定めた料金を上乗せすることで、トータルの利用金額をいかにも高額に見せ、そこから大幅な割引を行うことで安く見せています。
また、キャッシュバックを受けるための条件としてSIMの契約などが必要な場合もあり、そこで発生する登録料や月額料金によって、実質的に受け取れる金額は低くなってしまうこともあります。
さらに選ぶべきでないのはBroad WiMAXです。
現在「WEB割キャンペーン」を展開し、初期費用から18,857円割り引く特典を行っています。
(参考元:Broad WiMAX)
ウェブ割キャンペーンが適用されるには、以下の適用条件をすべて満たしている必要があります。
1番注意すべきなのは条件4です。
「安心サポートプラス・My Broadサポートの両オプションに加入」する必要がありますが、「商品到着後に無料で解約可能」ともありますよね。
これが最も大きな落とし穴です!
実際には、以下のような条件になっています。
- 安心サポートプラス【月額550円】
- My Broadサポート【月額907円、最大2か月無料】
つまり、商品到着後に解約したところで、安心サポートプラス550円のみ、初回請求されてしまいます!
しかも、これは申し込みのページに注意書きとして表記がなく、実際に問い合わせた結果わかったことでした。
さらに契約解除時にも、解約金とは別にキャンペーン違約金として別途料金を徴収されてしまいます。
このように特典が用意されていても、ゼッタイに損をしてしまうプロバイダも中にはあります。
本当におトクなキャンペーンを選ぶにはどのような注意が必要なのか、次章で詳しく解説していきます。
ゼッタイ損しないためには?良いキャンペーンの判断方法
まず、結論から言ってしまうとGMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンが1番おトクになります。
その理由は、以下の2つのポイントから導き出されました。
キャッシュバックの落とし穴!本当に見るべきところは実質料金
特典はモノよりもカネ、キャッシュバックが1番おトクになるといいましたが、もちろんキャッシュバックにも罠はあります。
その罠とは、キャッシュバックの適用条件にひそんでいます。
あるものによっては、キャッシュバックの適用条件に付帯サービスへの加入が必須になる場合があります!
Broad WiMAXのWEB割などもその典型例です。
また、頭金と称して加入時に高額な初期費用を加算させ、特典により減額や免除を行う代わりに付帯サービスに加入させられる場合もあります。
もちろん良心的なサービスを行い、本当に安い良質なサービスを提供しているプロバイダもありますが、いったいどのようにして判断すればいいのでしょうか?
その答えは、契約期間である2年間のトータルの実質利用金額が、どれくらい安くなるかによって判断することができます!
安さをウリにしつつ付帯サービスなどで見えないように料金をカサ増ししているところでも、総合的な実質利用金額では必ず正確な金額が出てきてしまいます。
また、各プロバイダ同士の実質金額を突き合わせることによって、本当に安いプロバイダを見つけ出すことができます。
2017年11月現在の、各プロバイダの実質料金を表にまとめてみました。
2年間の実質利用料金は、事務手数料+24か月分の月額料金(月数により変動あり)+端末代金-キャッシュバック金額(-その他の割引)によって算出してます。
順位 | プロバイダ | 2年間のトータル実質利用金額 通常プラン | 2年間のトータル実質利用金額 ギガ放題 | キャッシュバック金額 |
---|---|---|---|---|
1 | GMOとくとくBB | ¥56,616 | ¥71,004 | ¥33,000 |
2 | DTI | ¥59,500 | ¥73,800 | ¥30,000 |
3 | 3WiMAX | ¥58,880 | ¥72,850 | ¥28,000 |
4 | so-net | ¥66,880 | ¥74,938 | ¥20,000 |
GMOとくとくBBで申し込むのが1番安いということは一目瞭然ですね。
なぜとくとくBBから申し込むとこんなにも安くなるのでしょうか。
その理由はいたってシンプルで、キャッシュバック金額が1番高いことと、キャッシュバックの適用条件に付帯サービスへの加入が含まれていないからです。
DTIなども付帯サービスなどはありませんが、キャッシュバック金額が高くはありませんし、Broad WiMAXに至ってはキャッシュバック金額も高くないうえに、付帯サービスへの加入が必須となるので、当然ながら2年間でのトータル実質利用金額も高額になってしまいます。
以上の理由から、2017年11月現在、GMOとくとくBBからWiMAXに申し込むことが最安になります。
もらえないと意味がない!GMOとくとくBBのキャッシュバック受け取り方法
GMOとくとくBBからWiMAXに申し込むことが1番安くなる方法ですが、申し込めば無条件にもらえるというわけではありません。
もちろん他プロバイダと異なり、申し込んだ方は全員キャッシュバック対象となりますが、きちんと受け取りの手続きを行う必要があります!
この手続きを怠ってしまうと、せっかくの高額キャッシュバックも受け取れず、ムダになってしまいますので注意しましょう。
キャッシュバックは、自動的に口座へと入金されません。
GMOとくとくBBに申し込むときに作成するGMOのメールアドレスへ、契約から11か月目にキャッシュバックに関するメールが届きます。
このメールの案内にしたがって、キャッシュバックの振込先口座を登録する必要があります。
この登録期間が、メールが届いてから1か月になります。
キャッシュバックに関するメールに気づかない、あるいは忘れてしまい、登録期間である1か月を過ぎてしまうと、キャッシュバックを受け取ることができなくなってしまいます!
キャッシュバックは送られてきたメールをチェックして、期間内に口座情報を登録すればゼッタイに受け取ることができます。
- WiMAX申込時に作成したGMOメールアドレスに届くメールをチェックする
- 契約から11か月目にキャッシュバックに関する重要なメールが届く
- メールが届いてから1か月以内に口座情報の登録を済ませる
以上、3点に気を付けていれば、必ずキャッシュバックはもらえます!
メールを忘れてしまうことを防ぐために、リマインダーなどを使って手続きの日程になれば、自動通知で知らせてくれるようにする方法があります。
また私の場合はもっと簡単に、付箋に日付や手続き方法などを書き付けて、パソコンや冷蔵庫など家の中でも目に付く場所に貼っておきました。
あとは申込時に作成した、GMOのメールアドレス宛に届くすべてのメールを、普段から使っているYahoo mailやGmail、あるいはスマホのメールアドレスに転送するという方法もおすすめです。
WiMAXのおトクな契約方法とは?
いざWiMAXに申し込もうとしても、契約プランやポケットWiFiの機種がたくさんあって迷ってしまいますよね。
そこで、WiMAXの中でも1番おトクでおすすめできる選び方を解説します!
WiMAXの契約プランを決める~おすすめはギガ放題
WiMAXのプランは2つあります。
通常プラン:月額3,670円で、月間7GB以上利用すると、128Mbpsの速度制限を受ける
ギガ放題プラン:月額4,350円で、月間のデータ量の上限がない、使い放題プラン
たっぷり快適にネットを使いたい人は「ギガ放題」を利用すれば、ゼッタイに後悔しません!
一方で、ギガ放題ではない「通常プラン」だと、月間7GBまでしか利用できません。
7GB以上利用してしまうと月末まで128kbpsに制限されてしまい、動画やサイトが見られないなど、インターネットが使いものにならなくなってしまいます。
ちなみにですが、7GBでどの程度のことができるかというと、
- メールの送受信:約268万通
- ホームページの閲覧:約7,200ページ
- 動画視聴:約4.5時間
- 音楽ダウンロード:約255曲
GMOとくとくBBなら、ギガ放題を選択した場合でも、最初の2か月間は通常プランと同じ月額料金で利用することができます。
その2か月間に、自分がインターネットをどのくらい利用しているか把握し、1か月の間に7GBも使うことがないと判断した場合には、翌月から通常プランに変更しましょう。
プランの変更自体は無料で行えますので、少しでも迷った際にはギガ放題にしておくことをおすすめします。
ポケットWiFiの機種を決める~おすすめはW04
モバイルルーター端末は、最新機種W04を選べば、ゼッタイに後悔することはありません。
- 通信速度が最速
- W04以前の機種の全機能がついている
- バッテリーの持ち時間が長い
- キャッシュバック金額も高い
WiMAXのポケットWiFi端末は全機種0円です。
しかし、契約後に機種変更するには面倒な手続きと追加費用が必要となってきます。
使い始めてから後悔しないためにも、最新機種のW04にした方がいいでしょう。
ちなみにW04の少し前に発売されたWX03がおすすめできないのは、
auのLTEモードが利用できない
⇒最高速度でW04に劣る
キャッシュバック金額が低い
⇒W04が30,2000円なのに対して、WX03は28,000円しか受け取れない
以上の2点から、WX03よりも最新機種のW04がおすすめです。
クレードルはなくて問題なし!
クレードルとは、モバイルルーターを設置して充電するための置台のことです。
そもそもクレードルがなくても充電できるうえに、クレードルは別途購入する必要があるため、基本的に必要ないものと思って大丈夫です。
どうしても必要になったときにはAmazonで「W04 クレードル」と調べると、純正品が販売されています。
PS4などの据え置き型ゲーム機でオンラインプレイをされる方の場合、クレードルとゲーム機をLANケーブルで有線接続することで通信が安定します。
オンラインゲームを良くプレイされる方ならば、クレードルを購入されるのもいいかもしれません。
WiMAXのポケットWiFi端末が届いたら~かんたん説明書
SIMを挿入する
W04を使うにあたり、まず本体にSIMを挿入する必要があります。
これがSIMです。
SIMの入れる向きに気を付けます。
ICチップを画面側に、角の欠けている方向を奥側にして、慎重に挿入しましょう。
W04の電源を入れる
本体側面の電源ボタンを押すと電源がつきます。
まずはアップデートを行います。
アップデートが完了するとホーム画面に戻ります。
スマホと接続する
ホーム画面の「かんたん設定」をタップします。
このSSIDをスマホで検索し、パスワードを入力すればWiFiに接続できます。
これでW04とスマホのWiFi接続が完了します。
まとめ
2017年11月現在、WiMAXのキャンペーンを行っている全5社のプロバイダを比較したところ、おすすめできるのはこちらです!
GMOとくとくBB(https://gmobb.jp/wimax/)
契約プラン:ギガ放題
機種:W04
上記の内容がゼッタイ損することのない、おすすめの申し込み内容です!