GMOとくとくBBのWiMAX +5Gは、最大66,000円のキャッシュバックと契約縛りなしが最大の売りです。ただし特典の案内が届くのは端末発送月を含む11ヶ月目で、受け取り手続きを逃すと1円も入りません。

ネット上の「もらえなかった」という声のほとんどは、この仕組みを知らずに申し込んだ結果です。裏を返せば、先に落とし穴の位置を把握しておけば避けられるということでもあります。

この記事では、2026年9月18日時点の公式情報をもとに、特典の内訳・受け取りの期限・端末残債・契約解除料・2026年10月からの料金改定まで、お金に関わる論点を順に整理します。

※GMOとくとくBBの会社そのものについては下記ページでまとめています。

>【GMOとくとくBB】をやっているGMOインターネットグループ株式会社ってどんな会社?


WiMAX +5Gは3つの回線を自動で使い分ける仕組み

WiMAX +5Gの解説

WiMAXは、UQコミュニケーションズが提供するモバイル通信サービスです。専用のルーターがあれば、工事をせずにスマホやパソコンをインターネットにつなげます。

従来のWiMAX 2+に対し、WiMAX +5GはWiMAX 2+・au 4G LTE・au 5Gの3つのネットワークを利用でき、そのときつながりやすい回線に自動で接続されます。

公式の記載では、下り最大速度はホームルーター型のSpeed Wi-Fi HOME 5G L13が4.2Gbps、持ち運び型のSpeed Wi-Fi DOCK 5G 01が3.5Gbpsです(いずれも技術規格上の最大値で、実測値ではありません)。

ネット回線の先生ネット回線の先生

5Gが使えるエリアはまだ限られています。エリア外ではWiMAX 2+やau 4G LTEでの通信になりますので、契約前に提供エリアマップで自宅と行動範囲を確認しておきましょう。

GMOとくとくBBが選ばれる理由を、いまの条件で確認する

キャッシュバックは最大66,000円。ただし全員がもらえるのは14,000円

GMOとくとくBBの一番の武器は、業界最高額クラスのキャッシュバックです。公式の限定キャンペーンページ(2026年9月18日確認)では、特典総額が最大99,264円、うちキャッシュバックが最大66,000円と案内されています。

ただし、この66,000円は条件を満たした人だけが到達できる上限額です。内訳を分けて見ておきましょう。

特典金額条件
全員が対象14,000円キャンペーンページから申し込むだけ
他社違約金の補助最大40,000円他社を解約し、違約金の明細を提出。実際にかかった額が上限
指定オプション2つ同時申込2,000円インターネット安心セキュリティ+スマホトラブルサポート+を3ヶ月以上利用
とくとくBBでんき・ガス最大10,000円でんき7,000円/ガス3,000円。3ヶ月目までに提供開始

つまり「誰でも66,000円」ではありません。他社からの乗り換えでなければ40,000円の枠は使えず、実際の違約金が1万円なら補助も1万円までです。

また、キャンペーンは指定のページから申し込まないと適用されません。検索経由で別ページに入ってしまうと特典が付かないため、申込導線には注意してください。

>GMOとくとくBB WiMAX+5Gの最新キャッシュバック金額・受け取り方はこちら

端末代33,264円は36回の値引きで実質0円になる

端末代金は33,264円(税込)で、36回払い(月924円)になります。そのうえで「端末購入サポート」として同額が毎月の料金から値引きされるため、36ヶ月使えば実質0円という計算です。

この値引きは申請不要で自動的に適用されます。キャッシュバックのように手続きを忘れて損をする心配がないのは、管理が苦手な方にとって大きな利点です。

そのほかの初期費用は、事務手数料が3,300円(税込)、送料は0円。月額料金は公式の料金プランページで、端末発送月が770円(税込)、1ヶ月目以降が4,961円(税込)と案内されています(2026年9月18日時点)。

現行プランは契約期間の縛りがなく、解約違約金の設定もない

ネット回線でいちばん気になるのが、契約の縛りと解約時の違約金でしょう。使ってみて合わなかったとき、簡単に乗り換えられないのは大きなストレスです。

この点、公式の料金プランページでは「解約違約金 なし」「契約縛りなし」と明記されています(2026年9月18日確認)。かつてのように更新月を手帳にメモして待つ必要は、これから申し込む人にはありません。

ただし後述するとおり、申し込んだ時期によっては契約解除料が設定されている契約もあります。すでに利用中の方は、自分の契約がどれに当たるかを会員ページで確認してください。

プラスエリアモードでauの広いエリアも使える

WiMAX +5Gは、端末の設定を「プラスエリアモード」に切り替えることで、標準モードより広いau 5G/4G LTEのエリアで通信できます。追加の契約申し込みは不要です。

山間部や地下など、標準モードで電波が届きにくい場所での保険になります。旅行や出張が多い方には心強い機能です。

ネット回線の先生ネット回線の先生

プラスエリアモードを使った月だけ、オプション料金1,100円(税込)がかかります。一度も接続しなかった月は無料なので、必要なときだけ切り替えるのが賢い使い方です。

端末は持ち運び型とホームルーター型の2択

選べる端末は2機種です。外でも使うならSpeed Wi-Fi DOCK 5G 01(重量198g・同時接続48台・バッテリー5,400mAh)、自宅専用ならZTE Speed Wi-Fi HOME 5G L13(コンセントに挿すだけ・同時接続32台)という分け方になります。

どちらも端末購入サポートの対象で、実質0円は共通です。迷ったら「持ち出す予定があるかどうか」だけで決めて構いません。

>>端末と特典の詳細は公式ページへ


申込前に押さえたい料金改定(2026年10月適用)

2026年7月29日、GMOとくとくBBはWiMAX +5G/WiMAX 2+サービスの料金改定を公式に発表しました。2026年10月1日のご利用分から、対象サービスの月額料金に一律605円(税込)が加算されます。

対象は「WiMAX +5G ギガ放題接続サービス」をはじめ、WiMAX 2+の各プランやレンタルプランまですべての料金プランです。日割り計算は行われず、利用者側の手続きも不要とされています。

これから申し込む方は、公式サイトに表示されている月額に605円を足した金額が、10月以降の実際の負担になると考えて試算しておくと安心です。キャッシュバックの額だけで判断せず、3年使ったときの総額で他社と比べるのが失敗しないコツになります。

>出典:GMOとくとくBB「【重要】WiMAX +5G / WiMAX2+ サービス月額料金改定に関するお知らせ」(2026年9月18日確認)

落とし穴その1:キャッシュバックは11ヶ月目のメールを逃すと消える

GMOとくとくBBへの不満で最も多いのが、キャッシュバックがもらえなかったというものです。契約すれば自動で振り込まれる、と思い込んでいると確実につまずきます。

公式が案内している流れは次のとおりです。

  • 端末発送月を1ヶ月目として11ヶ月目に、口座確認の案内メールが届く
  • 届く先は、申し込み時に新しく作られる基本メールアドレス(@gmobb.jp)
  • 口座情報の登録期限は、案内メールの送信日から翌月末日まで
  • 振り込みは、登録した翌月末日(営業日)

問題は、この案内が普段使っていないアドレスに、しかも約1年後に届くことです。存在自体を忘れていれば、気づかないまま期限が過ぎてしまいます。

加えて、振込時期までにサービスの解約・プラン変更・未納による停止があると対象外になります。数万円を取りこぼす悔しさがSNSに書き込まれ、悪評として積み上がっているというわけです。

確実に受け取るための3つの備え

■申し込んだその日にやっておくこと

  • @gmobb.jpの基本メールアドレスを、普段使いのアドレスへ転送設定する
  • 申込月をカレンダーに登録し、11ヶ月目に通知が出るようにする
  • メールを消しても、会員ページ(BBnavi)で特典状況を確認できると覚えておく

広告メールが多くて埋もれる、という声もありますが、転送とリマインダーの2つを設定しておけば、実害はほぼ防げます。配信停止の設定をする際は、特典の案内まで止めないよう気をつけてください。

※キャッシュバックの詳細はこちらの記事で解説しています。

落とし穴その2:違約金0円でも端末残債は請求される

「違約金は0円のはずなのに請求が来た」という声の正体は、端末代金の分割残債です。ここは仕組みを理解していないと、必ず誤解が生まれます。

端末代は36回の分割払いで、その相当額が毎月の料金から値引きされています。解約した時点で値引きが止まり、残っている分割分が翌月に一括請求される——これが公式の説明です。

たとえば12ヶ月で解約すれば、924円×24回分が残ります。「実質0円だから途中でやめても損はない」とは考えないほうが安全です。

なお、電波や速度に不満があって光回線へ乗り換える場合は、GMOとくとくBBがWiMAX +5Gの解約違約金を負担する乗り換えサポートを用意しています。ただし端末残債の扱いは別なので、申し込み前に条件を確認しておきましょう。

落とし穴その3:申込時期で契約解除料の条件が変わる

契約解除料は、申し込んだ時期によって設定が異なります。公式のよくあるご質問(2026年9月18日確認)では、次のように整理されています。

申し込んだ時期解約のタイミング契約解除料(税込)
2022年7月1日以降1ヶ月目〜24ヶ月目1,100円
25ヶ月目以降0円
2022年6月30日以前(3年契約)契約更新月の期間内0円
更新月以外10,450円
2025年7月1日以降に更新月を迎えた後の、更新月以外3,300円

2022年7月1日以降の契約は契約期間2年・自動更新なしで、25ヶ月目以降はいつ解約しても0円です。プランによっては当初から契約解除料が発生しない場合もあります。

一方、2022年6月30日以前の3年契約は更新月以外の解約で10,450円(税込)。ただし電気通信事業法の改正により、2025年7月1日以降に自動更新を迎えた契約は一律3,300円(税込)へ減額されています。

ネット回線の先生ネット回線の先生

かつて語られていた「1年以内の解約で2万円超」といった金額は、いまの条件には当てはまりません。古い体験談を読むときは、その人がいつ契約したのかを必ず確かめてくださいね。

>出典:GMOとくとくBB よくあるご質問「WiMAX +5Gを解約する際に契約解除料はかかりますか?」(2026年9月18日確認)

落とし穴その4:プラスエリアモードは月30GBで速度制限がかかる

データ容量は無制限とうたわれていますが、制限がまったくないわけではありません。公式の注意事項には、次の2点がはっきり書かれています。

  • プラスエリアモードで当月30GBを超えると、月末まで送受信最大128kbpsに制限
  • 一定期間に大量のデータ通信があった場合、混雑する時間帯の速度を制限することがある

128kbpsはメールの送受信がやっとの速度です。プラスエリアモードに切り替えたまま放置すると、追加料金1,100円を払ったうえに速度制限まで受けるという最悪の展開になりかねません。

通信インフラそのものはUQコミュニケーションズが提供しているため、回線速度にプロバイダーによる大きな差は生まれません。「GMOだから遅い」というより、WiMAX全体の特性として捉えたほうが正確です。

自宅で速度が出ないときは、窓際など電波の入りやすい場所へ端末を移す、接続する周波数帯を変える、といった環境側の調整で改善することがあります。それでも満足できない場合は、端末到着日または契約書面の受領日から8日以内の初期契約解除という制度も用意されています(事務手数料3,300円は請求されます)。

サポートへの不満と、その現実的なかわし方

「電話がなかなかつながらない」という声も一定数あります。困っているときほど待たされるのは、確かにストレスでしょう。

現在はサポートページに24時間使えるAIチャットが用意され、オペレーターの対応は平日10:00〜19:00となっています。急ぎでなければ、チャットやよくあるご質問から調べたほうが早く片づくことも多いはずです。

実際のところ、プロバイダーへ問い合わせる機会はそう多くありません。GMOとくとくBBお客さまセンターの窓口は把握しておきつつ、プロバイダー選びの決め手にするほどではない、というのが現実的な捉え方です。

解約手続きは「毎月20日」が分かれ目

解約は会員ページ「BBnavi」から行います。ログイン後、TOPメニューで「WiMAX +5G」を選び、対象の契約から「その他のお手続き」へ進んでください。

ここで重要なのが締め日です。手続きが当月20日までならその月末での解約、21日以降なら翌月末での解約となり、後者は翌月分の月額料金まで発生します。

余計な1ヶ月分を払いたくなければ、20日までに手続きを終えること。郵送の解約申請書を使う場合も同じ締め日なので、投函日には余裕を持たせましょう。

>参考:GMOとくとくBB よくあるご質問「WiMAX +5Gを解約したい場合はどうすればよいですか?」

なお、キャンペーン適用期間中などは解約ボタンが表示されないことがあります。誤操作で特典を失わないための仕様なので、表示されない場合はサポートに事情を確認してください。

>参考:会員サポート|BBnaviでサービス解約ボタンが表示されません。

キャッシュバックと解約費用のよくある質問

Q. キャッシュバックの案内メールは、いつ・どこに届きますか?

A. 端末発送月を1ヶ月目として11ヶ月目に、申し込み時に新規作成される@gmobb.jpの基本メールアドレス宛に届きます。口座の登録期限は送信日の翌月末日までです。

Q. 乗り換えなら誰でも40,000円もらえるのですか?

A. いいえ。他社の解約で実際に発生した違約金等の額が上限で、40,000円はその天井です。明細の提出も必要なので、解約時の書類は必ず保管してください。

Q. 2026年10月からの605円は、すでに契約している人も対象ですか?

A. 対象です。公式のお知らせでは、WiMAX +5G・WiMAX 2+のすべての料金プランが対象と案内されています。手続きは不要で、10月利用分から自動的に適用されます。

Q. 途中で解約すると、端末代はいくら請求されますか?

A. 33,264円(税込)を36回に分けた月924円のうち、支払いが済んでいない回数分が翌月に一括請求されます。解約前にBBnaviで残りの回数を確認しておくと見積もりが立ちます。

Q. 支払いは口座振替に変更できますか?

A. できません。公式サイトの案内では、支払い方法はクレジットカード払いのみです。デビットカードやプリペイドカードも利用できないため、申し込み前にカードを用意しておく必要があります。

まとめ:受け取り手続きさえ押さえれば、条件は良い

GMOとくとくBBの評判が割れるのは、特典の受け取りに手続きが必要だからです。もらい損ねれば、ただ料金の高いプロバイダーになってしまいます。

逆に言えば、転送設定とリマインダーという小さな準備で、この弱点は消せます。契約縛りがなく、端末代が実質0円で、手続き不要の値引きも用意されている点まで含めれば、条件そのものは良心的です。

判断の軸は3つ。①11ヶ月目の手続きを管理できるか ②3年使う前提で総額を比べたか ③2026年10月からの605円増を織り込んだか。ここを確認してから申し込めば、後悔する余地はかなり小さくなります。

特典の金額や条件は申し込み経路によって異なり、予告なく変更されることがあります。最新の内容は必ず公式サイトでご確認ください。

【GMOとくとくBB WiMAX +5G 公式ページ】:https://gmobb.jp/wimax/