家族でインターネットを使う際に考えたいこと
今や家庭にインターネットは必須になりました。 家族旅行の計画を立てたり、晩ご飯のレシピを調べたり、ネットショッピングをしたり、子供たちと動画を見たりと、ネットは日常生活から切り離せないものとなっています。 そんな便利なインターネットを家族で使うために、まずは下記について詳しく説明していきます。まずはインターネットの回線選びから
まずはインターネットの回線から見ていきましょう。家庭でインターネットを利用する方法としては- スマホの4G・5G回線を使う
- 固定回線を引く
- モバイルWi-Fiルータ(ポケットWi-Fi)を利用する
| つなぎ方 | 速度・安定性 | データ容量 | 家族・複数台での使いやすさ |
|---|---|---|---|
| スマホの4G/5G回線 | 場所によって変動 | プランの上限あり(超過で速度制限) | テザリングは可だが容量・台数に不安 |
| ポケットWi-Fi(モバイル) | 固定回線よりは不安定 | 無制限プランでも条件付き制限あり | 持ち運べるが同時多数には不向き |
| 固定回線(光回線) | 速くて安定 | 原則無制限 | 複数台の同時利用に最適 |
固定回線のメリット
固定回線をおすすめする理由は、安定した通信速度にあります。 スマホやモバイルWi-Fiルータも回線として性能は悪くないのですが、これら2つには通信速度制限があります。 プランによって違いはありますが、”月間で利用できる通信量に制限があるもの”と、”無制限ではあるものの一定期間に大量に使うと制限がかかるもの”があります。 いずれにしても規定の通信量を超えると、一定期間は通信速度が低速に抑えられてしまいます。速度制限中は、画像が多いサイトの閲覧ですら厳しくなることがあります。 一方で、固定回線は上限も通信速度制限も原則ありません。家庭内で複数人が同時に使う状況を考えると、通信制限がなく速度も安定する固定回線のほうが断然おすすめです。固定回線のデメリット
ただし、固定回線を新たに設置するには回線工事が必要となることが多く、この工事に手間と時間とお金がかかります。 まず、契約の申し込みから利用開始まで、おおむね1か月から2か月は見ておく必要があります。さらに、回線工事には業者への予約と立ち合いが必要です。 業者の予約は短くても1〜2週間先、長い時には1か月先ということもありますし、引っ越しのピーク時には2〜3か月の予約待ちになることもありますので、早めの予約が重要です。 回線工事費は、住んでいる環境やプロバイダなどによって異なりますが、2万円前後かかることもあります。(工事費の分割額を毎月の月額料金から割り引くことで、実質的に工事費を相殺し無料にできるキャンペーンを実施しているプロバイダもあります。) このように使い始めるまでに手間と時間と料金がかかりますが、家族みんなで使うなら固定回線が最も快適なのは間違いありません。固定回線の詳細なメリット・デメリットについては、こちらの記事で紹介しています。固定回線なら「光回線」がオススメ
現在の固定回線の主流は「光回線」です。 光回線とは、かつてのADSL(すでにサービス終了)のように電話回線を利用するのではなく、光ファイバーケーブルを利用したインターネット回線のサービスです。 光回線の最大のメリットは、なんといっても高速な通信速度です。一般的なプランでも下り最大1Gbpsが基本で、提供エリア限定ながら下り最大10Gbpsの超高速プランも各社で増えてきました。光回線さえつながっていれば、対応エリアであれば高速通信を維持したまま、ご家庭でインターネットを利用できます。 なお、NURO光は標準プランで下り最大2Gbps、エリア限定で10Gビット級のプランも提供しています。フレッツ光やドコモ光・auひかりなどは最大1Gbpsが一般的で、こちらもエリアによって10Gプランを選べます。 通信量については、光回線はデータ通信量が原則無制限で使えます。上限がないので、簡単にイメージするとインターネットが使い放題ということになります。YouTubeなどの動画を高画質で視聴し続けても、オンラインゲームを長時間遊んでも快適です。 また、3人以上で利用する場合や、光回線を使って固定電話(ひかり電話)やテレビを接続することもできますので、家族でインターネットを使うなら光回線を設置するメリットは多いといえます。無線Wi-Fiルータを選ぶ
固定回線はインターネットへの窓口が1つなので、これを家族がそれぞれの端末で自由に使えるように分配する必要があります。 しかし有線の分配だけで対応しようとすると、さまざまな長さのLANケーブルを買いそろえることになり、部屋中ケーブルだらけになってしまいます。 そこで、これらの問題を解決してくれるのが無線Wi-Fiルータです。
無線Wi-Fiルータは、Wi-Fi対応の電子機器をLANケーブルで直接つなぐことなく固定回線のインターネットへ接続できるようにしてくれる便利な機器です。 最近の家電はWi-Fi対応のものが多く、パソコンやスマホ、プリンタ、PS5・Nintendo Switchなどのゲーム機、一部の生活家電などもインターネットに接続して利用できます。無線Wi-Fiルーターがあれば、こうした機器を1台ずつLANケーブルでつなぐことなく、簡単な設定で複数台インターネットに接続できます。 多くの無線Wi-Fiルータは最大同時接続台数が十数台〜数十台なので、4人家族で1人数台のWi-Fi対応機器を持っていても十分に対応できます。また、Wi-Fi通信中はスマホの4G/5G回線を使わないので、携帯側のパケット通信量を消費しません。そのため、スマホが速度制限中でも自宅では快適にインターネットを楽しめます。 無線Wi-Fiルータは家電量販店で、安いものなら数千円から購入できます。(プロバイダのキャンペーンによっては高性能な無線Wi-Fiルータが無料になることもあります。)無線Wi-Fiルーターを選ぶ際は、住まいの構造や設置場所も考慮しながら、下記の項目に注目して選ぶと良いでしょう。- 無線LAN規格:現在の主流は「Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)」です。より新しい「Wi-Fi 6E」「Wi-Fi 7(IEEE802.11be)」対応機種も登場しています。最低でもWi-Fi 6(ひとつ前の「Wi-Fi 5=IEEE802.11ac」でも可)に対応したものを選んでおけば安心です。
- セキュリティ規格:最新規格である「WPA3」に対応しているものがおすすめです。
- 自動接続機能:面倒なWi-Fi接続設定を簡単に行ってくれる機能です。「ちゃんと設定できるか不安……」という人は、こうした機能が付いたものを選ぶと安心です。
- メッシュWi-Fi対応:家が広い・階数があるなど電波の届きにくい間取りなら、複数台で家中をカバーできる「メッシュWi-Fi」対応機種が便利です。
セキュリティソフトで安心・安全
小学生でもインターネットを使えるようになった一方で、子供がネット犯罪に巻き込まれないか、有害サイトを閲覧してしまわないかという新たな不安も出てきました。 このような危険サイト・有害サイトから子供を守るためには「セキュリティソフト」の導入が有効です。 セキュリティソフトは、悪意のあるサイトからコンピュータウイルスなどの侵入をブロックしてくれるだけでなく、子供の年齢に合わせたフィルタリングを自動設定してくれるペアレンタルコントロール機能によって、子供の健全な成長に悪影響を及ぼすような有害サイトへのアクセスをブロックしてくれます。お子様がネット犯罪に巻き込まれないためにも、セキュリティソフトは導入しておきましょう。 数あるソフトの中では、ESET(イーセット)という総合セキュリティソフトが、価格が比較的安め・動作が軽い・総合的な対策ができるという点でおすすめです。日本国内での提供・サポートは、キヤノンのグループ会社である「キヤノンITソリューションズ」が手掛けており、サポート面にも定評があります。 
損をしないネット回線は?
ここからはお得なネット回線で選ぶべきポイントをご紹介していきます。 同居している家族の場合、auやドコモなどキャリアを統一してスマホを契約していることが多いと思います。最近では、スマホとインターネット回線をセットにしてお得に利用できるキャンペーンが多くなっています。セットにすると請求もまとまり、支払いがかなり楽になります。 また、プロバイダによっては高額なキャッシュバックがもらえるキャンペーンを実施しているところもありますので、そちらも一緒に見ていきましょう。セット割で賢く節約
各携帯電話会社では、「セット割」といって、スマホと一緒に自宅の光回線を契約するとスマホの月額料金が割引されるサービスを実施しています。ソフトバンクは『SoftBank光』、auは『auひかり』、ドコモは『ドコモ光』をそれぞれ用意しています。 セット割の効き方は「1回線あたりの割引額 × 家族の回線数」です。4人家族で全員が対象なら、月4,000円以上、年間で5万円近い差になることもあります。まずは3社の割引額と条件を並べて見てみましょう(いずれも税込・2026年8月時点の各社公式情報)。| キャリア(割引名) | 1回線あたりの割引額 | 主な適用条件 |
|---|---|---|
| ドコモ (ドコモ光セット割) | 最大1,210円/月(永年) ※ドコモ MAX・ドコモ ポイ活 MAX・ドコモ ポイ活 20 など | 同一「ファミリー割引」グループ内にドコモ光の契約があること |
| au (auスマートバリュー) | 最大1,100円/月 ※auバリューリンクプラン・使い放題MAX+ など | 対象の自宅ネット+電話サービスをセットで契約。申し込みの翌月から適用 |
| ソフトバンク (おうち割 光セット) | 1,100円/月(永年) ※データプランペイトク2・テイガク無制限 など | SoftBank 光と指定オプション(550円/月〜)への加入が必要 |

- auは「ネット+電話」のセット契約が条件です。光回線だけ契約してもauスマートバリューは適用されません(ひかり電話の月額料金が別途かかります)。
- ソフトバンクは指定オプション(光BBユニットレンタル、Wi-Fiマルチパック、光電話など。550円/月〜)への加入が必要です。割引1,100円からこの550円を引いた額が実質的なメリットになります。
- ドコモは「みんなドコモ割」などと重ねられる一方、ハーティ割引などとは重畳適用できない組み合わせがあります。すでに何かの割引が効いている場合は、両方の割引後の合計金額で比べましょう。
SoftBank光
SoftBank光は、ファミリー(戸建て向け)で月額5,720円ほどから利用できるブロードバンドサービスです(プランやエリアにより異なります)。 ソフトバンクのスマホとセットで契約し、指定オプション(月額550円〜)に加入すると『おうち割 光セット』が適用され、スマホの利用料金が1台あたり毎月1,100円割引されます(対象は最大10回線まで/割引期間は永年)。家族全員がソフトバンクなら、その分まとめて割引を受けられます。ワイモバイルの場合はシンプルS/M/Lで1,188円割引など、ブランド・プランによって割引額が変わります。SoftBank Airの利用料金そのものに対する割引はありませんので、その点は誤解しないようにしましょう。 新規契約の場合は回線工事が必要ですが、キャンペーンで工事費が実質無料になることもあります。 詳細・申し込みは下記から ⇒ SoftBank光auひかり
auひかりでは「auスマートバリュー」を提供しています。 auのスマホと自宅のネット(+電話)をセット契約することで、スマホの利用料金が1台あたり毎月最大1,100円割引されるというものです(U18バリュープランは550円割引など、プランにより異なります)。 対象となる自宅のネットは、auひかりだけではありません。コミュファ光・eo光・ピカラ光・メガエッグ・BBIQといった電力会社系の光回線や、J:COMなどのケーブルテレビ、BIGLOBE光・So-net光などの光コラボレーションサービスも対象です。地方にお住まいで「auひかりが引けない」という場合でも、地域の電力系回線ならセット割が使えることがあります。 詳細・申し込みは下記から ⇒ auひかり「auスマートバリュー」ドコモ光
ドコモ光に加入する際は、どのプロバイダを選ぶかも重要です。各プロバイダは顧客獲得のためにさまざまなキャンペーンを実施しているので、そこもチェックしましょう。今回は「お得で損をしない」を基準にしているので、キャッシュバック金額が高く、友達紹介などの特別な条件が課せられないプロバイダがおすすめです。 タイプAのなかでも、「GMOとくとくBB」は人気のプロバイダです。GMOとくとくBBからドコモ光に加入すると、高性能なv6プラス(IPv6 IPoE)対応Wi-Fiルータを0円でレンタルできるのが魅力です(特典内容は時期により変わるため公式でご確認ください)。 GMOとくとくBBからドコモ光に加入するにはこちらから。 v6プラスとは、従来の接続方式で速度低下のボトルネックになっていた部分を改良したIPv6 IPoEの接続方式です。通常、この方式は対応する光回線・プロバイダが限られ、有料オプションのことも多いのですが、GMOとくとくBBのドコモ光ではオプション料なしで利用でき、対応Wi-Fiルータも無料でレンタルできます。
- 他のプロバイダ:高性能Wi-Fiルータはレンタル有料、または購入(数千円〜1万円以上)が必要なことが多い
- GMOとくとくBB:v6プラス対応Wi-Fiルータをレンタル料0円で利用できる
キャッシュバックで選ぶ
お得にネットを使うなら、キャッシュバックは大きな利点ですが、キャッシュバックは受け取り方法や条件に気を付けないと損をする可能性もあります。 もらえる金額も重要ですが、まずはキャッシュバックの適用条件を注意深く読んでみましょう。よくある適用条件として友達紹介がありますが、これはあまりおすすめしません。契約者が新規契約希望者を紹介するとキャッシュバックがもらえるというものですが、逆に紹介できる人がいなければ受け取れないからです。 また、受け取り手続きが「契約から数か月〜1年後に届く案内メールから期限内に申請」という形式のことも多く、案内を見落とすと受け取れません。適用条件と受け取り手順をしっかり読み込んでおきましょう。 キャッシュバックは「1回きり」ですが、セット割は「毎月ずっと」効きます。たとえば4人家族で1回線1,100円の割引が10年続けば52万8,000円。目先のキャッシュバック額より、セット割が使える組み合わせかどうかを先に確認するほうが、家族の場合は結果的に得をしやすいといえます。家族のネット回線でよくある質問(FAQ)
Q. 家族で同時に使うと遅くなりませんか?
光回線で、かつ「IPv6(IPoE/v6プラス等)」に対応していれば、夜間など混雑する時間帯でも比較的快適に使えます。家が広い場合は、メッシュWi-Fiで電波を家全体に行き渡らせると、部屋による速度差を減らせます。
Q. 何台までWi-Fiにつなげますか?
一般的な家庭用Wi-Fiルータの同時接続台数は十数台〜数十台です。4人家族で1人数台ずつ持っていても、最近のルータなら十分対応できます。接続が多い家庭は、同時接続台数の多い上位モデルを選ぶと安心です。
Q. 子どものスマホ・ゲーム機を安全に使わせるには?
セキュリティソフトのペアレンタルコントロールに加え、各キャリアの「あんしんフィルター」やゲーム機の「ペアレンタルコントロール(利用時間・課金・年齢制限)」を併用すると安心です。家庭内のルールも一緒に決めておくとよいでしょう。
Q. 家族のスマホのキャリアがバラバラでもセット割は使えますか?
セット割が適用されるのは、光回線と同じ会社のスマホ回線だけです。たとえばドコモ光を契約している家庭で、お父さんだけauの場合、お父さんの回線は割引されません。家族の回線数がいちばん多いキャリアに光回線を合わせるのが基本の考え方です。ただし、乗り換えには端末代の残債や解約のタイミングもからむので、割引額と乗り換えコストを比べて判断してください。
Q. 進学や単身赴任で離れて暮らす家族も対象になりますか?
会社によって扱いが違います。auスマートバリューは2025年7月1日から適用条件が改定され、住所の異なる家族も申し込めるようになりました(別姓・別住所の場合は店頭手続きと家族関係の証明書類が必要)。ドコモは同一「ファミリー割引」グループであることが条件です。最新の条件は各社公式でご確認ください。
まとめ
今回は、家族でネットを使う際に損せずお得に使うための方法をご紹介しました。 家族みんなで使うなら、速度が安定し容量無制限の光回線+無線Wi-Fiルータが基本です。家族で同じ携帯キャリアに加入している場合は、光回線も同じ会社で統一するとセット割でお得になります。割引額はドコモ光セット割が最大1,210円、auスマートバリューとおうち割 光セットが1,100円(いずれも1回線あたり・月額・税込)。ただしauは「ネット+電話」、ソフトバンクは「指定オプション550円〜」という条件が付くので、条件を満たすための費用まで含めて計算するのが損をしないコツです。 また、キャッシュバックでプロバイダを選ぶ際は条件を注意深く読み、キャッシュバックがもらえないという事態にならないようにしましょう。 料金プランや割引の条件は改定されることがあります。申し込み前に必ず各社の公式サイトで最新の内容をご確認ください。GMOとくとくBBは利用者が多い大手プロバイダーの1社です。そのため、GMOとくとくBBが提供するネット回線接続サービス(GMOとくとくBB光やドコモ光・WiMAXなど)の悪い評判は多く存在しています。高額のキャッシュプレゼントを常に提供しているため、”胡散臭い”とすら感じている人もいるようです。
GMOとくとくBBが提供するネット回線接続サービス(GMOとくとくBB光やドコモ光・WiMAXなど)の良い評判・悪い評判については、以下の記事で解説していますので、参考にしてください。
GMOとくとくBBは、申し込みを開始するページでキャッシュバック金額が異なることがありますので、以下の公式ページから申し込むようにしましょう。
【GMOとくとくBB WiMAX】:https://gmobb.jp/wimax/
【GMOとくとくBB ひかり回線】:フレッツ光・ドコモ光・auひかり・ソフトバンク光
