ポケットWiFiの最大接続数・同時接続って?注意点を詳しく解説!

どこでも持ち運べ、Wi-Fi対応機器ならスマホ・パソコン問わず使用できる、便利なポケットWi-Fi。

ポケットWiFiのメリットとして、複数の機器に同時に接続できるというものがありますが、今自分が使っているポケットWiFiの最大接続数はご存じでしょうか?

普段何気なく使っているものですが、改めて聞かれると分からないですよね。

そこで今回は、ポケットWiFiの最大接続数と、同時に複数の機器に接続したときの注意点についてわかりやすくまとめてみました。

ポケットWiFiはたくさん接続できるからといって必ずしも優れているとは限りません。
また、複数の機器に接続する場合には注意しなければならない点もあるので「複数の機器で同時にWi-Fiを使いたい」と考えている方は、知識として知っておきましょう。


ポケットWiFiの最大接続数とは?何台まで接続できる?

Wi-Fiに対応する機器であればどれでも接続可能なポケットWi-Fiですが、一度に接続できる台数は無限ではなく、必ず限度があります。

ポケットWiFiの最大接続数は端末の性能によって大きく変わってきますが、大体のポケットWiFiが10台以上接続でき、平均最大16台となっているものが多いようです。

また、選ぶ端末だけでなく、Wi-Fi、Bluetooth、USBなど、接続方式によって最大接続数は変わることを知っておきましょう。

ポケットWi-Fiの同時接続台数の確認方法は、各メーカーの公式サイトで確認できます。

一例として、WiMAX、ワイモバイル、ドコモのポケットWiFiで、それぞれの接続方式による最大接続数がどうなっているのか比較してみました。

プロバイダー機種接続方式最大接続数
WiMAX(UQ)Speed Wi-Fi 5G X12Wi-Fi16台
USB1台
ワイモバイルPocket Wi-Fi 5G A102 ZTWi-Fi30台
  
ドコモWi-Fi STATION SH-52BWi-Fi16台
USB1台

それぞれの機種を詳しくみていきましょう。

WiMAX Speed Wi-Fi 5G X12(16台)

 Speed Wi-Fi 5G X12
メーカーNECプラットフォームズ
通信速度5G 下り:3.9Gbps 上り:183Mbps
※5Gは一部エリア対応
サイズ約136×68×14.8mm
重量約174g
同時接続台数無線:16台 USB:1台
連続通信時間約540分(初期設定時)
バッテリー容量4,000mAh
Wi-Fi規格Wi-Fi5、Wi-Fi6対応

UQ WiMAXのSpeed Wi-Fi 5G X12は、最大接続数がWi-Fi接続(無線接続)で16台、USB接続(有線接続)で1台となっています。

Speed Wi-Fi 5G X12は最新の高速無線LAN規格「Wi-Fi6」に対応しているため、同時接続をしても遅延やラグなく安定した通信が可能です。

ワイモバイル Pocket Wi-Fi 5G A102ZT(30台)

 Pocket Wi-Fi 5G A102ZT
メーカーZTEコーポレーション
通信速度5G 下り:2.4Gbps   上り:110Mbps
4G 下り:838Mbps 上り:46Mbps
サイズ約141×69×15.9mm
重量約240g
同時接続台数最大30台
連続通信時間5G:約5時間、FDD-LTE:7.5時間、AXGP:約9時間
バッテリー容量5,300mAh
Wi-Fi規格Wi-Fi5、Wi-Fi6対応

ワイモバイルは同時接続可能数が30台と、今回紹介する機器の中でも最大台数となっています。これだけの台数が接続できれば足りないということはないでしょう。

「A102ZT」はバッテリー容量が大きいだけでなく、急速充電に対応。バッテリーの残量が少なくなっても、電源がある環境であればすぐに充電ができるので安心です。

もちろん、5Gに対応したエリアであれば5G通信も利用可能となっています。

ドコモ Wi-Fi STATION SH-54C(17台)

 Wi-Fi STATION SH-54C
メーカーシャープ
通信速度5G 下り:4.9Gbps 上り:1.1Gbps
4G 下り:1.7Gbps 上り:131.3Mbps
サイズ約157×84×16.0mm
重量約282g
同時接続台数無線:16台、USB:1台 or 有線LAN:1台
連続通信時間5G:約9時間、LTE:約10時間
バッテリー容量4,000mAh
Wi-Fi規格Wi-Fi5、Wi-Fi6対応

ドコモの端末Wi-Fi STATION SH-54C の同時接続台数はWi-Fiで16台、有線接続またはUSB接続で1台です。

Wi-Fi STATION SH-54Cは、従来のSH-52Bと比べて一回り大きく、重量も若干重くなっていますが、4G通信はもちろん5G通信にも対応しているため、通信面では申し分ないスペックとなっています。5Gに対応したエリアなら大容量データも高速ダウンロードも可能です。

4G(LTE)環境でもドコモのモバイルルーター史上最速1.7Gbpsの通信速度を実現しているほか、最新のWi-Fi6にも対応しています。

ポケットWi-Fiに複数台接続する際の注意点!

ではここで、ポケットWi-Fiに複数の機器を接続した際に起きるトラブルやデメリットについて説明します。

そのどれもが、それほど気にする必要がないことばかりですが、「なんかおかしいな?」「故障したかも・・・」と不安に思う人は是非目を通してみてください。

複数台接続すると通信速度が遅くなる

複数の機器で1つのWi-Fiを使おうとすると、本来Wi-Fi機器が出せる最大限の通信速度を接続している機器全体に割り振るため、通信速度が細分化されて1台で使用するときより速度が遅くなってしまいます

例えば、ポケットWi-Fiを1台のノートパソコンだけで接続している場合、ポケットWiFiの通信速度の100%をパソコンに利用できます。

ですが、ノートパソコン・スマホ・タブレットの合計3台接続した場合、100%の速度を3台分に割り振るため、1台当たり30%程の通信速度になってしまうのです。

つまり、同時に接続する機器が多くなればなるほど1台当たりの通信速度は遅くなっていくというわけですね。

ただ、通信速度が細分化されたからと言って「インターネットが全く使えない」というほどの通信速度になるわけではありません。

遅くなるといっても「いつもよりも若干遅いかな?」と感じる程度なので、普段から通信速度をあまり気にしない方であれば、さほど不便も感じないでしょう。

データ容量を普段より多く消費する

ポケットWiFiに同時接続すると、当然ですが接続した機器の数だけデータ通信量が増えていきます。

データ容量に制限のあるプランで契約していた場合、使用したデータ量が上限に達すれば速度制限がかけられますが、複数台接続して使用していれば通常よりも速くデータ量が消費され、通信制限もより早くかけられるリスクが発生します。

例えば、ノートパソコン1台・スマホ2台・タブレット1台の合計4台で同時接続し、次のようにデータ通信量が消費されていったとします。

  • ノートパソコン:2GB
  • スマホ1:1GB
  • スマホ2:0.5GB
  • タブレット:1GB

もちろん、上のデータ通信量は一例として挙げたものですが、ノートパソコン1台だけであれば2GBだけしか使われないところ、合計4台だと一度で4.5GBも使用されてしまいます。

ポケットWiFiを1ヶ月7GBのプランで契約していたとしたら、あっという間にデータ容量を使い切って、速度制限がかけられてしまいます。

もし、同時接続をする予定のある方は、WiMAXなどの無制限プランが用意されているポケットWiFiを選ぶといいでしょう。

ただし、データ容量が無制限だからといって、どんなに使って通信制限がかけられないというわけではありません。一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。

滅多にあることではありませんが、無制限=ずっと通信が安定するという保証はないということだけは頭に入れておきましょう。

ポケットWiFiのバッテリー消耗が激しくなる

ポケットWiFiのバッテリー消耗は、Wi-Fiに接続する機器の台数が多くなればなるほど激しくなっていきます。

自宅であれば、クレードルやコンセントに挿しておけば良いのですが、外出時などバッテリーを確保しづらい場所での使用は、あっという間に充電が無くなってしまうので注意が必要です。

たくさんの機器でWi-Fiを使うことができても、ポケットWiFiは1台だけなので、同時接続数が多くなればそれだけポケットWiFiに負担がかかってしまいます。

そのため、外出中に同時接続する場合は、機器の接続数を最小限にする、外出前に充電を満タンにしておくなど、バッテリーの残量に気をつけるようにしてください。

ポケットWiFi本体が熱くなる

ポケットWiFiを複数の機器に同時接続すると、端末にいつも以上の負荷がかかって本体が発熱しやすくなります。

スマホもアプリの使用で大きな負荷がかかると本体が発熱することがありますが、ポケットWi-Fiでも同じような現象が起きるというわけですね。

もちろん、1台だけ接続していても連続使用が長時間になれば本体は熱くなります。とはいえ、数分程度の使用では「ほんのりあったかい」と感じる程度です。

ですが、接続する機器の台数が増えれば増えるほど端末への負荷は大きくなっていきますので、1台のみ接続していた時よりも短時間で極端に熱くなってしまうかもしれません。

本体が熱いままでも使用はできますが、大抵の精密機器は高温に弱く、高温によって最大限の性能を出せなくなってしまう可能性があります。

もし、本体が熱いと感じられたらなるべく使用を中止して、本体が通常の温度になるまで放置するといいでしょう。

また、機器の性能とは無関係の問題ですが、バッグの中に端末を入れておいた場合、アイスやチョコなどといった熱を持つと困るものが一緒に入っていると、端末の熱によってダメになってしまうことがあります。

バックの中身がぐちゃぐちゃになったり、季節によっては熱によって食材が腐敗しやすくなる可能性もゼロではありません。そうなれば、機器が壊れるよりも処理が面倒かもしれませんね。

ポケットWi-Fiが発熱する場合も考慮し、持ち運ぶ際の収納場所も考えるといいでしょう。

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GMOとくとくBBのキャッシュバックに関して、もっと詳しく知りたい方は下記の記事も参考にしてみてください!

【徹底解説!】WiMAX+5Gのプロバイダー「GMOとくとくBB」の評判は?意外な落とし穴も!

ポケットWiFiの最大接続数と同時接続に関する口コミ

まとめ ポケットWiFiに複数台接続するときはココに注意しよう!

今回は、ポケットWiFiの接続最大数と複数台同時に接続する際の注意点についてまとめてきました。

ポケットWiFiに複数の機器を同時接続する場合は、次のポイントに注意して接続するといいでしょう。

  • ポケットWiFiのバッテリー消費量が早くなるので注意
  • 接続数が多くなるほど通信速度は遅くなる
  • 接続台数が多くなるとデータ通信量の消費も多くなる
  • ポケットWiFiの端末が発熱しやすくなる

注意点の中でも、接続台数が多くなればなるほどポケットWiFiに対する負荷が大きくなることと、通信速度が細分化されて一時的に速度が遅くなることは、特に気を付けたい点です。

使っていない端末はこまめに接続を切る、データ量の大きな通信を避けるなど、工夫次第で快適に利用することも可能なので、最近ポケットWi-Fiが繋がりにくくて困っているという方は、この機会にぜひ使い方を見直してみてください。

注意点を知った上で、賢くポケットWi-Fiを活用しましょう!

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