これから自宅にインターネットを引くなら、選択肢は事実上光回線にしぼられます。かつて主流だったADSLはすでに役目を終えており、NTTの「フレッツ光」か、同じ回線を各社が販売する「光コラボ」から選ぶのが現在の標準です。
この5ステップの1回目では、なぜ光回線なのか、フレッツ光と光コラボはどう違うのか、そして申し込む前に知っておきたい費用の話を整理します。
ADSLはすでに終了している
NTTの「フレッツ・ADSL」は段階的に終了しました。NTT東日本では「フレッツ光」提供エリアで2023年1月31日に終了し、その後に光が使えるようになったエリアも2025年1月31日で終了しています(NTT東日本のお知らせ)。
NTT西日本でも、光の未提供エリアなどを含めて2026年1月31日をもって提供が終了しました(NTT西日本のニュースリリース)。つまり現在、ADSLという選択肢はもう残っていません。
回線の種類ごとの違いをもう少し知りたい方は、インターネット接続の種類の解説もあわせてどうぞ。
光回線でできることが広がる
通常のウェブサイト閲覧が快適なのはもちろん、高速・大容量ならではの使い方ができるのが光回線の強みです。



動画配信サービスの高画質視聴、オンラインゲーム、在宅勤務のビデオ会議など、大容量と低遅延の両方が求められる使い方ほど、光回線の差がはっきり出ます。家族が同時に使う家庭なら、なおさらです。
フレッツ光と光コラボはどう違う?
いま光回線を申し込むときの窓口は、大きく2通りあります。
- フレッツ光:NTT東日本・NTT西日本と直接契約し、プロバイダは別に契約する形
- 光コラボ(光コラボレーション):「ドコモ光」「ソフトバンク光」などの事業者がNTTの回線を借りて、回線とプロバイダをまとめて提供する形
使う回線設備は同じです。違うのは契約先と料金の組み立て方で、光コラボはスマホとのセット割が使えることが多いのが実務上の大きな差になります。通信費を合計で見るなら、お使いのスマホキャリアに合わせて選ぶのが近道です。
すでにフレッツ光を使っている方が光コラボへ移る「転用」、光コラボ同士を移る「事業者変更」も公式の手続きとして用意されています。詳しくは光コラボレーションと転用・事業者変更の解説で整理しています。
申し込む前に押さえたい費用の内訳
光回線の費用は「月額料金」だけでは読めません。NTT東日本の戸建て向けプランを例にすると、内訳は次のようになります(2026年9月時点・NTT東日本公式で確認)。
| 費用の種類 | 目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 回線の月額利用料 | 6,270円(税込) | プランと建物のタイプで変わる |
| プロバイダ月額 | 550円〜(税込) | フレッツ光は別契約。光コラボは込み |
| 契約料 | 880円(税込) | 1契約ごと・初回のみ |
| 初期工事費 | 22,000円(税込)〜 | 標準的な工事の場合。分割払いも可 |
| ユニバーサルサービス料 | 回線ごとに別途 | 毎月かかる |
集合住宅向けのプランは、これより月額が下がるのが一般的です。金額はプランと建物によって変わるので、自分の住まいでいくらになるかはNTT東日本のプラン一覧などで確認してください。
2026年4月から撤去工事費が設定されました
見落としやすい変更点がひとつあります。NTT東日本は、2026年4月1日以降の申し込み分から、解約時に工事担当者が訪問する派遣工事が必要になる場合の撤去工事費を設定しました。
これまで解約時の負担として意識されていたのは、分割払いの残っている初期工事費くらいでした。これからは「やめるときにいくらかかるか」も含めて見ておく必要があります。
次のステップへ
ここまでで、光回線を選ぶ理由と費用の全体像は見えたはずです。次は具体的なサービスの中身に進みましょう。
ADSL終了後の選択肢として、CATVやモバイル回線と比べてどうなのかを知りたい方は、ADSL終了後の選択肢を比較した回へ。ひかり電話や工事費のポイントは、フレッツ光とひかり電話の回で扱っています。
なお、料金・プラン・キャンペーンは改定されることがあるため、申し込む直前に各社の公式サイトでご確認ください。
それでは早速、フレッツ光のことをもっと詳しく見ていきましょう。右の矢印をクリックしてください。
STEP1
お申込みはこちらから![]()
