ゲームが好きなら「Twitch」!その特徴を解説します

ゲームが好きな人なら一度は見たことがあるゲーム実況動画。
ゲームをプレイするのはもちろん楽しいのですが、誰かがゲームを楽しそうにプレイしているのも観ていると楽しいですよね!

以前までは、観るにしても投稿するにしても「ニコニコ動画」が主流でしたが、今は「YouTube」や「ツイキャス」など色々なプラットフォームでゲーム実況配信が行われています。

中でも、ゲーム実況に特化した生配信サービスとして世界的に有名なのが「Twitch(ツイッチ)」です。

日本国内のプレイヤーはもちろんのこと、全世界のゲームプレイヤーが毎日ゲーム実況を配信している、ゲーム好きであれば絶対楽しめるサービスとなっています。

実は、「Amazon(アマゾン)」の有料会員サービスである「Prime(プライム)」なら、Twitchをさらに楽しむことができて、お得な特典も盛り沢山なんです!

今回はそんな「Twitch(ツイッチ)」の特徴やTwitchでゲーム実況を配信するメリット、また、AmazonPrime会員の特典について詳しく解説していきたいと思います。

YouTubeやニコニコ動画にも飽きてきたな・・・という人は、この機会にTwitchに触れてみましょう!


Twitch(ツイッチ)とは?

Twitch(ツイッチ)とは、ライブ配信を視聴することができるライブストリーミング配信プラットフォームです。

一見すると「Twitter(現:X)」と字面がよく似ているため、Twitterのサービスの一部と思ってしまいますが、実は大手通販サイトである「Amazon」が提供しているサービスになります。

Twitch Primeが日本でも登録できるようになった2017年6月以降、日本人ユーザー数も急増しており、今ではV(バーチャル)モデルで配信活動をする人もよく見かけるようになりました。

そんな「Twitch」は、数多くあるライブ配信サイトの中でもゲームの実況配信に特化しているのが特徴です。

Twitchにも「お絵描き配信」や「雑談配信」のカテゴリがありますが、ゲームをプレイする様子を配信する「ゲーム実況」が大半を占めています。

そのため、ゲームであれば今話題の作品はもちろん、ゲームボーイや初代プレステなどの懐かしいゲームタイトルで配信しているプレイヤーもいるなど、最近のゲームしか知らない世代だけでなく、長年ゲームをプレイしてきた世代でも楽しむことができます。

また、Twitchでは「ビッツ」というTwitch内の仮想グッズや、ビッツ付きのコメントである「Cheeting」を送るなどといった、配信者に直接支援を送る「投げ銭機能」も搭載されています。

YouTubeのように収益を得て配信している人もいますし、今やTwitchはゲーム実況配信サイトとして一般的になりつつあるといってもいいかもしれませんね。

Twitchはライブ配信者側にたくさんメリットがある!

ゲーム実況の動画配信サイトといえば「ニコニコ動画」や「YouTube」ですが、Twitchにはこれらのサービスとはまた違ったメリットがあります。

しかも、そのメリットは他サービスと比べるとライブ配信者(Twitchではストリーマー)に有利なものが多い印象です。

では、Twichのメリットについて、ひとつずつ見ていきましょう。

ゲームタイトルでまとめられていて分かりやすい!配信が埋もれにくい!

ニコニコ動画やYouTubeの場合、ゲーム実況配信以外にもたくさんのコンテンツがあるため、せっかく投稿しても人気コンテンツに埋もれて「見つけてもらえない」という問題点があります。

一方でTwitchは、ゲームタイトルによってカテゴリー分けがされており、しかもゲームパッケージで表示される仕様となっています。

これなら、言語がわからなかったりタイトルが思い出せないゲームでも直感で探すことができます。

また、パッケージを見て探すことで知らないゲームでも興味が持ってもらえて、結果的にマイナーなゲーム配信でも見てもらえる確率が高くなるのも嬉しいポイントです。

特に、これからゲーム実況を始めたいと思っている新規ユーザーにとっては、YouTubeに比べると配信が埋もれにくいので、Twitchでの配信はかなり大きなメリットとなるでしょう。

PS4・PS5やスマホアプリなら簡単に配信ができる!

実はTwitchは、ソニーのゲームハード機である「PlayStation4」「PlayStation5」や、スマホアプリと連携させることができます。

PS4・5でプレイできるゲームであれば、PS4・5内ですぐに配信をスタートさせることができます。

配信したいゲームハード機によっては、ゲーム機本体のほかにキャプチャーボードやPCなどといった配信をするための環境づくりが必要になりますが、これらを一式揃えようと思うとかなり出費がかさみますよね。

気軽に配信してみたい人にとっても、Twitchはちょうどいい環境となっています。

ネット回線の先生ネット回線の先生

ただし、配信画面や画質にこだわりたい!という場合は、当然それ相応のスペックを積んだ専用機器・パソコンが必須となります!本格的に配信活動を始める前に、PSやスマホで試してみるのもいいかもしれませんね!

収益化の条件が優しめ!

生配信で収益を得ている配信者は、今や数多く存在していますが、どのサービスでも収益を得るためにはサービスが提示した一定の条件を満たす必要があります。

例えばYouTubeの場合は、生配信などで収益を得たい場合は、以下の条件を全てクリアしなくてはいけません。

【YouTubeの収益化条件(2024年4月現在)】

■ SuperChat(投げ銭)などを受け取れるようになる条件

  • チャンネル登録者数が500 人以上で、かつ過去90日間でアップロードした公開動画が3本以上であること。
  • 公開されている長尺動画の過去365日間における総再生数が3,000時間以上。または公開されているショート動画の過去90日間の視聴回数が300万回以上

■ 広告収入を得る条件

  • チャンネル登録者数1,000人であること。
  • 公開されている長尺動画の過去365日間における総再生数が4,000時間以上。または公開されているショート動画の過去90日間の視聴回数が1,000万回以上

これらの条件をすぐに達成することは難しく、よほど著名な人でない限り、大抵の人は長い年月をかけてやっと収益化の認定をもらえます。

一方で、Twitchの収益化(アフィリエイト)の条件は以下の通りです。

【Twitchの収益化条件(2024年4月現在)】

  • 50人以上のフォロワーを獲得する
  • 8時間配信をする
  • 7日配信する
  • 平均視聴者数が3人を超える

これらの条件をすべて満たすことで、ビッツによるCheeting(有料仮想グッズによる応援)やチャンネルのサブスク化、広告による収益などを得ることが可能です。

YouTubeと比べると、だいぶ収益化の条件が優しいことが分かりますね!

ただ、Twitchで唯一壁となりうる要素は、日本人ユーザーが圧倒的に少ないという点でしょうか。

ゲーム実況が盛り上がると同時に日本人登録者数も格段に増えたのですが、動画投稿サイトとして一強のYouTubeや日本発のニコニコ動画と比べるとまだまだ少なめです。

とはいえ、ゲームプレイは言語関係なく楽しめるコンテンツなので、国境を越えてみんなが楽しめる配信ができれば、収益化も夢ではありませんね。

Amazon Prime会員ならもっと楽しい!「Twitch Prime」って?

Twitchは視聴する分には登録不要で誰でも楽しめるサービスですが、Amazonの有料会員である「Amazon Prime」に加入していると、Twitchの機能やサービスを追加で楽しむことができます。

※AmazonのPrime会員に関しては、下記の記事も参考にしてみてください。

【徹底解説】人気の動画配信サービス!どれがおすすめ?5つのサービスを徹底比較しました!

まず、Prime(プライム)会員に登録すると、Amazonの有料特典である「Prime Gaming(アマゾンゲーミング)」サービスを追加料金なしで利用することができます。

Prime Gamingとは、数多くあるゲームを無料で遊べるサービスです。加えて、プライム会員限定のゲーム特典も受け取ることができます。

ゲーム好きであれば、それだけでもかなり魅力的なサービスなのですが、加えて、Twitchとプライム会員アカウントを連携させると、下記のTwitch特典を追加料金なしで利用することが可能です。

【Twitch Primeの特典】

  • Twitchのストリーマーをサポートできるサブスクライブを毎月1つ受け取ることができる
  • チャットカラーの拡張オプション
  • Prime会員限定のチャットバッチ獲得 など

Twitchにおける「サブスクライブ」とは、月額料金を支払って配信者のチャンネルを支援するもので、YouTubeでいうところの「メンバーシップ」にあたります。

Twitchをプライム会員アカウントで連携すると、気になる配信者のチャンネルを、毎月1つだけ無料でサブスクライブすることができます。

チャンネルをサブスクライブすると、配信者の活動を応援できるだけでなく、その配信者の配信を広告なしで視聴できたり、チャンネル内で利用できる特別なスタンプやチャンネル独自のバッチなどがもらえます。

チャンネルをサブスクライブするには1カ月につき500~600円ほど払う必要がありますが、Prime会員だとこれが1回分無料になるというわけですね。

応援したい配信者がいれば毎月サブスクライブしてもいいですし、試しに1カ月かんのみサブスクライブしてみるのもいいでしょう。

Twitch Primeを利用するなら先にPrime(プライム)会員になろう!

Twitch Primeを利用するには、TwitchアカウントとAmazon Primeのアカウントを連携させなければいけません。

すでにAmazon Primeに登録しているのであれば追加で登録する必要はありませんので、既存のプライムアカウントをTwitchに連携させましょう。

まだプライムに加入していないという人は、先に「Amazon」でプライム会員登録を済ませましょう。

■Amazon Prime 会員登録
http://www.amazon.co.jp/tryprimefree

Amazon Primeは月額600円、年間契約なら1,300円もお得な5,900円で利用することが可能です。

Amazon PrimeにはTwitchだけでなく、映画や音楽などを無料で楽しめるサービスも満載です。また、Amazonで購入した荷物の配送オプションも無料で利用することができます。

Amazonのサービスを頻繁に利用するのであれば、年間契約が個人的にはおすすめです。

また、いきなり有料会員になるのは怖い!という人のために、Amazonでは30日間無料でプライム会員特典を試せる「無料体験期間」を利用することもできます。

気になる人は、まずお試しで無料体験をしてみるのもいいでしょう。

※ただし、無料期間が終了すると自動的に有料会員に登録されて月額料金が発生します。無料の範囲のみで利用したい人は、無料期間中に会員登録を解除するように注意しましょう。

まとめ

今回は、ゲーム実況配信に特化した「Twitch(ツイッチ)」についてまとめました。

様々な配信プラットフォームがあり、広告収入や投げ銭で収入を得ている配信者も近年は増えてきています。

収益化の条件はそれぞれのサービスで異なりますが、Twitchは他のサービスと比べると収益化の条件が優しめになっています。また、人気の配信に埋もれず、視聴者の目につきやすいというのもメリットですね。

Amazonの有料会員サービスである「プライム会員」とTwitchを連携させれば、追加料金なしでTwitch内の特典を利用することができます。

Twitchをそれほど利用しない人であっても、対象のアニメ・映画・ドラマが見放題の「Prime Video」や、対象楽曲が聴き放題の「Prime Music」といったAmazonの特典を利用することができます。

1カ月単位で契約することができますし、30日間の無料体験期間もありますので、気になる人はTwitch Primeだけでなく、ぜひPrimeのサービスも利用してみてくださいね!