WiMAXの速度はルーターによって大きく変わるのか!?
多くのプロバイダや家電量販店がサービスを提供している「WiMAX」。Wi-Fiの回線自体はUQコミュニケーションズという回線業者の回線を使用していますので、プロバイダによって速度が変わったりすることはありません。
WiMAXで使用できるルーターは数種類あり、各プロバイダで共通しているものが多いです。主に「W03」、「W04」、「W05」の3機種が中心で、ユーザーもこれらの中から使用するルーターを選ぶケースが多いと思われます。
そこで今回は、W03、W04、W05それぞれの機能や速度について比較するとともに、結局のところどのルーターがおすすめなのか、またおすすめのルーターを提供しているプロバイダや家電量販店はどこかなど、サービス内容についても解説していきます。
W03・W04・W05を比較
W03 | W04 | W05 | |
---|---|---|---|
発売日 | 2016年12月 | 2017年2月 | 2018年1月 |
通信速度 (上り/下り) | 370Mbs/25Mbps | 758Mbs/30Mbps | 758Mbs/75Mbps |
サイズ (縦/横) | 120/62(mm) | 130/53(mm) | 130/55(mm) |
重さ | 約127g | 約131g | 約128g |
契約期間 | サービスによる | サービスによる | サービスによる |
発売メーカー | HUAWEI TECHNOLOGIES | HUAWEI TECHNOLOGIES | HUAWEI TECHNOLOGIES |
W05はW04の上位互換?
W05はW04の上位互換機種です。W05が出たところで変わったものとしては、上りの速度が上がったこと、W04よりもさらに軽量化され、暑さが1.6mm薄くなったことなどがあります。
デザインについては、画面が横向きになったので、クレードルに設置した時に向きに違和感がなくなり使いやすくなった点が挙げられます。
また、micro simからnano simに変更になったことや、充電をする際に自動的にハイパフォーマンスモードに変更される点なども、W05に新しく追加された機能です。
しかし、表に表したスペックから見てもわかるように、サイズや速度など、機能が大きく変わるわけではありません。W03とW04、W05は機能的な差が大きくなりますが、04と05については、加入を検討しているプロバイダのキャンペーン内容や、ルーター本体のデザインが好みのものを選ぶという形で選択してもよいかと思います。
上り最大速度がW05のほうが上
先でも少し触れていますが、W05はW04よりも上りの最大速度が速くなりました。
ちなみに速度の「下り」「上り」とは、その名の通り速度の方向性を表しています。「下り」は、サイトからドライバーなどをダウンロードする時の速度で、上りは自分のローカル環境などからインターネットにファイルをアップロードする際の速度です。
メールに添付ファイルをつけて送信する際は、上りの速度が関係します。通常インターネットを利用する際には動画を見たり、ソフトをダウンロードしたりと下り速度が重要になることが多いです。
下り最大708Mbpsとどちらも速い
インターネットを利用する上で重要となる下り速度は、W04もW05も758Mbsと同じなので、下り速度には差がありません。動画配信サイトなどが推奨する速度はすべてクリアしているので、通信環境がよほど劣悪でない限り、快適に動画の視聴やゲームを楽しむことができます。
最近は自宅でもWi-Fiを使用して通信するユーザーが増えていますので、WiMAXでも自宅に直接引き込む光ファイバーでも、体感的な速度はさほど変わらないかもしれませんね。
au 4G LTEモードは両方対応
W04もW05も、au 4G LTEモードに対応しています。au 4G LTEモードとは、もしWiMAXの接続環境が悪くなってしまった時に、LTE通信でネットワークにつなぐことができる機能です。
仕事でインターネットを使用している時に、急に通信できなくなってしまうととても困りますが、au 4G LTEであればよほどのことがない限り電波が届かないということはないので、安定した通信を維持できます。WiMAXを提供するプロバイダでサービスに対応していれば、どちらのルーターでも接続可能です。
スリムなデザインがW04の魅力
W04よりもW05のほうが、サイズや重量などはスリムになっていますが、デザイン性でいうとW04のほうが好みだという人が多いようです。W05は少し角ばっているからかサイズが大きく見えますが、W04は丸みがあり、スリムですっきりとして見えます。
持った感じもW04のほうが持ちやすいので、デザインだけ見るとW04のほうが新機種に見えるかもしれません。実際にスペックがさほど変わらないのでW05も対応しているけれどW04を選ぶ、という人も少なくないようです。
どちらの端末もW03よりはいい
W03は、比較表で見てもわかるようにW04やW05よりも速度が遅いです。
100Mbps以上の差があることに加え、追加料金がかからないプランで利用する場合はW04と比較して2倍以上の速度差が出ることもありますので、今からWiMAXに加入しようと考えている人で、W03を選ぶのはおすすめできません。
デザインにおいても、W05よりW05のほうが少し使いにくい印象ですが、W03はさらに大きく重量も重いので、デザイン面、機能面両方から見てもW04やW05のほうが理想的です。
WiMAXW WX05の入手方法は?
エリア、プロバイダ、プランを確認する
現在はW05の後に最新機種の「WX05」というルーターも販売されています。WiMAXを提供するプロバイダでも、WX05を取り扱い始めたところが増えていますので、より新しい機種を使いたいという人は検討してみるのも一つの方法です。
WX05を使用したい場合は、まず対応しているプロバイダを探します。大手のプロバイダだと、GMOやSo-net、DTI、Broadなどのプロバイダの他、WiMAXの回線を提供しているUQコミュニケーションズでもWX05を用いたプランを提供しているようです。
これらのプロバイダでは提供エリアの確認ができますので、自宅やよくWiMAXを使用する場所で検索をして確認しましょう。UQコミュニケーションズのホームページで確認してエリア内であれば、どのプロバイダであってもWiMAXを使用できると考えて差し支えありません。
ちなみに、エリア確認で対応エリアだった場合でも、建物の中などはその環境に応じて電波が入りにくい場合がありますので、その点は注意が必要です。これらの注意点は各プロバイダのサービス案内ページに記載されているため、一通り確認した上で、問題ないと判断できたら契約することをおすすめします。
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>>So-netのWiMAXサービスの詳細・お申込みはこちら<<>>DTIのWiMAXサービスの詳細・お申込みはこちら<<
実際の販売価格を確認する
UQコミュニケーションズのホームページでも対応エリアだと確認できたら、プロバイダでWX05の導入にかかる費用を確認します。例えばGMOであれば、WX05のルーター代金が無料になるキャンペーンを展開していますが、他のプロバイダでは料金がかかる場合もあります。
また、ルーターは無料でもクレードルは料金がかかるなど、ルーターの導入においてはプロバイダやプランによって料金が変わってきますので、しっかり確認しておきましょう。
ルーターが有料となっていても、プランによって無料になったり、2年契約では有料だけれど、3年契約であれば無料になるよう設定しているところもありますので、ご自身のWiMAXの利用用途に合わせて、よりお得にWX05を導入できるところを探してみてください。
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WiMAX W04の口コミ・評判
WiMAXに加入する時点で最新機種のW05が出ていたのですが、見た目がかわいかったことと、スペックを確認したらそこまで変わらなかったので、あえてW04を選びました。W04だとルーター費用が無料というキャンペーンをやっていたのも大きかったです。
実測を特に測ったことはないのですが、今のところ不自由なく利用できています。職場のビル内でもきちんとつながりますし、自宅での接続状況も良好です。浴室で動画を見る時もちゃんとつながります。かなり電波をしっかり掴んでくれるルーターなのではないかな、と思います。厚みも特に気になりませんし、W04にしてよかったです。
W01から乗り換えです。W04になって、Type-Cでの充電が可能になり、充電速度が劇的に早くなりました。Type-Cになるのはまだ早いかなという気がしましたが、最近普及してきているので、スマホの充電も同じケーブルで充電できるなど、出張で荷造りする時などは簡略化できるのでとても助かります。
普段からルーターの充電をするのにケーブルを携帯していますが、たまに貸したりして共有できるのもいいですね。新機種がまた出ているようですが、自分はW04で満足しています。
入会する時にW04もW05も無料のキャンペーンをやっていたのですが、なんとなくデザインがW04のほうがかわいかったので、W04を選びました。W05は横向きなのでクレードルに設置した時に見た目がよいですが、ずっと見ているものでもないので縦が横になってしまっていても気になりません。
四つ角に丸みがあるので触っていて違和感を感じないし、重さはW05のほうが軽いようですが、なんとなくW04のほうがスリムな感じがします。女性は特にW04のほうが好みなんじゃないかなと思いますね。色味をもっといろいろと選択できたらいうことなしでしたが、今も気に入っています。
充電をしていても、100%にならないことがすごく多いです。いろいろ調べていたら、温度が高い時に満タンにならないことがあると記載されているのですが、触っていてそこまで熱いと感じるような高温ではありません。電源を入れた状態でも100%にならないことがあるそうですが、それだけできちんと充電されないのは商品としてどうなのかと思います。
いろいろ試しているのですが、ヘルプに書いてあることに当てはまらないのに充電できていないことがあるのでちょっと不満です。ただ、まったく電源が取れないところでWiMAXを利用することは少ないので、ちょこちょこ充電できているため大きな不便を感じることはありません。気持ちの問題ですが…このルーターだけハズレだったのでしょうか?
オンラインゲームをよくプレイするのですが、遅いと感じることはありません。でも特段早いと感じることもないので、可不可なしといったところです。電波状況も悪くはありませんが、格安SIMのほうが電波をしっかり掴めている時があります。電車の中も使えることは使えますが、場所によって差が大きいです。
また夜は昼間と比べて確実に速度が遅くなります。デザインはシンプルなのでポケットなどに収納しやすく、気に入っています。タッチパネルの感度も悪くありません。バッテリーがなくなるのが早い気がしますが、ほかと比較したことがないのでこんなものなのでしょうか。
WiMAXに加入してW04を選択しました。初めてポケットWi-Fiを使いましたが、パソコンもスマホにもしっかりつながって、快適に利用できています。スマホを安いプランにできたのですごくよかったです。家の固定回線も解約してしまうと思います。
新機種が出ているようなのでそちらも気になりましたが、キャンペーンで無料だったのでW04を選んでよかったです。場所によってなのか、接続が不安定だという口コミもあるようですが、私はW04にしてすごくよかったと思います。
LTEは使わないので、設定をオフにする時にブラウザから設定しなければならないのは少し手間かなと思いました。自分は1回のみの設定でよかったのですが、こまめに設定を変更したい時に毎回ブラウザから行なうのは面倒ですよね。その他の点については、デザイン性や通信環境ともに満足しています。上りの速度がもう少し早くなってくれたらいうことなしです。
その他のWiMAX W04の口コミ・評判
WiMAXw04に機種変したけど範囲広くてええかんじ(*´∇`*)
— りらさま@撮影小物作りにハマる (@riraco69) September 3, 2017
WiMAX W04 スピードテスト結果@東京都杉並区
結構速い数値!#wimax #wifi #speedtest #w04 pic.twitter.com/FLVnnfq1VV— 回線速度測り隊 (@netlife_speed) August 6, 2017
モバイルルータがW04と言う機種に変った。
数日前に突然電話があり長期間契約者への優遇で1500円ポッキリで新機種にしてくれると言うのでホイホイ乗ったのだ。旧WIMAXへは切り替えられなくなったけど速いので良しとする。何だよWIMAX最高じゃん。 pic.twitter.com/eDw1Xkn3uK— 土田康司 (@RMA1701E) June 23, 2017
まとめ
これからWiMAXへの加入を検討している人は、ルーター選びに悩んでいると思います。
W03とW04以降はかなりスペックが変わってきますので、もしキャンペーンでW03が無料になっていたとしても、選ばないほうが得策です。
プロバイダでは、最新機種は有料に設定しているプランも多いですが、サービスによってはW05やWX05でも無料で提供しているところもあるので、最新機種にこだわるのであれば、無料で提供してくれるプロバイダを探してみましょう。
最近は家電量販店でもWiMAXのサービスを提供していますが、店頭で店員さんにサービスの説明を受けながら対面で手続きできるメリットがあるものの、新機種には対応していないようなので、その点は注意が必要です。
最新機種にこだわらないのであれば、W04だと無料で提供しているプロバイダが多いことに加え、機能的にもW05に劣らないのでおすすめです。特にデザイン性を重視する人、ルーターを見えるところに置いておくことが多い人、女性などはW04のデザインを気に入るのではないかと思います。
ただし、クレードルに置く時に文字と向きが90度ずれてしまうので、それが気になるという人はW05がよいかもしれません。こちらでの情報を参考に、ぜひ希望する利用方法に合ったルーターを選んでくださいね。
オンラインゲームやスマホのゲームで遊んだり高画質の動画を快適に見るには安定した通信回線が必要です。日本の通信インフラは非常に優秀で、近年は安定して通信できるようになってきました。通信速度や安定性に不満を感じる機会が少ないため、通信回線を1度契約して何年も利用し続けている人が大半ですが、実はプロバイダーや通信回線は定期的に切り替えて、切り替え時のキャッシュバックを受け取ることで通信料を実質的に節約することができます。切り替え先としておすすめしたいのがGMOグループが提供しているGMOとくとくBBです。
GMOとくとくBBは、フレッツ光(GMOとくとくBB光)を提供しつつ、NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクの携帯電話とセット利用でお得になる「ドコモ光」「auひかり」「ソフトバンク光」のプロバイダーとしても高い人気を集めています。
人気の理由は、「数万円単位のキャッシュバックサービス」「割安な月額利用料」「IPv6を利用した安定した通信速度」「高い顧客満足度」です。格安SIMを利用している人は「フレッツ光」、三大キャリアを利用している人は、割引サービスがある「ドコモ光」「auひかり」「ソフトバンク光」を利用することで、お得に利用することができます。
キャッシュバック金額はそれぞれのサービスで異なります。「え、ほんとにこんなにもらえるの?」と疑いたくなるぐらい高額なキャッシュバックキャンペーンをやっていることが多いのでぜひ確認してみてください。