KT-WiMAXとは?ケーズデンキ独自のWiMAXサービス

KT-WiMAXは、全国のケーズデンキ店頭で申し込めるWiMAXサービスです。回線はUQコミュニケーションズの「WiMAX +5G」をそのまま使うため通信品質は他社と変わらず、違いが出るのは料金プランと窓口のつくりだけ、と考えるのが正確です。

運営は家電量販店そのものではなく、株式会社ケーティーコミュニケーションズ。料金・端末・オプションの中身を、公式サイトで確認した内容にもとづいて整理します(2026年9月19日に確認)。


プロバイダを兼ねているので別契約はいらない

家電量販店で申し込むと「プロバイダはどこになるのか」が気になりますが、KT-WiMAXはプロバイダを兼ねているため、別途どこかに加入する必要はありません。店頭で手続きすれば、それだけでインターネットが使える状態になります。

現行プランは「ギガ放題 R5」の1本

かつての「KTWiMAX」(旧WiMAX)や「KTWiMAX2+」(WiMAX 2+)といった旧世代プランは、すでに新規受付を終えています。現在の受付は「KT-WiMAX ギガ放題 R5」(2023年6月1日受付開始)の1本です。

対象端末も5G世代に切り替わっており、ホームルーターはSpeed Wi-Fi HOME L13、モバイルルーターはSpeed Wi-Fi DOCK 5G 01が案内されています。自宅据え置きか持ち歩きかで選ぶ形です。

KT-WiMAXの料金|月額4,950円と13カ月の割引

ギガ放題 R5 の月額料金は4,950円(税込)です。ここに「KT-WiMAX +5G割」が適用されると、当月から13カ月間は682円が引かれて4,268円(税込)になります(KT-WiMAX公式 料金プラン・2026年9月19日確認)。

この割引は対象プランに加入するだけで適用され、端末を購入するかどうかは問われません。ただし1回線につき1回限りで、期間中に別プランへ変更したり解約したりすると、その月で終了します。

月額のほかに機種代金・事務手数料・ユニバーサルサービス料・電話リレーサービス料がかかります。以前は「端末代金無料」が売りとして紹介されていましたが、現在は機種代金が別途必要な体系です。

au・UQ mobileユーザーはセット割で下がる

KT-WiMAXのギガ放題 R5 は、auの「auスマートバリュー」とUQ mobileの「自宅セット割 インターネットコース」の対象です。割引されるのはWiMAX側ではなくスマホ側の料金で、公式が案内している額は次のとおりです。

割引の種類対象プラン割引額(永年)
auスマートバリュースマホミニプラン 5G/4G550円/月
auスマートバリュー使い放題MAX 各種1,100円/月
自宅セット割ミニミニプラン/トクトクプラン1,100円/月
自宅セット割くりこしプランS/M +5G638円/月
自宅セット割くりこしプランL +5G858円/月

いずれも申し込みが必要で、「auスマートバリューmine」は対象外です。家族の回線もまとめて割引の対象になるため、通信費を世帯の合計で見ると印象が変わるのがこのサービスの強みといえます。

プラスエリアモードは1,100円・月間30GBまで

標準の「スタンダードモード」は月間データ容量に制限がなく、au 5G/au 4G LTE/WiMAX 2+ が使えます。より広いエリアをカバーする「プラスエリアモード」は、使った月にオプション利用料1,100円(税込)がかかる仕組みです。

こちらは月間30GBの上限があり、超えると当月末まで送受信最大128kbpsに制限されます。ただしauスマートバリューまたは自宅セット割の適用期間中は、この1,100円が無料になります。

店頭で契約できることの価値

KT-WiMAXのいちばんの特徴は、ケーズデンキの店頭でスタッフの説明を受けながら契約できることです。Webだけで完結する格安プロバイダと違い、プランの違いや端末の使い方をその場で聞け、実機を見て選べます。

ネットでの手続きに不安がある方、家族の分もまとめて相談したい方にとって、この差は小さくありません。同じ家電量販店系ではヤマダ電機のWiMAXやBIC WiMAXもあるので、近所にある店舗で比べるのも手です。

端末の故障に備える補償系オプションや、設定がわからないときの遠隔サポートも用意されています。必要なものだけ店頭で相談しながら追加するとよいでしょう。

KT-WiMAXを選ぶ前に知っておきたい4つのこと

高額キャッシュバックはない

公式の「KT-WiMAX +5G割」や店頭限定の端末割引はありますが、Web専業プロバイダのような数万円規模のキャッシュバックは用意されていません。

WiMAXは多くのプロバイダが顧客を取り合っている市場です。支払総額を最優先するなら、GMOとくとくBB WiMAXのようなWeb系と、キャッシュバック込みの実質総額で並べてから決めるのが確実です。

手厚いサポートは有料オプション

他社でも同様ですが、KT-WiMAXで手厚いサポートを受けるにはオプション加入が必要で、毎月の月額料金が発生します。遠隔サポートはさらに別のオプションです。

自分で設定やトラブル対応ができる方には不要な費用ですが、そこが不安だから店頭を選ぶ、という方は最初から月額に上乗せして見積もっておきましょう。

申し込みは店頭、解約は電話かマイページ

公式サイトには取り扱い店舗の案内があり、オンラインで新規申し込みを完結させる導線は用意されていません。一方で、契約後の確認や解約は電話(KT-WiMAXコールセンター)またはお客様専用のマイページで受け付けています。

つまり「入口は店頭、その後は電話とWeb」という分かれ方です。店頭でそのまま解約はできないので、この点は覚えておいてください。

グローバルIPアドレスオプションは使えない

旧プランの利点として紹介されることの多かった「グローバルIPアドレスオプション」(月額105円・税込)は、現行のギガ放題 R5 では利用できないと公式に明記されています。外部からの遠隔アクセスでグローバルIPが必要な方は、このサービスでは要件を満たせません。

2026年10月のWiMAX値上げとの関係

いまWiMAXを検討するうえで押さえておきたいのが、2026年10月1日の利用分から、UQ・auの回線を借りて販売するプロバイダが相次いで月額料金を改定するという動きです。

GMOとくとくBBは月額に一律605円(税込)を加算(同社お知らせ)、BIGLOBEは月330円(税込)を加算(同社お知らせ)と案内しており、いずれも契約中の人にも適用されます。

KT-WiMAXについては、2026年9月19日時点で公式の料金プランページに10月改定の案内は掲載されていませんでした。改定の有無は変わり得るので、申し込む前に公式のお知らせを確認しておくと安心です。

ケーズデンキでWiMAXを申し込んだ人の声

※以下は当時に寄せられた利用者の声です。プラン名・キャンペーン内容は投稿当時のもので、現在の提供内容とは異なります。

人型

近所にケーズ電気があり、WiMAXの紹介をしていたので申し込みました。私は以前ADSLを利用していたのですが、子どもたちが自立して家を出たことで、住宅を処分してマンションに入ったのを機に解約。その後は携帯電話の料金も馬鹿にならないので、家のインターネットは使っていませんでした。

しかしパソコンがあるのにインターネットができないのはつまらないなと思っていたときに見つけたのがKTWiMAXです。年寄りでも店頭でお店の方の説明を受けながら手続きができるので安心でしたし、外でも使えるようになったので、旅行先で使ったりして楽しんでいます。

インターネットに申し込みたいと思っても、スマホからホームページにアクセスして申し込むのはとても大変です。ケーズ電気なら郊外に多いので、高齢者の方も気軽に申し込みできると思います。料金も光ファイバーを新たに引くよりも安価なので、とても満足しています。

人型

一人暮らしを始めることになり、家電を購入しにケーズ電気に行ったついでにKTWiMAXも申し込んでしまいました。インターネットはすごく利用するので、自宅に光ファイバーを引こうと思っていたのですが、オンラインゲームをするわけではないのでそこまで速度にこだわりがなかったことと、外出先でもパソコンを使用できるということで、WiMAXを利用することに。

実際に使ってみて、特に不便に思うことはありません。けれど、申し込んでからほかのプロバイダではキャッシュバックキャンペーンをやっていたことを知り、本当にがっかりしました…。これからいろいろとお金がかかるので、少しでもお得に利用したかったというのが本音です。2年契約が終わったときにキャッシュバックキャンペーンをやっているプロバイダがあったら、乗り換えるかもしれません。

人型

いろいろなWiMAXサービスを検討していて、キャンペーンが充実しているところもあったのですが、「お試し期間」があることに注目してKTWiMAXを申し込みました。WiMAXは場所によって使えるところと電波が入りにくいところがあるので、自宅や職場、よくいくカフェなどで使えるかどうかを確認したかったからです。

他社でも数日間お試し期間があるサービスはあったのですが、KTWiMAXは最大で3ヶ月間お試しできるとのことだったので、キャッシュバックを振り切って申し込みました。実際に使ってみたら特に不便はないので、解約してそのまま使っています。大丈夫だとわかっていたらキャンペーンのあるところで申し込んだと思いますが、これはこれで満足しています。

SNS上の投稿から

いずれも2010〜2019年の投稿で、当時の端末・プランを前提にした内容です。

KT-WiMAXが向いている人・向かない人

向いているのは、対面で説明を受けながら契約したい方、au・UQ mobileを使っていてセット割で世帯の通信費を下げたい方、そして近所にケーズデンキがある方です。店頭という窓口は、Web専業にはない実利があります。

逆に向かないのは、支払総額をとにかく抑えたい方と、グローバルIPが必要な方。前者はキャッシュバックの大きいWeb系プロバイダのほうが有利になりやすく、後者は現行プランでは要件を満たせません。

なお、口コミには「最大3ヶ月間のお試し期間」に魅力を感じたという声もありました。ただしお試しの有無と条件は時期によって変わります。電波の不安を先に消したいなら、UQ公式の無料お試し「Try WiMAX」で自宅や職場の入り具合を確かめる方法もあります。

KT-WiMAXについてよくある質問

Q. ケーズデンキの店舗以外でも申し込めますか?

A. 公式サイトには取り扱い店舗の案内があり、オンラインで新規申し込みを完結させる導線は用意されていません。店頭が基本の窓口と考えてください。取り扱いのある店舗は公式サイトの店舗一覧で確認できます。

Q. 契約後の料金確認や解約はどこでできますか?

A. KT-WiMAXコールセンター(電話)またはお客様専用のマイページから手続きします。申し込んだ店頭では解約手続きができないので、その点だけ注意してください。

Q. 選べる端末は何がありますか?

A. 現行のギガ放題 R5 では、ホームルーターのSpeed Wi-Fi HOME L13と、モバイルルーターのSpeed Wi-Fi DOCK 5G 01 が対象機種として案内されています。自宅中心ならホームルーター、持ち歩くならモバイルルーターです。

Q. UQ WiMAXで直接契約するのと通信品質は変わりますか?

A. 使う回線はどちらもUQコミュニケーションズのWiMAX +5Gなので、速度やエリアといった通信品質は変わりません。差が出るのは月額料金、割引、端末代、サポート窓口のつくりです。

まとめ

KT-WiMAXは、月額4,950円(13カ月間は4,268円)という料金そのものよりも、ケーズデンキの店頭で相談しながら契約できるという窓口の価値で選ぶサービスです。au・UQ mobileのセット割と組み合わせれば、世帯の通信費としては十分に見合う場面があります。

一方で、高額キャッシュバックはなく、グローバルIPも使えません。料金重視ならWeb系プロバイダと実質総額を並べてから判断するのが確実です。

料金・キャンペーン・取り扱い端末は改定されることがあるため、申し込む前にKT-WiMAX公式サイトまたはケーズデンキ店頭でご確認ください。

参考・出典

ネット回線の先生ネット回線の先生

オンラインゲームやスマホのゲームで遊んだり高画質の動画を快適に見るには安定した通信回線が必要です。日本の通信インフラは非常に優秀で、近年は安定して通信できるようになってきました。通信速度や安定性に不満を感じる機会が少ないため、通信回線を1度契約して何年も利用し続けている人が大半ですが、実はプロバイダーや通信回線は定期的に切り替えて、切り替え時のキャッシュバックを受け取ることで通信料を実質的に節約することができます。切り替え先としておすすめしたいのがGMOグループが提供しているGMOとくとくBBです。

GMOとくとくBB

GMOとくとくBBは、フレッツ光(GMOとくとくBB光)を提供しつつ、NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクの携帯電話とセット利用でお得になる「ドコモ光」「auひかり」「ソフトバンク光」のプロバイダーとしても高い人気を集めています。

人気の理由は、「数万円単位のキャッシュバックサービス」「割安な月額利用料」「IPv6を利用した安定した通信速度」「高い顧客満足度」です。格安SIMを利用している人は「フレッツ光」、三大キャリアを利用している人は、割引サービスがある「ドコモ光」「auひかり」「ソフトバンク光」を利用することで、お得に利用することができます。

キャッシュバック金額はそれぞれのサービスで異なります。「え、ほんとにこんなにもらえるの?」と疑いたくなるぐらい高額なキャッシュバックキャンペーンをやっていることが多いのでぜひ確認してみてください。