WiMAXの最新ポケットWiFiW04の通信速度が、業界最速の708Mbpsになりました!
もちろん、WiMAXのポケットWiFiの中でも、W04は最新かつ優秀なルーター端末としておすすめされてきました。
しかし今回、W04の通信速度が飛躍的に向上したことで、WiMAXのポケットWiFiの中でも別格のものとして、W04の評価がさらに上がりそうです。
W04の進化は、W04以前のWiMAXポケットWiFiのいいところを受け継いで伸びてきたものです。
今回、WiMAXの旧型ポケットWiFiと、その性能を比較しつつ、現在WiMAXで最高の域に達しているW04の特徴について、より詳しく紹介していきます。
最新W04と旧型W03の比較
まずは、WiMAXの最新ポケットWiFiのW04と旧型のW03の比較をしてみましょう。
下記の表は、W04とW03のスペックをまとめたものです。
WiMAXルーター | W04(新型) | W03(旧型) |
---|---|---|
発売日 | 2017年2月17日 | 2016年7月1日 |
WiMAX2+ | 〇 | 〇 |
auLTE | 〇 | 〇 |
下り最大通信速度 (WiMAX2+) | 558Mbps | 220Mbps |
下り最大通信速度 (auLTE) | 708Mbps | 370Mbps |
連続通信時間 | 約9時間 | 約10時間 |
重量 | 約140g | 約127g |
WiMAXのポケットWiFiW04とW03を比較するときに注目すべきなのは、通常回線(WiMAX2+)の通信速度、高速回線(auLTE)の通信速度、外観のデザイン面の変化です。
業界最速!LTEモードで708Mbps
WiMAXのポケットWiFiの中には、auのLTE回線を利用して、高速通信を行える機種があります。
通常回線を使うときとは異なり、利用した月は別料金を支払う必要がありますが、通常回線ではカバーしきれないエリアでも高速通信ができるになるとして、出張や旅行先でも重宝する機能です。
W04、W03の両方とも、この高速通信機能は備わっていますが、じつはポケットWiFiの機種によって最大通信速が異なってきます。
W04:708Mbps
W03:370Mbps
数字を並べてみてもわかるとおり、W04の方が、W03よりも約2倍も速い高速通信が実現できます。
しかも、W04は今回、ポケットWiFiのなかでも業界最速の通信速度を実現しました。
W03のサービス開始時には渋谷駅前あたりから限定的なサービス開始を行って徐々に利用可能エリアを拡大させてきましたが、今回は東京・名古屋・大阪の一部エリアからサービスを展開していくようです。
通常回線でも最大速度558Mbps
WiMAX2+と呼ばれる通常回線でも、利用する機種によって通信速度の差があります。
旧型のW03では最高速度が220Mbpsでしたが、WiMAXの最新ポケットWiFiであるW04は440Mbpsの通信が通常で利用できることが魅力でした。
今回、W04の通信速度がさらに向上し、何と通常回線でも558Mbpsの通信速度で利用できるようになりました。
また、無制限プランで契約している場合でも、auLTEモードを利用すると月間7GB制限がかかってしまうため、W03の通信速度は、実質的には通常回線の220Mbpsが最高速度でした。
一方、W04は通常回線の利用時で最高558Mbpsの通信速度です。
しかも通常回線なので、auLTEモードのように追加料金が発生することもありません。
さらに、無制限モードであれば7GBの制限がかかることもありません。
追加料金や制限などの煩わしい条件なしに、通常料金だけで558Mbpsもの高速通信が利用できるのは、W04の大きな利点であります。
洗練された見た目に進化!
デザイン面に関しては好みがありますが、W03では横向きだったのが、W04では縦型になりました。
これは私自身がW04を使って感じたものですが、一見するとケータイやスマホのようにも見え、かつサイズもコンパクトなので、ポケットなどに入れて気軽に持ち運びやすく、いつでもどこでもさっと取り出し使いやすいという印象でした。
以上が、最新機種W04が旧型W03に勝っているポイントです。
バッテリーに関してはW03のほうがわずかに良い
残念ながら、W04がW03に負けているポイントもあります。
それがバッテリーの持ちです。
W04の方がW03に比べて、連続通信時間が約1時間短くなってしまっています。
といっても、たった1時間の差なので、大差はないとも言えます。
W04とW03の比較まとめ
W04は旧型のW03から、通信速度が飛躍的に向上しました。
ただし、バッテリーの性能に関しては大差ありません。
以上が、WiMAX最新ポケットWiFiW04と、旧型ポケットWiFiW03の比較でした。
最新W04と最新WX03の比較
次にWiMAX祭神ポケットWiFiW04と、WXシリーズの最新ポケットWiFiであるWX03の比較を行います。
WiMAXルーター | W04(新型) | WX03 |
---|---|---|
発売日 | 2017年2月17日 | 2016年12月1日 |
WiMAX2+ | 〇 | 〇 |
auLTE | 〇 | × |
下り最大通信速度 (WiMAX2+) | 558Mbps | 440Mbps |
下り最大通信速度 (auLTE) | 708Mbps | - |
連続通信時間 | 約9時間 | 約7時間 |
重量 | 約140g | 約110g |
アンテナ付きクレードル | × | 〇 |
WiMAXの最新ポケットWiFiW04とWX03を比較する場合、注目すべきポイントは主に3つあります。
- 高速通信のauLTEモードを利用できるかどうか
- バッテリーの持ち時間
- 受信感度を上げるクレードルのアンテナの有無
WiMAXのWX03には、高速通信回線のauLTEモードがありません。
利用できるのは通常回線のWiMAX2+だけで、通信速度は440Mbpsとなっています。
一方WiMAXの最新ポケットWiFiであるW04にはauLTEモードがついており、最大通信速度は708Mbpsにも到達します。
連続通信時間で比較しても、WX03よりもW04の方が約2時間もバッテリーが長持ちします。
これは個人ごとに利用するシーンが異なるため、好みの部分もなってきますが、WX03のクレードル(充電器兼用の置台)にのみ、受信感度を向上させるアンテナがついています。
WiMAXは屋内では受信感度が弱くなることがあるため、とくに自宅など屋内での使用をメインとする場合には必要かもしれません。
結局どのポケットWiFiがおすすめなの?
以上までで、WiMAXの最新ポケットWiFiW04を他のWiMAXポケットWiFi機種と比較してきました。
そこで今度はW04、W03、WX03の違いをまとめてみましょう。
この中の違いから、あなたにとって最適なポケットWiFiがわかるでしょう。
最大通信速度
W04:708Mbps WX03:440Mbps W03:220Mbps
連続通信時間
W03:10時間 W04:9時間 WX03:7時間
アンテナ付きクレードル
WX03:あり W04:なし W03なし
以上の結果から、あなたにぴったりのWiMAXポケットWiFiを判定しましょう!
まず、あなたは家と外、どちらで主にポケットWiFiを利用する予定でしょうか。
もし、自宅で使うという場合には、充電器として使え、さらに受信感度を向上してくれるアンテナ付きのクレードルが利用できるWX03がいいでしょう。
逆に外出先でよく使うという方の場合、選択肢はW04とW03になります。
ただし、この選択肢の場合、W03をおすすめできません。
W04はW03に比べて、明らかに通信速度が速いという利点があります。
W04は通常回線のWiMAX2+でも558Mbpsと、W03の通信速度の2倍以上です。
一方で、W03はW04よりも1時間ほどバッテリーの持ちは良いのですが、それほど大きな利点とはなりえません。
なぜなら外出先でも、モバイルバッテリーやパソコンから充電すれば済むだけだからです。
つまり、W04をおすすめできる理由はあっても、おすすめできない理由が見つかりません。
逆にW03はおすすめできない理由は見つかりますが、おすすめできる理由はとくにありません。
したがって、WiMAXの最新ポケットWiFiのW04を選んだ方が賢明であるといえます。
写真で解説!W04のかんたんな説明書
せっかくなので、以前私がWiMAXのおすすめポケットWiFiであるW04を購入したときの記事から、操作・設定方法について、写真付きで解説したいと思います。
W04の実際の操作がどういった感じのものなのか、またW04を購入したけど操作、設定方法がわからないという方は、ぜひ参考にしてみてください。
中身を確認
W04を購入して、ちょうど箱から取り出した状態です。
ちなみに、キャッシュバック額が業界でも最高の3万円以上受け取れる「GMOとくとくBB」から申し込みました。
さっそく中身を確認していきましょう。
とりあえずW04とクレードルの化粧箱の中身を全部出してみました。
【W04の箱に入っているもの】
- W04本体
- USB3.0TypeC-A変換ケーブル(パソコンと接続して充電するのに使います)
- SIMカード
- 保証書
- 無線LAN初期設定シール
- はじめてガイド(取扱説明書)
- ご利用にあたっての注意事項
【クレードルの箱に入っているもの】
- W04クレードル本体
- 取扱説明書
- 安全上のご注意/保証書
SIMカードを挿入する
W04を使うにあたり、まずSIMカードを本体に挿入する必要があります。
これがSIMカードです。
テレホンカードくらいの大きさですが、実際に使うのはICチップの部分だけです。
ICチップ部分を指でゆっくり押して抜き取ります。
傷つけないように慎重に行います…。
取り扱い説明書によると、W04本体側面にSIMカードを挿入するそうです。
電源ボタンの左側に「Micro IC Card」と書かれた部分があります。
ここが蓋になっているので、爪をかけて引っ張ると…
パカッと開きました!
SIMカードの入れる向きに気を付けます。
ICチップを画面側に、角の欠けている方向を奥側にして、慎重に挿入していきます。
まだ挿入途中です。
しっかりと奥まで入れましょう。
一番奥まで行くと「カチッ」という音がします。
これでSIMカードの挿入が完了しました。
蓋も再び閉めておきましょう。
W04の電源を入れる
本体側面の電源ボタンを押すと電源がつきました。
まずはアップデートをするようです。
「アップデート」を押します。
100%になるまで辛抱強く待ちましょう!
時間にしておよそ4~5分ほどで完了します。
ダウンロードが完了して、このクルクルが回り終わるとアップデート完了です。
アップデートが完了するとホーム画面に戻ります。
スマホと接続する
ホーム画面の「かんたん設定」をタップすると
このような画面が出ますので、「次へ」をタップします。
私はiPhone6を使っているので、ワンタッチ設定はできないようです。
iOSを利用している方は、一番上の「手動設定」を選択しましょう。
するとSSIDとパスワードが出てきます。手順としては、スマホからこのSSIDを検索し、パスワードを入力すればWiMAX2+に接続できます。
ホーム画面の「設定」をタップします。
設定画面のうち、「Wi-Fi」の項目をタップします。
画面上では別のWi-Fiが選択されています。
「ネットワークを選択…」のリストにあるW04のSSIDを選択します。
パスワードを入力します。
結構長いので、途中で間違えないように気を付けましょう。
パスワードを入力し終わったら、右上の「接続」をタップすれば完了です。
このように「Wi-Fi」設定の画面でW04のSSIDが選択されました。
これでWiMAX2+のWi-Fiへの接続が完了しました。
通信速度を測定してみる
せっかくなので、通信速度を測定してみました。
使用した測定アプリは「Wi-Fi SweetSpots」です。
結果は以下の通りです。
測定時間は1分間とし、開始直後から10秒ごとに記録していきました。
合計7回記録した通信速度の平均は65.4Mbpsでした。
測定した場所がビルの上層階であるせいか、440Mbpsまではいかないようですが、アプリのダウンロードなど問題なく行えました。
おまけ 別機種と比較
会社の先輩が都合よくW04の1つ前のモデルWX03を持っていたので、一緒に並べて比較してみました!
両方ともクレードルに設置していますが、全体的にW04の方がコンパクトで洗練されている印象を受けます。
起動中に操作することはほぼないので、画面が横向きになっていることは気になりません。
よくあるタバコと並べて大きさを比較する画像です。左端にはiPhone6も置いてあります。
WX03がたばこの箱と同じくらいの大きさですが、W04はもう少し横に細く、縦長な感じです。
縦で言えばiPhone6と同じくらいでしょうか。
W04を実際に持ってみた会社の先輩いわく、「WX03よりもしっくりと手に馴染む感じ」だそうです。
また、別の先輩いわく「見た目がちょっと前の携帯電話っぽい」とのことでした。
まとめ
今回、WiMAXの中でも最強のポケットWiFiであるW04の評価を行いました。
WiMAXの旧型ポケットWiFiであるW03やWXシリーズ最新機種のWX03と比較したところ、とくに屋外での活動であるならば、ゼッタイにW04を選択すれば間違いないということがお分かりいただけたと思います。
また、プロバイダで見ても、「GMOとくとくBB」から申し込むことで、最大3万円以上もの高額キャッシュバックを受け取ることができます!
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