「スプラトゥーン2」は、2017年7月21日にNintendo Switch専用ソフトとして発売された人気シリーズのゲームです。私自身もナワバリバトルやサーモンランを中心に、TPS初心者ながら今でも楽しく遊んでいます。
その後、完全新作の「スプラトゥーン3」が2022年9月9日に発売され、シリーズは現在も精力的にアップデートが続いています(2025年にはNintendo Switch 2向けの新作『スプラトゥーン レイダース』も発表されました)。スプラトゥーン2・3のどちらをプレイしていても、この記事で紹介するネット回線対策はそのまま役立ちます。
スプラトゥーンで遊んでいると、対戦中に回線落ちで人数が減ってしまったり、敵が急に自分の後ろへ瞬間ワープしたりする現象をよく見かけます。「なぜ倒されたのか分からない」と悔しい思いをした人も多いでしょう。
そこで今回は、スプラトゥーンで勝率を上げるためのネット回線対策をご紹介します。
先に結論からお伝えすると、混雑しにくいv6プラス(IPv6 IPoE)対応の光回線に、Nintendo SwitchをLANケーブルで有線接続することで、勝率を上げるためのネット環境はしっかり整います。
スプラトゥーンで勝率を上げるためのネット回線対策
ⅰ)ラグと同期ズレ

スプラトゥーンはプレイヤーのウデマエ(実力)も重要ですが、「自キャラが自分の操作と違う挙動を急にして負けてしまった」という経験をした人は多いのではないでしょうか。
この場合は、あなたのウデマエとは関係なく、ネット回線が原因で引き起こされた現象であることがほとんどです。
スプラトゥーンをプレイするときに、ネット回線に由来する問題が2つあります。それが『ラグ』と『同期ズレ』です。
この2つで一番厄介なのは、一方のプレイヤーに原因があったとしても、一緒に遊んでいる他のプレイヤーにまで影響が及ぶという点です。
つまり、あなたがラグや同期ズレで混乱している間に、相手チームにとっては有利な状況が進んでいる可能性があるということです。
こうしたことで負けたり味方に迷惑をかけたりしないためにも、まずはネット回線から万全の準備を整えましょう。
ラグ・同期ズレとは
発した指示・命令が実行されるまでに起こる遅延時間を「ラグ(タイムラグ)」といいます。「ラグい」「ラグってる」という言い方で、ゲーマーの間ではおなじみですよね。
スプラトゥーンでは、味方4人+敵4人の計8人でマッチングするために、任天堂のサーバーへアクセスし、サーバーから他の7人のプレイヤーの情報を受け取ります。対戦が始まると、自キャラの操作情報などを他のプレイヤーへ送り合うのですが、この送受信に遅れがあるとラグが起こります。

次に「同期ズレ」ですが、こちらは通信の安定性によってキャラがワープ移動してしまう現象です。
動画はたくさんの静止画をつなぎ合わせて作られており、1秒あたりに処理される静止画の枚数を「フレームレート」と呼びます。スプラトゥーンは1秒あたり60枚の静止画で構成されているので、フレームレートは60fps、1/60秒ぶんを1フレームとします。
プレイ中は常に通信が行われていますが、そのすべてを送っているわけではなく、必要な情報の分だけを通信しています。通信が行われていない間は、コンピューターがキャラの次の位置を推測で判断しています。この推測位置と、実際にプレイヤーが操作して次に送られてきた位置情報とのズレが同期ズレとなり、ワープ移動したように見えるのです。

また、この同期ズレはラグとは別物で、無線Wi-Fiでプレイしている人ほど大きな問題になりがちです。
こうしたラグや同期ズレを防ぐには、ネット回線や接続方法に目を向けて対策する必要があります。
ⅱ)回線速度よりも回線の安定性と応答速度

ラグも同期ズレも、ネット回線の応答性と接続の不安定さが主な原因です。これを改善するために一番手っ取り早いのは、物理的に回線を安定させることです。
Nintendo Switchを無線LAN(Wi-Fi)ではなく、LANケーブルで直接ルーターに接続しましょう。Wi-Fiは電波でつなぐため、電子レンジや近隣の無線Wi-Fiなど、他の電波の影響を受けやすいからです。余計な電波干渉を避けるためにも、有線LAN接続が一番おすすめです。
※Nintendo SwitchやSwitch 2でLAN接続する場合は、有線LANアダプター(対応機種は本体のUSB端子に接続するタイプ)を使います。Switch有機ELモデル・Switch 2は本体側にも有線LAN端子を備えています。
また、Wi-Fiを使う場合も、モバイルWi-Fiルーター(ポケット型Wi-Fiなど)ではなく、固定回線を利用しましょう。モバイルWi-Fiも電波でインターネットへつなぐため固定回線より安定性に欠け、携帯電話と同じ電波・基地局を使うぶん回線が混雑しやすく、経由する機器も多いので応答性が遅くなりがちです。
応答性とは、自分が送ったパケットが相手に届き、それがまた自分に返ってくるまでの時間のことです。よく『ping値』と呼ばれますが、正確には回線の応答性を示す指標はRTT(Round Trip Time)で、それを測定するツールの名前がpingです。
RTTは簡単に調べられます。SPEEDTEST(https://www.speedtest.net/)で「GO」をクリックすると、「PING」の欄に数値が表示されます。
この「PING」の数値が10〜50msだと問題なくプレイできますが、60〜200msくらいだとラグが起きても不思議ではありません。

応答性を直接よくする方法はありませんが、なるべく混雑していない回線を選ぶことで、ある程度は回避できます。
多くの人はフレッツ光系の回線を利用していると思いますが、メジャーな光回線であるにもかかわらず混雑しやすい理由は、従来のPPPoE方式にあります。PPPoE方式は構造的に混雑しやすい部分があり、設備を増やしても加入者の増加に対応が追いつかないことがあります。
これを解決したのがIPoE方式(IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6)で、混雑しやすい設備をバイパスして回避します。このIPoE方式を使うサービスの代表がv6プラスなので、「v6プラス対応」と明示しているプロバイダを選ぶことで、回線の混雑を避けやすくなります。
選ぶべき回線に対応しているプロバイダ
ここまでの内容から、スプラトゥーンの勝率を上げるにはラグと同期ズレをできる限りなくす必要があり、そのためにはNintendo SwitchをLANケーブルでv6プラス対応の固定回線に接続することが有効だと分かりました。
接続方法ごとの安定性のちがいを、ざっくり整理すると次のとおりです。
| 接続方法 | 安定性・応答性 | スプラでの向き・不向き |
|---|---|---|
| 固定回線+有線LAN | もっとも安定。電波干渉を受けない | ◎ 最もおすすめ |
| 固定回線+Wi-Fi | 比較的安定だが電波干渉あり | ○ 同期ズレは出やすい |
| モバイルWi-Fi(ポケット型) | 混雑・応答性で不利 | △ ラグが出やすい |
そこでおすすめしたいのがドコモ光です。ドコモ光はv6プラスに対応しており、混雑ポイントを避けた安定した通信が期待できます。
さらに、ドコモのスマホとセットで契約すると「ドコモ光セット割」が適用され、スマホ1回線あたり毎月最大1,100円(税込)割引になります(「ドコモ MAX」など一部プランは1,210円(税込)/月割引。2026年7月時点)。割引額・対象プランは改定されることがあるため、最新の条件はドコモ公式サイトでご確認ください。
ドコモ光は対応プロバイダの数も多く、プロバイダ料金やキャッシュバックなどの特典から気に入ったサービスを選べるのも魅力です。プロバイダの中でもGMOとくとくBBが特におすすめです。
スプラトゥーンをプレイするときはLANケーブル接続が基本ですが、スマホやパソコン、その他の機器をWi-Fi接続するには無線Wi-Fiルーターが欠かせません。GMOとくとくBBからドコモ光(1ギガ)に申し込むと、v6プラス対応の高性能Wi-Fiルーターを0円でレンタルできます(提供状況は時期により変わるため、申込前に公式でご確認ください)。ゲーム以外のネット利用にもWi-Fiルーターは必須になりつつあるので、せっかくなら無料レンタルを活用しましょう。
新規でドコモ光に契約したい場合は、GMOとくとくBBの公式ページから申し込めます。
【GMOとくとくBB ドコモ光】:http://gmobb.jp/service/docomohikari/index_b.html
WiMAX(モバイル回線)に契約したい場合は、GMOとくとくBBの公式ページから申し込めます。
【GMOとくとくBB WiMAX】:http://gmobb.jp/wimax/
スプラトゥーンの回線対策 よくある質問(FAQ)
Q. Wi-Fiでも有線LANと同じくらい快適になりますか?
同じ固定回線でも、Wi-Fiは電波干渉や距離の影響を受けるため、有線LANのほうが安定します。特に同期ズレはWi-Fi環境で出やすいので、対戦をしっかり楽しみたいなら有線LAN接続がおすすめです。Wi-Fiしか使えない場合は、ルーターの近くでプレイする・5GHz帯を使うなどで多少改善できます。
Q. ポケット型Wi-Fiやスマホのテザリングでもスプラトゥーンはできますか?
プレイ自体は可能ですが、モバイル回線は混雑や応答性の面で不利なため、ラグ・回線落ちが起きやすいです。快適さを求めるなら固定回線+有線LANが安心です。
Q. PING(応答速度)はどれくらいを目安にすればいいですか?
目安として、PINGが10〜50ms程度なら快適にプレイできます。60ms以上になるとラグを感じやすくなるので、その場合は有線LAN接続やv6プラス対応回線への見直しを検討しましょう。
Q. スプラトゥーン3でも同じ対策で大丈夫ですか?
はい。ラグ・同期ズレの仕組みは共通なので、スプラトゥーン2・3のどちらでも「v6プラス対応の固定回線+有線LAN接続」が有効です。
まとめ 安定した固定回線+有線LAN接続が最強!

今回は、スプラトゥーンで勝率を上げるためのネット回線対策をご紹介しました。スプラトゥーンは立ち回りだけでなく、回線状況も勝敗に大きく関わってきます。
大事な局面でラグったり、回線落ち・ワープ移動で負けたりしないためには、Nintendo Switchをv6プラス対応の固定回線にLANケーブルで接続するのが一番おすすめです。
