ピカラ光はコース選びで月額が1,000円以上変わる

ピカラ光は四国電力グループのSTNetが徳島・香川・愛媛・高知の4県で提供している光回線です。月額料金は一律ではなく、「長期割引制度」の4つのコースから自分に合うものを選ぶ仕組みになっていて、ホームタイプ(戸建て)なら月額4,620円〜5,940円(税込)と1,300円以上の幅があります。

しかもauスマートバリューやUQ mobileの自宅セット割が使えるのは、4コースのうち2つだけ。ここを知らずに申し込むと、スマホ代の割引をまるごと取り逃します。この記事では、そのコースの選び分けを軸に、料金・スマホ割の条件・契約前の注意点を整理します。


提供しているのは四国電力グループのSTNet

RBB TODAY ブロードバンドアワードのロゴ

ピカラ光を提供しているのは株式会社STNetで、四国電力の子会社です。関西電力のeo光、中国電力のメガエッグ、中部電力のコミュファ光と同じ「電力系」の光回線にあたります。「ピカラ」はプロバイダの名称で、そのプロバイダが提供する光サービスがピカラ光という関係です。

電力系の光回線は回線とプロバイダが一体で、プロバイダ料金を別に払う必要がありません。フレッツ光のように「回線料金+プロバイダ料金」を足し算しなくてよいぶん、月々の総額が読みやすいのが特徴です。四国エリアではRBB TODAYのブロードバンドアワードで長年評価を受けてきた実績もあります(受賞状況は年度によって異なります)。

対応エリアは徳島県・香川県・愛媛県・高知県の4県ですが、県内であっても住所によっては提供対象外です。山間部や沿岸部では利用できないケースもあるため、検討の一歩目はピカラ公式のエリア検索で郵便番号を入れてみることです。

>>ピカラ光の詳細・お申込みはこちら<<

料金は4つのコースから選ぶ

ピカラ光ねっとの月額基本料は、選ぶ「長期割引制度のコース」で決まります。ホームタイプ(戸建て)・1ギガプランの料金は次のとおりです(すべて税込)。

ピカラ光ねっとホームタイプ1Gプランのコース別月額料金の比較グラフ
フラット系の2コースは光でんわ550円(税込)を含んだ合計額です。au・UQ mobileのスマホ割はこの2コースのみ対象。
コースホームタイプ月額条件・特徴
通常料金(割引なし)5,720円ねっとのみ
ステップ2コース4,950円(1〜2年目)
4,840円(3〜4年目)
4,730円(5〜6年目)
4,620円(7年目以降)
ねっとのみ。使うほど安くなる
でんきといっしょ割コース4,620円(ずっと同額)ねっとのみ。四国電力の対象電気プラン契約が必要
フラットコース5,940円ねっと+でんわの合計。スマホ割の対象
フラットでんき割コース5,830円ねっと+でんわの合計。スマホ割+電気セットの対象

出典:ピカラ公式「料金シミュレーション」(2026年9月時点)。フラット系の金額には光でんわの550円(税込)が含まれるため、ねっと単体のコースと単純比較はできません。

マンションタイプ(1ギガプラン)は、通常料金4,400円/ステップ2コース3,740円(1〜4年目)・3,608円(5年目以降)/でんきといっしょ割コース3,520円/フラットコース4,620円・フラットでんき割コース4,510円(いずれもフラット系はねっと+でんわの合計・税込)です。

電気が四国電力なら「でんきといっしょ割コース」

四国電力の「おトクeプラン」「でんかeプラン」「でんかeマンションプラン」「昼トクeプラン」のいずれかを、ピカラと同じ住所で契約しているならでんきといっしょ割コースが有力です。ホームタイプで1年目からずっと4,620円(税込)と、ステップ2コースの7年目と同じ水準からスタートできます。

ただし電気契約が終了すると自動的にステップ2コースへ切り替わります。また「でんかeマンションプラン」は2026年3月31日で新規加入の受付が終了している点にも注意してください。

au・UQ mobileユーザーは「フラット系」一択

ここが最大の落とし穴です。auスマートバリュー/UQ mobileの自宅セット割(インターネットコース)を適用できるのは、フラットコースまたはフラットでんき割コースを契約している場合だけで、さらに「ピカラ光でんわセット」への加入が必須です。

安さだけを見てステップ2コースを選んでしまうと、スマホ側の割引が受けられません。スマホ1回線あたり最大1,100円(税込)の割引が家族の回線数だけ効くことを考えると、月額が数百円高くてもフラット系のほうが世帯の総支払いは下がるケースが多くなります。適用条件の詳細はピカラ公式のau・UQ mobile向けページで確認できます。

どちらにも当てはまらないなら「ステップ2コース」

四国電力の対象電気プランを使っておらず、スマホもau・UQ mobile以外——という場合はステップ2コースが基本形になります。1〜2年目4,950円から始まり、2年ごとに110円ずつ下がって7年目以降は4,620円(税込)。多くの光回線が「初年度だけ安い」設計なのに対して、ピカラ光は逆に長く使うほど安くなる作りです。

10ギガプランの料金

エリアによっては最大10Gbpsの10ギガプランも選べます。コースの考え方は1ギガプランとまったく同じで、金額だけが上がる形です。ホームタイプの税込月額は次のとおりです。

コース(10ギガ・ホームタイプ)月額(税込)
通常料金(ねっとのみ)7,370円
ステップ2コース6,600円(1〜2年目)〜6,270円(7年目以降)
でんきといっしょ割コース6,270円
フラットコース(ねっと+でんわ)7,590円
フラットでんき割コース(ねっと+でんわ)7,480円

マンションタイプの10ギガプランは、通常料金6,050円/ステップ2コース5,390円(1〜4年目)・5,258円(5年目以降)/でんきといっしょ割コース5,170円/フラットコース6,270円・フラットでんき割コース6,160円(フラット系はねっと+でんわの合計・いずれも税込)です。

1ギガプランとの差は、ホームタイプのステップ2コースで月1,650円(税込)ほど。年間では2万円近い差になります。4K・8K動画の同時視聴や大容量ファイルのアップロードを日常的に行うのでなければ、1ギガプランで足りる家庭がほとんどです。なお10ギガの速度を活かすには、パソコンやルーター側も10Gbps対応の機器である必要があります。提供可否は設備状況によるため、エリア検索とあわせて確認してください。

セキュリティ・よんでんポイントなど周辺のサービス

STNetは光回線以外にも「光でんわ」「光てれび」といった関連サービスや、セキュリティサービスを提供しています。ノートンのセキュリティサービスが利用できるため、パソコンだけでなくスマホやタブレットにも対策を広げられます(利用には申込み後の手続きが必要です)。

また、四国電力の電気料金の支払額に応じて貯まるよんでんポイントを、ピカラの料金支払いに充てられます。電気・ネット・スマホ(ピカラモバイル)を同じグループでまとめたい人にとっては、家計の窓口が1つにまとまるのが利点です。開通までの間、モバイルWi-Fiルーターを無料で借りられる場合もあります。

>>ピカラ光の詳細・お申込みはこちら<<

契約前に確認したい3つの注意点

①プロバイダは選べない

ピカラ光は回線とプロバイダが一体型なので、ドコモ光やフレッツ光のようにプロバイダを選ぶことはできません。使いたいプロバイダがある人にはデメリットです。乗り換えにあたって、いま使っているプロバイダのメールアドレスも原則そのままでは使えなくなります。メールだけ残す手続きが用意されているプロバイダもありますが、月額がかかることが多いので、乗り換え前に確認しておいてください。

②解約時は「解約手数料」と「工事費の残債」が別勘定

ピカラ光には最低利用期間があり、長期割引制度の適用期間(2年)の満了前に解約すると解約手数料=解約月の基本利用料相当額(割引適用後の料金)がかかります。2022年7月の電気通信事業法の改正で、解約金の上限が月額料金相当額に引き下げられたためで、以前のような高額な違約金ではありません。

ただし工事費を分割で払っている場合、期間内に解約すると残債が別途請求されます。ここは解約金とは別勘定なので、「解約金が1か月分だけなら軽い」と考えていると想定外の請求になります。更新月(24か月目)以降の3か月間は解約手数料が不要なので、乗り換えを考えるならこのタイミングが有利です。

③四国から出ると使えない

提供エリアは四国4県のみです。四国内の対応エリアへの引っ越しなら移転手続きで継続できますが、四国外へ転居する場合は解約になります。転勤の可能性が高い人は、契約期間と更新月を意識して選んでください。

ピカラ光のよくある質問

Q. 一番安いコースを選べば得ですか?

A. 月額だけならでんきといっしょ割コースやステップ2コースが安くなりますが、au・UQ mobileを使っている家庭ではフラット系+光でんわのほうが世帯の総額は下がることがあります。スマホの回線数を数えてから決めてください。

Q. auスマートバリューは家族の分も割引されますか?

A. 対象になります。1回線あたり最大1,100円(税込)の割引が家族の複数回線に適用でき、50歳以上の家族なら別住所でも対象になる場合があります。割引額は契約中のスマホ料金プランによって変わります。

Q. UQ mobileでも割引はありますか?

A. UQ mobileの場合は「自宅セット割(インターネットコース)」の対象です。auスマートバリューと同じく、フラットコースまたはフラットでんき割コースと光でんわセットの加入が条件になります。

Q. 途中でコースを変更できますか?

A. 契約後の変更はMyピカラから申し込めます。ただしコースごとに適用条件があり、電気契約の有無やスマホ割の申込み状況によって自動的に切り替わる場合もあります(電気契約が終わるとでんきといっしょ割はステップ2コースに変わります)。

Q. 光でんわは必ず契約しないといけませんか?

A. ねっと単体のコース(ステップ2・でんきといっしょ割)なら不要です。ただしauスマートバリューや自宅セット割を使いたい場合は加入が条件になります。光でんわは月額550円(税込)で、スマホ割の額のほうが上回ることが多い計算です。

まとめ

ピカラ光を検討するときの順番は、①エリア検索で使えるか確認する ②au・UQ mobileを使っているかで「フラット系かどうか」を決める ③四国電力の電気契約があれば「でんき割」を上乗せする——この3ステップです。月額の数字だけを並べるより、この分岐を先に押さえたほうが失敗しません。

四国以外にお住まいなら、同じ電力系・地域系の回線として九州のBBIQ(ビビック)、ケーブルテレビ系のJ:COM NET、全国で使える高速回線のNURO光などが比較対象になります。いずれの場合も「月額×利用予定年数+工事費−特典」で並べ直すと、実際の負担が見えてきます。

※本記事の料金・条件は2026年9月時点でピカラ公式サイトを確認した内容です。料金・キャンペーン・解約条件は改定されることがあるため、申込み前に必ず公式サイトで最新の内容をご確認ください。

光回線のおすすめランキング!

1位 auひかり

 
auひかりロゴ

関東一部エリア限定で超高速最大10Gbpsで利用可能



2位 ドコモ光

ドコモ光ロゴ

今ならキャンペーンで新規工事料が無料



3位 SoftBank光

ソフトバンク光ロゴ

インターネット会員数No.1の信頼感