最短!ネット開通までの5STEP - STEP4 意外と簡単 契約の流れ

フレッツ光の契約は、NTT東日本・西日本との「回線」の契約と、プロバイダとの「接続」の契約の2本立てです。申し込みから開通までは、NTT東日本の案内で「一般的に約1ヶ月程度」(設備状況によって前後)が目安になります。

もうひとつ押さえておきたいのが申し込む窓口です。2026年7月1日の申し込み分から、NTTの公式ホームページ以外で申し込むと工事費が1,100円高くなりました。引っ越しシーズンは工事が混み合うので、入居日が決まったら早めに公式サイトから手続きするのが失敗しないコツです。


インターネットの開通までに必要な契約
インターネットが利用できる環境を整えるには、「回線事業者」と「プロバイダ業者」の2社との契約が必要です。

回線業者との契約
契約相手:NTT東日本、NTT西日本
NTT東日本・NTT西日本のフレッツ光に申し込むと、光ファイバーを宅内に引き込む工事が行われます。ここで契約するのは「家までの道路」にあたる回線部分だと考えてください。

プロバイダとの契約
契約相手:GMOとくとくBB、OCN、So-net、BIGLOBE など
宅内に引き込まれた光ファイバーを通してインターネットにつなげてくれるのが「プロバイダ」です。接続用のID/パスワードを発行し、メールアドレスも貸し出してくれます。こちらは「道路の先にあるインターネットへの入口」にあたる部分です。

NTT東日本も公式サイトで「インターネットのご利用にはフレッツ光の契約に加え、プロバイダとの契約が必要です(別途月額利用料等がかかります)」と明記しています。フレッツ光だけを申し込んでもインターネットにはつながりません。最初につまずきやすいポイントなので、申し込みの段階でセットで手配しましょう。

お申込みから開通までの流れ
開通までの流れ

申し込みから開通までを、文章で追ってみる

図だけだとイメージしづらいので、実際の流れを言葉にしておきます。戸建てでフレッツ光を新規に引く場合の一般的な進み方です。

1. 申し込みと提供エリアの確認

まずフレッツ光(回線)とプロバイダを申し込みます。このとき住所から提供の可否と、必要な工事の内容が判定されます。集合住宅では、建物に光配線方式の設備がすでに入っているかどうかで工事の規模が変わります。

2. 工事日の調整

NTTまたは申込窓口から連絡が入り、工事日を決めます。土日・休日の工事も指定できますが、その場合は3,300円(税込)が加算されます(NTT東日本・西日本とも)。平日に立ち会えるなら、そのほうが初期費用を抑えられます。

3. 「開通のご案内」が届く

NTT東日本は開通工事の1〜2日前までに「開通のご案内」を郵送すると案内しています。接続設定に必要なプロバイダのID/パスワードもこの前後に届くので、封筒は開通工事が終わるまで捨てずに保管してください。設定でつまずく原因の多くは、この書類の紛失です。

4. 開通工事(立ち会いあり)

当日は、近くの電柱から光ケーブルを住宅へ引き込みます。電話線の配管やエアコンダクトを使うことが多いですが、住宅によっては壁に小さな穴(約10mm程度)を開けるケースもあります。

室内には光コンセントが設置され、そこにONU(回線終端装置)やホームゲートウェイをつなぎます。賃貸物件では、工事内容によって管理会社やオーナーの許可が必要です。申し込み前に確認しておくと、工事日が決まってから慌てずに済みます。

5. 機器の設定とインターネット接続

工事が終わったら、届いた案内書にあるプロバイダのIDとパスワードで接続設定を行います。Wi-Fiを使いたい場合は、無線LANルーターを用意するか、NTTのレンタル機器に無線LANカード等を追加します。

どこから申し込むかで工事費が変わる(2026年7月改定)

NTT東日本・西日本は2026年7月1日の申し込み分から、公式ホームページ以外(電話・販売店・代理店など)で申し込んだ場合の工事費を1,100円引き上げました。公式ホームページから申し込めば、従来どおりの金額です。

主な工事費(税込)公式ホームページから申込それ以外から申込
NTT東日本:工事担当者が訪問し屋内配線を行う新設22,000円23,100円
NTT東日本:NTT局内の工事のみ3,300円4,400円
NTT西日本:基本工事費8,250円9,350円

※2026年10月時点。建物の設備や工事内容によって総額は変わります。出典:NTT東日本「各種工事費の新設および改定について」

さらにNTT東西は2026年9月30日、2027年4月1日の申し込み分から工事費などを再び改定すると発表しました。公式ホームページ以外から申し込み、工事担当者が訪問する新設の場合は23,100円→28,600円になる例が示されています(NTT東日本の発表)。

申し込みを検討しているなら、公式ホームページから・2027年3月中までに手続きするほうが初期費用を抑えやすいといえます。

いまは「フレッツ光+プロバイダ」以外の選び方もあります

ここまでの基本は「NTTと契約し、プロバイダとも契約する」形ですが、現在はもうひとつの選択肢が主流になっています。光コラボレーション(光コラボ)です。

国民生活センターの解説によれば、光コラボは2015年2月にNTT東日本・NTT西日本が光回線の卸売を始めたことを受けて生まれた仕組みです。NTT東西から回線の卸提供を受けた事業者が、その回線と自社の接続サービスなどをまとめて提供します。ドコモ光やソフトバンク光などが代表例です。

比較の観点フレッツ光+プロバイダ光コラボ
契約先NTT東西とプロバイダの2社光コラボ事業者の1社
請求回線とプロバイダで分かれることが多い1本にまとまることが多い
問い合わせ窓口内容によって窓口が分かれる契約した事業者に集約されやすい
使う設備どちらもNTT東西の光回線設備を使用

ただしすべての光コラボでプロバイダが一体化されるわけではなく、料金・契約期間・サポート内容は事業者ごとに異なります。月額料金の数字だけで決めず、契約期間と解約時の条件まで見比べてください。フレッツ光そのものの料金やプランの違いはフレッツ光の料金とプロバイダーの解説にまとめています。

すでにフレッツ光を使っているなら「転用」で工事不要

NTT西日本の公式説明によると、フレッツ光から光コラボへ契約先を変える手続きを「転用」、光コラボから別の光コラボ(またはフレッツ光)へ変える手続きを「事業者変更」といいます。いずれも新たな開通工事なしで契約先を変更できるのが大きな利点です。

「今フレッツ光だけど月額を見直したい」という場合、また1ヶ月待って工事をやり直す必要はありません。知っているかどうかで手間がまるごと変わる部分です。

開通までのあいだ、ネットが使えない期間はどうする?

申し込みから約1ヶ月かかるということは、引っ越し直後はしばらくネットなしの生活になり得るということです。この期間の乗り切り方は主に3つあります。

  • スマートフォンのテザリングを使う(データ容量の消費に注意)
  • モバイルルーターやホームルーターを短期レンタル、または契約して先に使い始める
  • 在宅ワークなど途切れさせられない用事は、開通日までコワーキングスペース等で代替する

持ち運べるルーターの種類と選び方はモバイルルーターの選び方と現行機種の解説が参考になります。在宅で仕事をする方は、「開通日が決まってから引っ越し日を決める」くらいの順番でちょうどよいこともあります。


お申込みはこちらから

フレッツ光の申し込み・工事でよく聞かれること

Q. 工事の立ち会いは契約者本人でないとダメですか?

A. NTT東日本は「工事の際のお立会いは、ご契約者ご本人でなくても構いません」と案内しています。家族に代わってもらえますが、引き込み経路や光コンセントの位置など当日に判断が必要な場面があるため、希望を共有しておくと安心です。

Q. 電話や家電量販店で申し込むと、なぜ工事費が高くなるのですか?

A. NTT東西が2026年7月1日の申し込み分から、公式ホームページ以外での申し込みについて工事費を1,100円加算する改定を行ったためです。同じ工事でも、公式ホームページから申し込めば加算はありません。

Q. 引っ越すときは、フレッツ光をどう手続きしますか?

A. 同じNTT東日本(または西日本)のエリア内なら「移転」の手続きで、新居で改めて工事を行います。東西のエリアをまたぐ場合は、いまの契約を解約して引っ越し先で新規に申し込む形になるため、早めに両方の手配を進めてください。

Q. 解約するときに費用はかかりますか?

A. 2026年4月1日の解約申し込み分から、工事担当者が訪問して設備を撤去する「派遣工事」になる場合に限り撤去工事費がかかります(NTT東日本の公式ホームページ申込で戸建て13,200円・集合住宅11,000円)。レンタル機器を自分で返却するだけなら従来どおり無料です。

Q. 新築だと開通まで時間がかかりますか?

A. 事前の宅内調査が入る場合があり、日程が後ろにずれることがあります。新築は建物の完成状況にも左右されるため、入居予定日の1.5〜2ヶ月前に申し込むくらいのつもりで動くと、ネットのない期間を短くできます。

なお、実際の提供可否・工事内容・工事費・オプション料金は住所や建物の状況によって変わります。最新の条件はNTT東日本/NTT西日本および各プロバイダの公式サイトでご確認ください。

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