フレッツ光は、NTT東日本・NTT西日本が提供する光回線で、回線だけの契約なので、インターネットにつなぐには別にプロバイダーとの契約が必要です。

料金や割引のルールはここ数年で何度も変わりました。東日本の「にねん割」は新規受付を終え、西日本の「光はじめ割ネクスト」も2026年9月30日で新規受付を終了しています。古い解説の金額をそのまま信じないことが、いちばんの注意点ですね。


いまのフレッツ光は1Gbpsだけではない

光クロス・光ネクスト・光25Gの3つの総称

以前はフレッツ光=最大1Gbpsというイメージが一般的でした。いまNTT東日本の公式サイトでは、フレッツ光は「フレッツ 光クロス」「フレッツ 光ネクスト」「フレッツ 光25G」の総称と案内されています。

1Gbpsの光ネクストに加えて、さらに速いメニューがあるということです。オンラインゲームや動画の同時視聴、在宅ワークで大きなデータを扱う人は、自宅が高速メニューのエリアかを調べる価値があります。

ただし、高速メニューは提供エリアが限られます。申し込む前に、公式サイトのエリア検索で住所を確かめてください。

最大◯Gbpsは規格上の数字

1Gbpsも10Gbpsも、あくまで技術規格上の最大値です。実際の速さは、時間帯や建物の配線方式、宅内のWi-Fi、つなぐ機器の性能で大きく変わります。

Wi-Fiルーターが古いままだと、回線を速くしても頭打ちになります。速度に不満があるときは、回線と一緒に宅内の環境も見直すのが近道ですね。

東日本と西日本は別会社でプランも割引も違う

意外と知られていないのが、NTT東日本とNTT西日本は別の会社だという点です。プラン名・月額料金・割引・キャンペーンはそれぞれ違い、片方だけの改定もあります。

なので、フレッツ光は月額◯◯円と一律には言えません。ネットの解説記事の金額は、東西どちらの話か、いつ時点かが曖昧なことも多いです。

正確な金額は、公式サイトの料金シミュレーションで住所と建物の種類を入れると出てきます。プロバイダー料金を含めた合計と初期費用まで、その場で確認できます。

>>フレッツ光の詳細・お申込みはこちら<<

回線以外のサービスもまとめられる

ひかり電話とフレッツ・テレビ

フレッツ光は、回線に付けられるサービスの幅が広いのも特徴です。

代表的なのがひかり電話で、光回線を使う固定電話です。一般の固定電話より通話料を抑えやすく、ボイスワープ(転送)や迷惑電話おことわりサービスなどの付加サービスも選べます。

戸建てならフレッツ・テレビで、アンテナを立てずに地デジやBSを見られます。屋根にアンテナを付けたくない人や、台風での倒壊が心配な人には有力な選択肢です。

映像サービスは、対応チャンネルや提携する配信サービスの内容が入れ替わります。観たい番組があるなら、申し込む前に今のラインアップを公式で確かめてください。

設定が不安な人向けのサポート

機器が届いても、ルーターの設定やWi-Fiの接続で手が止まってしまう人は少なくありません。

フレッツ光には、工事に合わせた接続設定や、電話・遠隔での設定サポートが用意されています。設定に自信がない人や、高齢の家族の回線を用意するときは心強い仕組みですね。

ただし、サポートの多くは有料オプションです。料金と申し込み方法は、契約前に確かめておくと後で慌てません。

>>フレッツ光の詳細・お申込みはこちら<<

申し込む前に確認したい4つのこと

1. プロバイダーは別契約で、統合も進んでいる

フレッツ光を契約しただけではネットにつながりません。回線(NTT)とプロバイダー(ISP)の2社と契約するのが基本の形です。

気をつけたいのは、プロバイダー側で統合が進んでいることです。NTTドコモは、ぷららのフレッツ光向けサービスを2027年2月から順次OCNへ統合すると発表しています。

光コラボのぷらら光も、2026年からドコモ光とOCN インターネットへの統合が順次進んでいます。昔から知っている名前だから、という理由だけで選ぶのはおすすめできません。

申し込む前に、そのプロバイダーが新規受付を続けているか、統合や終了の予定がないかを公式で確かめてください。今のプロバイダーがフレッツ光に対応していれば、そのまま使い続けられます。

フレッツ光のプロバイダー料金の比較はこちら

2. 公式に載っていても申し込めないプランがある

公式サイトに載っているプランなら申し込める、とは限りません。

NTT東日本の「フレッツ 光ネクスト ギガファミリー・スマートタイプ」は、半導体不足で提供端末が足りないことを理由に、2022年5月11日から新規申込を停止しています。2026年10月時点の公式ページでも停止中のままで、他のプランを確認するよう案内されています。

目当てのプランがあるなら、そのプランが今申し込めるかを最初に確かめておくと二度手間になりません。

3. 工事費は建物と配線方式で変わる

フレッツ光は、戸建てでも集合住宅でも開通工事が必要です。費用は建物の状況で差が出ます。

分かれ目は、屋内へ光ファイバーを引き込む作業が要るかどうかです。すでに設備が入っている建物なら安く済むことがあり、VDSL方式から光配線方式へ変えるときは新しく工事が要ります。

集合住宅で光配線方式に切り替えるには、建物の共用部に装置を置く必要があり、管理会社の了承が前提です。自分の判断だけでは進められないこともあります。

工事費の金額も改定されることがあるので、申し込みの前に公式サイトか窓口で今の工事費を確かめてください。夜間などの時間帯は割増になる場合もあります。

4. 東日本は2025年4月に月額料金を改定した

NTT東日本は2025年4月1日利用分から「フレッツ 光ネクスト」の一部の月額料金を改定しました。100Mbps・200Mbpsのサービスが値上げされ、価格を据え置いた1Gbpsのサービスと同じ月額になっています。

日経新聞の報道では、戸建て向けの100Mbps・200Mbpsのプランは月額5,720円から5,940円に上がりました。低速プランを使い続けるメリットは、料金面ではほぼなくなったわけです。

今100Mbps・200Mbpsのプランを使っている人は、同じ月額でより速いプランに変えられる可能性があります。1Gbpsへの変更工事費が無料になるキャンペーンは、2026年3月31日で申込受付を終えています。今の工事費は窓口で確かめてください。

>>フレッツ光の詳細・お申込みはこちら<<

フレッツ光と光コラボはどう選ぶか

2社と契約するのが面倒な人向けの選択肢が光コラボレーション(光コラボ)です。フレッツ光の回線を各社が借りて、プロバイダーとセットで提供しています。

比較の観点フレッツ光(NTT東西と直接契約)光コラボ
契約先回線=NTT東西/プロバイダー=別の会社1社にまとまる
請求原則2件に分かれる1件にまとまることが多い
プロバイダーの選択対応する中から自分で選べる事業者が決めた組み合わせ
スマホとのセット割基本的になし事業者によってはあり
回線の設備同じ(NTT東西の光回線を使う)

大事なのは表のいちばん下です。光コラボは回線そのものが同じなので、乗り換えても速さが別物になるとは考えにくいです。変わるのは契約先・請求のまとまり方・割引の有無ですね。

スマホのセット割が効くなら支払いの合計は下がります。その代わり、不要なオプションが条件になっていないかは必ず確かめてください。月数百円でも、解約を忘れると年単位で積み上がります。

光コラボからの勧誘電話に困っている人は、フレッツ光の勧誘電話を止める方法も読んでみてください。

解約するときの段取りと費用

手元に用意しておくもの

解約の連絡をする前に、お客さまIDと、ひかり電話を使っているならその電話番号を手元に置いておくと話が早いです。開通時の案内書や請求書に書かれています。

ひかり電話の番号は、解約で使えなくなる場合があります。番号を残したいときは、解約の前にNTTへ相談しておいてください。解約してから気づいても取り返しがつきません。

NTT東日本のポイントプログラム「フレッツ光メンバーズクラブ」は、2025年3月31日で提供を終えました。ポイントを使い切ってから解約する、という昔の段取りは今は当てはまりません。

解約金のルールは大きく変わった

ここがいちばん情報が古くなりやすいところです。

光回線全体では、2022年7月1日施行の電気通信事業法施行規則の改正で、月額料金を超える違約金の請求が制限されました。この日以降の契約なら、解約金の上限はおおむね月額1か月分です。

そのうえで、フレッツ光の割引そのものも見直されています。NTT東日本の「にねん割」は2023年9月30日で新規受付を終え、2024年3月に満了月を迎えた人から順次提供を終えています。にねん割の違約金はいくら、という古い解説は今の東日本の契約に当てはまりません。

NTT西日本では、「光はじめ割」が2024年10月31日に新規受付を終了し、契約中の人も2025年2月の満了月から順次提供を終えています。後継の「光はじめ割ネクスト」も2026年9月30日に新規受付を終了しました。

光はじめ割ネクストを契約中の人は、利用開始月を1か月目として24か月目の末日より前に解約すると、解約金(戸建て4,400円・集合住宅2,200円)がかかります。24か月目の末日に解約すれば解約金は発生しません。

つまり、いつ・どの割引で契約したかで条件はまったく違います。ネット記事の金額をあてにせず、契約中の窓口で自分の条件を聞くのがいちばん確実です。

工事費の残りにも注意

解約では、解約金のほかにも費用がかかることがあります。工事費を分割で払っている途中なら、残りの分を請求されるのが一般的です。

解約金のかからない月に解約しても、工事費の残りがあれば支払いは出ます。解約の連絡では、解約金と工事費の残りの両方をいくらか聞いておくと安心です。プロバイダー側の費用も別にかかることがあります。

契約書面を受け取ってから8日以内なら、初期契約解除制度で事業者の合意なしに解約できます。料金改定のときにも、対象者向けにこの制度での解約が案内されたことがあります。

フレッツ光以外の光回線も比べてみる

光回線にはフレッツ光のほかにも選択肢があります。ドコモ光のような光コラボのほか、独自の設備を使うauひかりやSoftBank光、地域限定の電力系の回線もあります。

選ぶときに外せないのはエリアです。使える回線は地域によって違い、独自設備の回線は提供エリアや対応する建物が限られます。

気になるサービスがあれば、各社サイトのエリア検索で住所を入れてみてください。集合住宅は建物名まで登録されているかで結果が変わるので、判定が曖昧なときは直接問い合わせると確実です。

フレッツ光に関する口コミ

※上記の口コミは投稿当時の内容です。当時の割引プランや解約金の条件は現在とは異なるので、金額はそのまま参考にしないでください。

フレッツ光について、よくある質問

Q. フレッツ光だけ契約すればネットは使えますか?

A. 使えません。フレッツ光は回線だけのサービスなので、別にプロバイダーと契約する必要があります。手続きを1社にまとめたいなら、プロバイダーとセットになった光コラボを選ぶ方法もあります。

Q. 東日本のフレッツ光は今も2年契約の割引がありますか?

A. 戸建て向けの「にねん割」は2023年9月30日で新規受付を終えています。月額は割引のない料金が基本なので、合計を知りたいときは公式の料金シミュレーションで住所を入れて確かめてください。

Q. 光はじめ割ネクストの満了月はどこで確かめられますか?

A. NTT西日本の公式サイトに満了月の確認方法をまとめたページがあります。解約や乗り換えを考えたら、先に満了月を調べてから日程を決めると解約金を避けやすいですね。

まとめ

フレッツ光は回線だけを提供するサービスで、使うにはプロバイダーとの契約が必要です。この基本は変わりませんが、周りのルールはここ数年で大きく動きました。

押さえておきたいのは次の5つです。

  • フレッツ光は光クロス・光ネクスト・光25Gの総称で、高速メニューはエリアが限られる
  • 東日本と西日本はプランも料金も別物
  • ぷららはOCNへの統合が進行中で、プロバイダー選びは提供状況の確認が先
  • 東日本は2025年4月に料金を改定し、100Mbps・200Mbpsと1Gbpsが同じ月額になった
  • 東のにねん割、西の光はじめ割・光はじめ割ネクストは新規受付を終了し、解約金の前提が変わった

料金やキャンペーンはよく変わるので、申し込む前に各社のページで今の条件を見てください。

フレッツ光の種類ごとの違いはフレッツ光ネクスト・クロス・光25Gの違いと料金で、開通までの流れはフレッツ光の申し込みから開通までの手順で詳しく解説しています。
>>【光回線のプロバイダー】知らずに二重契約しているかも?ネット料金が高い時に確認すべきこと

光回線のおすすめランキング!

1位 auひかり

 
auひかりロゴ

関東一部エリア限定で超高速最大10Gbpsで利用可能



2位 ドコモ光

ドコモ光ロゴ

今ならキャンペーンで新規工事料が無料



3位 SoftBank光

ソフトバンク光ロゴ

インターネット会員数No.1の信頼感