「スプラトゥーン2」は、2017年7月21日にニンテンドースイッチ専用ソフトとして発売された人気シリーズゲームです。
私も実際にプレイしています。専らナワバリとサーモンランですが・・・私のようなTPS初心者でも楽しく遊べるのが魅力的ですね。
そして本日(2021年2月18日)、ニンテンドーダイレクトにてシリーズの完全新作「スプラトゥーン3」も正式発表され、ファンの間で大いに盛り上がっています!!
そんな人気シリーズ「スプラトゥーン」ですが、遊んでいると対戦中に回線落ちで人数が減ってしまったり、敵が動かなくなったと思ったら自分の後ろに瞬間ワープするといった現象をよく見かけます。
なぜ倒されたかも分からないなんてこともあり、その度に悔しい思いをしたという人も多いでしょう。
そこで今回は、スプラトゥーン2で勝率を上げるためのネット回線対策をご紹介します。
結論から言ってしまうと、光回線の中でも混雑しにくいv6プラス対応の光回線で、ニンテンドースイッチをLANケーブルで接続することで、勝率を上げるためのネット環境は整います。
スプラトゥーン2で勝率を上げるためのネット回線対策
ⅰ)ラグと同期ズレ
スプラトゥーン2はプレイヤーのウデマエ(実力)も重要ですが「自キャラが自分の操作と異なった挙動を急にしてしまい負けてしまった」という人は多くいるのではないでしょうか?
この場合はあなたのウデマエに関係なく、ネット回線が原因で引き起こされた現象です。
スプラトゥーン2でプレイする際に、ネット回線に由来する問題が2つあります。
それが『ラグ』と『同期ズレ』です。
この2つの問題で一番重要なのは、一方のプレイヤーに原因があったとしても、一緒に遊んでいる他のプレイヤーたちにまで影響を及ぼすという点です。
つまり、あなたがラグったり同期ズレを起こして混乱している間に、相手チームにとっては有利な状況が展開されている可能性があります。
このようなことで負けたり、味方に迷惑をかけためにも、まずはネット回線から万全の準備を整えましょう。
ラグ・同期ズレとは
発した指示・命令が実行される間に起こる遅延時間を「ラグ(タイムラグ)」といいます。「ラグい」「ラグってる」という風にゲーマーの間で言ったりしますよね。
スプラトゥーン2では、味方4人+敵4人の計8人とマッチするために、任天堂のサーバにアクセスし、サーバからは他の7人のプレイヤーのIPアドレスなどの情報をもらいます。
対戦開始後は、自キャラの操作情報などを他のプレイヤーたちに直接送るのですが、ここで通信の送受信に遅れがあるとラグが起こります。
次に「同期ズレ」ですが、こちらは通信の安定性によってキャラがワープ移動してしまう現象です。
動画というのは、たくさんの静止画をつなぎ合わせることで作られており、1秒あたりに処理される静止画の枚数を「フレームレート」と呼びます。スプラトゥーン2の場合、1秒あたり60枚の静止画で構成されているので、フレームレートは60fps、1/60枚を1フレームとします。
スプラトゥーンをプレイ中は常に通信が行われていますが、その全てが通信されているわけではなく、ざっくり言うと、1秒あたり60枚の静止画のうち、必要な情報の分だけしか通信されていません。
では、通信が行われていない間はどうなっているかというと、コンピュータがキャラの未来位置を推測で判断しています。
この時のコンピュータの推測した未来位置と、実際にプレイヤーが操作入力して次に送られてきた位置情報の違いが同期ズレとなり、ワープ移動したような現象となるのです。
また、この同期ズレはラグとは関係なく、無線Wi-Fiなどでプレイしている人たちにとっては同期ズレの方が大きな問題となります。
こういったラグや同期ズレを防ぐためには、ネット回線や接続方法に目を向けて対策をとる必要があります。
ⅱ)回線速度よりも回線の安定性と応答速度
ラグも同期ズレも、ネット回線の応答性と接続の不安定さが原因となっています。
これを改善するために一番手っ取り早いのは物理的に回線を安定させる方法です。
ニンテンドースイッチを無線LAN(Wi-Fi)で接続するのではなく、LANケーブルで直接ルータに接続しましょう。
Wi-Fiは電波を利用して無線LANルータと機器を接続しているのですが、この場合電子レンジや他の無線Wi-Fiなど、他の電波の影響を大きく受けてしまいます。
余計な電波干渉を受けないためにも、LANケーブルで接続する方法が一番おすすめです。
また、Wi-Fiを接続する際も、モバイルWi-Fiルータ(ポケットWi-Fiなど)ではなく、固定回線を利用するようにしましょう。
モバイルWi-Fiルータも電波を利用してインターネットへ接続しているので、固定回線に比べると安定性には欠けます。
しかも、モバイルWi-Fiルータは携帯電話と同じ電波を利用しています。となると基地局も携帯電話と同じということになるので、回線が非常に混雑することが予想されます。
さらに、携帯電話の回線は経由するネットワーク機器が多いので、回線の応答性も遅くなります。
回線の応答性とは、自分の送ったパケットが相手に届き、それがまた自分に返ってくるまでの時間です。よく『ping値』と呼ばれていますが、実際には回線の応答性を示すのはRTT(Round Trip Time)と呼ばれ、そのRTTを測定するツールの名前をpingと呼ぶそうです。
RTTの数値を調べる方法は簡単です。
SPEEDTEST(http://beta.speedtest.net/)というサイトで、『GO』のところをクリックすると『PING』というところに数値が出てきます。
この『PING』の数字が10~50msだと問題なくプレイできますが、60~200msくらいだとラグが起こっても不思議ではありません。
回線の応答性を直接よくする方法はありませんが、なるべく混雑していないネット回線を選ぶことで多少回避することはできます。
多くの人はフレッツ光の回線を利用していると思いますが、メジャーな光回線であるにもかかわらず回線が混雑する理由は、PPPoE方式にあります。
PPPoE方式では機械的に混雑してしまう部分があって、その台数を増やしても加入者が増え続けているので対応が間に合っていない状態です。
これを解決したのがIPoE方式で、混雑する機械をバイパスによって回避するようになっています。
このIPoE方式に対応しているサービスがv6プラスと呼ばれているので、『v6プラス対応』と明示しているプロバイダを選ぶことで、回線の混雑を回避できます。
選ぶべき回線に対応しているプロバイダ
前述の内容から、スプラトゥーン2の勝率を上げるためには、ラグと同期ズレをできる限りなくす必要があり、そのためにはニンテンドースイッチをLANケーブルでv6プラス対応の固定回線に接続する必要があることがわかりました。
ここでおすすめしたいのがドコモ光です。
ドコモ光の回線はv6プラス対応しており、混雑するポイントがなく安定した通信が期待できます。
また、セット割といってドコモのスマホユーザの場合、月々のパケットパック料金から最大3,500円も割り引かれます。
対応プロバイダの数も圧倒的に多いため、プロバイダ料金や、キャッシュバックなどの特典から気に入ったサービスを選べるのも魅力的です。
プロバイダの中でもGMOとくとくBBが特におすすめです。
スプラトゥーン2をプレイするときにはLANケーブルで接続するべきですが、それ以外にもスマホをWi-Fi接続してパケット料金を節約したり、パソコンや他の電子機器をWi-Fi接続するためには、当然ながら無線Wi-Fiルータが必須となります。
GMOとくとくBBからドコモ光に加入するとv6プラス対応の無線Wi-Fiルータが0円でレンタルできます。
ゲーム以外でのネット利用には無線Wi-Fiルータは必須となりつつあるので、せっかくならGMOとくとくBBからドコモ光に加入して無料で利用しましょう。
新規でドコモ光に契約したい場合は、GMOとくとくBBの公式ページから申し込めます。
【GMOとくとくBB ドコモ光】:http://gmobb.jp/service/docomohikari/index_b.html
WiMAX2+に契約したい場合は、GMOとくとくBBの公式ページから申し込めます。
【GMOとくとくBB WiMAX2+】:http://gmobb.jp/wimax/
まとめ 負けないためにはv6プラス対応+LANケーブル接続が最強!
今回、スプラトゥーン2で勝率を上げるためのネット回線対策についてご紹介しました。
最新作の発売は来年。それまではスプラ2の賑わいも衰えることはなさそうですね!
スプラトゥーンは立ち回りだけでなく、回線状況も勝敗に大きく関わってきます。
大事な局面でラグったり回線落ち・ワープ移動で負けないためには、ニンテンドースイッチをLANケーブルでv6プラス対応の固定回線のルータに接続するのが1番おすすめです。