『クラッシュ・オブ・クラン(以下、クラクラ)』が落ちる、フリーズする、通信エラーが出るときは、端末の負荷・保存容量・通信のどれかが原因のことがほとんどです。iPhoneはiOS 15.0以降が必要で、アプリ本体は2026年10月時点で約795MBまで大きくなっています。

村を育ててクランの仲間と対戦する常時オンラインのゲームなので、大事な攻撃の途中で落ちると被害も大きくなります。症状ごとに原因の当たりをつけて、上から順に直していく方法を紹介します。



クラクラは通信が切れた瞬間にエラーになるゲームです

App Storeの説明文にも「本ゲームで遊ぶ際にはネットワーク接続が必要です」と書かれています。クラクラは村のデータをサーバー側で管理する常時接続のゲームです。

なので、一瞬でも通信が切れると、それがそのまま通信エラーや戦闘の中断として表に出ます。オフラインでも進められるゲームとは、トラブルの起こり方が違います。

今のクラクラが求める環境

昔は動いていたのに、というときは、ゲーム側の要求が上がったことが原因かもしれません。2026年10月時点のストアの表記は次のとおりです。

iPhoneはiOS 15.0以降が必要

App Store(日本)の情報欄では、iPhoneはiOS 15.0以降、iPadはiPadOS 15.0以降が必要とされています。

iOS 14のままの端末には、今からクラクラを入れられません。「設定」>「一般」>「情報」でiOSのバージョンを確認し、更新できない機種なら端末の買い替えが必要です。

アプリ本体は約795MB、空きは1〜2GBほしい

App Storeの表記で、アプリのサイズは794.6MBです。2026年8月時点では約649MBだったので、アップデートを重ねて大きくなっています。

ここに更新時の一時ファイルやキャッシュが加わるため、空きが数百MBしかない状態だと、アップデートで止まりがちです。1〜2GBほど空けておくと、更新で詰まる場面が減ります。

Androidの必要環境は端末によって違うので、手元の端末に対応しているかはGoogle Playのアプリページで確かめましょう。

Windows PCでも遊べるが、必要なスペックは高め

Google Playには、Google Play Gamesを使えばWindows PCでクラクラを遊べると書かれています。スマホの発熱や電池切れで落ちるのが悩みなら、腰を据えて遊ぶときだけPCに移す手もあります。

ただ、PC側の最低スペックはそれなりに求められます。Google PlayのPC版ページに出ている条件は下の表のとおりです。

項目最低要件
OSWindows 10(v2004)
ストレージ空き10GB以上のSSD
グラフィックIntel UHD Graphics 630相当以上
CPU物理4コア
メモリ8GB
その他Windowsの管理者アカウント、ハードウェア仮想化の有効化

仮想化の設定はBIOSやUEFIで行うことが多く、パソコンに慣れていないと少し手間取ります。同じページには、ゲームによってはPC版を利用できない場合があるとの注記もあるので、使い始める前にページの案内も読んでおいてください。

症状から当たりをつける

やみくもに全部試すより、症状で切り分けたほうが早く直ります。

戦闘中だけ落ちるなら端末の負荷

村の画面では平気なのに攻撃を始めると落ちるなら、描画と処理の負荷に端末が追いついていない可能性が高いです。ユニットが多く出る攻撃ほど負荷は上がるので、裏のアプリを閉じる、端末を休ませるといった対処が効きます。

開いた直後にフリーズするなら更新データ

起動やロードで止まるのは、アップデート直後に多いパターンです。更新データのダウンロードが途中で止まったか、空き容量が足りずに書き込めていないことが疑われます。空き容量の確保と、アプリの更新確認から始めてください。

攻撃中に通信エラーなら回線の切り替わり

移動しながら遊んでいると、Wi-Fiとモバイル回線の切り替わりや、電波の弱い場所への移動がそのまま切断になります。攻撃の直前だけでも電波の安定した場所に移っておくと、切断を防げます。

端末側でできること

効きやすい順に並べています。上から試してください。

アプリを閉じて開き直す

長く起動したままだと、動きは重くなります。プレイデータはサーバー側にあるので、閉じても村や資源は消えません。気軽にやり直して大丈夫です。

ホームボタンのないiPhoneは、画面の下端から上へスワイプして途中で止めるとアプリ一覧が出ます。そこでクラクラを上へ払えば終了です。ホームボタンのある機種は2回押し、Androidはマルチタスクボタンか画面下端のスワイプで一覧を出します。

本体を再起動して空きメモリを作る

閉じても改善しないときは本体の再起動です。電源ボタンで画面を消すのはスリープで、再起動にはなりません。電源メニューから再起動すると、裏で動いていたものがまとめて整理され、動作用のメモリ(RAM)に余裕ができます。

保存容量(ROM)の空きを作る

写真や動画、使っていないアプリが端末を圧迫していると、更新データの書き込みに失敗しやすくなります。写真や動画はクラウドやSDカードに移し、遊んでいないアプリは消すと、手早く空きを作れます。

キャッシュを消した直後は再ダウンロードが走り、そのぶん通信量が増えます。速度制限がかかっているときは避けてください。

熱いときは冷やすより休ませる

長く遊んで本体が熱くなると、端末は自動で性能を落として発熱を抑えます。急にカクつく原因の多くはこれです。

保冷剤や冷蔵庫で急に冷やすと、内部が結露して故障の原因になります。ケースを外して風通しのよい場所に置き、しばらく休ませてください。

通信が原因のときにやること

回線を入れ替えて症状が変わるか見る

いちばん確実な切り分けは、Wi-Fiとモバイル回線の入れ替えです。モバイル回線だけにしたら安定した、あるいはその逆なら、原因は端末より回線側にあります。

速度制限中は攻撃の開始と終了でつまずく

クラクラは大きなファイルを落とし続けるゲームではありません。ただ、攻撃の開始と終了のたびにサーバーと細かい通信をしています。速度制限中はこのやり取りが通らず、通信エラーとして表示されます。

自宅で長く遊ぶなら回線の見直しも

自宅で長く遊ぶなら、通信量を気にせず使える回線があると安定します。WiMAX 2+向けの「ギガ放題」は、UQ WiMAX公式で新規受付を終了したプランに分類されていて、今は申し込めません。

今の主力はWiMAX +5Gのプランです。選び方はスマホゲーム向けWiMAXプロバイダーの比較で紹介しています。

入れ直す前にSupercell IDの連携を確認

アプリの再インストールは最終手段です。その前に、引き継ぎの準備を必ず済ませてください。

開発元のSupercellは、「Supercell ID」というゲームアカウントを用意しています。設定しておけば、端末を変えたときや入れ直したときに村を呼び戻せて、iOSとAndroidをまたぐ移行にも使えます。

設定しないまま入れ直すと、育てた村に戻れなくなるおそれがあります。手順はゲーム内の「設定」から進められ、公式のサポートポータルにも案内があります。機種変更を決める前の、今のうちに設定しておきましょう。


それでも直らないときの相談先

ここまで試しても改善しないなら、アプリやサーバー側の問題かもしれません。その場合は自分で直せないので、公式の窓口で状況を確認してください。

App Storeの説明にある公式サポートポータルのほか、ゲーム内の「設定」>「ヘルプとサポート」から問い合わせできます。攻撃の途中で落ちたあとのトロフィーや資源の増減に納得がいかないときも、ここで個別に相談できます。

メンテナンスの開始や延長は、公式X(@ClashofClansJP)で告知されます。大型アップデートの直後は同じ症状の報告が集まりやすいので、告知を見てから連絡すると、やり取りの往復が減ります。

ほかのゲームの通信エラー対策は、ガルパの容量とキャッシュクリアや白猫・白猫テニスの通信エラー対策の記事でも紹介しています。

まとめ

クラクラの不調は、端末の負荷、保存容量や更新データ、通信の3つのどれかに行き着くことがほとんどです。iPhoneはiOS 15.0以降が必要で、アプリ本体も約795MBあるので、空き容量には余裕を持たせてください。

そして、入れ直す前のSupercell IDの確認だけは、あとから取り返しがつきません。調子が悪くなる前に設定を済ませておくと、いざというときに村を守れます。

対応OSやアプリのサイズはアップデートで変わるので、気になるときはストアのアプリ情報で今の表記を確かめてください。