ドコモ光の光回線を引いたとしても、ユーザーがインターネットを利用するには、プロバイダーと契約して光回線をインターネットと接続してもらう必要があります。
ドコモ光は、契約の際に自分の好きなプロバイダを選択することができますが、2023年7月現在で20社以上から選択する必要があります。プロバイダを比較したことがないという方も多く、プロバイダの選択肢が多いことが悩みの種になってしまいますよね。
「ドコモ光に対応したプロバイダはどこ？」「どのプロバイダを選んだらいいの？」という疑問にお答えするために、料金や速度などの観点でおすすめのプロバイダをランキング形式でまとめましたので、ドコモ光の申し込みを検討している方はこの記事を参考に、お得で快適なプロバイダを選択してください！
ドコモ光のプロバイダ
プロバイダとは？
プロバイダとは、インターネットと回線事業者が提供する回線をつなげる接続事業者のことをさします。
たとえば光回線を引いたとしても、プロバイダと契約をして光回線をインターネットに接続しなければインターネットを使うことはできません。
つまりインターネットを使うためには、NTTドコモなどの回線事業者とプロバイダそれぞれと契約し、それぞれに利用料金を支払う必要があります。
2023年7月現在ではドコモ光に対応しているプロバイダは20社以上あるため、この中から1社を選び契約する必要があります。
どのプロバイダでもいい、ということはなくて、プロバイダによって通信速度や月額料金、サービス内容が異なりますので、お得で快適なネット環境を構築できるプロバイダを選ぶ必要があるのです。
ドコモ光のプロバイダを選ぶ上でのポイント
ドコモ光のプロバイダ選びにおいて重要なポイントは以下となります。
1：「料金」―月額料金が安いプラン「タイプA」か
2：「通信速度」―高速通信方式（V6プラス）に対応し、通信速度が速いか
3：「ルーター」―ルーターは無料レンタルか
4：「キャッシュバック」―キャッシュバックが充実しているか
5：「その他の特典」―その他の特典が充実しているか
以下は上記の5つのポイントを比較した表となります。総合的に「GMOとくとくBB」のサービスが充実していることがわかります。
|
プロバイダ |
料金プラン |
通信速度 |
V6プラスの自動適用 |
無料WIFIルーターサービス |
キャッシュバック |
その他の特典 |
|
|
現金 |
ポイント |
無料サポートサービス |
|||||
|
GMOとくとくBB |
A |
290.33Mbps |
○ |
○ |
35,000円 |
2,000pt |
○ |
|
OCN |
A |
279.00Mbps |
○ |
○ |
– |
2,000pt |
○ |
|
@nifty |
A |
244.95Mbps |
○ |
○ |
20,000円 |
2,000pt |
○ |
|
andline |
A |
241.01Mbps |
○ |
○ |
– |
10,000pt |
○ |
|
SIS |
A |
314.99Mbps |
○ |
○ |
– |
10,000pt |
○ |
|
ic-net |
A |
179.05Mbps |
× |
○ |
– |
10,000pt |
○ |
|
hi-ho |
A |
120.99Mbps |
× |
○ |
– |
10,000pt |
○ |
|
BIGLOBE |
A |
281.39Mbps |
○ |
○ |
– |
10,000pt |
○ |
|
BB.excite |
A |
364.16Mbps |
○ |
○ |
– |
10,000pt |
○ |
|
タイガースネット |
A |
255.81Mbps |
× |
○ |
– |
10,000pt |
○ |
|
エディオンネット |
A |
285.50Mbps |
○ |
× |
– |
10,000pt |
× |
|
SYNAPSE |
A |
214.47Mbps |
× |
× |
– |
10,000pt |
○ |
|
楽天ブロードバンド |
A |
199.81Mbps |
× |
× |
– |
10,000pt |
○ |
|
DTI |
A |
214.82Mbps |
× |
× |
|
10,000pt |
○ |
|
@ネスク |
A |
160.52Mbps |
× |
× |
– |
10,000pt |
○ |
|
TikiTiki |
A |
229.23Mbps |
× |
× |
– |
20,000pt |
× |
|
@Tcom |
B |
286.56Mbps |
○ |
○ |
– |
10,000pt |
○ |
|
TNC |
B |
414.66Mbps |
○ |
× |
– |
10,000pt |
× |
|
アサヒネット |
B |
324.25Mbps |
× |
× |
– |
10,000pt |
× |
|
チャンプルネット |
B |
257.59Mbps |
× |
○ |
– |
10,000pt |
○ |
|
WAKWAK |
B |
230.71Mbps |
○ |
× |
– |
10,000pt |
× |
（引用：みんなのネット回線速度）
※通信速度は動画ダウンロード時などに必要な下り速度の直近3ヶ月の平均速度
ポイント1：「料金」―月額料金が安いプラン「タイプA」か
ドコモ光には「タイプA」と「タイプB」というプランがあり、それぞれ月額料金と選択できるプロバイダの種類が異なります。
|
|
戸建て |
マンション |
10ギガ |
|
タイプA |
5,720円 |
4,400円 |
6,380円 |
|
タイプB |
5,940円 |
4,620円 |
6,600円 |
※上記は2年定期契約の場合の月額料金
「タイプA」は「タイプB」に比べて月額料金が220円安い特徴がありますが、回線のスピードや品質は「タイプA」も「タイプB」も同じになります。
ドコモ光を2年定期契約した場合、220円×24ヶ月で5,280円も料金差が出るため、ドコモ光を検討している方には、1ギガプランの「タイプA」がおすすめです。
また、ドコモ光には最大10Gbpsのダウンロード速度で回線を利用できる「ドコモ光10ギガ」もありますが、一般的な家庭でのネット利用においては、1ギガタイプの光回線で十分快適な回線速度を享受できます。10ギガタイプは、特定の用途や特殊なニーズを持つユーザーに向けたものですので、通常の家庭向けインターネット接続には過剰なスペックといえます。
また、10ギガタイプには以下の通り利用可能エリアも定められています。利用を検討する際には自宅が利用可能エリアの範囲内か確認しましょう。
|
|
サービス提供エリア |
||
|
|
都府県域 |
戸建・マンション |
|
|
NTT東日本エリア |
東京都 |
23区、狛江市、調布市、三鷹市、府中市、稲城市、羽村市、国分寺市、小金井市、小平市、昭島市、清瀬市、西東京市、多摩市、東久留米市、東村山市、東大和市、武蔵村山市、武蔵野市、福生市、立川市、あきる野市、国立市、青梅市、町田市、日野市、八王子市、西多摩郡瑞穂町 |
|
|
神奈川県 |
横浜市、川崎市、伊勢原市、茅ケ崎市、逗子市、足柄上郡松田町、中郡二宮町、相模原市、綾瀬市、横須賀市、海老名市、鎌倉市、厚木市、座間市、小田原市、秦野市、大和市、藤沢市、平塚市、高座郡寒川町、足柄上郡開成町、足柄上郡大井町、足柄上郡中井町、中郡大磯町 |
||
|
千葉県 |
千葉市、市川市、習志野市、松戸市、白井市、浦安市、鎌ヶ谷市、市原市、成田市、船橋市、袖ケ浦市、大網白里市、東金市、八街市、木更津市、流山市、柏市、茂原市、八千代市、四街道市、君津市、銚子市、旭市、印西市、我孫子市、鴨川市、佐倉市、山武市、富里市、野田市 |
||
|
埼玉県 |
さいたま市、ふじみ野市、狭山市、坂戸市、志木市、新座市、草加市、鶴ヶ島市、富士見市、北本市、和光市、蕨市、秩父郡横瀬町、南埼玉郡宮代町、入間郡三芳町、飯能市、本庄市、三郷市、羽生市、越谷市、桶川市、加須市、吉川市、久喜市、熊谷市、戸田市、幸手市、行田市、鴻巣市、春日部市、所沢市、上尾市、深谷市、川越市、川口市、秩父市、朝霞市、東松山市、日高市、入間市、八潮市、蓮田市、白岡市、児玉郡神川町、秩父郡小鹿野町、比企郡滑川町、北葛飾郡杉戸町、北足立郡伊奈町 |
||
|
|
都府県域 |
戸建・マンション |
戸建のみ |
|
NTT西日本エリア |
大阪府 |
大阪市、東大阪市、八尾市、松原市、藤井寺市、豊中市、堺市、茨木市、吹田市、大東市、門真市 |
|
|
和歌山県 |
|
和歌山市 |
|
|
京都府 |
京都市、長岡京市、向日市 |
|
|
|
滋賀県 |
|
草津市、彦根市 |
|
|
兵庫県 |
|
加古川市、伊丹市 |
|
|
愛知県 |
名古屋市、岡崎市、豊川市、刈谷市、江南市、小牧市、津島市、春日井市、北名古屋市、半田市、瀬戸市、大府市、豊橋市 |
|
|
|
静岡県 |
藤枝市、袋井市、富士宮市、三島市、浜松市、焼津市、磐田市 |
|
|
|
岐阜県 |
美濃加茂市、岐阜市 |
|
|
※利用可能エリアは順次拡大予定のため、最新の情報はドコモ光のホームページをご確認ください。
ポイント2：「通信速度」―高速通信方式（ｖ6プラス）に対応し、通信速度が速いか
快適なネット環境を整備する上で、通信速度はかなり重要なポイントになります。
次世代のインターネット接続方式と言われている「v6プラス」の通信サービスが採用されているプロバイダでは、より快適なインターネット環境を構築することが可能です。
v6プラスが提供するIPv6接続は、NTT東日本・西日本の提供するフレッツ光回線を利用した新しいインターネット接続方式のことで、従来の接続方式よりも混雑しにくいとされているのです。
2023年7月現在では、すべてのプロバイダでv6プラスを使えるようになっていますので、比較するポイントとしては通信速度の実測値になります。
ドコモ光の基本プランである1ギガプランの場合通信速度は最大1Gbpsです。これはどのプロバイダを選んだ場合も同じですが、プロバイダごとにインターネット接続時の速度に優劣があります。通信速度は実測値が200Mbps以上のプロバイダを選べば快適なネット環境が整備できると言えるでしょう。
通信速度を比較する上でもう1点注意点をあげるならば、v6プラスを利用するにあたって、自動的に適用されるのか、それとも別途申し込みをしないと利用できないのか、という点になります。
ｖ6プラスが自動適用されるプロバイダは、上乗せの月額料金がかかりませんし、設定も不要で開通と同時に「ｖ6プラス」が使えるようになるのです。
一方で自動適用がないプロバイダの場合は、v6プラスを申し込んでから使えるまでにプラス1〜２週間かかる場合があるので、申し込みが不要で最初からこのオプションが自動適用されるプロバイダを選ぶのが良いでしょう。
ポイント3：「ルーター」―ルーターは無料レンタルか
光回線を利用するためには、回線の事業者が工事の際に設置してくれる光回線終端装置（ONU）と、Wi-Fiルーターと繋ぐ必要があります。
Wi-Fiルーターは自分で購入（5,000〜10,000円程度）して使用しても構いませんが、ドコモ光のプロバイダの中には、高速Wi-Fiルーターを無料でレンタルしてくれるところもあります。
Wi-Fiルーターをお持ちでない場合や、どんなルーターがいいのかわからないという方はWi-Fiルーターを無料レンタルできるプロバイダを選ぶとよいでしょう。
ポイント4：「キャッシュバック」―キャッシュバックが充実しているか
ドコモ光では、各プロバイダや代理店が独自のキャッシュバックキャンペーンを用意していますので、申し込みの前に各社のキャッシュバック金額や適用条件などを確認するようにしましょう。
プロバイダによっては35,000円のキャッシュバックがもらえるケースもありますので、よりお得なキャッシュバックを行なっているプロバイダを選びましょう。
ポイント5：「その他の特典」―その他の特典が充実しているか
ドコモ光のプロバイダのほとんどが、訪問またはリモートでの無料のサポートサービスに対応しています。
パソコンの初期設定などを行なってくれるので、パソコン操作やインターネット設定に不安がある方は、積極的のこのサービスを利用されるといいでしょう。
ドコモ光のおすすめプロバイダ3選
上記の比較ポイントを踏まえて、ドコモ光のおすすめのプロバイダを3つご紹介します。
GMOとくとくBB
@nifty
OCNインターネット
料金、通信速度、その他の特典などを調査した結果、ドコモ光を利用する上で最もおすすめできるプロバイダは『GMOとくとくBB』です！
その理由は以下の通りです。
1：月額料金が安いプラン「タイプA」
2：高速通信方式（V6プラス）に対応。通信速度が速い！
3：高スペックルーターが無料レンタル
4：キャッシュバックが最大35,000円！
5：訪問サポートも初回無料！
GMOとくとくBB
おすすめポイント1：月額料金が安いプラン「タイプA」
GMOとくとくBBは「タイプA」の料金プランのプロバイダのため、安い月額料金でドコモ光を利用することができます。
「タイプA」は「タイプB」に比べて月額料金が220円安い特徴がありますが、回線のスピードや品質は「タイプA」も「タイプB」も同じになります。
ドコモ光を2年定期契約した場合、220円×24ヶ月で5,280円も料金差が出るため、ドコモ光を検討している方には、「タイプA」のGMOとくとくBBがおすすめなのです。
おすすめポイント2：高速通信方式（V6プラス）に対応。通信速度が速い！
以下の表でもお分かりいただけると思いますが、タイプAのプロバイダの中で、通信速度の実測値がTOP3に入るほど、通信速度が速いプロバイダであることがお分かりいただけるかと思います。
|
プロバイダ |
料金プラン |
通信速度 |
V6プラスの自動適用 |
無料WIFIルーターサービス |
|
BB.excite |
A |
364.16Mbps |
○ |
○ |
|
SIS |
A |
314.99Mbps |
○ |
○ |
|
GMOとくとくBB |
A |
290.33Mbps |
○ |
○ |
|
エディオンネット |
A |
285.50Mbps |
○ |
× |
|
BIGLOBE |
A |
281.39Mbps |
○ |
○ |
|
OCN |
A |
279.00Mbps |
○ |
○ |
|
タイガースネット |
A |
255.81Mbps |
× |
○ |
|
@nifty |
A |
244.95Mbps |
○ |
○ |
|
andline |
A |
241.01Mbps |
○ |
○ |
|
TikiTiki |
A |
229.23Mbps |
× |
× |
|
DTI |
A |
214.82Mbps |
× |
× |
|
SYNAPSE |
A |
214.47Mbps |
× |
× |
|
楽天ブロードバンド |
A |
199.81Mbps |
× |
× |
|
ic-net |
A |
179.05Mbps |
× |
○ |
|
@ネスク |
A |
160.52Mbps |
× |
× |
|
hi-ho |
A |
120.99Mbps |
× |
○ |
（引用：みんなのネット回線速度）
※通信速度は動画ダウンロード時などに必要な下り速度の直近3ヶ月の平均速度
さらに、GMOとくとくBBは次世代のインターネット接続方法である「v6プラス」が自動的に適用されるので、開通と同時に高速通信が使えるようになるのです。
上乗せの月額料金がかからないことも大きなメリットといえます。
おすすめポイント3：高スペックルーターが無料レンタル
GMOとくとくBBでは、v6プラスに対応した高スペックのルーターを無料でレンタルできます。Amazonでは7,000〜8,000円程度で販売されているルーターが無料でレンタルできるのはとてもありがたいですね。
おすすめポイント4：キャッシュバックが最大35,000円！
GMOとくとくBBのキャッシュバックはオプション条件なしで35,000円+他社ネット回線からの乗り換えなら、解約金分最大10,000円までキャッシュバックしてくれる超優秀な特典プランとなっています!
おすすめポイント5：訪問サポートも無料！
万が一設定がわからなくなってしまったといった時の訪問サポートも、初回無料となっていますので、初心者の方でも安心して申し込みできる体制が整っています。
@nifty
おすすめプロバイダ第2位は@niftyです。
@niftyはインターネット接続サービスの提供を開始してから30年近く続く老舗プロバイダですので名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
1：月額料金が安いプラン「タイプA」
2：高速通信方式（v6プラス）に対応
3：ルーターが無料レンタル
4：キャッシュバックが最大20,000円！
5：訪問サポートも初回無料！
プロバイダを選ぶ上での基本的な比較ポイントは全ておさえていますね。
平均通信速度も十分な速度が出ていますし、1ギガプランは新規契約で最大20,000円のキャッシュバックがあったりとサービスの面でも他社に引けを取らない内容です。
一方で、無料レンタルできるルーターがGMOとくとくBBに比べるとスペックが劣っているのでその点若干の割引が必要です。
OCNインターネット
おすすめプロバイダの第3位はOCNインターネットです。
OCNインターネットは、NTTドコモが運営する日本最大級のインターネットサービスプロバイダで、「OCN for ドコモ光」のサービス終了に伴い、2023年7月からサービスを開始した安心・快適にインターネットを利用したい方に向いているプロバイダです。
1：月額料金が安いプラン「タイプA」
2：高速通信方式（v6プラス）に対応
3：高規格ルーターが無料レンタル
4：代理店経由のキャッシュバックが充実！
5：訪問サポートも初回無料！
OCNインターネットもプロバイダを選ぶ上での基本的な比較ポイントは全ておさえていますね。
特に無料レンタルのルーターがWi-Fi6という高速通信に対応していて、テレワークやオンラインゲームなどの高負荷にも耐えられるスペックとなっています。
代理店経由での申し込みで30,000円キャッシュバックしてくれるのも嬉しい特典です。
まとめ
ドコモ光のプロバイダの選び方と、おすすめのプロバイダ３選について解説してきました。
このサイトで解説した基準をもとにプロバイダ選びをすれば、大きく後悔するというリスクも少なくて済むと思いますが、万が一、プロバイダを契約した後に他社に乗り換えたくなった場合でも、後からプロバイダの変更はできるのでお試し感覚で申し込んでみるのも良いと思います。
本記事を参考に最適なプロバイダを見つけ、より快適に、よりお得に、ドコモ光を利用してください！
