ビックカメラで契約できるWiMAX「BIC WiMAX」を解説
WiMAXは多くのプロバイダーが提供していますが、その中でも少し変わった立ち位置にあるのが、家電量販店のビックカメラが提供する「BIC WiMAX(BIC WiMAX SERVICE)」です。
回線はUQコミュニケーションズのWiMAXを使いつつ、店頭で相談して、その日のうちに持ち帰って使い始められるのが最大の特徴。ネット申し込みが主流のWiMAX業界では貴重な選択肢です。
この記事では、現在のBIC WiMAXの料金プラン・契約条件・端末・メリットと注意点を、公式情報をもとに整理します(本記事の内容は2026年7月時点の公式サイト記載に基づきます)。
【現在の内容】BIC WiMAXの料金プランと契約条件
プランは「BICギガ放題プラスS2」の1本
かつては従量課金型を含む複数の料金プランがありましたが、現在はデータ無制限のプランに一本化されています。公式サイトによると内容は次のとおりです。
| 項目 | BICギガ放題プラスS2 | 備考 |
|---|---|---|
| 月額利用料 | 4,268円(税込) | Netflix(スタンダードプラン)付きの「Netflixパック」は5,753円(税込) |
| 月間データ制限 | なし(スタンダードモード) | 一定期間に大量通信すると混雑時間帯に速度制限される場合あり |
| 登録料 | 3,300円(税込) | 別途ユニバーサルサービス料・電話リレーサービス料がかかる |
| 契約期間 | 加入月を含む3か月のみ | 3か月以内の解約は契約解除料3,300円(税込) |
| 割引 | WiMAX +5G割 | 13か月間 682円/月を割引(受付期間2023年6月1日〜終了時期未定) |
※料金・キャンペーンは改定されることがあります(公式サイトでも2026年7月1日付で料金プラン改定のお知らせが出ています)。申し込み前に必ず最新の内容をご確認ください。
「縛り」は実質3か月だけ
以前のWiMAXといえば2年・3年契約が当たり前でしたが、現在のBIC WiMAXは契約期間が加入月を含む3か月のみ。それ以降はいつ解約しても契約解除料はかかりません。
「店頭で勧められて契約したけれど、長期の縛りが不安」という心配は、現在はかなり小さくなっています。ただし端末を分割払いで購入している場合は、解約後も残債の支払いが続く点には注意してください。
プラスエリアモードは「使った月だけ」課金
標準のスタンダードモードは月間データ容量に上限がありません(800MHz帯には非対応)。電波が入りにくい場所ではプラスエリアモードに切り替えるとauと同等のエリアが使えます。
このオプションは申し込み不要で、接続した月だけ1,100円(税込)が発生する仕組み。ただしプラスエリアモードで月30GBを超えると、当月末まで最大128kbpsに制限されます(スタンダードモードは対象外)。なお、auの「auスマートバリュー」やUQ mobileの「自宅セット割 インターネットコース」適用中はこのオプション料が無料になります。
BIC WiMAXを使うメリット
販売員から直接説明を受けられる
ビックカメラ・ソフマップ・コジマの店頭で申し込めるので、料金プランやエリアの疑問をその場で解消できます。他社サービスとの比較や、パソコン購入とあわせた相談ができるのも量販店ならではです。
Webサイトの説明を読んでもピンとこない、契約書の内容を対面で確認したい——そういう方には、この安心感は大きな価値になります。買い物のついでに相談できる気軽さもうれしいところです。
契約したその日から使える
店頭で申し込めば、そのままルーターを受け取ってすぐ使い始められます。公式サイトでは契約後最短30分でのお渡しも可能と案内されています(店舗や開通処理の混雑状況によって前後します)。
引っ越し直後でネットがない、急な出張で今すぐ通信環境が必要——といった場面では、配送を待つ必要がないのは決定的な強みです。工事も不要なので、電源を入れればその場でつながります。
実機を店頭で試せる
意外と知られていませんが、店頭では実機を使って実際の速度を体感できるとされています。「自分の生活圏で本当に使えるのか不安」という方は、まず店舗で試してみるのが確実です。
ビックポイント還元・家電とまとめられる
BIC WiMAXでは、ビックポイント、または同額相当の現金還元が受けられるキャンペーンが用意されています。ポイントをそのまま家電購入に充てられるので、パソコンやテレビの買い替えと同じタイミングで契約すると効率的です。
さらに、au・UQ mobileのスマホとセットにするとauスマートバリューで最大1,100円/月、自宅セット割 インターネットコースで最大858円/月がスマホ料金から割り引かれます。回線単体ではなく世帯の通信費全体で比べるのがポイントです。
BIC WiMAXの注意点
キャンペーン内容は店舗・時期によって変わる
公式サイトでも「お選びいただく端末や店舗により受けられるキャンペーンは異なります」と明記されています。ネット専業プロバイダーのように「誰でも一律◯万円キャッシュバック」という形ではないため、還元額を事前に確定させたい方は、来店前に近くの店舗へ問い合わせるか、複数店舗を比べてみてください。
契約後の問い合わせはサポートセンターへ
申し込みは店頭でできますが、契約後のトラブルや解約手続きは、店舗ではなくBIC WiMAXお客様サポートセンター(電話または郵送)での対応になります。「困ったらお店に持っていけばいい」と考えていると、当てが外れる可能性があるので覚えておきましょう。
インターネットやパソコンまわりのサポートが必要なら、安心サポート+プラス(月額550円・税込/最大2か月無料)というオプションが用意されています。電話や遠隔操作で対応してもらえるので、機械が苦手な方は検討する価値があります。
海外では使えない
公式のよくある質問でも「海外ではご利用いただけません」と明記されています。海外出張や旅行で使う予定がある方は、別途レンタルWiFiや現地対応のeSIMを用意してください。
端末代金は別途かかる
月額料金とは別に端末代金が必要です。時期によって値引きが入るため実質負担は変わりますが、「月額料金だけ」で総額を判断しないようにしましょう。分割払いにする場合は、前述のとおり解約後も残債が残ります。
選べる端末
公式サイトに掲載されている対応機種は次のとおりです。用途に合わせて選びます。
| 端末 | タイプ | 主な特徴 |
|---|---|---|
| Speed Wi-Fi DOCK 5G 01 | モバイルルーター | 電池容量5,400mAh。ドックに置けば自宅でも安定。同時接続48台 |
| Speed Wi-Fi 5G X12 | モバイルルーター | 持ち運び向けの定番モデル |
| Speed Wi-Fi HOME 5G L13 | ホームルーター | コンセントに挿すだけ。有線LANポート2つ・同時接続32台 |
外に持ち出すならモバイルルーター、自宅据え置きならホームルーターが基本の選び方です。家族で同時に使う・有線でつなぎたい機器があるなら、ホームルーターのほうが快適でしょう。
※記載の通信速度は技術規格上の最大値で、実際の速度は環境により大きく変わります。5Gは一部エリアでの提供です。
用意されているオプション
- 安心デバイス+プラス(月額418円・税込/初月無料)…物損・液晶割れ・水濡れ時に端末交換
- 安心デバイス2+プラス(月額528円・税込/初月無料)…上記に加えて盗難・紛失にも対応(利用時は別途費用)
- 安心サポート+プラス(月額550円・税込/最大2か月無料)…インターネットやパソコンのトラブルを電話・遠隔操作でサポート
- TELASA(月額990円・税込/最大1か月無料)…テレビ朝日系の番組が見放題
サポート系オプションが有料であることに抵抗を感じる方もいますが、他社でも同種のサポートは有料オプションが一般的です。不要と感じたら後から解約できるので、不安な最初の数か月だけ付けておく、という使い方もできます。
BIC WiMAXの利用者の声
※以下は過去に寄せられた声です。当時から料金プラン・契約期間・キャンペーンの条件は変わっているため(現在は契約期間が3か月のみ・端末値引きやポイント還元あり)、現在の条件は公式サイトでご確認ください。

遠方に住む高齢の両親が、自宅にインターネットを引きたいということで申し込みました。最初は光ファイバーなどのサービスに加入することも考えたのですが、WiMAXなら外でも使用できますし、もしつながらなくなってしまった時に、ルーターを持ってきてもらって私が対応するということも可能だと思いましたので、WiMAXを検討。両親がインターネットを使わずに自分で店頭申込みができるという点にも魅力を感じました。
確かに他社と比較するとキャンペーンは充実していないので、あまりお得感はありませんが、店頭でも申し込んでインターネットが利用できるというのは、高齢者にとってかなりありがたいサービスだと思います。実際に利用してみて、特にトラブル無く使えていますし、光ファイバーのように面倒な設定プラスWi-Fiの設定をする必要がないので、シンプルで使いやすいようです。いろいろな意見があるようですが、BICWiMAXに申し込んでよかったと思います。

急いで使いたかったので、BICWiMAXを申し込みました。使用感に不便はなく、快適に利用できています。ただやっぱり急いでいなければ、他社のキャッシュバックキャンペーンがあるほうに申し込んだと思います。たとえばキャッシュバックキャンペーンを利用した場合、解約違約金が発生してしまうのは理解できるのですが、BICWiMAXはキャッシュバックを受け取っていなくても解約月以外の解約は契約解除料がかかってしまうんですよね。それはちょっと抵抗があります。
ただ、長く使うことでルーターの機種変更が無料で行なえるなど、メリットもあるのでよしとしようという感じです。速度などは不満ありません。

特にどこにしようとは決めていなかったのですが、引っ越しに伴いインターネットをWiMAXにしようと思って、なんとなく通りかかったビックカメラでBICWiMAXに加入しました。後からキャッシュバックキャンペーンがあったことを知りましたが、今割と快適に使えているので、それなりに満足しています。キャッシュバックキャンペーンは受け取りに手間がかかるのが面倒だなという印象。だったらすぐに快適に使えるほうがよいです。
しかし周囲からはキャッシュバックキャンペーンを利用しないなんてもったいない、といわれました。

店頭で1万円の商品券がキャッシュバックされるということでBICWiMAXに申し込みました。ほかのプロバイダでは3万円のキャッシュバックなどがあったのですが、BICWiMAXのよいところは自分で特に手続きしなくても、登録住所に商品券が送られてくるという点です。メールを常にチェックして、1年後にキャッシュバックが入るという作業が面倒なので、金額は少ないですがこちらを利用してよかったと思います。
商品券とポイントを利用すればそれなりの金額のものを買えますし、日頃からビックカメラを利用しているからメリットが大きいように思いました。
その他のBICWiMAXの利用者の声
BicWiMAXを契約(ビックカメラ)。BDSS01端末は1万円引きの2800で購入。2年縛りナシ。家ではベランダのすぐ前ならアンテナが2本も立つ。速度はめっさよろしい。
— 日本一貯金無しbutハッピーな、アホクリエイター?いち、にのさんひょんぬ36歳from?? (@buzzjy) February 3, 2010
BICWIMAX使ってるけど、契約更新とか新しいサービスの説明とかで事あるごとに連絡くれるのが親切でとても良い。
— Y氏 (@y_n_o) February 26, 2012
BIC WiMAXはこんな人におすすめ!
ここまでを踏まえると、BIC WiMAXが向いているのは次のような方です。
- 今日すぐネット環境が欲しい(引っ越し直後・急な在宅勤務・光回線の開通待ち)
- 対面で相談してから決めたい(契約内容を口頭で確認したい、ネット申し込みが不安)
- ビックカメラ・ソフマップ・コジマをよく利用する(ポイント還元を家電購入に回せる)
- au・UQ mobileを使っている(セット割でスマホ料金も下がる)
逆に、高額なキャッシュバックを最優先する方や、来店の時間が取れない方は、ネット専業のプロバイダーを比較したほうが満足度は高くなるでしょう。
よくある質問
Q. 店舗に行かなくても申し込めますか?
公式サイトにはWebからの申し込み窓口も用意されています。ただし「その日に受け取れる」「販売員に相談できる」というBIC WiMAX最大の強みは店頭申し込みならではなので、急ぎでない場合以外は来店がおすすめです。なお店舗によっては取り扱いがない場合があります。
Q. 申し込みに必要なものは?
公式サイトによると、クレジットカードと本人確認書類が必要です。来店前に準備しておくと手続きがスムーズです。
Q. すでにWiMAX 2+を契約中ですが、乗り換えられますか?
WiMAX 2+の契約者向けに、WiMAX +5Gへの乗り換え・機種変更の受付ページが用意されています。古い端末のまま使い続けている方は、現行の5G対応端末に変えることで通信環境が改善する可能性があります。
Q. 解約したいときはどうすればいい?
契約者本人からの電話、または指定書類の郵送で解約できます。店頭では受け付けていない点に注意してください。加入月を含む3か月を過ぎていれば、契約解除料はかかりません。
まとめ
BIC WiMAXは、「今日から使える」「対面で相談できる」「家電のポイントとつながる」という、家電量販店ならではの強みを持ったWiMAXです。データ無制限のプランに一本化され、契約期間も加入月を含む3か月だけと、以前よりずっと使いやすくなっています。
一方で、キャンペーン内容が店舗・時期によって変わることと、契約後の窓口がサポートセンターになる点は理解しておきましょう。料金やキャンペーンは改定されることがあるため、申し込み前に必ず公式サイトと店舗で最新の条件を確認してください。
オンラインゲームやスマホのゲームで遊んだり高画質の動画を快適に見るには安定した通信回線が必要です。日本の通信インフラは非常に優秀で、近年は安定して通信できるようになってきました。通信速度や安定性に不満を感じる機会が少ないため、通信回線を1度契約して何年も利用し続けている人が大半ですが、実はプロバイダーや通信回線は定期的に切り替えて、切り替え時のキャッシュバックを受け取ることで通信料を実質的に節約することができます。切り替え先としておすすめしたいのがGMOグループが提供しているGMOとくとくBBです。

GMOとくとくBBは、フレッツ光(GMOとくとくBB光)を提供しつつ、NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクの携帯電話とセット利用でお得になる「ドコモ光」「auひかり」「ソフトバンク光」のプロバイダーとしても高い人気を集めています。
人気の理由は、「数万円単位のキャッシュバックサービス」「割安な月額利用料」「IPv6を利用した安定した通信速度」「高い顧客満足度」です。格安SIMを利用している人は「フレッツ光」、三大キャリアを利用している人は、割引サービスがある「ドコモ光」「auひかり」「ソフトバンク光」を利用することで、お得に利用することができます。
キャッシュバック金額はそれぞれのサービスで異なります。「え、ほんとにこんなにもらえるの?」と疑いたくなるぐらい高額なキャッシュバックキャンペーンをやっていることが多いのでぜひ確認してみてください。
