睡眠時間を計測してポケモンたちの寝顔や寝方を調査する「ポケモンスリープ」。
リリース直後から「寝顔がかわいい!」「ポケモンのために早寝しないと・・・」と話題になり、現在もイベントを開催するなど盛り上がっています。
ただ、利用している人の中には「せっかく計測したのにデータが消えちゃった!」「エラーが出て計測失敗した!」と嘆いている人もちらほらいるようです。
他のゲームアプリと違い睡眠時間がゲームに関わってくるので、一度でも失敗すると悔しいですよね。
そこで今回は、ポケモンスリープで計測に失敗しないためのコツや失敗しやすいポイントなどを詳しくまとめたいと思います。
しっかり寝ることももちろん大切ですが、しっかりと記録されるように、色々と対策していきましょう!
睡眠時間を計測する前にやっておきたいこと
ポケモンスリープは、他のゲームアプリと違って激しいアクションや操作は必要ありませんが、プレイするうえで気を付けておきたいポイントは他のゲームアプリとほとんど同じです。
そのため、実際に計測を始める前に以下の項目については最低限チェックしておくようにしましょう。
アプリの推奨動作環境をチェックする
激しいアクションがないゲームとはいえ、問題なく動作させるにはアプリが推奨する動作環境を満たしておく必要があります。
まずは、ポケモンスリープの推奨動作環境を確認しましょう。
■ポケモンスリープの推奨動作環境
- Apple端末:iOS14.0以降
- Android端末:Android7.0以上
アクションがあまりないゲームでも、結構最新版のOSが必要なんです!
もし、動作環境を満たしていないという場合は、お使いのスマホのOSを最新の状態にしてからアプリを起動するようにしましょう。
スマホのメモリやストレージ容量に空きをつくる
ポケモンスリープは、自分の睡眠状況を何時間も記録し続けるアプリです。
そのため、メモリやストレージ容量に余裕がないと、途中で計測が止まってしまったりアプリが強制的に終了して計測が不可能になってしまうこともあります。
なので、計測を始める前に必ずスマホ本体の使用状況や設定を確認するようにしましょう。
■ メモリ・ストレージ容量に余裕を持たせるためにできること
- バックグラウンドアプリの終了(タスクキル)
- スマホ内部の不要なデータを削除
- 必要なデータはパソコンやクラウドサービスに移行させる
- 検索履歴や閲覧履歴を整理整頓(削除)する
- CPUに負荷がかかりやすい設定を見直す
(ライブ壁紙を静止画に、ウィジェットを必要最低限にする) など
また、メモリやストレージ容量は、今後アップデートなどで追加のデータをダウンロードする際にも重要になってきます。
計測を失敗しないためというのはもちろん、アップデートにすぐ対応できるようにスマホ内部のデータはこまめに整理するようにしましょう。
インターネットの接続状況を確認する
ポケモンスリープは睡眠を計測するだけだからネットは関係ない・・・と考える人もいるかと思いますが、ポケモンスリープも他のアプリと同様に、常にインターネットへ接続していないとプレイできません。
通信が不安定だったりネット接続ができない場所だと、通信エラーが起きて計測できなくなる恐れがあります。計測を始める前に、必ず今使っているインターネットの接続状況をチェックしておくようにしましょう。
特に、外出先のホテルなどでポケットWi-Fiを使用しているという場合は、ポケットWi-Fiのバッテリー切れにも気を付けてください。
以上のことをチェックし終えたら、いよいよ睡眠時間の計測です。
計測時に失敗しやすいポイントや対処方法などを次から見ていきましょう。
ポケモンスリープでうまく計測できない!失敗する!原因は何?
ポケモンスリープで睡眠計測アプリを初めて利用するという人は多いかと思います。
睡眠計測アプリで睡眠中の記録がうまく計測されない原因は様々ありますので、順にみていきましょう。
計測開始「ねむる」を押していない
睡眠計測アプリは、アプリを起動したからと言って自然に計測されるわけではなく、睡眠時間を計測する前に睡眠開始(ねむる)ボタンを押す必要があります。
開始する前にうっかり寝てしまった、寝落ちしてしまった、という場合は睡眠時間を計測できませんので注意しましょう。
また、ねむるボタンを押した後にカビゴンの評価がアップすると、「OK」を押さない限りその画面のままになってしまうため、いつまでたっても計測が開始されなくなってしまいます。
ねむるボタンを押した後は、確実に「睡眠計測中」の画面になったのを確認してから眠りにつくといいですよ!
実は私も、疲れ切って寝た時によくやってしまいます・・・
睡眠時間が極端に短い
睡眠時間を計測するといっても、30分のみの昼寝やうたた寝のような極端に短い時間の睡眠はうまく計測することができません。
ポケモンスリープの場合、1回の計測で1時間30分以上の睡眠データが必要となります。
基本的に、まとまった睡眠を取るときしか計測できないということを覚えておきましょう。
スマホを床や机などの固い場所に置いている
ポケモンスリープに限らず、睡眠計測アプリは寝ている間の身体の動きや音などをもとに睡眠時間を計測しています。
そのため、計測に使用するスマホを机や床など身体の動きが検知しにくい場所に置くと、身体の動きを検知できず「睡眠していなかった」と判定されて計測が失敗してしまいます。
激しい身体の動きを検知した状態が一定時間以上続いた
逆に、ずっと動いたままの状態が続くと「入眠していない」という扱いになり、計測の時間にズレが生じてしまいます。
身体の動きだけでなく、計測開始後に長時間スマホをいじっていると正しい睡眠時間を計測できない恐れがありますので、計測を開始したらスマホは極力触らないようにしましょう。
途中でアプリを終了させた・スマホの電源が切れた
ここで気を付けたいのが、ポケモンスリープで睡眠時間を計測するには、常にスマホやアプリを起動したままにしておかなければいけないという点です。
計測途中にも関わらずアプリをタスクキルなどで終了させたりスマホの電源を切ると、せっかく計測したデータが消えてしまいます。
日常の癖でついうっかりタスクキルを行いがちですし、睡眠計測が正しく行えないとポケモンにも出会えません。
たった1回の失敗でも進行度に影響が出ますので本当に気を付けたいですね。途中でアプリを終了させないように注意しましょう。
ちなみに、私も寝る直前にタスクキルして、ただぐっすり眠っただけになったことがあります。よく眠れたけど、当然ポケモンは来ませんでした。悲しいですね・・・
家族など2人以上で一緒に寝ている
家族など同じベッドで2人以上寝ている場合、相手の近くに計測に使っているスマホを置くと、相手の体動を検知してしまい正しい睡眠時間が計測されない時があります。
2人以上で睡眠・計測するときは、スマホを置く位置にも注意が必要です。
計測したままスマホを放置しても「ぐっすり補正」がかかってしまう
ポケモンスリープは睡眠計測アプリですが、中には「たくさん寝たことにすればいいだろう!」と起きたにも関わらず計測完了を押さずに放置させる人もいるのではないでしょうか。
実はポケモンスリープでは、6時間以上継続して体の振動や動きが計測されなかった場合「ぐっすり補正」というものがかけられます。
そのため、どんなに放置しても補正された分は計測されていないことになるので注意が必要です。
また、最初に説明した床や机の上に置いて計測した場合も「ぐっすり」の判定になりやすいため、やはりスマホの置き場所などには気を付けたいところですね。
さらに、ポケスリは1日で得られるスコアは「100点」までとなっています。1日のうちに90点分の睡眠を2回行っても、2回目以降の睡眠では100点から差し引いた分の点数(10点)しかもらえません!たくさん寝たからゲームの進行が有利になるというわけではないんですね・・・
ポケモンスリープで失敗しない睡眠時間計測方法!
では、ポケモンスリープで自分の睡眠時間を正しく計測するために、計測中はもちろん、計測後も気を付けたいことについて、順に見ていきましょう。
スマホは自分に近い布団の上に配置する
ポケモンスリープで正しく睡眠時間を計測するには、自分の身体の動きをスマホに正確に伝える必要があります。そのためにも、計測するスマホは自分の枕元に置くようにしましょう。
また、枕元といっても床や台の上ではなく布団の上などに置き、さらに自分の頭のすぐ横に置くなど近い距離に配置することで、より正確に睡眠時間を計測することができます。
※この時、枕の下や布団の中に入れてしまうと睡眠時間が正しく計測されなかったり、また誤操作や熱暴走の原因にもなりますので注意が必要です。
さらに、家族など複数人が寝る布団で計測する場合、相手と近い位置に配置すると相手の体動と混同して計測されてしまいますので、必ず自分の近くにスマホを寄せておきましょう。
スマホの配置方法については計測前にアプリでも詳しく教えてくれますので、注意書きも併せて読んでみてください!
スマホは充電ケーブルに接続したままにしておく
ポケモンスリープは睡眠中にずっと起動したままになっていますので、計測中にバッテリーが切れると計測不可能になってしまいます。
バッテリーが切れないように、スマホは充電ケーブルに接続したままにしておきましょう。
計測を開始したらスマホはいじらない
計測を開始した後に「寝れないからしばらくスマホをいじっていよう・・・」とスマホを操作すると、寝ていないと認識されて計測できなくなってしまう恐れがあります。
ポケモンスリープで計測を開始したら、その後はスマホを操作せず安置させるようにしてください。
寝る前のスマホ操作が癖になっていて、どうしてもいじってしまうという人は、眠気が来たタイミングで計測を開始させるといいでしょう。
計測終了を押すまでアプリを終了させない
睡眠中にうまく計測できたとしても、最後にアプリ内で「計測を終了する」を押さないと計測結果として残りません。
終了を押す前にタスクキルなどでアプリを終了させると計測したデータも一緒に消えてしまう可能性がありますので、起きたら必ず計測を終了させるようにしましょう。
おまけ:「ねむりの約束」を効率よく達成するには?
ポケモンスリープには「ねむりの約束」というものがあり、自身で設定した時刻前後で睡眠計測を開始するとボーナスアイテムがもらえるようになっています。
ねむりの約束は設定した時刻の90分前から30分後までの間に入眠すれば達成することが可能です。
例えば、ねむりの約束を21時に設定した場合、19時30分から21時30分の間に睡眠計測を開始すれば達成できるというわけですね。
そのため、ねむりの約束は自分がよく寝る時刻ぴったりに設定するのではなく、1時間遅めにするなど余裕をもって設定すれば達成できる確率が高くなります。
もし、ねむりの約束がなかなか達成できなくて困っているという人は、この機会にねむりの約束を設定しなおしてみてはいかがでしょうか。
ただし、ねむりの約束を途中で変更すると報酬が1からやり直しなってしまうので注意!今の報酬を継続したい場合は、すべて達成し終わったタイミングで設定しなおすといいですよ!
ポケモンGOPlus+と連携して、より効率よく睡眠計測!
ポケモンスリープは、ポケモンGO Plus+と連携させることで、簡単に睡眠時間を計測できるのをご存じですか?
ポケモンGO Plus+とは、ポケモンスリープの配信より少し前に「ポケモンGOPlus」の次世代機として発売された新しいデバイスです。
ポケモンGoと連携させれば、スマホの画面を見なくても自動でポケストップを回したりモンスターボールを投げてくれるのですが、ポケモンスリープとも連携させることができます。
■ ポケモンGOPlus+とポケモンスリープを連携させることでできること
- ボタン一つで睡眠時間計測を開始・終了させることができる
- 計測した睡眠データをポケモンスリープへ自動で送ることができる
- 特別な姿のピカチュウと仲良くなれる
- ポケモンGOと連携してきのみを手に入れることができる など
ポケモンGOについては、以下の記事でも詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてみてください!
>【ポケGO】ポケモンGOが重い!落ちる!エラー!不具合が起きた時の対処方法まとめ!
ポケモンGOPlus+は、アプリホーム画面の「メニュー」→「サブメニュー」の「デバイスの登録」からポケモンスリープと連携させることができます。
詳しい接続方法は、公式サイトでも詳しく説明していますので、そちらも御確認ください。
>Pokémon GO Plus + 公式サイト|『Pokémon Sleep』との連携
もちろん、ポケモンGoPlus+がなくてもポケモンスリープを楽しむことができますが、ポケモンGOもプレイしているという方は1台あればさらに楽しくなること間違いなしです。
この機会に購入を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、ポケモンスリープでうまく測定できない問題の対処法についてまとめました。
睡眠時間をより正確に計測するには、計測する際の環境づくりがとても重要になってきます。
スマホの置き方や位置、アプリの起動状況などを寝る前にしっかりとチェックしましょう。
また、一度計測を開始したらスマホを動かさない・操作しないというのも大切です。
なかなか寝付けないという人は、無理せず眠くなってから計測を開始させてください。ただ、寝落ちして計測できなかった・・・というのは避けたいですね。
ポケモンGoPlus+とポケモンスリープを連携させれば、より快適にポケモンスリープを楽しむことができます。
もちろん、ポケモンGOもプレイしているという人にもオススメのデバイスとなっていますので、この機会にぜひ導入してみてはいかがでしょうか。