睡眠時間を計測してポケモンたちの寝顔や寝方を調査する「ポケモンスリープ」。配信から時間がたった今も、イベントが続く息の長いアプリになっています。
ただ、利用している人の中には「せっかく計測したのにデータが消えた」「エラーが出て計測に失敗した」と嘆いている人もちらほら。睡眠時間そのものがゲームの進行に関わるので、一度の失敗でもけっこう痛いんですよね。
ポケモンスリープの計測は、「開始」「継続」「終了」の3つがそろって初めて1回分の記録になります。うまくいかないときは、この3つのどこでつまずいているのかを分けて考えると原因にたどりつきやすくなります。
この記事では、その3つの関門ごとに失敗の原因と対策を整理したうえで、2026年3月にGarminが加わって選択肢が広がったスマートウォッチ連携についても、公式の案内をもとに紹介します。
計測が失敗する場所は「開始」「継続」「終了」のどれか
ポケモンスリープは、アプリを開いただけでは計測が始まりません。「ねむる」を押して計測を開始し、寝ている間ずっと動かさずに継続させ、朝に自分で終了させる——ここまでやって1回分です。
「データが消えた」と感じるケースの多くは、実は途中で切れていたかそもそも始まっていなかったかのどちらかです。まずは自分がどこでつまずいたかを当てはめてみてください。
| 関門 | 起きやすい失敗 | 見分け方 |
|---|---|---|
| 開始 | 「ねむる」を押せていない/睡眠が短すぎる | 朝に記録そのものが存在しない |
| 継続 | 置き場所・体動の検知・アプリの終了・電池切れ | 記録はあるが時間が短い・途中で切れている |
| 終了 | 起床後に終了を押していない | 時間は長いのに評価が伸びない |
【関門1・開始】そもそも計測が始まっていないパターン
「ねむる」を押す前に寝落ちしてしまった

睡眠計測アプリは、起動しただけでは計測されません。必ず睡眠開始(ねむる)ボタンを押す必要があります。
見落としやすいのが、ねむるボタンを押したあとにカビゴンの評価アップ画面が出るケース。この画面を閉じない限り計測は始まりません。
「睡眠計測中」の画面になったのを目で確認してから枕元に置く——これを習慣にするだけで、失敗はかなり減ります。
実は私も、疲れ切って寝た日によくやってしまいます・・・
睡眠時間が短すぎて記録として成立しない

30分の昼寝やうたた寝のような極端に短い睡眠は記録になりません。ポケモンスリープでは、1回の計測で1時間30分以上の睡眠データが必要です。
「昼寝でも稼ごう」と考えている人は、まとまった睡眠でしか記録できない前提で計画を立てましょう。
【関門2・継続】途中で計測が切れてしまうパターン
スマホを床・机など硬い場所に置いている
睡眠計測アプリは、寝ている間の体の動きや音をもとに睡眠を判定しています。机や床のように体の動きが伝わらない場所に置くと、動きを検知できず「眠っていなかった」と判定されてしまいます。
逆に、動きが続きすぎている
ずっと動いたままの状態が続くと「入眠していない」扱いになり、計測時間にズレが生じます。計測開始後に長時間スマホを操作していると、計測が自動的に終了してしまう点にも注意してください。
家族と一緒に寝ていて、相手の体動を拾っている
同じベッドで2人以上寝ている場合、相手の近くにスマホを置くと相手の体動を拾ってしまい、正しい睡眠時間になりません。スマホは必ず自分の頭のすぐ横に寄せるのが鉄則です。
アプリが終了した・電源が落ちた
計測中はアプリを起動したままにしておく必要があります。途中でタスクキルしたり電源が切れたりすると、それまでのデータは残りません。
意外と多いのが寝る前のクセでのタスクキルとバッテリー切れです。何時間も起動し続けるアプリなので、充電ケーブルにつないだまま計測するのが安全です。
私も寝る直前にタスクキルしてしまい、ただぐっすり眠っただけの夜になったことがあります。よく眠れたけど、当然ポケモンは来ませんでした・・・
メモリ・ストレージの空きが足りない
何時間も記録を取り続けるアプリなので、空き容量に余裕がないと途中で止まったり、強制終了したりすることがあります。
- バックグラウンドのアプリを終了しておく(タスクキル)
- 不要な写真・動画・アプリを削除する
- 残したいデータはパソコンやクラウドへ移す
- ライブ壁紙を静止画にする、ウィジェットを減らすなど負荷を下げる
通信が途切れている

「睡眠を測るだけならネットは関係ないのでは」と思われがちですが、公式サポートでもネットワーク接続(Wi-Fi・3G・4G・5G)が必要と案内されています。通信が不安定な場所では、エラーが出て計測に進めないことがあります。
大切なのは「つながるか」より「朝まで切れないか」です。旅行先などでポケット型Wi-Fiを使っているなら、ルーター側のバッテリー切れで夜中に通信が落ちるケースにも注意してください。ルーターも一緒に充電しておくと安心です。
【関門3・終了】朝の操作を忘れているパターン
睡眠中にうまく計測できていても、アプリ内で「計測を終了する」を押さないと結果として残りません。終了前にタスクキルすると、データごと消えてしまう可能性があります。
「起きたけれど、もう少し寝たことにしよう」と放置するのも意味がありません。ポケモンスリープには、6時間以上続けて体の振動や動きが検知されなかった場合に「ぐっすり補正」がかかる仕組みがあり、放置した分は計測されていない扱いになります。
そもそも1日にもらえるスコアは「100点」まで。1日のうちに90点分の睡眠を2回しても、2回目は差し引かれた10点しかもらえません。たくさん寝れば有利、というゲームではないんですね。
寝る前の3分でできる、失敗しないための準備
スマホは枕元の布団の上、頭のすぐ横に

体の動きが伝わる場所であることが第一条件なので、床や台の上ではなく布団の上、頭のすぐ横に置きましょう。
※このとき、枕の下や布団の中に入れるのはやめてください。公式サイトでも、端末が高温になるおそれがあるため枕の下や布団の中に置くことは推奨しないと案内されています。正しく計測されないだけでなく、誤操作や発熱の原因にもなります。
スマホの置き方は計測前にアプリでも案内してくれます。注意書きも一度ちゃんと読んでみてくださいね!
充電しながら、眠くなってから開始する
計測を始めてから「寝つけないからスマホをいじろう」となると、寝ていないと判定されて計測が途切れます。
寝る前のスマホ操作がクセになっている人は、眠気が来たタイミングで「ねむる」を押すほうが結果的にうまくいきます。開始したら、あとは触らずに置いておくだけです。
スマホでの計測が安定しないなら、スマートウォッチという手もある
「置き場所を工夫しても毎晩うまくいかない」「充電しながら枕元に置くのが気になる」という人にとって、いま現実的な選択肢になっているのがスマートウォッチとの連携です。
公式サイトの「Devices」ページによると、スマートウォッチで計測した睡眠データを取り込んで睡眠リサーチができます。2026年3月13日からはGarminのスマートウォッチも対応に加わりました。
対応しているスマートウォッチ(2026年8月時点)
| メーカー・シリーズ | 公式の案内 |
|---|---|
| Apple Watch | 第1世代・Series 1・Series 2 を除くシリーズ |
| Samsung Galaxy | Galaxy Watch/Galaxy Fit/Galaxy Ring の各シリーズ(Galaxy Fit e は対象外) |
| Google Pixel Watch | シリーズが対象 |
| Fitbit | 一部の旧モデル等を除くシリーズ |
| Garmin | 2026年3月13日から対応(対象モデルはGarmin側の一覧を参照) |
対象外モデルは細かく指定されているので、手持ちのモデルが該当するかは必ず公式の一覧で確認してください。
>『Pokémon Sleep』公式サイト|スマートウォッチ連携(Devices)
連携でつまずきやすい3つの注意点
公式のお知らせに、知らないと確実にハマる注意事項が書かれています。ここは先に読んでおいたほうがいいところです。
- 連携する「前」に計測を始めた睡眠データは取り込めません。まずヘルスケア(iOS)またはヘルスコネクト(Android)との連携を済ませてから、その日の夜の計測に進みましょう。
- スマートウォッチ側で睡眠データを手動で編集すると、取り込めなくなる可能性があります。時間を手で直したくなっても我慢が正解です。
- Androidはヘルスコネクト経由での連携が必要で、Garminの場合はAndroid OS 14以上が対象と案内されています。
うまく反映されないときは、まずアプリを再起動してみてください。それでも直らない場合は、連携の順番か対応モデルのどちらかを疑うのが近道です。
Pokémon GO Plus + との連携は今どうなっている?

ポケモンスリープは、専用デバイス「Pokémon GO Plus +」とも連携できます。連携すると次のようなことができます。
- ボタン一つで睡眠計測を開始・終了できる
- 計測した睡眠データをポケモンスリープへ送れる
- 特別な姿のピカチュウと仲良くなれる
- 『Pokémon GO』側でも使える など
連携は、アプリの「メニュー」→「サブメニュー」の「デバイスの登録」から行います。なお、Pokémon GO Plus + と連携している状態でも、スマートウォッチとの連携を同時に保てると公式のお知らせに明記されています。どちらか一方を選ぶ必要はありません。
ただし、このデバイスを買えるかどうかは時期によって差があります。再販のたびに短時間で売り切れることもあるため、「まず手に入れないと始まらない」ものとしては考えないほうがいいでしょう。取り扱い状況は公式サイトや各販売店の案内でご確認ください。
>Pokémon GO Plus + 公式サイト|『Pokémon Sleep』との連携
ポケモンGOについては、以下の記事でも詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてみてください!
>【ポケGO】ポケモンGOが重い!落ちる!エラー!不具合が起きた時の対処方法まとめ!
「ねむりの約束」を無理なく達成するコツ

「ねむりの約束」は、自分で設定した時刻の前後に計測を開始するとアイテムがもらえる仕組みです。達成できる範囲は設定時刻の90分前から30分後まで。
たとえば0時に設定したなら、22時30分〜0時30分の間に計測を開始すれば達成になります。
コツは、自分がいつも寝る時刻ぴったりではなく、1時間ほど遅めに設定しておくこと。前は90分、後ろは30分しか猶予がないので、遅めに設定したほうが幅を活かせます。
ただし、ねむりの約束を途中で変更すると報酬が1からやり直しになってしまうので注意!今の報酬を続けたい場合は、すべて達成し終わったタイミングで設定しなおすといいですよ!
計測がうまくいかないときによくある質問
Q. 昼寝でも計測できますか?
1時間30分以上の睡眠データが必要なので、短い昼寝は記録になりません。また1日にもらえるスコアには上限があるため、回数を増やして稼ぐ遊び方には向いていません。
Q. 起きてすぐ終了を押し忘れ、そのまま出かけてしまいました。どうなりますか?
放置しても、体の動きが検知されない時間には「ぐっすり補正」がかかるため、その分が睡眠として積み上がることはありません。気づいた時点で終了させ、翌日から「起きたらまず終了を押す」を習慣にしましょう。
Q. スマートウォッチと Pokémon GO Plus + は、両方つないだままにできますか?
できます。公式のお知らせに「すでに『Pokémon GO Plus +』と連携している場合でも、スマートウォッチと連携することができ、両方の連携を保つことができます」と明記されています。
Q. 計測中にスマホがとても熱くなります。放っておいて大丈夫でしょうか?
よくないので対処してください。枕の下や布団の中に入れていないか、厚みのあるケースのまま充電していないかを見直しましょう。公式も、高温になるおそれがあるため枕の下や布団の中に置かないよう案内しています。冷蔵庫や保冷剤で急に冷やすのは、結露で故障の原因になるので絶対に避けてください。
Q. 推奨環境は満たしているのに、途中で落ちてしまいます。
公式サポートの案内では、必要な環境はiOS/iPadOS 14以降、Android 8以降、およびネットワーク接続とされていますが、あわせて「条件を満たすすべての端末での動作を保証するものではない」とも明記されています。
条件は下限の目安です。空き容量を空ける、バックグラウンドのアプリを減らす、充電しながら計測する、といった対策を重ねてもだめなら、スマートウォッチ連携に切り替えたほうが早いケースもあります。
まとめ
今回は、ポケモンスリープでうまく計測できないときの原因と対処法を、「開始」「継続」「終了」の3つの関門に分けて整理しました。
まずは「睡眠計測中」の画面を見てから枕元に置く、布団の上・頭のすぐ横に置く、充電したまま朝まで触らない、起きたら終了を押す。この4つを守るだけで、失敗のほとんどは防げます。
それでも安定しないなら、Apple Watch・Galaxy・Pixel Watch・Fitbit・Garmin といったスマートウォッチとの連携という道もあります。枕元にスマホを置かなくてよくなるぶん、寝室の環境そのものが整うのもうれしいところです。
アプリの仕様や対応端末はアップデートで変わります。最新の情報は公式サイト・公式サポートもあわせてご確認ください。


