光回線とは?初心者向けにわかりやすく解説!
「光回線」とは、光ファイバーケーブルを自宅まで引き込んでインターネットにつなぐ固定回線のことです。家庭向けの回線の中では速度・安定性ともに最も有利で、いまや家庭用インターネットの主流になっています。
とはいえ「ADSLやモバイル回線と何がどう違うのか」「工事や費用はどれくらいかかるのか」が分からないまま、乗り換えを決めきれない方も多いはず。仕組み・他回線との違い・メリットとデメリット・申し込みの流れまで、順番に整理していきます。
光回線とは「光ファイバーを家まで引く」インターネット回線
近年、インターネットを用いてさまざまなことができるようになってきました。例えば、プレイステーション5やNintendo Switchなどを使ったゲームでのオンライン通信もそうですし、パソコンだけでなくスマホを快適に使うためにもインターネットが欠かせませんよね。
ですが、動画を見たり、オンラインゲームをするなど、容量の大きい通信をする際には速度の速いインターネットを選んでおかないと動作が不安定になってしまいます。そこで、かつて主流だったADSLに替わって、今や多くのユーザーが利用しているのが光回線です。
光回線はインターネット回線の一種で、自宅に引き込んで利用します。インターネット回線は光回線以外にもありますが、その中でも通信速度が最も速く安定しているのが光回線です。
具体的にその仕組みについてみていきましょう。
光回線の仕組み=光の信号でデータを運ぶ
光回線は、「光ファイバーケーブル」というものを通して通信を行ないます。家の中まで光ファイバーを通し、そこからインターネットにつなぐわけですね。光ファイバーは石英ガラスやプラスチックといったもので作られているのですが、なんといっても大容量のデータ通信に向いているのが特徴です。
だからこそ、非常に速い速度でインターネットをつなぐことができるのです。
光ファイバーは、電柱や地下配線といったものからケーブルを通して家の中に引き込みます。さらにそのケーブルから、家の中に設置した回線終端装置(ONU)と呼ばれるものにつないで利用する形になるのです。
光回線とは別に「プロバイダー」の契約も必要
はじめてインターネットを契約する方は少し複雑に感じるかもしれませんが、光回線を契約するだけではインターネットを使うことはできません。
インターネットを使うためには、「プロバイダー」と呼ばれるものと契約しなければならないからです。
例えば、「OCN インターネット」や「BIGLOBE」「So-net」という名前を聞いたことはないでしょうか。これらがプロバイダーにあたります。
光回線の契約は、あくまでインターネットの通り道を確保することをいい、さらにプロバイダーと契約をすることによって、契約済みの光回線とお手持ちのパソコンやゲーム機などをインターネットで接続できるようになるのです。
つまり、
- 光回線事業者(NTTなど)に月々支払う契約料
- プロバイダー(OCN インターネットなど)に月々支払う契約料
といったものがかかることになります。なお、最近は「ドコモ光」「ソフトバンク光」「auひかり」などのように、光回線とプロバイダーの料金が一体(ワンストップ)になっているサービスが主流で、支払いも申し込みも1つにまとまっていることが多いです。
回線とプロバイダーの役割の違いは、光回線とプロバイダの違いとは?光コラボや選び方をやさしく解説で図解しています。
光回線の特徴は「速い・安定・使い放題」
他の回線と光回線を比べた時に挙げられる特徴といえば、次のようなものがあります。
- 通信速度が速い
- 回線が安定している
- ひかり電話が利用可能
- データ量を気にせず使える(使い放題)
大容量の通信を高速で行える通信方法を契約したいと思っている方にとって、光回線は第一候補となるでしょう。
それぞれの項目については後ほど詳しくご紹介していきます。
ADSL・CATV・モバイル回線との違いは「速さと安定性」
以前は、ADSL、CATV回線、モバイル回線などを使っていた方が多かったのですが、近年は続々と光回線に乗り換えている傾向が強いです。これは、光回線と他の回線の最大の違いともいえる「速さと安定性」の魅力があるからだといえるでしょう。
なお、電話回線を使うADSLは、すでに提供が終了しています。NTT東日本・西日本の「フレッツ・ADSL」はフレッツ光提供エリアで2023年1月31日に終了し、その後に光が開通した一部エリアも2025年1月31日で終了。ソフトバンクの「Yahoo! BB ADSL」も2024年3月31日で提供を終えました。
出典:NTT東日本「フレッツ・ADSL」のサービス提供終了日および新規申込受付終了日等について/ソフトバンク「ADSLサービスの提供終了について」(2026年9月確認)
そもそもインターネットの速さとは何か?というと、これは1秒間にどれくらいのデータを運べるのかを表すものです。速ければ速いほどストレスなくインターネットを使えるようになります。
やりとりできるデータの量が少ない(インターネットが遅い)と、大きなデータを送受信する際に長い時間がかかったり、動画が頻繁に止まる、またはコマ送りのような状態になってしまうのです。
光回線は最速クラスの回線とも言われており、モバイル回線などに比べると1秒間にやりとりできる情報量が非常に多いのが魅力。そのため、他の回線ではうまく動作しなかったような大容量の情報通信を必要とするページでもスムーズに表示できます。
光回線・ADSL・CATV・モバイル回線の比較表
ここでは光回線のほか、ADSL(提供終了済み)、CATV、モバイル回線の違いを表にまとめました。どんな人に向いているのかもあわせて整理しています。
| 光回線 | ADSL(提供終了) | CATV | モバイル回線 | |
|---|---|---|---|---|
| 速度(最大) | 1〜10Gbps | 50Mbps前後 | 1〜10Gbps(光コース) | 数百Mbps~(5G) |
| 平均月額 | 4,000円~7,000円 | ―(新規受付終了) | 5,000~7,000円前後 | 3,000~5,000円前後 |
| 通信制限 | なし | なし | なし | プランにより異なる |
| こんな人におすすめ | ネットに安定さと速度を求める人 | ―(現在は選べません) | テレビもまとめて契約したい人 | 外でもたくさんインターネットを使う人 |
| 主なサービス | フレッツ光 ドコモ光 ソフトバンク光 auひかり | (Yahoo!BB ADSL・ OCN ADSL 等は終了) | J:COM NET 光 itscom | WiMAX +5G 各社ポケット型Wi-Fi |
どのサービスを選択するかによって費用は大きく異なってきます。オプションサービスなどを利用する場合はさらに高い費用がかかるケースもあるため、注意しておいてくださいね。
お得な光回線の選び方は光回線とプロバイダの違い・選び方の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください!
ADSL回線とは?(現在は提供終了)
ADSLとは、電話回線を利用してインターネットを使う仕組みのことをいいます。光回線が主流になる前まではADSLが多くの方から選ばれていました。
ただし、上で触れたとおりADSLはすでにすべてサービスが終了しています。ここでは「かつてどのような回線だったのか」という参考として、その特徴を振り返っておきましょう。
ADSLのメリット(当時)
光回線と比較した場合のメリットとして挙げられていたのが、料金が安いということでした。当時は料金面から光回線に乗り換えていない方も一定数いました。
具体的には、ADSLは月額2,000円~5,000円ほど、一方で光回線は3,000円~7,000円ほどが相場とされていました。月々の利用料だけでなく、初期費用も安く済むことが多かったため、とにかく安くインターネットを始めたいという方から選ばれていました。
また、光回線に非対応の地域でも、電話回線が通っているエリアならADSLは利用できたため、地域によっては「光回線は使えないがADSLなら使えた」というケースもありました。
ADSLのデメリット
料金が安いのが魅力でしたが、デメリットとしてインターネット通信の不安定さが挙げられていました。ADSLはインターネットに接続する際に電話回線を利用しているため、電話やラジオなどのノイズに影響されやすく、インターネットの回線が不安定になってしまうことがあったのです。
つまり、状態によっては通信が途切れたり、なかなか繋がらない可能性があるということ。一方で光回線は、インターネット専用の独自回線を利用するためノイズなどの影響を受けにくいという違いがあります。
また、光回線に比べると速度が遅く、大容量の通信を必要とする動画の再生や配信、オンラインゲームなどでは正常に動作しないことがありました。しかも、その影響はNTT基地局から離れているほど大きくなりました。
こうした速度・安定性の差に加え、保守部材の枯渇や設備の老朽化もあってADSLは提供を終了し、現在は光回線やモバイル回線が主役となっています。
CATV回線とは?現在は光回線方式が主流
CATV回線とは、ケーブルテレビの回線のことです。つまり、有線放送のテレビの回線ですね。ケーブルを使って大型アンテナで受信した電波を各家庭に配信する仕組みで、山間部などアンテナからの電波を受信しにくい地域で活躍しています。
本来はテレビのための回線ではありますが、このケーブルにデータ送信機能を持たせればインターネットに接続することができるのです。
なお、現在は事情が変わってきています。最大手のJ:COMは「J:COM NET 光」として最大1Gbps・最大10Gbpsの光コースを主力にしており、ケーブルテレビ会社のインターネットも実態は光回線であることが増えています(出典:J:COM NET 料金・コース・2026年9月確認)。
CATVのメリット
ケーブルを通して有線で引く形になるので、安定性の高さは大きく評価できるでしょう。また、CATVならではのメリットとして挙げられるのが、テレビに関することです。
ケーブルテレビを契約すればBS放送やCS放送といったものも見ることができるので、選べるチャンネルの幅が広がるのは嬉しいですね。BS放送やCS放送では、地方局の番組のほか、映画やアニメ、スポーツなどの専門チャンネルがたくさん用意されているのが魅力です。
それから、CATVを契約した場合、ネット回線とテレビ視聴の支払いを1つにまとめられることが多く、セット割も適用されるので、月額料金を抑えたいと思っている方にとっても選択肢に挙がるでしょう。
CATVのデメリット
CATVのメリットとしてたくさんの番組が観られるということをご紹介しましたが、あまりテレビ番組に興味がない方や、一般的なチャンネルさえ映れば良いという方にとっては、CATVはデメリットの方が大きいこともあります。
というのも、インターネットとテレビをセットにすると月額が高くなりがちだからです。テレビをあまり見ない方にとって、その金額をインターネットのためだけに支払うのはもったいないといえるでしょう。
それから、コース(回線)によっては速度が速いとはいえないこともあります。もともとテレビ用に作られた同軸ケーブルを使う旧来のコースでは、高速でのアクセスを必要とする用途に向かないことがあるためです。契約前に「光コースかどうか」を必ず確認しましょう。
まとめると、テレビが大好きでいろいろなチャンネルも観たい、そのついでに契約できる回線を探しているという方には向いているものの、テレビはほとんど観ない方や、インターネットに速さを求める方には、光回線のほうが合っていることが多いでしょう。
モバイル回線とは?
モバイル回線とは、携帯電話やスマートフォンなどに使われている電波を用いた通信回線のことです。これらは、外出先からでもインターネットを利用することができますよね。これは、電波を用いた通信回線だからです。
「5G」や「LTE(4G)」といった言葉を聞いたことはないでしょうか。これらがモバイル回線に該当します。
モバイル回線は光回線とどのように違うのでしょうか。光回線の場合、自宅まで光ファイバーを通してインターネットを引き入れています。そして、家の中からは、有線のLANケーブル、または無線のWi-Fi接続を通してインターネットに接続する方法です。
一方でモバイル回線の場合は、基地局からモバイルWi-Fiルーター(ポケット型Wi-Fi)などで電波を受信し、そこから無線のWi-Fi接続でインターネットにアクセスする形になります。
仕組みの違いをもう少し丁寧に知りたい方は、モバイルWi-Fiとは?仕組み・選び方・料金を初心者向けに解説もあわせてどうぞ。
それぞれのメリットとデメリットをみていきましょう。
モバイル回線のメリット
大きな魅力といえるのが、工事不要で手軽に始められるということ。電波を利用するモバイル回線なら、光回線のように家まで光ファイバーを引き込む工事が必要なく、端末が届いたその日から使い始められます。
また、モバイルWi-Fiは持ち運びが可能となっているので、家の中よりも外でインターネットを使う機会が多い方にも向いています。月額料金はプランによって幅がありますが、契約するサービスによっては光回線より抑えられることもあります。
ただし、モバイル回線なら確実に格安になるとは限りません。端末代金や事務手数料も含めた総額で比べるようにしましょう。
モバイル回線のデメリット
光回線と比べた場合のデメリットとしては、環境によって速度や安定性が変わりやすい点が挙げられます。家まで回線を引いてくる光ファイバーとは違い、電波をキャッチして通信するため、建物の構造や場所によっては速度が出にくいことがあります。
また、データ容量の扱いはサービスによって異なります。かつてWiMAXには「3日間で一定量を超えると速度制限」というルールがありましたが、現行の「WiMAX +5G」対応プランでは、この短期の速度制限は撤廃されました(※ネットワーク混雑時などに速度が制御される場合はあります)。
一方、スマホのテザリングやポケット型Wi-Fiのプランには月間の容量上限があるものも多いので、毎日動画をたっぷり観る方などは、自分の使い方に合った容量のプランを選ぶよう注意しましょう。
近年はモバイル回線の安定性も高くなっていますが、通信の安定性・速度を最優先するなら、やはり光回線に分があります。
光回線のメリット・デメリット
他の回線と比較した際に、光回線にはさまざまな魅力があることがわかりました。ですが、その光回線にもデメリットがあります。
ここでは、光回線のメリットとデメリットについてご紹介していきましょう。
メリット
インターネットが速い
光回線最大のメリットともいえるのが、速度に関することです。光回線以外の方法でインターネットを使っている方は、なかなかページが開けなくてイライラしたことはありませんか?
光回線に乗り換えれば、そういったストレスを感じなくて済むようになります。遅い回線を使っていると、画像を一つひとつ時間をかけて読み込むこともありますよね。一方で光回線の場合は、次のページに移動するボタンをクリックした瞬間にすべての画像やデータが表示される感覚に近いです。
快適にインターネットを利用したいと思った際に、光回線の魅力は非常に大きいといえるでしょう。大容量の通信を必要とするオンラインゲームや動画配信も快適に行えます。
ネットが使い放題
光回線にすると、定額制のデータ使い放題になります。例えば、スマホのプランやポケット型Wi-Fiの一部プランは、一定のデータ量を消費すると速度制限がかかることがあります。そのため、毎日利用する通信量に注意しながら接続しなければなりません。
光回線なら、どれだけインターネットを利用したとしても基本的に通信制限がかからないので、毎日長時間動画配信サービスを見たり、一日中オンラインゲームを楽しむことも可能です。
スマホが安くなる
スマートフォンのキャリアの中には、光回線とセットで契約できるプラン(セット割)を用意しているところがあります。そのため、スマホとネット回線をセットにすれば、毎月のスマホ代が安くなることがあるのです。
割引額はプランにより異なりますが、家族の回線分もまとめて割引になるケースもあり、長い目で見ると大きな節約につながることがあります。毎月の携帯料金が高いことに悩んでいる方は、光回線とセットで見直してみましょう。
ひかり電話が利用できる
ひかり電話とは、その名の通り光回線を利用して使える固定電話サービスのことです。現在、固定電話を使っている方も多いでしょう。ひかり電話は、従来の加入電話に比べると基本料や通話料が安く設定されていることが多いので、家の電話も料金を抑えたいと思っている方には光回線がぴったりです。
停電時に利用できない場合があるといったデメリットはありますが、多くの場合は電話番号を変えずに、現在の電話機もそのまま使うことができます。
さまざまなキャッシュバックが用意されている
光回線に乗り換える人が増えている中で、そういった方たちを対象にさまざまなキャッシュバックや割引特典が用意されています。現金のキャッシュバックが受けられたり、月額料金が割引されたり、その内容は業者によってさまざまです。
どの業者・窓口を選ぶのかによって受けられる特典は変わってくるので、比較しながら自分にぴったりのところを選んでみてくださいね。受け取り条件や申請期限も忘れずに確認しましょう。
デメリット
回線の工事が必要
光回線を利用する場合には、原則として開通工事が必要です。現在CATVやモバイル回線などを使っている場合でも、新しく光回線を導入する形になるため、多くの場合は工事が必要となります(すでに建物に光設備が入っている場合は工事不要のこともあります)。
工事をする際には費用がかかります。ただ、業者によっては新規顧客獲得のために工事費が実質無料になるキャンペーンを用意しているところもあるので、そういったところもチェックし、賢く始めてみてはどうでしょうか。
また、光回線の工事は申し込みから開通まで数週間〜1ヶ月以上かかることもあります。特に引越しシーズン(3月~4月)になると予約が数ヶ月先になってしまう可能性も。このあたりも光回線のデメリットだといえるでしょう。
さらに、状況によっては解約時に撤去工事や費用がかかる場合もあります。開通・解約それぞれの費用について、事前に確認してから申し込んだほうが安心です。
利用できるのは家の中だけ
光回線は自宅に光ファイバーを引き入れ、そこから無線LANや有線LANを利用してインターネットを使う仕組みです。しかし、この仕組みを外に持ち運ぶことはできません。つまり、基本的に家の中でしかインターネットが使えないということ。この点は光回線のデメリットです。
モバイル回線の場合はルーターを持ち出せば外でもインターネットが使えますが、固定回線である光回線ではできません。といっても、外ではスマホの回線が使えますし、外でインターネットをあまり利用しない方にとっては特にデメリットにはならないでしょう。
一部契約できない地域・建物もある
先述したように、光回線を利用するためには電柱などから光ファイバーのケーブルを引いてこなければなりません。しかし、すべての地域・建物で光回線に対応しているわけではなく、地域や建物によっては契約できないこともあります。
お住まいの地域・建物によっては選択したくても希望の光回線を選べず、別の回線で検討しなければならないこともあります。
他回線よりも料金が高くなりがち
光回線はインターネットが速くて安定している代わりに、サービスによっては月額料金がやや高めの設定になっていることがあります。
といっても、極端に高くなるわけではないので、多少料金が上がっても快適なインターネット環境を用意するために光回線を選択する方が多いです。セット割やキャンペーンを活用すれば、実質的な負担を抑えることもできます。
光回線の注意点
光回線を契約する上で、いくつか注意点と呼べるものがあります。ここでは最低限おさえておきたいことについてまとめました。
工事の予約は「引越しの1ヶ月以上前」が目安
引越し先で光回線を契約したいという方は、光回線の工事予約が1ヶ月以上先になることも多いので、早めに工事の予約や各種手続きを済ませておかなければなりません。
こういったことが遅れてしまうと、引っ越してからしばらくはインターネットが使えなくなるので気をつけておいてくださいね。工事までのつなぎとして、工事不要で使えるモバイル回線を短期利用するという手もあります。
特に仕事などでインターネットを使っている方にとっては大きな問題になってしまいます。
解約時は「違約金」と「工事費の残債」の2つに注意
インターネット回線の中には、最低利用期間や更新月が定められているものがあります。そういったものを契約していた場合、タイミングを間違えると解約金(違約金)がかかることもあります。
他の回線を契約中の方は、更新のタイミングに合わせて光回線に乗り換えるようにしてみましょう。
また、すでに光回線を利用していて他社の回線に乗り換えたい場合、工事費実質無料で契約していた方は、その残債を一括で支払わなければならないケースもあります。
例えば、工事費実質無料キャンペーンでは、本来発生するはずだった工事費分の料金が月々の利用料金から割引されています。工事費が24,000円かかる場合、毎月1,000円ずつ割引することで2年後には実質工事費0円になる、という仕組みです。
しかし、こういった契約なのに1年で解約してしまった場合、残りの12,000円分の支払いが残っています。この状態で解約をすると、工事費の残債を一括で支払わなければならないのです。十分に注意しておきたいですね。
賃貸は回線工事前に大家さんに確認
サービスの提供エリア内だったとしても、賃貸住宅に住んでいる方は勝手に申し込みをしてはいけません。事前に管理会社や大家さんに確認をしておきましょう。
これは、光ファイバーを家の中に引き入れる工事で、壁に穴を開けなくてはならないケースがあるからです。許可を取らずに行うと大きな問題に繋がってしまう恐れもあるので注意しておいてくださいね。
賃貸住宅の場合、退去する際には元の状態に戻さなければならないこともあるので、注意が必要です。
インターネットに詳しくない大家さんの中には、「よくわからないからダメ」という方もいるようです。こういったことを避けるためにも、あまり専門的な用語は使わずに「インターネットを引くための配線作業」のようにわかりやすく説明しましょう。
壁に穴を開ける必要があるかどうかは状況によっても異なるので、事前に工事会社に確認を取っておくと安心です。
光回線申し込みの流れ・必要な準備や書類について
実際に光回線を契約することになった際に、全体の流れや必要なものについておさえておくと安心して検討できます。それぞれについてご紹介しましょう。
申し込みから利用開始までは8ステップ
光回線を契約するまでの全体的な流れは次のとおりです。
1.エリアの確認
まずやらなければならないのが、自分の住んでいるエリアが、そのサービスの提供エリアなのか確認するということ。提携エリアが広いのはフレッツ光網(ドコモ光・ソフトバンク光などの光コラボを含む)です。
各社の公式サイトから郵便番号や住所を入力し、対応しているか確認してみてくださいね。
2.契約する光回線・プロバイダーを選ぶ
利用する光回線が決まったら、次はプロバイダー選びです。ただし、最近はドコモ光・ソフトバンク光・auひかりなどのように、光回線とプロバイダーが一体になったサービスが主流で、その場合はまとめて申し込めます。
プロバイダーによって料金やサポートなどは異なるので、事前によくチェックしておいてくださいね。プロバイダーの変更は手間がかかることもあるので、各サービスの特徴は事前にしっかりと把握しておくことが大切です。
3.オプションサービスを決める
ひかり電話や設定サポートなど、何かオプションサービスを利用しようと思っている場合は、そちらについてもよく確認しておきましょう。利用すると追加料金が発生するものもあるので、料金も含めて確認しておいてくださいね。
4.必要書類の準備
申し込みに必要なものとしては、本人確認のための書類が必要です。送付・提出方法は各社によって異なるので確認してみてくださいね。
本人確認書類としては、次のようなものが使えることが多いです。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート
- 在留カード(外国籍の方)
- 健康保険証 など
未成年の方が申し込む場合は、親権者の同意が必要になるなど、条件が異なることがあります。
5.利用するサービスへの申し込み
契約する光回線・プロバイダーとオプションサービスが決まったら、申し込みをしましょう。
公式サイトから申し込む方法と、代理店のキャンペーンサイトなどから申し込む方法があります。
6.詳細の連絡
申し込みが完了したら、オペレーターから確認の連絡が入るケースが多いです。ここで工事日の詳細について案内があるので、よく確認しておきましょう。
7.回線工事
工事では立ち会いが必要なことが多いです。おおむね1~2時間程度で完了するので、都合の良い日を選んで工事をお願いしましょう。また、事前に担当者が建物を見に来て、光回線の導入が可能かをチェックするケースもあります。
8.利用開始
工事が完了したら、パソコンやWi-Fiルーターなどの設定をして利用を開始します。具体的な設定方法などについてはプロバイダーからの案内に記載されているので、そちらを確認してくださいね。
光回線初心者の方の口コミ
先日我がボロ部屋にようやく光回線引いて、本日Wi-Fiルーターが届いた。
早速繋いでみたけど、スマホのキレが違うwww
特にようつべとか動画関係のアクセス速いのなんの。快適な生活を手に入れた至福。 pic.twitter.com/lfYhFdcgJP
— のいでぃ。 (@xiinthenoidey) March 4, 2019
光回線キタ━(゚∀゚)━!
クソはやΣ(゚д゚lll)アップロードがダウンロード超えるの初めて見たwww pic.twitter.com/hRFVUJCEvw— ギョッさん.aac (@GyossanMmd) June 8, 2018
光回線の速さが一番わかった瞬間。
画像UP速度が凄まじく速い。一瞬、本当にUP出来たのか確認してしまったよ。
凄い凄い。
— ☆テオ໒꒱*黒MA3/10通販します (@teoasinaba) December 13, 2018
まとめ
光回線は、光ファイバーで自宅まで直接つなぐことで速度と安定性を両立した固定回線です。ADSLがすべて終了した今、家庭で腰を据えてインターネットを使うなら第一候補になります。
導入が難しそうに感じるかもしれませんが、エリア確認→回線とプロバイダー選び→申し込み→工事という流れをたどるだけ。工事の待ち時間だけ早めに動いておけば、つまずくところはほとんどありません。
また、光回線やプロバイダーの多くはお客様サポートを用意し、丁寧に相談に乗ってくれるので安心です。当サイトでは光回線とWi-Fiの違いなど、インターネットの基本についても解説しているので役立ててみてください。
※本記事の料金・サービス内容は2026年9月時点の情報です。提供条件やキャンペーンは変更されることがあるため、契約前に各社の公式サイトでご確認ください。
