3月は異動の季節ですね。
入学・入社・転勤など、新天地へ向かって多くの人々が一斉に引っ越しする時期になります。
例年、3月~4月は引っ越しの繁忙期になりますが、業界関係者ですら「2018年度は異常」と言わしめるほどに、2018年の引っ越しシーズンは予約が取れなくなりそうです。
引っ越し難民になってしまわないためにも、早めの予約を心がけましょう!!
業界激震!!ドライバー不足で引っ越しの手が回らない!?
今年はどこの業者でも引っ越しの予約が埋まってしまい、3月下旬から4月上旬にかけての引っ越しは絶望的になりそうです。
それというのも、以前からドライバー不足だったヤマト運輸や佐川急便が、2017年の秋ごろに運賃値上げや労働条件の見直しを行ったことがきっかけになります。
引っ越し業者のドライバーたちは、 待遇が改善された宅配業界へと移っていきました。結果として、引っ越し業界は現在進行形で深刻なドライバー不足に陥っています 。
また、働き方改革により、大手引っ越し業者を中心に長時間労働を抑制するため、受注件数を減らさざるをえないという背景もあります。
さらに繁忙期の主戦力となる学生アルバイトも、「きついバイト」の代名詞である引っ越しバイトを敬遠する傾向があり、引っ越し業界は慢性的な人材不足のようです。
そんな状況でも、毎年春ともなれば大勢の人々が、それぞれの新天地へ向けて一斉に移動し始めます。
今年の引っ越し業界は十分な受け入れ態勢が整わないまま、繁忙期へと突入するしかないようです。
計画性がないと引っ越しできない!?引っ越しカレンダーで先に押さえよう!!
企業の人事異動内示や、大学の合格発表が本格化してくるこれからの時期、繁忙期にかぶってしまうと引っ越しの予約が取れなくなってしまいます。
最悪、引っ越しが4月中旬までずれ込んでしまう『引っ越し難民』にもなりかねません!!
引っ越し難民にならないためには、 きちんと計画性をもって、繁忙期を避けて引っ越しの予約を入れる 必要があります。
そこで、今春に引っ越し予定のある方にぜひともチェックしてほしいのが、全日本トラック協会の作成した『引越混雑予定カレンダー』です。
このカレンダーには2018年3月~4月にかけての、引っ越しの混雑度合いの予想が記されています。
黄色や赤でマークされている日程は混雑が予想されるので、それ以外の日程で引っ越しを予定しましょう。
引っ越し難民へ救いの手!?やばいときはトランクルームを利用しよう!!
ただし、場合によっては本当に業者が見つからないことも考えられます。
もしそうなったら、どうすればいいんでしょうか?
引っ越しの時期はずらせても、異動の時期はずらせませんよね・・・。
そこで活用してもらいたいのがトランクルーム(レンタルルームとも言います)です。
トランクルームは『レンタルできる貸倉庫』として都内を含めて全国的に数が増えています。
広さや設備内容は会社・料金体系により異なりますが、荷物を詰めた段ボールから、タンスやテーブル、ベッドといった大型家具まで、基本的に何でも収容できます。
どうしても希望日に引っ越しができない場合や、現在住んでいるところを引き払って別のところへ引っ越す場合でも、期日までに家具などを引き払う必要がありますよね。
こんな時には、あらかじめ荷物をまとめてトランクルームにすべて預けてしまいましょう。
一番望ましいのは、繁忙期にさしかかる前にとりあえず荷物をすべてレンタルルームに預けてしまうことです。
そうすれば、とりあえず荷物の移動については心配する必要がなくなります。
引っ越しのめどが立たずに新天地で出遅れてしまうよりも、とりあえずあなたの身一つだけでも「ちゃんと間に合って、そこにいる」ということのほうが重要ではないでしょうか。
まとめ:やばくなったらトランクルーム!
今回、異動シーズンに引っ越しできない「引っ越し難民」について紹介しました。
今年は本当に予約が取れないそうなので、必ず早めに計画性をもって動きましょう!
もし予約が取れなかったとしても、トランクルームを利用すれば、一時的に荷物を預けることができます!
くれぐれも引っ越し難民になってしまわないように気を付けてくださいね!!
また、引っ越しが決まったら下記記事も合わせて読んでみてください!
新生活!一人暮らし・単身赴任におすすめのインターネット回線は?
引越し時に、プロバイダの乗り換えで必ずやる事リスト!
まだ引っ越し先が決まっていない場合は、こちらで探しましょう。
備考:トランクルーム(レンタルルーム)には住めるのか??
物理的に住むことは可能ですが違法になります。
トランクルームは基本的に「倉庫業法」という法律にもとづいて管理・運営されており、法律的に住居として届け出ることができない=住民登録もできません。
空調が整っている施設もありますが、そもそも人間が住めるように設計・管理されていませんし、最悪の場合は管理会社から訴えられる可能性があります。
※しかも監視設備があるのが普通なので警備員に捕まると思います。
トランクルームとして純粋に使うのであれば、下記の様なサービスをおすすめします。