DMM光の現在は?新規受付の状況と、利用中の方の選択肢
「DMM光」は、動画配信やオンラインサービスでおなじみのDMM.comが提供していた光回線サービスです。フレッツ光回線を利用した「光コラボ」として、かつて多くの利用者を集めていました。
ただし、DMM光をめぐる状況はこの数年で大きく変わっています。ここでは、DMM光の現在の受付状況を正しく整理したうえで、いま利用中の方が取れる選択肢と、これから光回線を選ぶ方に向けたポイントをまとめます。
【重要】DMM光は現在、新規申し込みの受付を終了しています
結論からお伝えすると、2026年8月時点で、DMM光は新規のお申し込み受付を終了しています。これから「DMM光に新しく申し込みたい」という方は、原則として契約できない状態です。
ややこしいのは、名前の似た2つのサービスがあり、それぞれ別のタイミングで受付を終えている点です。時系列で整理すると次のようになります。
| サービス | 使っていた回線 | 新規受付の状況 |
|---|---|---|
| DMM光(旧) | フレッツ光回線を借りる「光コラボ」 | 2019年8月27日に新規受付を停止 |
| DMM光 Plus(2ギガ/10ギガ) | ソニーネットワークコミュニケーションズの回線(NURO回線) | 2025年4月24日に提供開始→2025年12月18日にWEB受付を終了 |
DMM光 Plusの公式サイトにも「<2025年12月18日>DMM光 Plus WEB受付は終了しました。」と明記されています(2026年8月時点で確認)。
このように、旧DMM光・DMM光 Plusのいずれも、現在は新規のWEB申し込みを受け付けていません。受付状況は今後変わる可能性もあるため、最新の状況は必ずDMM公式サイトでご確認ください。
いまDMM光を使っている方は、どうすればいい?
「新規受付終了」と聞くと不安になりますが、新規の申し込みを止めることと、いまの契約が使えなくなることは別の話です。すでに利用中の方は、引き続きサービスを利用できます。
そのうえで、乗り換えを考えるなら自分がどちらのサービスを契約しているかで、手続きの方法がまったく変わります。ここを間違えると、不要な工事や費用が発生しかねません。
旧DMM光(光コラボ)の場合──「事業者変更」で工事なしに移れます
旧DMM光はフレッツ光の設備を使う光コラボです。同じくフレッツ光の設備を使う他の光コラボ(ドコモ光・ソフトバンク光など)へ移る場合は、「事業者変更」という手続きが使えます。
流れは、いま契約している事業者から「事業者変更承諾番号」を発行してもらい、その番号を持って乗り換え先に申し込むだけ。使う設備は同じなので、原則として開通工事は不要で、ネットが使えない空白期間もできにくいのが利点です。DMM光の公式サイトにも事業者変更に関する案内が用意されています。
DMM光 Plusの場合──光コラボではないため扱いが違います
一方、DMM光 PlusはNURO回線を使ったサービスで、フレッツ光の光コラボではありません。そのため、光コラボ同士の「事業者変更」の枠組みは使えず、解約したうえで新しい回線を新規契約する形になります。乗り換え先によっては開通工事が必要になり、期間も空きやすくなります。
また、DMM光 Plusの公式案内によると、基本工事費は44,000円で、開通から36回に分割して請求され、特典適用により36か月目まで利用すれば実質無料になる仕組みです。分割払いの期間中に解約すると、残っている工事費が一括請求されます(引っ越しによる解約も含む)。継続契約期間中の解約には、2ギガプラン(3年契約)で3,970円、10ギガプラン(3年契約)で4,470円の契約解除料もかかります。
乗り換える前に、この3つを確認してください
- 更新月がいつか……契約期間の縛りがあるプランでは、更新月以外の解約に契約解除料がかかることがあります。
- 工事費の残債が残っていないか……「実質無料」は分割払いを割引で相殺する仕組みなので、途中でやめると残りが一括で請求されます。
- レンタル機器の返却……ルーターなどを借りている場合、返却しないと機器代を請求されることがあります。
いずれも金額や条件は契約プランによって異なります。解約前に、マイページや問い合わせ窓口で自分の契約内容を必ず確認しましょう。
そもそも「光コラボ」とは?DMM光が採用していた仕組み
旧DMM光が採用していた「光コラボ(光コラボレーション)」とは、NTT東日本・西日本のフレッツ光回線を借りて、各社が自社ブランドの光回線サービスとして提供する仕組みです。ドコモ光やソフトバンク光なども同じ光コラボです。
光コラボのメリットは、回線とプロバイダがセットで提供され、契約・請求が一本化される点にあります。従来は回線会社とプロバイダを別々に契約する必要がありましたが、光コラボなら申し込みも支払いもまとめられて分かりやすくなります。多くの光コラボは、混雑を避けやすいIPv6(IPoE/v6プラスなど)にも対応しており、夜間など利用者が増える時間帯でも比較的快適に使えます。
そして前述のとおり、光コラボ同士なら事業者変更で移りやすいという点も、実際の乗り換えでは大きな違いになります。
これから光回線を選ぶときのチェックポイント
DMM光が選べない今、代わりに光回線を選ぶ方も多いはずです。光回線は「月額料金」と「通信速度(通信品質)」が重要と言われますが、実際に失敗しないためには次の観点をあわせて確認しましょう。
| 比較の観点 | 見るポイント | 備考 |
|---|---|---|
| 実質月額 | キャッシュバック・割引込みの総額を契約期間で割る | 表面の月額だけで決めない |
| スマホセット割 | 使っているキャリアのセット割があるか | 家族分まとめると効果大 |
| 速度・IPv6 | IPv6(IPoE)対応か、独自回線か | 夜間の混雑に影響 |
| 工事費・契約期間 | 工事費の実質無料、解約金の有無 | 引っ越し予定なら特に確認 |
| 提供エリア | 戸建て/マンション、住所が対応エリアか | 申し込み前にエリア検索 |
主な選択肢
現在も新規申し込みができる代表的な光回線には、次のようなサービスがあります。スマホのキャリアでセット割を選ぶのが、最もシンプルでおトクになりやすい方法です。
- ドコモ光:ドコモスマホとのセット割。フレッツ光回線の光コラボで全国的に使えます。
- ソフトバンク光:ソフトバンク/ワイモバイルのセット割に対応。
- auひかり:KDDIの独自回線を使い、高速・安定が期待できます(提供エリアに注意)。
- NURO光:ソニー系の独自回線で高速。提供エリアは順次拡大していますが、対象エリアの確認が必要です。
- 楽天ひかり:楽天モバイルとあわせて使いたい方向け。
スマホのキャリアが格安SIMの場合は、セット割よりも月額の安さ・キャッシュバックの大きさで選ぶと無駄がありません。いずれも、申し込み前に住所が提供エリアに入っているかを公式サイトで確認しておきましょう。
なお、旧DMM光をお使いの方は、乗り換え先も光コラボにしておくと事業者変更が使えて手続きが軽く済みます。独自回線(auひかり・NURO光など)に移る場合は新規扱いとなり、開通工事が必要になる点を見込んでおきましょう。
DMM光について、よくいただく質問
Q. 新規受付が終わったということは、いまの契約もいつか止まるのですか?
新規の受付停止と、サービス自体の終了は別のものです。2026年8月時点では、利用中の方は引き続き利用できる案内になっています。ただし将来的な扱いは事業者の判断によるため、サービス終了に関する公式のお知らせが出ていないかを、ときどき確認しておくと安心です。
Q. DMM光 Plusは、電話や店舗なら申し込めますか?
公式サイトの案内では「WEB受付は終了しました」とされています。それ以外の申込経路の有無については公式に明示がないため、断定はできません。検討している場合は、DMMの問い合わせ窓口で現在の受付状況を直接確認してください。
Q. 旧DMM光とDMM光 Plusは、どちらを契約しているか分かりません
請求元やマイページの表記、契約時期が手がかりになります。2025年4月24日より前から使っているなら旧DMM光、それ以降に申し込んだなら DMM光 Plus の可能性が高いと考えられます。旧DMM光とDMM光 Plusでは問い合わせ窓口も分かれているため、契約内容が分からないときは窓口で確認しましょう。
Q. 乗り換えのとき、ネットが使えない期間はできますか?
光コラボ同士の事業者変更なら、同じ設備を使うため空白期間はできにくくなっています。一方、独自回線への乗り換えは工事が必要で、混み合う時期は開通まで待つことになります。在宅勤務などでネットが止まると困る方は、旧回線の解約日を新回線の開通後にずらすのが安全です。
まとめ
かつて光コラボの中でも注目されていたDMM光ですが、2026年8月時点では旧DMM光・DMM光 Plusとも新規のWEB申し込み受付を終了しています。これから契約を検討していた方は、ドコモ光・ソフトバンク光・auひかり・NURO光・楽天ひかりなど、現在も申し込める光回線から選ぶことになります。
いま利用中の方は、あわてて動く必要はありません。ただし乗り換えを考えるなら、旧DMM光(光コラボ=事業者変更が使える)とDMM光 Plus(NURO回線=解約して新規契約)で手続きがまったく違う点を先に押さえてください。更新月・工事費の残債・レンタル機器の3つを確認してから動けば、想定外の出費を避けられます。
選ぶときは、表面の月額だけでなく「実質月額・スマホセット割・速度(IPv6対応)・工事費/契約期間・提供エリア」をまとめて比較するのがポイントです。受付状況やキャンペーンは変わりやすいので、最終的な判断は各社の公式サイトで最新情報を確認してから行ってくださいね。
1位 auひかり
2位 ドコモ光
3位 SoftBank光



