光回線の工事について詳しくご紹介!

光回線を利用するためには、事前に自宅の中へインターネット回線を引き込む工事を行う必要があります。

ですが、「工事といっても具体的に何をするの?」といまいちイメージできない方や、不安を感じている方もいるはず。

そこで、工事の内容を詳しくご紹介します!マンションと一戸建てでは工事の内容も変わってくるので、そういったところもチェックしてみてくださいね。


光回線の工事でやること

基本的な光回線工事の内容は次の通りです。

電柱から光ファイバーケーブルの引き込み

電柱に通っている光ファイバーを利用するためのケーブルを、室内に引き込む工事を行います。電柱から距離がありすぎる場合などは、工事ができないこともあるので注意が必要です。

なお、工事ができないことが現場確認後に判明するケースもあります。

室内への光コンセントの設置

外から引き込んだ光ケーブルを室内で使うためには、光コンセントと呼ばれる差込口が必要です。

一般的なコンセントと同じように室内の壁面に設置します。アパートなどですでに光コンセントがある場合は、引き込み工事をしなくてもケーブルが届いている可能性が高いといえます。

接続機器(ONU・ホームゲートウェイ)の設置

光コンセントの設置が終わったら、ONUまたはホームゲートウェイを設置します。

光回線でインターネットに接続するには、「ONU」とも呼ばれる光回線終端装置や、ルーター機能を備えたホームゲートウェイといった接続機器が必要です。

ONUまたはホームゲートウェイを光コンセントに接続し、光回線が開通しているかのテストを行います。開通が確認できれば、工事は終了です。

住宅のタイプ別!光回線工事の詳細内容

マンション(集合住宅)タイプ

集合住宅では、すでにマンションまで光回線が引いてある場合と、そうでない場合があります。

回線が建物まで来ている場合でも、各部屋に引き込む工事は必要になることが多いので、覚えておきましょう。

電話配線用の配管を利用して共用スペースから室内までケーブルを引き込み、壁面に光コンセントを設置すれば利用できるようになります。工事にかかる時間は30分~1時間ほどが目安です。

一方、マンションにまだ回線が引き入れられていない場合は、先に共用スペースへ光回線を引き込む必要があります。最寄りの電柱から光ケーブルを引き込み、電話配線用の配管を利用して室内までケーブルを通すのが一般的な流れです。

すでに引き込まれている場合に比べて作業が多くなるため、最低でも1時間、場合によっては1時間半ほどかかることもあります。

いずれの場合も、既存の電話回線を利用する「VDSL方式」や、LANケーブルで共用スペースから各部屋に配線する「LAN配線方式」、各部屋まで光ファイバーを通す「光配線方式」などがあり、建物の構造によってどの方式になるかが変わります。方式は事業者側で判断してくれるので、心配はいりません。

戸建てタイプ

戸建ての場合は、最寄りの電柱から自宅へ光ケーブルを引き込む作業から始まります。電柱から伸ばしたケーブルを、外壁などに沿って引き留め用の金具で固定しながら配線します。

続いて、電話用配管やエアコンダクトなどの配管を利用して室内へ引き込むのですが、場合によっては壁に1cm程度の穴を開けることもあります

あとは室内の壁に光コンセントを設置し、ONU(回線終端装置)と接続すれば完了です。作業時間は事業者によって異なるので、気になる方は事前に確認しておきましょう。

速いところだと1時間程度で終わりますが、2時間ほどは余裕を見ておくと安心です。電柱の位置が遠いと、引き込みに時間がかかることもあります。時間のかかる作業は屋外の部分なので、その間ずっと作業員が家の中にいるわけではありません。

作業員の人数は、マンションタイプが1〜2人、戸建てタイプは基本的に2〜3人で作業することが多いです。

工事に立ち会いは必要?

光回線の工事では、基本的に立ち会いが必要です。

屋外工事と屋内工事があり、1日で完了する場合もありますが、状況によっては複数回に分かれることもあります。

工事はすべて専門業者が行ってくれるので、自分で何かを作業する必要はありません。ただし、作業後に開通確認のチェックがあるため、立ち会い工事と言われたら、その日は必ず予定を空けておきましょう。

工事ができないケースもあるので注意

光回線は高速で便利ですが、残念ながら利用できないケースもあるので押さえておきましょう。例えば次のような場合です。

  • 光ファイバーが自宅の近くまで来ていない
  • 電柱から自宅までの距離が遠い
  • 建物の構造上、配線スペースを確保できない
  • 集合住宅で管理会社・大家さんの許可が取れない

光回線は、光ファイバーが整備されている場所でしか利用できません。都市部ではほとんどの地域が対応していますが、山間部など一部では未対応のエリアも残っています。

なお、かつて広く使われていたADSLは、すでに提供を終了しています(NTTの「フレッツ・ADSL」は2023年1月末、ソフトバンクの「Yahoo! BB ADSL」は2024年3月末に終了。※一部の未提供エリアで終了時期が延期された例もあります)。そのため、光回線が引けない場合の代わりとしては、ケーブルテレビのインターネットや、工事不要のモバイル回線(ホームルーター・WiMAXなどのポケット型Wi-Fi)を検討するのが現実的です。

また、工事の大半は屋外での作業なので、ひどい嵐など作業が難しい天候の日は延期になることもあります。

工事で気をつけたいこと

賃貸の場合は「原状回復義務」に注意

賃貸住宅に住んでいる方は、工事の注意点として「原状回復義務」を押さえておく必要があります。これは、退去する際に部屋を入居時と同じ状態に戻さなければならないという契約上のルールです。

光回線を引き込む際は、電話用の配管やエアコンダクトを利用することが多いですが、状況によっては壁に小さな穴(10mm程度)を開けて回線を引き入れることもあります。その場合、退去時に穴を修復する必要が出てくることもあります。工事をする前に、管理会社や大家さんに伝えて許可を取っておくと、後々のトラブルを防げます。「光回線の工事」と言われてもピンとこない大家さんもいるので、わかりやすく説明できるようメモを用意しておくのがおすすめです。

ネット回線の先生ネット回線の先生

すでに光ファイバーの引き込みと光コンセントの設置が済んでいる場合や、同じ回線を使う別会社の光コラボへ乗り換える場合は、工事不要になることもありますよ。

開通後は自分で接続設定が必要なことも

光ファイバーの引き込み工事は専門業者が行ってくれますが、自動でインターネットにつながるところまでやってくれるわけではありません。ルーターに接続設定(プロバイダから送られてくるIDやパスワードの入力など)が必要な場合があります。

設定に必要な情報は、プロバイダからの書類(IDやパスワードなど)に記載されているはずなので、開通当日までに用意しておきましょう。最近はIPv6(IPoE)対応のルーターなど、設定が簡単なものも増えています。

光回線の工事を経験した方の口コミ

光回線の工事についてよくある質問

申し込みから開通工事まではどれくらいかかりますか?

目安として2週間〜1か月ほどですが、引っ越しシーズン(2〜4月)は工事が混み合い、1〜2か月以上待つこともあります。急いでネットを使いたい場合は、開通までのつなぎとして工事不要のホームルーターやポケット型Wi-Fiを併用する方法もあります。早めに申し込むのがおすすめです。

工事費はいくらかかりますか?

工事費は住宅タイプや事業者によって異なり、戸建てで2万円台、マンションで1万円台後半が目安です。ただし、多くの光回線で「工事費実質無料」のキャンペーン(毎月の割引で相殺)が用意されています。金額・条件は変わるため、申し込み前に各公式サイトで確認しましょう。

工事なしで光回線を使えるケースはありますか?

すでに部屋に光コンセントがある場合や、同じNTT回線を使う光コラボ同士の乗り換え(転用・事業者変更)では、工事不要になることがあります。反対に、auひかりやNURO光など別系統の回線へ乗り換える場合は、新たに工事が必要です。

まとめ

光回線の工事の内容についてご紹介しました。

工事というと大掛かりなものを想像するかもしれませんが、集合住宅ですでに引き込み作業が済んでいるケースなどでは、簡単な工事で済みます

光回線を利用するにはどうしても開通工事が必要になるので、時間が取れる日を選んで立ち会ってくださいね。工事についてわからないことがあれば、事前に問い合わせれば詳しく教えてもらえます。

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