ポケットWiFiのアドバンスモードについて解説!

どこでもインターネットが利用できるポケットWiFi(ポケット型Wi-Fi)は、スマホとパソコンを並行して使えることから利用者が増えています。利用を始めるときに、インターネットに不慣れな人が悩みがちなのが料金プランや回線の種類。速度やデータ容量などいろいろな項目があり、どれを選べばよいのかわからないという人も多いようです。

代表的なものとして「アドバンスモード」が挙げられます。アドバンスモードとはどんな通信をするものなのか、選ぶとどんなメリットがあるのか、公式サイトを見ただけではわからないという人もいるでしょう。

そこで、ワイモバイルのポケットWiFiの「アドバンスモード」に焦点を当て、その内容やどういった人に向いているかを掘り下げていきます。記載の料金・端末は2026年6月時点の情報です。最新の内容は必ずワイモバイル公式サイトでご確認ください。


アドバンスモードとは

アドバンスモード」は、ポケットWiFiを提供している「ワイモバイル(Y!mobile)」の対応ルーターで使える通信モードのことです。利用するにはオプションサービス「アドバンスオプション」への加入が必要で、加入は「My Y!mobile」から手続きできます。

すべてのルーターで使えるわけではなく、対応している端末でのみ利用可能です。アドバンスモードでは「AXGP」と「TDD-LTE」という通信方式を使って、4G高速データ通信を上限なしで利用できます。

一方の標準モードでは「4G(LTE)」「AXGP」で通信しますが、月間データ容量が7GBを超えると通信速度が128kbpsに制限されてしまいます(3Gサービスは終了済みです)。スマホでも、使いすぎて速度制限がかかった経験のある人は多いのではないでしょうか。

通信速度が128kbpsになると、動画をスムーズに見るのは難しく、ホームページの閲覧にもかなりストレスを感じます。

アドバンスモードなら、データ容量が7GBを超えても高速通信を続けられるので、通信制限を気にせずインターネットを利用できます。普段からポケットWiFiでたくさん通信する人には、快適に使えるモードといえます。

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アドバンスモードが使う2つの通信方式

AXGP

アドバンスモードで利用できる通信方式のひとつ「AXGP」は、すでに展開されていた通信方式を改良して開発された通信規格です。

通信用の「小型基地局」を数100メートルごとに設置し、基地局にアクセスが集中しないよう利用者を分散させる「マイクロセル方式」と、後述する「TDD-LTE」を採用した「XGP」を改良して高速化させたものです。

AXGPはPHSを提供していたWILLCOMが開発した通信方式で、2010年の経営破綻後にソフトバンクグループの「Wireless City Planning(WCP)」がXGPを継承し、AXGPの通信方式を提供しています。

AXGPは高い周波数帯を利用するため、容量の大きい通信が可能です。ただし、ビルなどの障害物を回り込む力が弱く、電波の到達距離が短いという特徴があります。屋内で電波が弱くなりやすい点には注意が必要です。

TDD-LTE

TDD-LTE」は、AXGPで採用されている通信規格です。

上りと下りに使う周波数の割合を調整できるため、上りのアクセスが集中しているときは上りを、下りに集中しているときは下りを増やすことで、帯域がいっぱいになって通信障害が起きるのを防げます。

ちなみに通信の上りとは「アップロード」のことで、メールの送信やファイルのアップロードに関係します。下りは「ダウンロード」で、ホームページの閲覧やソフトのダウンロードに使われる通信です。

夜などアクセスが集中する時間帯は速度が遅く感じられがちですが、TDD-LTEは上り下りの周波数枠を調整することで、こうした不具合を抑えられるというわけですね。

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アドバンスモードのメリットとは

データ量制限がない

アドバンスモードのメリットは、やはり4G高速データ通信に容量の上限がないという点が最も大きいです。7GBを超えても通信制限がかからないので、快適にインターネットを利用できます。

動画配信サービスで映画などをよく見る人は、あっという間に7GBを超えてしまい、通信制限がかかると動画をスムーズに見られなくなります。オンラインゲームも同様です。

アドバンスモードならこうした制限の心配が少ないので、高速通信を楽しめます。

ただし、利用にはAXGPやTDD-LTEの提供エリア内である必要があります。また、7GBの上限はなくても、混雑回避のため、3日間で約10GB以上利用すると速度制御がかかる場合があります(アドバンスモードと標準モードの合計通信量で判定)。まったく無条件で使い放題になるわけではない点は覚えておきましょう。

初めての申し込みなら初月無料

アドバンスオプションを初めて申し込む方は、初月の利用料が無料になります。通常は月額752円(税込)かかるので、その分おトクに試せます。

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アドバンスモードの注意点

速度制御はある

アドバンスモードは容量無制限をうたっていますが、先述のとおり、混雑回避のために3日間で約10GB以上利用すると一時的に速度制御がかかる場合があります

とはいえ、よほど大量に通信しない限り3日で10GBを超えることはあまりありません。ホームページの閲覧やSNSのやり取り程度であれば通常は問題なく、一般的な使い方なら快適に高速通信ができると考えてよいでしょう。

サービスエリアが狭い

アドバンスモードはAXGP・TDD-LTEを使えるエリアでのみ利用できます。逆にいえば、対象エリア外ではアドバンスモードを使えません。

都市部では対応していても、地方や山間部では未対応のことが多く、「アドバンスモードに切り替えると圏外になる」という声もあります。AXGPの対応エリアや最大速度は見直されることがあるため、契約前に必ず公式のエリアマップで、自分の利用場所が対応しているかを確認しましょう。

料金は別途かかる

より快適な通信が使える分、月額752円(税込)のアドバンスオプション料金が別途かかります。基本料金「Pocket WiFiプラン2(ベーシック)」4,065円(税込)と合わせると、月額約4,818円(税込)が目安です。

大容量の通信を行う人なら、追加料金を払ってもアドバンスモードを使うメリットが大きいケースもあります。

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アドバンスモードはこんな人におすすめ

アドバンスモードが向いているのは、まず「大容量の通信を行う人」です。自宅に固定回線を引かず、スマホもパソコンも通信をポケットWiFiで賄っている人は、アドバンスモードのほうが快適に使えます。

最近は動画視聴やオンラインゲームを楽しむ人が増え、通信データの容量は大きくなりがちです。追加料金を払っても、スマホと自宅回線をそれぞれ契約するより割安になるケースもあります。

あわせて重要なのが「対応エリアでよく利用する人であること」です。通信量が多くても、対応エリア外ではアドバンスモードを使えないため、自宅に固定回線を引いたほうが快適なこともあります。対応エリアを確認したうえで、通信量が多い人はアドバンスモードを検討するとよいでしょう。

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アドバンスモードに対応している端末

現在販売中の端末:Pocket WiFi 5G A102ZT

2026年6月時点で、ワイモバイルが販売しているポケットWiFiの主力端末は「Pocket WiFi 5G A102ZT」です。5G通信とWi-Fi 6(11ax)に対応し、混雑しがちなエリアでも比較的安定して使えます。着脱可能な大容量バッテリー(約5,300mAh)を搭載し、長時間の外出や出張でも安心です。アドバンスモード(アドバンスオプション)にも対応しています。

なお、5Gや最大通信速度は提供エリアによって異なり、AXGPの最大速度はエリアの見直しで変わることがあります(2026年4月9日にAXGPの最大通信速度が一部見直されています)。最新の対応状況・速度は公式サイトでご確認ください。

過去に販売されていた端末

かつては「Pocket WiFi 803ZT」「Pocket WiFi 801HW」「Pocket WiFi 701UC」などがアドバンスモード対応端末として販売されていました。いずれも4G世代の旧機種で、現在は新規での購入はできません。これから契約する場合は、5G対応の現行機種「Pocket WiFi 5G A102ZT」が基本となります。

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アドバンスモード利用者の口コミ

まとめ

インターネットの通信をひとつの回線にまとめる人が増えるなか、容量を気にせず使えるアドバンスモードは心強い選択肢です。ただし、利用には月額752円(税込)のオプション加入が必要で、対応エリアが限られる点には注意が必要です。

契約前に公式サイトで対応エリア・最新の料金・端末を確認したうえで、ワイモバイルのポケットWiFiサービス「アドバンスモード」の利用を検討してみてはいかがでしょうか。エリアに不安がある場合は、ギガ放題プランのあるWiMAXなど、ほかのポケット型WiFiも比較してみるとよいでしょう。

ネット回線の先生ネット回線の先生

オンラインゲームやスマホのゲームで遊んだり高画質の動画を快適に見るには安定した通信回線が必要です。日本の通信インフラは非常に優秀で、近年は安定して通信できるようになってきました。通信速度や安定性に不満を感じる機会が少ないため、通信回線を1度契約して何年も利用し続けている人が大半ですが、実はプロバイダーや通信回線は定期的に切り替えて、切り替え時のキャッシュバックを受け取ることで通信料を実質的に節約することができます。切り替え先としておすすめしたいのがGMOグループが提供しているGMOとくとくBBです。

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GMOとくとくBBは、フレッツ光(GMOとくとくBB光)を提供しつつ、NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクの携帯電話とセット利用でお得になる「ドコモ光」「auひかり」「ソフトバンク光」のプロバイダーとしても高い人気を集めています。

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キャッシュバック金額はそれぞれのサービスで異なります。「え、ほんとにこんなにもらえるの?」と疑いたくなるぐらい高額なキャッシュバックキャンペーンをやっていることが多いのでぜひ確認してみてください。