auひかりに関してはいくつかあるプロバイダから1つを選ぶ必要があり、プロバイダ選びに悩んでいる方が多いので、今回はこのauひかりについて特徴やプロバイダの選び方そして契約時の注意点などについて詳しく解説していきます。
今auひかりに切り替えを考えている方やプロバイダを選んでいる方、またauやUQモバイルを使っていて自宅セット割やauスマートバリューを適用させようと思ってる方などは役立つ情報盛りだくさんですのでぜひ参考にしてみてください。
まずはプロバイダの選択にについて解説する前にauひかりのサービスの特徴について解説しようと思います。
auひかりとは?
auひかりはKDDIが提供している光回線とネットに繋ぐプロバイダの2つがセットになったサービスです。
光回線というのは①NTTが提供しているフレッツ光系の回線(フレッツ光、BIGLOBE光など)②電力会社が提供している電力系回線(コミュファ光、メガエッグ光など)、③独自回線(auひかり、NURO光など)というように3種類から選ぶことができます。
auひかりはこの中で言うと③独自回線に該当していて、①のNTT系の回線サービスと比較するとそもそもの利用者が少なくてかつ通信の混雑を避けられるとされるIPv6という最新の接続方式に標準対応しているので速度が安定していて早いという特徴があります。
auひかりの特徴
auひかりの料金は?
月額料金に関しては戸建てタイプがおよそ5,000〜6000円。マンションタイプが4,000円〜5,000円台と正直そこまで安いとはいえないですが、auやUQモバイルとセットで契約すると携帯料金が毎月割引になる自宅セット割やauスマートバリューがあるので、auやUQモバイルを使っている方にとってはかなりお得に使えるネット回線になっています。
ちなみにこのauひかりはほぼ全国で契約することができますが、関西中部東海エリアについてはコミュファ光やeo光などのKDDIの関連企業の電力会社が提供している光回線サービスがあるので、そこへの配慮という形で当エリアについてはauひかりはサービス提供外となっています。
auひかりは2種類ある
auひかりに関してもう一つお伝えしたいのが回線の種類です。
先ほどauひかりは独自回線を利用する光回線とご紹介しましたが、実はauひかりにはauの大元のKDDIが自社で提供している回線と、NTTの使っていない回線を利用したダークファイバーと言われる回線の2つがあります。
KDDIの独自回線の方は主に関東地方の一部(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の一部エリア)で使われていて、NTT回線のダークファイバーはそれ以外の地域をカバーする形で使われています。
基本的にどちらの回線であっても料金や最大通信速度は変わらないのですが、auひかり ホーム10ギガ・5ギガという通信速度が5Gbpsまたは10Gbpsになる超高速のプランはKDDIの独自回線を使った環境でしか利用することができないので、その点が大きな違いとなっています。
ちなみに自分の住んでいる地域がどちらの回線を利用してるかというのは公式サイトでとても簡単に識別できることができます。
公式サイトの申し込みボタンから、一戸建ての申し込みという形で進めていくと、提供エリア検索結果が表示されます。そこの画面に表示されたコースが「auひかり ホーム」となっているならKDDI回線、「auひかり ホーム(S)」という表示になっている場合はNTTの回線ということになります。
以上がauひかりの大まかな特徴になります
auひかりのプロバイダ
続いてauひかりのプロバイダについて解説していきます。
プロバイダについて正直よくわかんないよという方が多いと思いますが、プロバイダとは、インターネットと回線事業者が提供する回線をつなげる接続事業者のことをさします。
たとえば光回線を引いたとしても、プロバイダと契約をして光回線をインターネットに接続しなければインターネットを使うことはできません。
つまりインターネットを使うためには、auひかりなどの回線事業者とプロバイダそれぞれを選ぶ必要があります。
auひかりの料金は月額利用料に、インターネット回線サービス(auひかり)の利用料はもちろん、プロバイダサービス利用料、機器レンタル料も含まれるので、プロバイダごとの異なる料金設定に迷わず安心です。(新規で申し込みの場合は、初期費用および登録料が発生致します。)
auスマートバリューと自宅セット割がおトク
auスマートバリューとは、auひかり+ひかり電話とauスマホをセットで利用することでスマホの月額料金割引が受けられるサービスです。
割引額はスマホ1台につき550円~1,100円で、「auひかり」の契約者のみでなく、家族(最大合計10回線まで)も割引対象に出来るので家族の人数が多いほどおトクが広がるサービスとなっています。
自宅セット割は、UQモバイルユーザー向けの割引で、auスマートバリューと似た割引内容となっています。割引額はスマホ1台につき638円~1,100円を、UQ mobileの月額料金から割り引きとなります。
おすすめプロバイダ
auひかりにはプロバイダが全部で8社あって契約時にどのプロバイダにするかを自分で選ぶ必要がありますが、結論から言うとauひかりの場合はプロバイダごとに通信速度や通信安定性が大きく変わらないので、大手プロバイダかつキャッシュバックや独自サービスが充実しているプロバイダを選ぶのがおすすめです。
それでは、以下でおすすめのプロバイダを3つ紹介させていただきます。
おすすめプロバイダ①GMOとくとくBB
まず最初におすすめするauひかりのプロバイダはGMOとくとくBBです。
GMOとくとくBBは、GMOインターネットが2009年から運営している光回線やモバイルWi-Fiサービスなどを提供しているプロバイダーサービスです。auひかり以外にもドコモ光やソフトバンク光でサービスを展開しています。
ネット回線の品質やサービスの評価が高いプロバイダとして有名で、『2020年 オリコン顧客満足度®ランキング プロバイダ』の「広域企業」ランキングにおいて、2年連続の総合1位を受賞しています。
月額料金もマンションタイプであれば4,180円〜、戸建の場合は5,610円〜とかなりお得にインターネットを利用することができます。さらに「入会特典で最大20,000円キャッシュバック」や「他社回線からの乗り換えで、最大30,000円還元」の特典も提供しており、顧客満足度が高いことも頷けます。
一方で、出張サポートが有料だったり、リモートでのサポートサービスに対応していなかったりと、他のプロバイダでよく見るサポートが充実していない点が注意点でもありますが、メリットの方が上回っているといえますので、コストを抑えて快適なネット環境を整備したいという方におすすめなプロバイダです。
GMOとくとくBB × auひかり のお申し込みはこちらから
おすすめプロバイダ②So-net
So-netはソニーネットワークコミュニケーションズというソニーの関連会社が運営している老舗のプロバイダです。
So-netの場合、So-netの公式ページからの申込で最大70,000円のキャッシュバック特典か、初年度の基本料金が980円となる割引特典を選択できるので大変お得な特典を提供していると言えます。
そのほかにも、「無線LANルーターレンタル最大6カ月無料」や「So-netオプション最大6カ月無料」、他社回線からの乗りかえで、最大30,000円が還元される「auひかり乗りかえスタートサポート」など、他のプロバイダと比較してもかなりおトクなサービスを提供しています。
マンションタイプの場合So-netはタイプGという通信速度が速い配線方式に対応しているのでそこの部分でもSo-netは他のプロバイダと比較して優位性があります。
おすすめプロバイダ③BIGLOBE
3つ目のおすすめプロバイダはBIGLOBEです。
BIGLOBEはKDDIの子会社のBIGLOBE株式会社が運営しているプロバイダです。
2023年8月までの期間限定ではありますが、BIGLOBEもSo-net同様に公式サイト経由で申し込みを行うと戸建てタイプで76,000円、マンションタイプで62,000円のキャッシュバックを受けられます。
さらに独自のサービスとして、インターネットの設定を無料でやってくれる訪問サポートもついてくるので、ネット回線のことがよくわからないのでお任せしたいというような方にとっても優しい仕様になっていておすすめと言えます。
こちらもマンションタイプの場合は速度が速いタイプGの配線方式に対応しています。
auひかりの注意点
次にauひかりの注意点について3つ紹介します。
契約の注意点①プロバイダの変更はできない
1つ目の注意点はプロバイダの変更は後からできないということです。
auひかりはプロバイダとセット契約になっているため契約後にプロバイダを変更することができません。どうしても変更したい場合は、auひかりを解約して再契約するしか方法がありません。
とは言っても前述の通り、プロバイダごとに通信速度や料金が劇的に変わることはないので、auひかりを使う中でプロバイダだけ変えたいという気持ちになることはまずないと思いますが、ドコモ光などと違ってauひかりの場合はプロバイダの変更ができないという点は契約前に覚えておいてください。
契約の注意点②固定電話の契約が必要
続いて2つ目の注意点ですが、固定電話のオプション契約がほぼ必須になっているという点です。
auひかりには月額550円で固定電話を付けられるオプションが用意されていますが、このオプションに加入することが公式サイトでやっているキャンペーンや、他社からの切り替えのキャンペーン、また、auやUQモバイルのauスマートバリューや自宅セット割の条件になっているので実質加入必須となります。
このオプションつけずに契約するってこともできますが、月額550円を支払ってでもこのオプションをつけたほうが、結果的にそれ以上の金額の割引を受けられるようになるので、auひかりでお得なキャンペーンを使いたいという場合は、固定電話を使う予定がなくてもこのオプションはつけておいた方が良いかと思います。
契約の注意点③解約時にコストが発生する可能性
続いて3つ目の注意点は、解約時に解約違約金と工事費の残債を支払う可能性があるということです。
auひかりは契約縛りなしの光回線ではないので、契約の更新月以外で解約してしまうと、解約違約金としてマンションで2,730円、戸建てで4,730円の解約違約金が発生します。またこれに加えて工事費の残債も解約のタイミングによっては支払う必要があります。
※引っ越し先でもauひかりを利用するのであれば、工事費の残債や違約金、転居先での工事費は必要ありません。
この工事費の残債については、戸建ての場合だと5年、マンションタイプの場合だと2年以内の解約で一括請求されます(契約後の経過月数によっても金額は変わりますが、戸建ての場合最大41,250円、マンションの場合最大33,000円)。
以前に比べると違約金等も下がってきていますが、それでも解約時にはコストが発生する可能性があるので、契約して2年以内に乗り換えや解約をするという可能性がある方は、なるべく更新月のタイミングで解約を行うようにしましょう。
まとめ
ここまで、auひかりの特徴やおすすめプロバイダをご紹介してきました。
要点をまとめると以下になります。
①auひかりは独自回線を使用しているため通信速度が速い
②プロバイダと回線がセットになっていて、プロバイダは自分で選ぶ必要がある
③プロバイダはGMOとくとくBB、So-net、BIGLOBEの中から選ぶ
GMOとくとくBB × auひかり のお申し込みはこちらから
auひかりはNTTのフレッツ光系の回線と比べて速度が速くて通信品質が高い光回線サービスですし、すでにauやUQモバイルを使っている方であればauスマートバリューや自宅セット割で、キャッシュバックや割引などもフルで利用することができて金額的なメリットもかなり大きいので、今auやUQモバイルを使っていて、auひかりを選択できる環境にある方は、ぜひauひかりを検討してみてください。