@niftyのWiMAXは、旧サービスのWiMAX 2+が2020年3月12日に新規受付を終えています。そのうえでニフティは、5G対応の「@nifty WiMAX +5G」を2026年10月下旬に始める予定で、8月26日から先行申込を受け付けています(2026年10月15日時点)。

旧プランを契約中の人はそのまま使い続けられますが、機種変更や故障時の端末交換はもう受け付けていません。新サービスの料金と、旧プランの解約・乗り換えでつまずきやすい点を順に見ていけば、自分がどちらを選ぶべきかが分かります。



@nifty WiMAX +5Gは2026年10月下旬に開始予定

ニフティは2026年8月26日、WiMAX +5G回線を使う新サービス「@nifty WiMAX +5G」の先行申込を始めました。@nifty WiMAX +5Gの公式ページによると、先行申込をした人には10月下旬から順に端末が届きます。

プランはデータ容量に上限のない「ギガ放題プラスS」の1本です。公式ページに載っている主な条件を表にしました(2026年10月15日時点)。

項目内容
サービス開始2026年10月下旬予定(先行申込は8月26日から)
月額料金ギガ放題プラスS 5,280円(税込)
契約期間・解約手数料契約期間なし・解約手数料なし(36カ月未満で解約すると端末代の残りを一括で支払う)
契約事務手数料3,300円(税込)→スタートキャンペーンで0円
対象端末Speed Wi-Fi HOME 5G L13(ホームルーター)、Speed Wi-Fi DOCK 5G 01
端末代金36回の分割払い。スタートキャンペーンで月々の料金から同額を割り引き、実質0円
プラスエリアモード使った月だけ1,100円(税込)。30GBを超えると月末まで最大128kbps

プラスエリアモードは、電波が届きやすいプラチナバンド(800MHz帯)を足して使う通信モードです。地下や郊外で使う機会が多い人は、使った月だけ料金がかかる点を頭に入れておくと請求で驚かずに済みます。

端末代を実質0円にする割引は、36カ月使い続けることが前提です。途中で解約すると割引は止まり、残りの端末代をまとめて払うことになるので、短期で乗り換える予定がある人は注意が必要ですね。

旧@nifty WiMAX(WiMAX 2+)は新規も機種変更も終了

旧サービスの@nifty WiMAX(WiMAX 2+)は、UQコミュニケーションズの回線を使うモバイル通信として長く提供されてきました。新規申込は2020年3月12日に終わり、あわせて機種変更の受付も終了しています。

かつては「3万円キャッシュバック」と「月額割引」を選べるキャンペーンが人気でしたが、どちらも新規受付の終了とともに過去のものになりました。

いま契約している人はそのまま使えます。ただし、プラン変更は契約年数が同じ一部のプラン間に限られます。さらに故障した機器の交換対応も終わっていて、@niftyはLTE対応のWi-Fiレンタル「@nifty つなぎモバイル」への切り替えを案内しています。

契約中の回線は、いつまで使えるのか

「新規受付が終わった=もうすぐ使えなくなる」と心配する人が多いのですが、この2つは別の話です。

WiMAX 2+の回線そのものは、2026年10月時点でも各プロバイダーで提供が続いています。たとえばGMOとくとくBBが2026年7月29日付で出した料金改定のお知らせには、対象として「WiMAX2+ ギガ放題接続サービス」など旧世代のプランが並んでいました。BIGLOBEも2026年10月1日の料金改定で「BIGLOBE WiMAX 2+」の全プランを対象にしていて、旧世代のサービスが現に提供されていることが分かります。

一方で、WiMAX 2+回線の終了時期を示す公式の発表は、2026年10月時点で見当たりません。2020年3月31日に終わったのは「初代WiMAX(無印)」という別のサービスで、WiMAX 2+とは区別されています。

とはいえ、旧世代の設備をいつまで残すかは事業者しだいです。契約中の人は、@niftyから届くお知らせメールや会員サポートのお知らせに目を通しておいてください。

旧プランをやめるときの注意点

「解除」と「解約」は別の手続き

@niftyでは、WiMAXの「解除」と@nifty IDの「解約」が別になっています。両方を済ませて、はじめて@niftyのサービスがすべて止まります。

WiMAXを解除しても@nifty IDは残り、ほかの接続サービスを使っていなければ@nifty基本料金(月額250円・税抜)がかかり続けます。IDを解約する場合は、先にWiMAXの解除を済ませる必要があります。

ほかの@nifty接続サービスやメールを使い続けたい人は、IDは残してかまいません。何のためにIDを残すのかを決めてから手続きすると、払わなくていい基本料金を防げます。

解除の手続きはWebのみ・解除日は月末

@nifty WiMAXの解除は、会員サポートのWebページからだけ受け付けています。解除日は申し込んだ月の末日で、月額料金は日割りになりません。

更新月以外に解除すると、契約したプランと経過年数に応じた解除手数料がかかる場合があります。金額は契約時期で違うので、会員サポートで自分の契約の手数料と更新月を見てから手続きしてください。

2022年7月施行の改正電気通信事業法で、通信サービスの新規契約の違約金は低く抑えられるようになりました。ただ、@nifty WiMAXのように改正前から続く契約には、旧来の条件が残っていることがあります。

端末の劣化にも気をつける

@nifty WiMAXで使われてきたのはWiMAX 2+対応のルーターです。発売から年数がたち、バッテリーの劣化や故障が起きやすい時期に入っていますが、交換対応はもうありません。通信が不安定になってきたら、乗り換えを考えるタイミングです。

これからWiMAXを使う人の選択肢(2026年10月時点)

これから契約するなら、選ぶのは5G対応の「WiMAX +5G」です。回線はどこで契約しても同じで、違いは料金・キャンペーン・サポートです。

選択肢料金の目安(税込)向いている人
@nifty WiMAX +5G月額5,280円。事務手数料と端末代が実質0円になるスタートキャンペーンあり@niftyのメールやIDを使い続けたい人
UQ WiMAX(回線の提供元)月額5,280円、WiMAX +5G割の適用で13カ月間4,598円。登録料3,300円15日間の無料お試し「Try WiMAX」でエリアを確かめたい人
そのほかのプロバイダーキャッシュバックや月額割引あり。多くの会社が2026年10月1日から月額を改定実質料金の安さを重視し、特典の受け取り手続きを忘れない人
@nifty光などの光回線回線・住まいによる外で使うことが少なく、家での速さを優先したい人

UQ WiMAXの料金はUQ WiMAXの料金プランページに載っている2026年10月時点の金額です。UQ WiMAXは2025年12月に料金を改定済みで、2026年10月の値上げの対象にはなっていません。

プロバイダー側では、GMOとくとくBBが2026年10月1日利用分から月額を605円(税込)引き上げ、BIGLOBE WiMAXも330円(税込)上げています。旧プランから乗り換える前に、改定後の金額で比べ直すのが確実です。

同じように新規受付を終えたWiMAXの例は、So-net WiMAXの新規受付終了と乗り換え先やJPWiMAXの解約手順と今の選択肢でも解説しています。

@nifty WiMAXの当時の利用者の声

ここからは、旧@nifty WiMAXが新規受付をしていたころの利用者の声を、記録として紹介します。※いずれも投稿当時の内容で、現在の料金・キャンペーン・契約条件とは異なります。プロバイダー選びの見方は、いまのWiMAX選びにも通じます。

人型

キャッシュバックキャンペーンの金額がほかのプロバイダよりも高かったことと、受け取れるまでの期間がほかよりも短かったことから申し込みました。WiMAXの回線はほかの企業が提供していますので、特にほかのプロバイダと違うということはないと思います。あと、プロバイダのメールアドレスがわかりやすいのもよかったです。@niftyはドメインが短いので使用しやすいです。プロバイダの中でも大手なのでマイページなども見やすいですし、サポートもしっかりしているのでこちらにしてよかったと思っています。

人型

すでに光ファイバーを使用していて、@nifty WiMAXを申し込むとIDの料金が無料になるということで申し込みました。外出先でインターネットを使用することが多く、その場合はスマホのテザリングを使用していたのですが、費用が高くなる割に速度が遅いので困っていました。@nifty WiMAXにしてから快適に使用できるようになりましたし、スマホでもパソコンでも使用できるのでトータルの通信料金は安くなったのではないかと思います。

人型

ほかのプロバイダでは有料だった高機能のルーターが、@niftyだと1円で購入できたので選びました。通信速度もこんなもんかな、という程度は出ていますし、自宅でも問題なく電波が届くので、比較的快適に使用しています。月額料金だけだともっと安いところもあったのですが、キャンペーンなどをすべて考えてみると、@niftyは手頃でした。ただ3年の縛りは長いと思います。

その他の@niftyの利用者の声

@niftyとはどんな会社か

@niftyは、もともと「ニフティサーブ」という名前でパソコン通信を提供していた会社です。インターネットの普及にあわせてプロバイダー事業へ移りました。

かつては富士通の全額出資会社でしたが、2017年に家電量販店のノジマが買収し、いまはノジマグループの一員です。光回線の「@nifty光」や格安SIMの「NifMo」など、インターネット接続のほか電気・ガスのプランも扱っています。

@nifty WiMAXについてよく聞かれること

Q. @niftyで今からWiMAXを申し込めますか?

A. 申し込めます。旧サービスのWiMAX 2+は受付を終えていますが、新サービスの@nifty WiMAX +5Gが2026年8月26日から先行申込を受け付けていて、提供開始は10月下旬の予定です(2026年10月15日時点)。

Q. 旧@nifty WiMAXの端末を、@nifty WiMAX +5Gでそのまま使えますか?

A. 公式ページで対象とされているのはSpeed Wi-Fi HOME 5G L13とSpeed Wi-Fi DOCK 5G 01で、WiMAX 2+の端末は含まれていません。乗り換えるときは新しい端末を用意する前提で考えてください。

Q. 旧プランから@nifty WiMAX +5Gへの切り替え手続きはありますか?

A. 既存の契約者向けの切り替え方法は、公式ページに書かれていません。旧プランの解除と新サービスの申込の順番や手数料は、@niftyの会員サポートに問い合わせてから決めるのが安全です。

Q. 回線が急に止まってしまうことはありますか?

A. WiMAX 2+の終了時期を示す公式の発表は、2026年10月時点で確認できていません。他社でも旧プランの提供が続いていますが、旧世代のサービスなので@niftyからのお知らせは見落とさないようにしてください。

Q. @niftyの他のサービスはどうなりますか?

A. @nifty光やNifMoは通常どおり提供されています(2026年10月時点)。受付を終えたのは旧WiMAX 2+サービスだけです。

まとめ

@nifty WiMAXの旧サービス(WiMAX 2+)は、2020年3月に新規受付を終え、機種変更と故障交換も終わっています。契約中の人は、解除とID解約が別手続きであることと、交換対応がない点に気をつけてください。

一方で@niftyは、2026年10月下旬に5G対応の@nifty WiMAX +5Gを始める予定です。@niftyのメールを使い続けたい人はこちらを、料金の安さを優先する人は10月の改定後の料金でほかのプロバイダーと比べてみてくださいね。

料金やキャンペーンはよく変わるので、申し込む前に各社のページで今の条件を見てください。

ネット回線の先生ネット回線の先生

オンラインゲームやスマホのゲームで遊んだり高画質の動画を快適に見るには安定した通信回線が必要です。日本の通信インフラは非常に優秀で、近年は安定して通信できるようになってきました。通信速度や安定性に不満を感じる機会が少ないため、通信回線を1度契約して何年も利用し続けている人が大半ですが、実はプロバイダーや通信回線は定期的に切り替えて、切り替え時のキャッシュバックを受け取ることで通信料を実質的に節約することができます。切り替え先としておすすめしたいのがGMOグループが提供しているGMOとくとくBBです。

GMOとくとくBB

GMOとくとくBBは、フレッツ光(GMOとくとくBB光)を提供しつつ、NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクの携帯電話とセット利用でお得になる「ドコモ光」「auひかり」「ソフトバンク光」のプロバイダーとしても高い人気を集めています。

人気の理由は、「数万円単位のキャッシュバックサービス」「割安な月額利用料」「IPv6を利用した安定した通信速度」「高い顧客満足度」です。格安SIMを利用している人は「フレッツ光」、三大キャリアを利用している人は、割引サービスがある「ドコモ光」「auひかり」「ソフトバンク光」を利用することで、お得に利用することができます。

キャッシュバック金額はそれぞれのサービスで異なります。「え、ほんとにこんなにもらえるの?」と疑いたくなるぐらい高額なキャッシュバックキャンペーンをやっていることが多いのでぜひ確認してみてください。