(2026年7月更新)

ネット回線の先生ネット回線の先生

まず大前提から。「WiMAX 2+」の“ギガ放題”はすでに新規受付を終了しています(UQ公式・2022年3月31日終了)。いま申し込めるのは5G対応の「ギガ放題プラスS」です。この記事では、主要プロバイダーの現行条件を2026年7月時点の各社公式で確認して比較します。

結論:いまのWiMAXは「3年総額ランキング」では選べません

かつてのWiMAXは、2年・3年の契約期間に縛られ、高額キャッシュバックで実質総額を競う市場でした。だから「3年間の実質負担額」を並べたランキングに意味がありました。

ところが現在は状況が一変しています。

  • 主要プロバイダーの多くが契約期間の縛り・解除料をなくした(=いつ辞めてもよい)
  • 端末代の扱いが各社バラバラ(36回の月々割引で実質0円にする社/実費を払う社)
  • 割引が切れる時期がバラバラ(13カ月・24カ月・37カ月など)

つまり、「何カ月使うか」で最安のプロバイダーが入れ替わるということです。1年でやめる人と3年使う人では、選ぶべき会社が変わります。だからこの記事では、順位を押し付けず、あなたが自分で計算できる形で条件を並べます。

主要WiMAXプロバイダーの現行条件(2026年7月時点・すべて税込)

回線設備はどこで契約してもUQコミュニケーションズのもので同じです。通信速度やエリアはプロバイダーで変わりません。変わるのは料金・端末代・特典・契約条件だけ——ここだけを見比べれば十分です。

プロバイダー月額料金端末代・初期費用契約期間/解除料特徴
GMOとくとくBBプランは1つ(金額は公式サイトでご確認ください)端末33,264円を924円×36回。端末購入サポートで実質0円(36カ月利用時)/事務手数料3,300円・送料0円解約違約金なし37カ月分の月額値引き50,072円+他社ネット回線からの乗り換えでキャッシュバック最大40,000円(特典総額 最大90,072円)。受け取り申請が必要
Broad WiMAX初月880円/1カ月目以降 4,785円(ギガ放題スタートプラン)端末990円×36回だが「スタート長期割」−990円×36回で実質無料(一括なら35,640円)/事務手数料3,300円+初期費用20,743円 → Web申込+クレカ払い+指定オプション2つの初回加入で無料最低利用期間なし・契約解除手数料 無料月額が一律で分かりやすい。口座振替に対応。ただし初期費用無料の条件(オプション加入)は要確認
BIGLOBE WiMAX月額は料金改定が予告されています(金額は公式サイトでご確認ください)端末770円×36回・総額27,720円/申込手数料3,300円最低利用期間なし・契約解除料 不要24カ月間 1,650円相当/月の値引き+キャッシュバック特典。口座振替に対応。端末保証385円/月
DTI WiMAX 2+1〜13カ月 3,410円/14〜37カ月 3,960円/38カ月目以降 4,730円端末33,220円(実質無料にはならない)/事務手数料3,300円契約期間・契約解除料なしキャッシュバックなし。会員優待「DTI Club Off」あり
UQ WiMAX(本家)5,280円 →「WiMAX +5G割」13カ月間 −682円で4,598円端末代別途/登録料3,300円契約期間の縛りなし提供元そのもの。auスマートバリュー/UQ 自宅セット割の適用中はプラスエリアモード(1,100円)が無料

※各社とも料金・特典は改定されます。申し込み直前に必ず公式サイトで最新条件をご確認ください

総額の出し方(この式に自分の利用月数を入れるだけ)

比較は難しくありません。次の式に、自分が使う予定の月数を入れて計算するだけです。

総額 =(月額 × 利用月数)+ 端末代の実負担 + 事務手数料 -(キャッシュバック・値引き)

計算するときに見落としがちな落とし穴が3つあります。

  • 端末代の「実質0円」は途中解約すると崩れる…36回の分割割引で0円になる仕組みなので、途中でやめると残債が請求されます。「解約違約金なし」でも、端末の残債は別問題です。
  • キャッシュバックは受け取り手続きが必要…開通から半年〜2年後に案内メールが届き、期限内に口座を登録しないと失効します。金額の大きい特典ほど、この手続きの重さを織り込んでください。
  • 割引が切れると月額が上がる…13カ月・24カ月・37カ月など、社によって切れる時期が違います。長く使う人ほど「割引後の金額」が効いてきます

使い方別・選び方の目安

あなたのタイプ重視すべき点相性のよい選び方
短期だけ使いたい(引っ越し・光回線の開通待ち)端末代の残債と解約条件端末を実質0円にする方式は途中解約で残債が出るため、期間が読めないなら端末代・違約金の条件をよく確認する
3年以上しっかり使う割引終了後の月額初年度の安さより、13カ月目・24カ月目・38カ月目以降にいくらになるかで比べる
手続きが面倒・忘れそうキャッシュバックの受け取り受け取り申請が不要な月額値引き型や、特典なしでも月額が抑えられた会社を選ぶ
クレジットカードを使いたくない支払い方法口座振替に対応している会社(Broad WiMAX・BIGLOBE WiMAXなど)から選ぶ
au/UQ mobileのスマホを使っているセット割auスマートバリュー/自宅セット割に対応する会社を選ぶ。スマホ代が毎月最大1,100円割引になり、プラスエリアモードが無料になる場合もある

申し込み前のチェックリスト

  • エリア確認…WiMAXはどこで契約しても回線は同じです。UQ公式のサービスエリアマップで、自宅・職場が対応しているか必ず確認しましょう。
  • 端末を選ぶ…現行機はSpeed Wi-Fi DOCK 5G 01(持ち運べるモバイルタイプ)Speed Wi-Fi HOME 5G L13(コンセントに挿すホームルーター)。外に持ち出さないなら、電波・同時接続に有利なホームルーターが無難です。
  • プラスエリアモードの扱い…地下や郊外で使えるモードですが、利用した月のみ1,100円かかり、月30GBを超えると当月末まで最大128kbpsに制限されます(常用向きではありません)。
  • 初期契約解除…「エリア内のはずなのに電波が弱い」という失敗は起こり得ます。利用開始から8日以内の初期契約解除の条件を、申込前に必ず読んでおきましょう。

よくある質問

Q. プロバイダーによって通信速度は変わりますか?

基本的に変わりません。WiMAXの回線設備はUQコミュニケーションズのもので共通です。同じ端末・同じ場所なら、どこで契約しても電波の入り方は同じと考えてよいでしょう。「速度が速いプロバイダー」を探す必要はありません

Q. 「WiMAX 2+ ギガ放題」でまだ契約できますか?

できません。ギガ放題(WiMAX 2+)は2022年3月31日、ギガ放題プラスは2023年5月31日に新規受付を終了しています(UQ公式)。現在の申込先はギガ放題プラスSです。

Q. 「実質0円」の端末は本当にタダですか?

36カ月使い切った場合に限り、実質0円になります。分割の途中で解約すると端末代の残りを支払う必要があります。「違約金ゼロ」と「端末代ゼロ」は別物なので、ここは必ず切り分けて考えてください。

Q. データ容量は本当に無制限ですか?

ギガ放題プラスSは月間データ容量の制限がありません(スタンダードモード)。ただし一定期間内に大量の通信があった場合、混雑する時間帯に速度制限がかかることがあります(各社共通)。「どれだけ使っても常に全速力」ではない点は理解しておきましょう。

まとめ

WiMAXは、回線が同じで料金だけが違うという珍しいサービスです。だからこそ、「自分が何カ月使うか」を決めてから、月額・端末代・手数料・特典を足し引きする——これだけで失敗しません。

キャッシュバックの大きさに目を奪われず、受け取り条件と割引終了後の月額まで見て決めましょう。

当サイトでおすすめするのは、端末代が実質0円になり、乗り換えキャッシュバックも用意されているGMOとくとくBBです。ただし特典内容は頻繁に変わるため、申し込み前に必ず公式サイトで最新の金額と条件をご確認ください

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