【重要】dTVは2023年6月30日をもってサービスを終了しました。
NTTドコモの映像配信サービス「dTV」は、2023年4月12日に「Lemino(レミノ)」としてリニューアルされ、同年6月30日でdTVとしての提供が終了しています(NTTドコモ報道発表ほか各社公式の案内で確認)。dTV会員は2023年4月12日にLeminoプレミアム会員へ移行しました。
そこでこの記事では、Lemino(旧dTV)で動画が止まる・再生が遅いときの原因と直し方を、順番に切り分けられる形でまとめ直しました。基本的な考え方は他の動画配信サービスにもそのまま使えます。
そもそも、なぜ動画は止まるのか
動画配信サービスは、映像データを受信しながら再生しています。あらかじめ全部を読み込んでから流しているわけではありません。
だからこそ、通信が細くなった瞬間に、再生は止まります。電車でトンネルに入ると止まり、抜けると再開するのは、まさにこの仕組みのためです。
つまり原因の切り分けは、①端末側(空き容量・メモリ・熱) ②回線側(電波・混雑・速度制限) ③サービス側(障害)の3方向で考えると整理しやすくなります。
止まる・遅いときに試したい対処法
①キャッシュを削除する
端末にはキャッシュといって、読み込みを速くするための一時データが溜まっています。
便利な仕組みではありますが、溜め込みすぎると端末の容量を圧迫します。月に1度くらいを目安に整理しておきましょう。アプリの設定内、またはOSのストレージ設定から削除できます。
②空き容量を確保する
保存領域の空きが少ないと、データを受け取る余裕がなくなります。
まずは不要な写真・動画・使っていないアプリを削除してみてください。これだけで急に安定するケースは、実際かなり多いです。
ダウンロード再生を使っている方はとくに要注意。作品を端末に溜めたままにしていると、空き容量をじわじわ削っていきます。
③他のアプリを終了させる
たくさんのアプリを同時に起動していると、端末が作業に使う『RAM』というメモリが圧迫されます。
さらにCPUにも負荷がかかり、動作が重くなるだけでなく、発熱による強制終了につながることもあります。
マルチタスク画面から、使っていないアプリを終了させましょう(いわゆるタスクキル)。動画を観る前のひと手間として習慣にすると効果的です。
④アプリと端末を再起動する
急に止まってそのまま直らないときは、まずアプリの再起動です。③のタスクキルでアプリを終了させ、ホーム画面から立ち上げ直します。
たいていの不調はこれで解消します。それでもダメなら端末そのものを再起動してみてください。
※完全にフリーズしている場合を除き、強制終了は避けましょう。保存していない作業中のデータが失われることがあります。
⑤SIMの接触不良を疑う
動画配信アプリだけでなく、他のアプリでも通信できないなら、SIMの接触不良という可能性があります。
SIMは回線の契約者情報が記録された小さなカードです。抜き差しで直ることもありますが、自信がなければ契約している携帯ショップに相談するのが安全です。
⑥ネット回線と接続環境を見直す
再生が安定しないとき、いちばん可能性が高いのは回線側の問題です。動画は受信しながら再生する以上、通信品質がそのまま体験を左右します。
確認する順番はこうです。
- 電波が入っているか(圏外・機内モードになっていないか)
- 意図しないWi-Fiに自動接続していないか(自動接続の設定を見直す)
- モバイルルーターが利用可能エリア内か
- Wi-Fiルーターの置き場所に問題はないか(電子レンジの近く、金属棚の中は避ける)
高層ビルが密集している地域では電波が反射して届きにくくなることもあります。同じ部屋でも、窓際に移動しただけで安定することは珍しくありません。
また、夕方から深夜にかけては回線が混雑しやすい時間帯です。ここで遅くなるなら、環境ではなく混雑が原因かもしれません。
⑦事前にダウンロードしておく
混雑時間帯にどうしても不安定になるなら、回線が空いている時間帯にあらかじめ作品をダウンロードしておくのが確実です。
ダウンロードした作品は通信状況に左右されないため、移動中でも途切れずに観られます。
※ダウンロード再生に対応しているか、保存できる本数や期限はサービス・作品によって異なります。最新の仕様は公式サイトでご確認ください。
⑧速度制限にかかっていないか確認する
ここまで試しても改善しないなら、通信量の上限に達して速度制限がかかっている可能性があります。
制限時の速度は契約するプランや事業者によって異なりますが、動画をまともに再生するのが難しくなる水準まで落ちるのが一般的です。
この場合の選択肢は、月が変わるまで待つか、追加データを購入するか。どちらも根本的な解決とはいえません。動画をよく観る方は、そもそも上限にかかりにくい契約に見直すほうが早いというのが正直なところです。
⑨回線そのものを見直すという選択肢
自宅で観ることが多いなら光回線が安定します。外出先でも観たいなら、持ち運べるモバイル回線という手もあります。
ここでひとつ注意点を。古い記事でよく紹介されている「WiMAX 2+」のギガ放題プランは、UQ公式サイトによると2022年3月31日をもって新規受付を終了しています。現在の主力はWiMAX +5G(ギガ放題プラスS)で、5G SA対応・データ容量は制限なしと案内されています(一定期間内に大量の通信があった場合、混雑する時間帯に速度が制限されることがあります)。
WiMAXを扱うプロバイダのひとつがBroadWiMAXです。回線工事が不要で、申し込みから手元に届くまでが早いのが持ち味。料金プラン・対応端末・キャンペーンは改定されるため、最新の条件は必ず公式サイトでご確認ください。

それでも直らないときは
端末も回線も問題ないのに再生できない場合、サービス側で障害が起きている可能性があります。公式サイトや公式SNSのお知らせを確認してみてください。
また、観たい作品が配信されているサービスはひとつとは限りません。独占配信でなければ、他のサービスでも同じ作品を扱っていることがあります。
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GMOとくとくBBは、申し込みを開始するページでキャッシュバック金額が異なることがありますので、以下の公式ページから申し込むようにしましょう。
【GMOとくとくBB WiMAX】:https://gmobb.jp/wimax/
【GMOとくとくBB ひかり回線】:フレッツ光・ドコモ光・auひかり・ソフトバンク光
よくある質問
Q. dTVのアプリはもう使えないのですか?
dTVは2023年6月30日でサービスを終了しています。テレビやレコーダーに搭載されていたdTVアプリについても、各メーカーから利用できなくなる旨の案内が出されました。現在はLeminoをご利用ください。
Q. 画質が途中で悪くなるのは故障ですか?
故障ではありません。多くの配信サービスは回線の状態に合わせて画質を自動調整します。画質が落ちるのは、止まらないように調整している結果です。頻繁に起きるなら回線側を疑ってください。
Q. Wi-Fiにつないでいるのに遅いのはなぜ?
Wi-Fiにつながっていても、その先のインターネットが遅ければ同じことです。他の端末でも遅いかを確かめると、端末の問題か回線の問題かを切り分けられます。
Q. テレビの大画面で観ると止まりやすい気がします。
大画面では高い画質で再生されるぶん、必要な通信量も増えます。スマホでは平気でもテレビだと止まる、というのはよくあることです。テレビは可能なら有線LANでつなぐと安定します。
まとめ
dTVはLeminoへと姿を変えましたが、「動画が止まる」原因の考え方は変わりません。受信しながら再生している以上、通信の安定がすべてに効いてきます。
手順としては、キャッシュ削除 → 空き容量の確保 → 他アプリの終了 → 再起動 → 回線の確認の順に試すのが効率的です。それでも混雑時間帯に不安定なら、空いている時間にダウンロードしておくのがいちばん確実な回避策になります。
それでも頻繁に困るようなら、そのときこそ回線そのものを見直すタイミングかもしれませんね。

