『機動戦士ガンダム THE ORIGIN(ジ・オリジン)』を観ようと検索すると、「全6章」と「全13話」の2種類が出てきて戸惑う方が多い作品です。さらに原作の漫画もあり、3つの形でそれぞれ描かれている範囲が違います。ここを先に整理しておかないと、途中で「話が終わっていない」と感じてしまいます。
この記事では、まず3つの形の違いと、どこまでが描かれているのかをはっきりさせたうえで、配信で観るときに確認しておきたい点をまとめます。違法サイトに頼らずに済ませたい方向けの内容です。
「THE ORIGIN」は3つある。まず範囲の違いを押さえる
同じタイトルでも、物語がどこまで進むかがまったく違います。ここが最初の分かれ道です。
| 形 | ボリューム | 描かれる範囲 |
|---|---|---|
| 原作漫画(安彦良和) | 本編は全23巻で完結(+未収録作をまとめた第24巻)。愛蔵版は全12巻 | シャアの過去から、アムロたちの一年戦争本編まで |
| アニメ全6章(2015〜2018年) | Ⅰ〜Ⅳ「シャア・セイラ編」+Ⅴ〜Ⅵ「ルウム編」 | 一年戦争が始まる直前(ルウム会戦)まで |
| TVシリーズ『前夜 赤い彗星』(2019年) | 全13話 | 上の全6章を再編集したもの=範囲は同じ |
つまり、映像で描かれているのは「一年戦争が始まるまで」の前日譚だけです。アムロがガンダムに乗って戦う本編まで安彦良和さんの筆致で読みたいなら、原作漫画に進む必要があります。原作は「ガンダムエース」創刊号から2001年に連載が始まり、2011年に完結しました。
アニメ全6章とTV版13話、どちらを選ぶか
中身は同じです。TVシリーズ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』は、2015年から2018年にかけてイベント上映・劇場上映された全6章を、オープニングとエンディングを新たに作って13本に再編集したものです。2019年4月29日からNHK総合で放送されました。
- 1本ずつじっくり観たい/劇場版として通したい ⇒ 全6章
- 1話あたりを短く区切って、少しずつ観たい ⇒ TV版13話
通勤時間などにこまぎれで観るならTV版のほうが扱いやすく、腰を据えて観るなら章単位のほうが物語に入り込めます。両方を観る必要はありません。
全6章のタイトルと区切り
章立てはこうなっています。Ⅰ〜Ⅳが「シャア・セイラ編」、Ⅴ〜Ⅵが「ルウム編」です。
- Ⅰ 青い瞳のキャスバル
- Ⅱ 哀しみのアルテイシア
- Ⅲ 暁の蜂起
- Ⅳ 運命の前夜
- Ⅴ 激突 ルウム会戦
- Ⅵ 誕生 赤い彗星
ジオン公国軍のエースパイロット「赤い彗星」シャア・アズナブルと、妹セイラ・マスの運命を決めた悲劇の始まり——それが前半4章。後半2章で、一年戦争の口火となるルウム会戦へと物語が動きます。1979年の『機動戦士ガンダム』では語られなかった「その前」が、映像として初めて描かれた作品という位置づけです。

配信で観るときに確認しておきたいこと
章立ての作品は、サービスによって「一部の章だけ配信」という状態になりやすいのが厄介なところです。契約する前に、次の3点を作品ページで確認してください。
- Ⅰ〜Ⅵがそろっているか——途中の章だけ抜けていると、いちばん盛り上がるところで止まります
- 見放題か、ポイントを使うレンタルか——章ごとに扱いが違うこともあります
- TV版13話も配信されているか——6章版と13話版のどちらか一方しか置いていないサービスもあります
U-NEXTを使う場合の料金と特典(2026年9月時点)
作品数が多く、見放題とポイント作品を組み合わせて使えるのがU-NEXTです。あらかじめ端末にダウンロードしておけば、電車や地下鉄など電波の届きにくい場所でも再生できます。
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- 継続すると毎月1,200円分のポイントが付与され、ポイントが必要な作品の視聴や電子書籍の購入に使えます
申し込む窓口によって月額料金が変わることがあります(アプリ内課金は割高になりがちです)。公式サイトから申し込むと表示価格どおりになります。
※重要:配信サービスでは作品の追加・配信終了が随時行われます。各章・TV版が現在どのサービスで配信されているか(見放題かポイント作品かを含む)は、必ず各サービスの公式作品ページで最新の状況をご確認ください。
観る前によくいただく質問
1979年の『機動戦士ガンダム』を観ていなくても大丈夫ですか?
大丈夫です。THE ORIGINは一年戦争より前の話なので、時系列としてはこちらが先にあたります。ただ、シャアやセイラ、ザビ家の人々が「このあとどうなるか」を知っていると、一つひとつの場面の重みがまったく変わります。先に観ても、あとから観ても成立する——というのが正直なところです。
原作漫画とアニメ版で、内容に違いはありますか?
アニメ版は原作のうちシャア・セイラ編とルウム編にあたる部分を映像化したもので、大筋は原作に沿っています。ただし尺の都合で描写の厚みは変わりますし、原作にはアニメで触れられていないエピソードもあります。両方を追う価値がある作品です。
ルウム会戦より先の物語は、映像で観られますか?
THE ORIGINとして映像化されているのはルウム会戦までです。その先、アムロがガンダムに乗ってからの展開を安彦良和さんの解釈で追いたい場合は、原作漫画を読むのが確実です。原作は一年戦争の決着まで描き切っています。
モビルスーツの名前が分からなくても楽しめますか?
はい。THE ORIGINは人間ドラマの比重が大きい作品で、少年キャスバルが「赤い彗星」になるまでを描くのが主軸です。メカの知識がなくても物語は追えます。むしろ、この作品から入ってファーストガンダムへ進む、という順番も自然です。
まとめ
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は、「アニメ全6章=TV版13話は一年戦争の直前まで」「原作漫画はその先の本編まで」という範囲の違いさえ押さえれば、迷わずに楽しめます。映像から入るなら、まずⅠ〜Ⅵがそろっているサービスを選ぶこと。U-NEXTのように初回31日間の無料トライアルと600円分のポイントが用意されているサービスなら、章の抜けがないかを確かめながら試せます。配信状況は入れ替わるため、視聴前に各サービスの公式作品ページで最新の状況をご確認ください。
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