皆さんは、レジがないAIコンビニ「Amazon Go(アマゾン・ゴー)」をご存じですか?入店から商品購入、決済までを、レジに並ばずに済ませられる画期的な店舗です。
この記事では、アマゾン・ゴーの仕組みをわかりやすく解説するとともに、店舗やレジなし技術がその後どうなったのか、2026年時点の最新の動きもあわせて紹介します。
Amazon Go(アマゾン・ゴー)って?
アマゾン・ゴーは、2018年1月にアメリカ・シアトルで一般向けに開業した、レジのないAIコンビニです。
あらかじめスマホに専用アプリを入れておき、入口のゲートにQRコードをかざして入店します(電車の自動改札のようなイメージです)。あとは欲しい商品を手に取り、そのままゲートを出るだけ。店を出ると手に取った商品の分だけ自動で会計が完了しているので、レジに並ぶ必要がありません。
レジがなくても正確に会計できる仕組み
アマゾン・ゴーは、画像認識技術やAI(人工知能)を組み合わせた「Just Walk Out(ジャスト・ウォーク・アウト)」という技術でレジをなくしました。
店内の天井には多数のカメラ、棚には重量センサーが設置されていて、どの人がどの商品を取ったのかを追跡します。一度手に取った商品を棚に戻し、別の商品を取り直しても、きちんと反映される仕組みです。
その後どうなった?無人店舗をめぐる最新の動き
登場時は「レジがなくなる未来のコンビニ」として大きな注目を集めたアマゾン・ゴーですが、その後は現実的な課題も見えてきました。
Amazonは2023年に一部のアマゾン・ゴー店舗を閉鎖し、2024年には食品スーパー「Amazon Fresh」で使っていたJust Walk Outを縮小し、代わりに商品をスキャンして買い物できるスマートカート「Dash Cart」への切り替えを進めると発表しました。カメラで客の動きを常時追跡する方式は運用コストが大きいことなどが背景にあるとされています。
一方で、Just Walk Outという名の技術は姿を変えて広がっています。最近では、商品にRFIDタグを貼り、専用ゲートで自動会計するタイプのJust Walk Outが登場し、Amazonは自社店舗だけでなくスタジアムや空港など他社の店舗への技術提供(ライセンス)にも力を入れています。「レジを完全になくす」よりも「会計をスムーズにする」方向へと現実的に進化してきた、といえます。
なお、日本にアマゾン・ゴーは出店していません(2026年時点)。ただし国内でも、レジ無人化・省人化店舗の実証や導入は各社で進んでおり、レジなし・セルフレジ・スマートカートなど、買い物の効率化に向けた動きは続いています。最新の出店・サービス状況は各社の公式情報でご確認ください。
無人店舗のメリットと課題
レジなし店舗が広がれば、レジ待ちのストレスがなくなり、人手不足の解消にもつながると期待されています。とくに人口減少が進む日本のような地域では効果が大きいと考えられます。
その一方で、大量のカメラやセンサーの導入・運用にかかるコスト、万引きなどの防犯対策、キャッシュレス決済のセキュリティなど、乗り越えるべき課題も少なくありません。アマゾン・ゴーのその後の動きは、こうした難しさも教えてくれます。
Amazon Goのよくある質問

日本にAmazon Goはあるの?
2026年時点で、日本にAmazon Goの店舗はありません。ただし日本でも、レジ無人化・省人化の店舗づくりが各社で進んでいます。

Amazon Goはなくなったの?
一部の店舗は閉鎖されましたが、レジなし技術(Just Walk Out)はRFIDタグ方式などに形を変え、他社への提供も含めて広がっています。最新の店舗・サービス状況は公式情報でご確認ください。

支払いはどうやってするの?
入店時にアプリなどで本人を認証し、退店後に登録した支払い方法で自動的に決済されます。レジで支払う必要はありません。
まとめ
レジなしで買い物できるAmazon Go(アマゾン・ゴー)の仕組みと、その後の動きを紹介しました。登場時ほどの拡大路線ではなくなったものの、レジなし・省人化の技術は形を変えながら進化を続けています。これからの買い物のかたちがどう変わっていくのか、引き続き注目していきたいですね。
