ファイナルファンタジーXIV(以下FF14)」は、王道RPG「ファイナルファンタジー」シリーズ14作目に当たる、MMORPGです。

ストーリーを進めるのはもちろん、自分好みのキャラをカスタマイズしたりハウジングしたり、フレンド同士で釣りなどを楽しんだりと、高い自由度が人気となっています。

ですが、FF14のようなMMOには、動作のカクつきやフリーズ、回線落ちなどの問題が付き物です。実際、FF14でも「重い!」「回線落ちした!」「ラグい!」という声がよく聞かれます。

そこで今回は、FF14でよく起きる不具合の原因について解説するとともに、解消する方法や予防策を紹介したいと思います。加えて、FF14をより快適にプレイするために見直したい点なども併せて紹介していきます。

FF14で起きるラグや回線落ちの原因をつきとめ、快適プレイに役立てましょう!


FF14でラグや回線落ちが発生してしまう原因は?

大人数でプレイできるのがMMORPGの醍醐味ですが、その分、パソコンに負荷がかかりやすくなってしまうのが難点で、FF14も例外ではありません。

また、FF14は同じMMOの中でも、ワールドやキャラクターモデルが細部まで作り込まれているゲームです。
2024年の拡張パッケージ「黄金のレガシー」でグラフィックアップデートが行われ、テクスチャや光の表現がさらに向上した分、処理の負荷も上がっています。綺麗でリアルな映像はゲーム世界への没入に欠かせない要素ですが、その分、環境によっては動作のカクつきやラグ、回線落ちにつながってしまうことがあります。

そのため、FF14のようなクオリティーの高いMMOをスムーズにプレイするには、パソコンのスペックとインターネット回線の安定性が非常に重要です。

では、FF14の推奨環境を確認しつつ、FF14のプレイに最適な環境は何なのか考えていきましょう。

見直そう!FF14のプレイ環境

FF14の動作環境は拡張パッケージのたびに更新されます。現在は2024年7月に公開された最新拡張「黄金のレガシー(バージョン7.0)」以降を基準に考えるのがよいでしょう。スクウェア・エニックス公式が公開しているWindows版の必要動作環境は、おおよそ以下のとおりです。

  • OS:Windows 10 64bit / Windows 11 64bit
  • CPU:Intel Core i7-7700 以上
  • メインメモリ:8GB以上(推奨は16GB)
  • グラフィックカード:NVIDIA GeForce GTX 970 以上/AMD Radeon RX 480 以上
  • ストレージ空き容量:140GB以上

【参考:ファイナルファンタジーXIV「動作環境」より(数値は今後のアップデートで変更される場合があります。最新の必要・推奨環境は必ず公式ページでご確認ください)】

上に挙げたのは「最低限これがないと動かない」という必要動作環境です。快適に遊ぶなら、これより上の推奨動作環境(CPUはIntel Core i7-9700以上、メモリ16GB、より高性能なグラフィックカード)を満たす機器がベストです。

自分のPCで快適に動くか不安な人は、公式が無料配布している「FF14 黄金のレガシー ベンチマークソフト」を走らせてみましょう。スコアで「快適に遊べるか」の目安がひと目でわかります。

特に、グラフィックカード(グラフィックボード)はFF14のようにハイクオリティな映像を処理するために重要です。

デスクトップPCなら交換・増設が可能な場合もあるので、より快適にプレイしたいときはグラフィックカードだけでもハイスペックのものにするといいかもしれません。

また、古いパソコンをずっと使っているという人は、思い切ってゲーミングパソコンを購入するのも一つの手です。

ゲーミングパソコンは、パソコンで快適にゲームをすることを重視したパソコンで、一般的なパソコンより高価な分、操作や動作の安定性は段違いです。

黄金のレガシー以降は要求スペックが上がっているため、推奨環境を満たすゲーミングPCの目安はおおむね15万円前後~となります(構成や時期で変動します)。もっと動きの激しいFPSゲームも今後プレイしたいなら、予算と相談しつつ少し上のスペックにしておくと長く使えますよ。

ネット回線の先生ネット回線の先生

パソコン選びに迷った時は、FF14が公式で紹介している「推奨パソコン 関連商品」を参考にしてみてはいかがでしょうか?FF14とパートナーシップを結んでいるPCメーカーが一覧で出てくるので便利ですよ!

FF14をプレイするなら、断然「光回線」がおすすめ!

次にインターネット回線ですが、FF14のインターネット回線は、推奨・必要環境ともに「ブロードバンド接続」とだけ表記されています。

「ブロードバンド接続」とは、大容量のデータも高速でやりとりできる回線のことをいいます。
そのため、家庭用で契約しているインターネットであればプレイの条件を満たしているといえるでしょう。

ただ、MMORPGは通信の安定性がゲームプレイに大きく影響してきます。
あまりにも不安定なインターネット回線はラグや回線落ちなどの不具合を引き起こす原因となってしまいますので、できれば慎重に選びたいですよね。

インターネット接続の速度と安定性のどちらも満たすのであれば、同じインターネットでも「光回線」が断然オススメです。

光回線は速度も安定性も申し分ありませんし、今使っているスマホとの「セット割」が適用されれば、スマホの月額料金が割引されてお得になります。

また、「ドコモ光」のようにたくさんあるプロバイダーの中から自分の好きな会社を選べる光回線もありますので、光回線を選ぶ際はたくさんの光回線業者・プロバイダーを比較して吟味するようにしましょう。

すでに光回線を契約している人でも、速度に満足していない場合は光回線業者やプロバイダーを変更してみるのもいいかもしれませんね。

インターネットの回線を見直そう!現在の回線環境を調べるには?

FF14をプレイするための設備が整っているにもかかわらず、ラグや回線落ちなどが頻発する場合、インターネット回線に何か原因があると考えられます。

その場合、まずは現在のインターネットの接続状況を調べてみましょう。

インターネット回線の接続状況を調べる方法はさまざまですが、FF14の場合は、まず所属しているサーバーの回線環境を見てみましょう。

回線環境の確認手順1:所属サーバーのIPアドレスを確認する

FF14には複数の「サーバー(ワールド)」が存在するので、まずは自分が所属しているサーバーのIPアドレスを確認します。

サーバーのIPアドレスは下記サイトから確認できるので、調べてみましょう。

【FF14サーバーステータス】https://www.arrstatus.com/

例えば「MANA」サーバーのIPアドレスを調べる、といった形で確認します。IPアドレスはサーバー移転や設備変更で変わることがあるため、確認のたびに上記サイトで最新の値を調べてください(本記事に固定の数値は記載していません)。

回線環境の確認手順2:cmd(コマンドプロンプト)からPINGコマンドを確認する

自分がプレイしているサーバーのIPアドレスが分かったら、次にPINGコマンドを確認します。
cmd(コマンドプロンプト)から「PING」(ピング)を打つことで現在の回線状況を知ることができます。

  • cmd(コマンドプロンプト):Windowsでコマンドラインからコマンドを実行したりプログラムを実行したりする場合に使用するツール。
  • ping(ピング):ネットワーク疎通を確認したいホストに対してIPパケットを発行し、そのパケットが正しく届いて返答が行われるまでの速度を確認するためのコマンドです。

簡単に言うと、PINGとは「ネットがこちらの指示に対して応答するまでの速度を数値化したもの」ですね。

ネット回線の先生ネット回線の先生

意味は覚えなくても大丈夫です!
「cmd画面を呼び出してコマンドを打てばPINGという数値がわかる!」くらいに思ってください。

やり方はパソコンのOSによって多少異なりますが、ここでは「Windows 10/11」を参考にします(どちらもほぼ同じ手順です)。以下の手順に沿って進んでみましょう。

① cmd(コマンドプロンプト)画面を呼び出す

スタートメニュー脇の検索窓に『cmd』と打ち込むと、コマンドプロンプトという表示が出てくるのでクリックしてみましょう。すると、下図のような真っ黒い画面の別ウィンドウが出てきます。

コマンドプロンプト(cmd)の画面イメージ

これがcmd画面になります。これで準備完了です。
(※画像では真っ黒ですが、本来であれば開いてすぐ上の部分に自分のPCの情報が記載されています。)

②PINGコマンドを打って回線状況を確認する

いよいよcmd画面にPINGコマンドを打っていきます!難しい作業ではないので、ゆっくり確実に入力していきましょう。

自分のサーバーのIPアドレス(先ほど調べた値)を使って、cmd画面上でping (調べたIPアドレス) -n 10と打ち込みエンターを押します。

※上記コマンドは「そのIPアドレス宛に10回PINGを送信する」という意味になります。

打つと下記のような結果が出るはずです。

(IPアドレス)の ping 統計:
パケット数: 送信 = 10、受信 = 10、損失 = 0 (0% の損失)、
ラウンド トリップの概算時間 (ミリ秒):
最小 = 7ms、最大 = 17ms、平均 = 12ms

ここで重要なのは「最大」の数値です。

この最小と最大で表示された数値は、サーバーが応答するまでにかかった時間を表しています。
単位は「ms(ミリセカンド:ミリ秒)」で表記され、この値が小さければ小さいほど、応答速度が速い=良い回線だということになります。

最小は「10回試行したうち一番応答が速かった時間」なのに対し、最大は「10回試行した中で一番応答が遅かった時間」です。
この最大の数字が大きくなればなるほど、ラグや回線落ちなどの不具合が多くなります。

一般に、オンラインゲームでは30ms前後以下だと快適とされます。ざっくり下記のようなイメージで捉えておきましょう。

  • 30ms以下:プレイ中のラグはほぼ感じられない。快適!
  • 50ms~100ms前後:プレイはできるが、場面によってはラグを強く感じる
  • 300ms以上:かなり重い。回線見直し必須!

30ms以上の数値が出たとしても、通常のオンラインゲームと同じく50ms~100ms前後でも最低限プレイは可能です。

ただ、常に300msや400msといった高いPING値が出ている場合は、プレイに支障が出やすい回線である可能性が高いため、早急に回線を見直したほうがいいでしょう。

ネット回線の先生ネット回線の先生

ただし、回線状況は時間帯でも刻々と変化します。特に新しいコンテンツリリースやイベント実施中の時間帯、夜の時間帯などはサーバー自体が重くなります。なので「自分が一番集中してログインする時間帯」と「それ以外の時間帯」に試してみるといいでしょう。

※実は回線速度(Mbps)自体は不具合に直接関係がない

不具合が発生した際によく調べられるのが、Mbpsで表される回線速度ですよね。
ですが、実をいうと、回線速度(帯域)そのものは不具合に直接関係しないことが多いです。大切なのは前述のPING(応答速度・安定性)のほうです。

MMORPGをプレイしている際にやりとりするデータは、自分や相手キャラクターの位置を表す座標データや、剣を振ったり魔法を使ったりしたときのアクションデータくらいです。

これらのデータは小さいため、通信の帯域(Mbps)はそれほど大きくなくても足りる計算になります。

光回線であれば帯域は十分に確保できますので、すでに光回線でプレイしているプレイヤーは帯域を心配する必要はほとんどありません。

とはいえ、速度の数値が高いからといって不具合が絶対に起きないという保証もありませんので、あくまで目安として把握しておきましょう。

回線状況は把握した!私たちにできることは?

PINGコマンドを使って具体的な数値として回線の状況を把握できましたが、次はどうすればいいでしょうか?

実のところ、回線の接続を良くする方法は「あるようで無い」というのが正直なところです。

回線の根本的な原因はプロバイダー側にあることが多いです。

ユーザーが多いプロバイダーは、その分回線が混雑しやすいので遅延が起きやすいと言われていますが、かといって加入者が少ないプロバイダーが必ずしも速いとも限りません。

さらに、契約の時点でプロバイダーの設備まで知ることはできないので、混雑が起きた際にどこまで対処できるかどうかもユーザーでは判断できません。

そのため、安易にプロバイダーを変えたからといって全てが改善される、とは言い切れないということになります。

しかし、まったく改善策がないというわけでもありません。

もし、今使っているインターネット回線が「PPPoE(IPv4)接続方式」であれば、混雑に強い「IPoE(IPv6)接続方式」に対応した回線やプロバイダーに変更することで、通信が安定して改善されることがあります。

ネット回線の先生ネット回線の先生

PPPoE(IPv4)は、時間帯など利用者の回線使用状況によって混雑が生じて速度が遅くなりがちですが、IPoE(IPv6)はその混雑を受けにくいため、いつでも安定してプレイしやすくなりますよ!

また、光回線業者やプロバイダーを変更しなくても、今使っているパソコンの周辺機器を見直すことで速度が改善するかもしれません。

  • 有線LANケーブルに断線などの不具合が起きていないか(できればゲームは有線接続がおすすめ)
  • 古い規格のLANケーブルをずっと使っていないか
  • Wi-Fiルーターの周辺に障害物などがないか
  • ルーターの近くに電波干渉する家電などを置いていないか  など・・・

インターネットの速度・安定性は、周辺機器の状態で良くも悪くもなります。回線を乗り換える前に、一度確認してみましょう。

通信速度・安定性ともに優れているのは「IPoE(IPv6)接続方式」!

FF14を快適にプレイするために必要なインターネット回線の条件はさまざまありますが、大きく挙げるとすれば以下の2つになるかと思います。

  • インターネットの通信速度が平均的かそれ以上である
  • 混雑する時間帯に左右されず、常に安定して接続できる

これを踏まえて光回線を契約するなら、先ほど紹介したとおり、ネット回線が混雑しにくい「IPoEIPv6)接続方式」を標準で提供しているプロバイダーを選ぶことが重要です。

IPoE(IPv6)接続方式は出始めた頃に比べると広く普及してきており、今契約するならほとんどのプロバイダーで利用できます。

ただ、IPoE(IPv6)接続方式を利用するには別途申し込みが必要だったり、対応ルーターが必要だったりする場合もあるので、新規で契約する場合やPPPoE(IPv4)接続方式から変更する場合であっても、きちんと契約・利用内容を確認しましょう。

※IPv6について詳しくはこちらをご覧ください。

IPv6接続を選ぶなら「とくとくBB光」がおすすめ!

IPv6接続方式を提供するプロバイダーでおすすめなのは、GMOが提供する「とくとくBB光(GMO光アクセス)」です!

とくとくBB光では、追加料金なしでIPv6接続方式を利用できることに加えて、高額なキャッシュバックキャンペーンを行っていることから、多くの人に選ばれています。

条件次第で高額なキャッシュバックを受け取れるうえ、契約期間の縛りが実質なく、解約違約金もかからないので、これからインターネットを始める人はもちろん、他社の回線から乗り換える予定の人にもうれしい内容です。キャッシュバックの金額や条件・キャンペーン内容は時期によって変わるため、最新の内容は必ず公式(特設)ページでご確認ください。

「とくとくBB光」を詳しく知りたい方は、下記の記事でも詳しく説明していますので、ぜひ一度ご覧ください。

【解説】GMOとくとくBB光(GMO光アクセス)が絶対オススメな理由とは?料金・速度は?

FF14の「重い・落ちる」でよくある質問(FAQ)

Q. PS5版でもラグや回線落ちは起きる?回線対策は同じ?

FF14はPCだけでなくPS5・PS4版もありますが、回線に起因するラグや回線落ちの対策はどの機種でも基本的に同じです。安定した光回線を用意し、できれば有線LANでつなぐのが効果的。PS5はゲーム機側の「接続テスト」で回線速度と安定性を確認できます。一方で、映像のカクつき(フレームレート低下)はPCのグラフィック性能に左右されるため、こちらはPC版特有の悩みです。

Q. Wi-Fi(無線)より有線LANのほうがいい?

安定性を重視するなら有線LAN接続がおすすめです。無線は電波干渉や距離の影響を受けやすく、PING値が不安定になりがち。どうしても無線で遊ぶ場合は、5GHz帯に対応したWi-Fiルーターを使い、ルーターとの距離を近づける・障害物を減らすといった工夫で改善することがあります。

Q. 特定の時間帯だけ重いのはなぜ?

夜間や大型アップデート直後、イベント開催中はプレイヤーが集中してサーバー・回線ともに混雑しやすくなります。この場合は自宅の回線だけの問題ではないこともあります。まずは前述のPINGを混雑時と空いている時間帯で比べ、混雑時だけ極端に悪化するなら、IPoE(IPv6)対応の回線に切り替えると改善する可能性があります。

Q. データセンター(サーバー)が遠いとラグくなる?

物理的な距離が遠いデータセンターに所属していると、その分応答(PING)が大きくなりやすいです。国内のデータセンターを選んでいるかを確認し、必要ならワールド移転(有料)を検討するのも一つの手です。ただし移転前に、まずは自宅回線と有線接続を見直すほうが費用をかけずに改善できる場合が多いですよ。

まとめ

今回は、FF14をプレイするうえで欠かせないプレイ環境と、快適に遊べるおすすめのインターネット回線について解説しました。

FF14は大規模MMOかつグラフィックも綺麗で細部まで作り込まれています。黄金のレガシー以降はさらに要求スペックが上がっているため、画面のカクつきや読み込み速度など、パソコンのスペックによってはプレイに支障が出ることがあります。

この機会に、FF14が推奨するプレイ環境を見直してみてはいかがでしょうか。

また、パソコンでもPS5でも、FF14のようなMMOゲームで最も重要なのは、インターネット回線の速度(帯域)よりも安定性です。

ぷつぷつと途切れることなく、応答が一定に安定した回線であれば、自然と不具合も少なくなっていきます。

ラグや回線切断でまともにプレイできないという方は、ぜひ利用している回線の接続・安定性に注目してみてください。

ぜひ、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
【解説】GMOとくとくBB光(GMO光アクセス)が絶対オススメな理由とは?料金・速度は?