埼玉県にお住まいのあなた!
インターネットの契約で、auひかりやNURO光など迷っていませんか?
じつは住んでいる地域や建物で利用できる回線が決まっていたり、住宅タイプによって月額料金がまったく違ってきたりするんです。
そこで埼玉県で選べる光回線4社について、2026年8月時点の各社公式サイトの料金をあらためて確認し、住まいのタイプ別に整理しました。
【2026年8月版】埼玉で光回線を選ぶ前に、これだけは押さえてください
埼玉県は、NURO光・auひかり・ドコモ光・ソフトバンク光の4社すべてが提供エリアに入っている、全国的に見てもかなり恵まれた地域です(NURO光の公式サイトでも提供エリアに埼玉県が挙げられています。ただし同じ県内でも住所によっては対象外のことがあるため、申し込み前のエリア判定は必須です)。
選択肢が多いのは嬉しいのですが、この数年で各社の料金体系は大きく組み替えられました。数年前の比較記事に載っている金額は、もうほとんど使えません。まず、いま押さえておくべき変化を3つだけ挙げます。
- NURO光は「契約期間の縛りなし・解約金0円」になりました。そのうえで2年割・U29応援割という割引が乗る形に変わっています。
- 事務手数料(登録料)はもう横並びではありません。かつては各社おおむね3,300円でしたが、現在は4,950円の会社もあります。
- 値上げの予定が公表されています。NURO光は2026年9月1日、ソフトバンク光は2026年12月1日に月額基本料金の改定が予定されています。
この記事の金額は、いずれも各社公式サイトで2026年8月7日に確認した税込価格です。キャンペーンや料金は動くので、申し込み直前にもう一度公式サイトでご確認ください。
戸建てタイプの月額料金を並べてみる
まずは一戸建ての場合です。各社の代表的なプラン(1ギガ/2ギガ帯)で比べます。
| 回線(戸建て) | 月額料金 | 契約期間 | 初期費用のあつかい |
|---|---|---|---|
| NURO光 2ギガ (2年割) | 1〜24か月目 3,980円 25か月目〜 5,720円 | 縛りなし (解約金0円) | 基本工事費49,500円は24回払いで実質無料/事務手数料3,300円 |
| auひかり ホーム1ギガ (ずっとギガ得・ネットのみ) | 1年目 5,610円 ※2年目以降は利用期間に応じて割引 | 3年 (解除料4,730円) | 初期費用48,950円は初期費用相当額割引で0円/新規登録料4,950円 |
| ドコモ光 1ギガ タイプA | 5,720円 (定期契約なしは7,370円) | 2年 (解約金5,500円) | 工事料28,600円は新規工事料実質0円特典(dポイント分割進呈) |
| ソフトバンク光 ファミリー(1ギガ) | 5,720円 (自動更新なしは6,930円) | 2年 (解除料は月額相当額) | 工事費47,520円は回線工事費割引キャンペーンで補填/事務手数料4,950円 |

表とグラフのとおり、戸建ての月額は、最初の2年間はNURO光が頭ひとつ抜けて安いという結果です。2年割が効いている24か月目までは3,980円で、他社より1,600円以上安く収まります。
ただし、NURO光は25か月目から5,720円に上がります。ここを見落として「ずっと3,980円」と思い込むと、3年目に「あれ、上がってる」となります。長く使うつもりなら、25か月目以降の金額まで含めて考えてください。
一方で長く使うほど有利になるのがauひかりです。ずっとギガ得プランは「3年単位の継続利用を条件に、利用期間に応じて割り引く」設計で、公式サイトに載っているネットのみ5,610円は1年目の金額。2年目以降はここからさらに下がっていきます(具体的な金額は公式サイトでご確認ください)。ただし3年契約の自動更新で、更新月以外に解約すると4,730円の解除料がかかります。
ドコモ光とソフトバンク光はどちらも5,720円で横並び。この2社は月額そのものより、後述するスマホのセット割で差がつきます。
マンションタイプの月額料金を並べてみる
集合住宅の場合、金額の並びは戸建てとまったく変わります。
| 回線(マンション) | 月額料金 | 契約期間 | 初期費用のあつかい |
|---|---|---|---|
| NURO光 2ギガ (2年割・タイプS) | 1か月目 0円 2〜24か月目 3,980円 25か月目〜 4,235円 | 縛りなし (解約金0円) | 基本工事費44,000円は24回払いで実質無料/事務手数料3,300円 |
| NURO光 2ギガ (2年割・タイプL) | 1か月目 0円 2〜24か月目 2,980円 25か月目〜 4,235円 | 縛りなし (解約金0円) | 同上(タイプLは口座振替が使えません) |
| auひかり マンション タイプV 16契約以上(ネットのみ) | 4,180円 | 2年 (解除料2,290円) | 初期費用33,000円は初期費用相当額割引で0円/新規登録料4,950円 |
| ソフトバンク光 マンション(1ギガ) | 4,180円 (自動更新なしは5,390円) | 2年 | 立ち会いなし工事なら5,280円/事務手数料4,950円 |
| ドコモ光 1ギガ タイプA | 4,400円 (定期契約なしは5,500円) | 2年 (解約金4,180円) | 工事料は新規工事料実質0円特典の対象 |

ここは注意が必要です。マンションの場合、料金の前に「その建物にどの設備が入っているか」で選択肢が決まってしまいます。
NURO光のマンションプランは、建物側にNURO光の設備が導入されている物件でしか申し込めません。しかもタイプSかタイプLかで月額が1,000円違います。auひかりのマンションタイプも同じで、auひかりが導入済みのマンションが対象。しかも上の表は「16契約以上が見込める建物」の料金で、規模の小さい建物では料金が変わります。
つまりマンションは「4社から選ぶ」のではなく、「自分の建物で申し込める中から選ぶ」のが実際のところです。まずは住所でエリア判定をして、申し込める顔ぶれを確認するところから始めてください。
そのうえで料金だけを見ると、NURO光(対応物件のみ)< auひかり・ソフトバンク光(4,180円)< ドコモ光(4,400円)という並びになります。ドコモ光がやや高めですが、差は月220円。ドコモのスマホを使っているなら、後述のセット割ですぐ逆転します。
なお、NURO光には集合住宅向けの「マンションプラン」のほかに、戸建て向けプランを集合住宅で契約する方法もあります。他の住人と設備を分け合わないぶん混雑に強い一方、月額は戸建て料金になります。建物の階数や構造によって可否が変わるので、こちらもエリア判定の結果で確認してください。
月額だけを見比べると失敗する、3つの落とし穴
落とし穴1:事務手数料は「どこも一律3,300円」ではなくなりました
以前は各社そろって3,300円だったので「差が出ないから無視してよい費用」でした。いまは違います。
- NURO光:契約事務手数料 3,300円
- ドコモ光:契約事務手数料(工事料とは別に必要)
- ソフトバンク光:契約事務手数料 4,950円(指定オプション同時申込などの割引で1,100円引きになる場合あり)
- auひかり:新規登録料が2026年8月1日から4,950円へ(7月31日までは3,300円でした)
一度きりの費用とはいえ、最大で1,650円の差。合計金額を出すときは必ず足してください。
落とし穴2:「工事費実質無料」は、無料になる仕組みが会社ごとに違います
4社とも工事費が実質0円になる仕組みを用意していますが、中身がまったく違います。
- NURO光:基本工事費(戸建て49,500円/マンション44,000円)を24回に分け、同額を毎月の料金から割り引く方式。24か月使いきって実質無料になります。
- auひかり:初期費用(ホーム48,950円/マンション33,000円)を「初期費用相当額割引」で0円にする方式。
- ドコモ光:工事料そのものは請求され、相当額をdポイント(期間・用途限定)で分割進呈する方式。2026年6月1日以降の申し込みからは進呈開始が利用開始月の7か月後に後ろ倒しされ、24か月かけて戻ってきます。
- ソフトバンク光:工事費(立ち会いあり47,520円)を月1,980円×24か月の割引で補填する方式。
共通しているのは、どれも「使い続けること」が条件だという点です。途中で解約すれば残債が一括請求されます。また、ドコモ光もソフトバンク光も2026年6月1日申し込み分から工事料そのものが値上げされているので、途中解約したときの負担は以前より重くなっています。
落とし穴3:スマホのセット割を入れると、順位がひっくり返ります
ここがいちばん大きい要素です。回線の月額差が月200〜300円でも、セット割は1回線あたり最大1,000円超。しかも家族の回線数だけ効きます。
- ドコモ光セット割:同一ファミリー割引グループ内のスマホ1回線ごとに永年最大1,210円割引(対象プランにより最大1,100円)。
- auスマートバリュー:適用条件は「ネット+電話」の契約です。ネットだけの契約では対象になりません(この点は昔から変わっていません)。auひかりホームでは、電話をつけると初期費用相当額割引が満額になるという関係もあります。
- おうち割 光セット:ソフトバンク/ワイモバイルのスマホが対象。適用には光BBユニット(月550円)などの指定オプションが必要です。
たとえば家族4人がドコモのスマホなら、ドコモ光セット割だけで月4,000円以上動きます。回線の月額表だけを見比べる意味は、正直あまりありません。「いま家族が使っているスマホのキャリア」から逆算するのが、いちばん失敗しない選び方です。
これから控えている値上げ・改定(申し込むタイミングの話)
公式に告知されている改定が2つあります。どちらも「知らずに契約して、あとから上がる」タイプなので、先に書いておきます。
- NURO光:2026年9月1日に月額基本料金を改定。公式サイトに掲載されている金額はすでに改定後のもので、2026年8月末までに利用を開始した場合は8月利用分までが改定前の料金です。
- ソフトバンク光:2026年12月1日に既存料金プランを一律+330円(10ギガは対象外)。2026年11月末時点で自動更新ありプランを契約中の場合は、12月以降に到来する契約期間満了月の翌月利用分から改定後の料金になります。
「あと1か月待とう」と思っている方は、この2つだけ頭に入れておいてください。なお改定の詳しい条件は各社の告知ページに書かれているので、最終的な判断は公式サイトでご確認ください。
光コラボとダークファイバー ― 乗り換えやすさが変わります

4社は、回線設備の成り立ちで大きく2つに分かれます。ここを理解しておくと、あとで乗り換えるときに損をしません。
ドコモ光とソフトバンク光は「光コラボ」です。NTT東日本・西日本のフレッツ光回線を借り上げて、各社が自社サービスとして提供しています。通信の土台はフレッツ光と同じで、プロバイダ料込みのわかりやすい料金にまとまっているのが特徴です。
一方、NURO光とauひかりは「ダークファイバー」を使っています。NTTが敷設したまま使っていない光ファイバーを借り、自社で通信設備を組んで提供する方式です。土台は同じ光ファイバーでも、その先の設備は各社独自。NURO光が下り最大2Gbpsを掲げられるのは、この構成だからです。
この違いが効いてくるのが乗り換えのときです。
- 光コラボ同士の乗り換え(ドコモ光 ⇄ ソフトバンク光など):「事業者変更」の手続きで、原則工事なし・工事費0円で移れます。ソフトバンク光の公式ページにも、転用・事業者変更の工事費は0円と明記されています。
- 系統をまたぐ乗り換え(光コラボ ⇄ NURO光/auひかり、NURO光 ⇄ auひかり):設備がまったく別なので、新しい引き込み工事が必要になります。工事の手間も費用も、素直に2倍近くかかります。
もうひとつ見落とされがちなのが解約後の設備です。auひかりホームの場合、解約しても引き込んだ光ファイバーや光コンセントは残ります。撤去を希望すると別途工事費がかかり、2018年3月1日以降に申し込んだ契約では31,680円です。「気軽に試して合わなければ戻せばいい」とは言いにくいので、ダークファイバー系を選ぶときは腰を据えて決めましょう。
通信速度の数字を、どこまで信用すればいいのか
この記事で料金を軸に比べているのには理由があります。個人向けの光回線は、いずれもベストエフォート型だからです。「最大1Gbps」「最大2Gbps」はあくまで技術規格上の最大値で、実際に手元へ届く速度ではありません。この点は各社とも公式サイトにはっきり書いています。
実際の速度は、建物内の配線方式、時間帯の混雑、Wi-Fiルーターやパソコンの性能、LANケーブルの規格まで、いくつもの条件で決まります。同じ回線でも隣の家と同じ速度が出るとは限らないので、カタログの最大値で優劣をつけるのは現実的ではありません。
10ギガプランについても触れておきます。以前より対応機器は手に入りやすくなりましたが、恩恵を受けるにはルーター・LANケーブル・パソコン側のLANポートまで10ギガに対応させる必要があります。動画視聴やテレワーク中心の使い方なら、1ギガ・2ギガのプランで足りるケースがほとんどです。「速いほうがよさそうだから」で上位プランを選ぶ前に、手元の機器がついてこられるかを確認してください。
サポートの質で比べるのも難しいところです。窓口では毎回別の担当者が対応しますし、説明のわかりやすさは人によって差が出ます。口コミも書いた人の状況に左右されます。誰が確認しても同じ数字になるのは料金なので、まず料金で候補を絞り、そのうえでセット割と提供状況で決める――という順番をおすすめしています。
埼玉での選び方を、住まいとスマホで整理する
ここまでの内容を、実際の選び方に落とし込みます。
戸建てで、2年以内のコストを抑えたい方
NURO光が有力です。2年割で24か月目まで3,980円、契約期間の縛りがなく解約金も0円という組み合わせは、現状ほかにありません。29歳以下の方なら、割引期間が1年延びるU29応援割も用意されています。
注意点は2つ。25か月目から5,720円になること、そして開通までに時間がかかりやすいことです。NURO光は屋外・宅内の工事が必要で、申し込みから開通まで待つケースがあります。公式でも開通までの期間をレンタルWi-Fiでつなぐ仕組みが案内されているので、引っ越しの日程が決まっている方は早めに動いてください。
戸建てで、同じ回線を長く使うつもりの方
auひかりのずっとギガ得プランが向いています。利用期間に応じて月額が下がっていく設計で、auスマートバリューが適用されていれば4年目以降も高速通信料金が月550円割引されます。
ただしスマートバリューを使うには「ネット+電話」の契約が必要で、月額は6,380円(1年目)になります。ネット単体の5,610円と比べて割高に見えますが、家族のauスマホが割引される分と、初期費用相当額割引が満額になる分を合わせて判断してください。
マンションにお住まいの方
くり返しになりますが、まず建物で申し込める回線を確認するのが先です。そのうえで、
- NURO光のマンションプランが使える建物なら、料金面では最有力です(タイプLなら2〜24か月目2,980円)。
- 使えない場合、月額はauひかり・ソフトバンク光が4,180円、ドコモ光が4,400円。
- この220円差はスマホのセット割で簡単に埋まるので、家族が使っているキャリアに合わせるのが結局いちばん安くなります。
光コラボ(ドコモ光・ソフトバンク光)を選んでおくと、あとで気が変わっても工事なしで他の光コラボへ移れます。迷っているうちはこの「戻りやすさ」も立派な判断材料です。
埼玉で光回線を申し込む前に、よくいただく質問
Q. 埼玉県内ならどこでもNURO光を申し込めますか?
いいえ。NURO光の提供エリアには埼玉県が含まれていますが、公式サイトにも「一部エリアを除く」と注記があります。同じ市内でも住所によって可否が分かれるので、公式サイトの申し込み画面で住所を入れてエリア判定をしてください。住宅タイプ(戸建て/マンション)を間違えて申し込むと、申し込みからやり直しになり開通が遅れますので、そこも申し込み前に確認しておきましょう。
Q. マンションに住んでいるのに「戸建てタイプ」と案内されました。間違いですか?
間違いとは限りません。集合住宅向けのプランは、建物に共用の設備が入っていることが前提です。小規模なアパートや、光回線の共用設備がない建物では、各戸に直接引き込む戸建てタイプでの契約になることがあります。月額はマンションタイプより高くなりますが、他の住人と設備を分け合わない分、混雑の影響を受けにくいという利点もあります。案内された内容に納得できないときは、申込窓口で契約タイプの根拠を確認してください。
Q. 引っ越しの日が決まっています。開通が間に合わないときはどうすればいいですか?
各社が開通までのつなぎを用意しています。NURO光は開通までのレンタルWi-Fiを公式で案内しています。工事の日程は時期によって混み合うので、引っ越し日が決まった時点で申し込むのが確実です。とくに戸建てで新しく引き込み工事が必要なケースや、繁忙期(2〜4月)は余裕を持って動いてください。
Q. 解約したあと、家に引き込んだ設備はどうなりますか?
原則として、光ファイバーや光コンセントはそのまま残ります。撤去を希望する場合は別途費用がかかり、auひかりホームでは2018年3月1日以降に申し込んだ契約で撤去工事費31,680円(それ以前の申し込みは11,000円)と案内されています。賃貸の戸建てにお住まいの場合は、契約前に大家さんや管理会社へ引き込み工事の可否を確認しておくと安心です。
Q. Wi-Fiルーターは自分で買う必要がありますか?
会社によって扱いが違います。NURO光は無線LAN機能を内蔵したONU(Wi-Fi 6以上対応)が月額に含まれ、追加料金なしで使えます。auひかりも機器レンタル料が月額に含まれます(無線LAN利用料は別扱いで、auスマートバリュー適用時に無料)。ソフトバンク光は光BBユニットが月550円で、おうち割 光セットの適用条件にもなっています。「ルーター代込みかどうか」で実質の月額は数百円動くので、料金表と一緒に確認してください。
まとめ
埼玉県で選べる光回線4社を、2026年8月時点の公式料金で整理しました。最後に要点だけ振り返ります。
- 戸建ての最初の2年間は、NURO光の3,980円が明確に安い。25か月目から5,720円になる点だけ忘れずに。
- 戸建てで長く使うならauひかり。利用期間に応じて月額が下がるが、3年契約と解除料4,730円、撤去工事の扱いは要確認。
- マンションは料金より先に「建物で申し込める回線」を確認する。そのうえで月額はNURO光(対応物件)<auひかり・ソフトバンク光<ドコモ光の順。
- 最終的な決め手は家族のスマホ。ドコモ光セット割・auスマートバリュー・おうち割 光セットは、回線間の月額差を簡単に上回ります。
- NURO光は2026年9月1日、ソフトバンク光は2026年12月1日に料金改定が予定されています。
料金・キャンペーン・提供エリアはどれも動きます。候補を絞ったら、最新の条件は必ず各社の公式サイトでご確認ください。
