WiMAX機種Speed Wi-Fi NEXT W05の評判とは?販売終了後の現在も含めて解説

WiMAX W05は2018年に発売され、当時「おすすめ機種」として人気を集めたモバイルWi-Fiルーターです。ただし、W05はすでに新規販売を終了した旧機種で、現在WiMAXを新しく契約する場合は5G対応の「WiMAX +5G」端末が中心になっています。この記事では、W05の当時の評判・口コミを振り返りつつ、いまW05を使い続けている方・これからWiMAXを選ぶ方が知っておきたい現在の状況もあわせて解説します。


【まず確認】W05は販売終了。WiMAXの現在の状況

最初に大切なポイントを整理しておきます。

  • W05(HUAWEI製)は新規販売を終了しています。現在、UQ WiMAXや各プロバイダで販売されているのは5G対応の「WiMAX +5G」端末です。
  • W05が対応する旧プラン(WiMAX2+の「ギガ放題」など)は、UQ WiMAXで2022年3月31日に新規受付を終了しました。契約中の方は引き続き利用できますが、これから選ぶプランは無制限で使える「ギガ放題プラスS」などWiMAX +5G系が中心です。
  • さらに古い初代WiMAX(無印WiMAX)は2020年3月31日でサービス自体が終了しています。

つまりこの記事のW05のレビューは「当時の評判の記録」として読みつつ、これから契約する方は現行のWiMAX +5G端末(Speed Wi-Fi 5G X12など)を前提に検討するのが正解です。最新の取扱端末・プランはUQ WiMAX公式サイトでご確認ください。

W04とW05を比較(いずれも販売終了済みの旧機種)

発売日通信速度 上り/下りサイズ 縦・横重さ発売メーカー契約期間(当時)
W052018年1月上り最大30Mbps
(LTE利用時112.5Mbps)
下り最大558Mbps
(LTE利用時758Mbps)
横130mm
縦55mm
厚さ12.6mm
131gHUAWEI2年/3年
W042017年2月上り最大30Mbps
(LTE利用時37.5Mbps)
下り最大558Mbps
(LTE利用時758Mbps)
横130mm×
縦53mm
厚さ14.2mm
140gHUAWEI3年

W04とW05を比較すると、LTE利用時の上りの通信速度が大きく向上していることがわかります。サイズはW05のほうが若干大きいものの、軽量化されているのがポイントでした。

発売当時は「最新機種の端末代0円」「高額キャッシュバック」といったキャンペーンをGMOとくとくBBなどのプロバイダが競って実施しており、W05はその主役でした。現在はW05を含むWiMAX2+専用端末の販売は終了し、各プロバイダのキャンペーンも現行のWiMAX +5G端末が対象です。キャンペーンの最新内容は各プロバイダ公式サイトでご確認ください。

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ここからは、W05が現役だった当時のメリット・デメリット、口コミを記録として紹介します。すでにW05を持っていて使い続けている方の参考にもなるはずです。

W05のメリット、独自機能は?(当時の評価)

自動電源オフ機能が便利だった

W05の独自機能に「自動電源オフ機能」があります。一定時間端末を操作しない場合に自動で電源がオフになるもので、バッテリーの消費を抑えることができます。

インターネット接続が必要になったタイミングでもう一度電源を入れる必要はありますが、通信していない間は電源を切った状態にできるので、うっかり放置して消耗する心配がありません。

W05のバッテリーはフル充電でも6.5時間~9時間程度でなくなってしまうため、使っていない時の挙動が重要でした。特に外に持ち運ぶ際、充電機器がないときはこまめに電源を切る必要がありますが、自動電源オフ機能があればその手間を減らせます。

設定手順は、ホーム画面の「設定」から「システム設定」「オフタイマー」と進み、「自動電源オフ」を有効にして30分・60分・90分から選ぶだけ。初期設定ではオフになっているので、一度設定すれば以後は自動で働きます。

Wi-Fi設定お引越し機能

W05には、古いルーター端末からSSIDと暗号化キー(パスワード)を両方移せる「Wi-Fiお引越し機能」があります。

前の端末で利用していたセキュリティ情報を直接引き継げるので、パソコンやスマートフォン側での再設定が不要になります。手順は、W05の画面の「Wi-Fi設定お引越し機能」ボタンを押して案内通りに進み、古い端末の「WPSボタン」を押すだけ。この機能は現行のWiMAX端末にも引き継がれている便利機能の先駆けでした。

下り最大758Mbps(LTE利用時)の高速通信

W05の最大の特徴は通信速度でした。下り最大558Mbps、LTE利用時は最大758Mbpsに達し、発売当時のWiMAXルーターの中ではトップレベルの性能でした。

ただしこれは理論値であり、また現在の基準で見ると、現行のWiMAX +5G端末は5G対応で下り最大数Gbps級のスペックになっています。速度を重視するなら、いまから旧機種を中古などで入手するより現行端末を選ぶほうが確実です。

連続通信時間が9時間

W05は不具合の少なさに加えてバッテリーの持ちにも定評があり、連続通信時間は約9時間。「ECOモード」にすると10時間30分の連続使用ができました。

W05とよく比較された「WXシリーズ」のWX04は使用中に再起動を繰り返すなどの不具合報告が多く、当時は不具合報告の少ないW05を選ぶのが無難とされていました。

WiMAX W05のデメリット(当時の評価)

サイズ感がやや大きい

W05は横に長いスリムな形状の端末です。洗練された印象で男女兼用で使えるデザインでしたが、WiMAX端末としてはやや大きめ。バッグには入るサイズですが、W01と比べると長さが10mmほど伸び、厚みも増しています。また、前機種のW04は縦型でしたが、W05はデザインを一新して横型になったため、縦型に慣れた方には違和感があったようです。

アプリ「HUAWEI HiLink」の評判が悪かった

「HUAWEI HiLink」はW05の通信量がスマートフォンやタブレットから確認できる管理アプリです。通信モードの切り替えやバッテリー残量の確認などができて一見便利なのですが、当時は「突然ログアウトする」「当日のデータ量がわからない」「バージョンアップで端末が起動できなくなった」など、使い勝手の悪さを指摘する口コミが目立ちました

「電源オフはできるのに電源オンができない」など、欲しい機能が実装されていない点にも指摘が多く、惜しい部分でした。

バッテリー持ちは前機種と同等止まり

W05のバッテリー持ち時間は前機種W04と同じで、ノーマルで約9時間、ハイパフォーマンス使用で約6.5時間。外で使い続ける場合、9時間は意外とあっという間です。

ハイパフォーマンスモードにすると使用時間がさらに短くなるため、長時間の外出が多い方には物足りないという声もありました。大容量バッテリー搭載の機種を求める声は、その後の機種でも続いています。

高速通信のLTEモードには追加料金がかかった

W05でLTEを併用する「ハイスピードプラスエリアモード」は、当時、利用した月に約1,000円(税抜1,004円)の追加料金がかかりました(3年契約プランなどでは無料)。

ちなみに現行のWiMAX +5Gでは、auの4G LTE/5G(一部周波数)を使う「プラスエリアモード」が同様の位置づけで、利用月に1,100円(税込)かかります。auスマートバリューやUQ mobile自宅セット割の適用中は無料になるので、スマホとのセット利用ならお得です(最新の条件はUQ WiMAX公式サイトでご確認ください)。

W05の良い口コミ・悪い口コミ(当時)

良い口コミ:速度が安定している

人型

WiMAX端末の中でも、W05は速度の安定性に定評があります。W01のような古い機種には、途中で速度が変わったり急に不安定になったりと、使い勝手の問題がありました。

その点W05はWiMAXならではの安定性と速度を併せ持っており、CA・4×4MIMOなどの通信技術に対応するなど、使いやすさに配慮されています。

当時から「古い機種を使っている方は端末のスペックを上げるだけで使用感が変わる」と言われていました。これは現在も同じで、旧機種から現行のWiMAX +5G端末への乗り換えで速度・安定性は大きく改善します。

良い口コミ:ブラック×ライムのデザインがかっこいい

人型

W05端末の特徴の一つが、ブラック×ライムの斬新な色の組み合わせです。一見スポーティなように見えるので男性向きかと思いきや、ライムグリーンが黒いボディにマッチして、洗練された印象も受けます。

ブラック×ライムのほかにホワイト×シルバーもあり、遠くでも目立つブラック×ライムを選ぶ方が多かったようです。前機種W04より9g軽量化され、厚みも約1.6mm減ったので、見た目より持ち運びやすい端末でした。

バッテリー容量はそのままで重さや厚みを抑えた設計は、ユーザーのニーズをよく考えたものだったといえます。

良い口コミ:回線切替がカンタン

人型

W05は回線の切り替えが簡単にできるため、使用する環境に応じて自由に切り替えることができます。基本的に、スマートフォンと同じく画面をタッチしてスクロールさせる操作方法なので、面倒なボタンなどがなく操作性に優れています。

また、専用の「クレードル」を使えば、W05がさらに便利に。クレードルに端末を設置するだけで自動的に高速通信ができる、ハイパフォーマンスモードに切り替えてくれるんです。

必要な時だけ自動的にハイパフォーマンスモードにしてくれるクレードルの機能は、当時のユーザーに好評でした。

悪い口コミ:ルーターにしては大きい

人型

W05端末は横に長いデザインですが、軽量化されており前機種よりも若干薄さがあります。手に持つと意外に軽く、持ち運びにそれほど不安感はありません。

しかしそれでも、ルーターにしては大きいというのが正直なところ。もっとコンパクトなら、バッグや洋服のポケットにも入れやすいのですが、ある程度の大きさがあるためかさばってしまうのが実際のところ。

口コミでは「端末のサイズがもっと小さくなればベスト」というコメントも多く見られました。

その他の口コミ

いまW05を使っている人・これから選ぶ人はどうすべき?

W05を使い続けている場合

契約中のWiMAX2+プランは当面継続利用できますが、WiMAX2+向けの帯域は5Gへの転用が進んでおり、新規受付もすでに終了しています。端末のバッテリー劣化も進む時期なので、通信が不安定になってきたと感じたら、現行のWiMAX +5Gプランへの乗り換えを検討するタイミングです。

これからWiMAXを契約する場合

現在の主流は、データ容量無制限の「ギガ放題プラスS」などのWiMAX +5Gプランです。モバイルルーターなら「Speed Wi-Fi 5G X12」などの現行機種が用意されており、W05時代と比べて5G対応で速度スペックが大幅に向上しています。UQ WiMAXでは無料で実機を試せる「Try WiMAX」もあるので、エリアや速度が不安な方は契約前に試してみるのがおすすめです。最新の機種ラインアップ・料金はUQ WiMAXや各プロバイダの公式サイトでご確認ください。

まとめ

W05はスタイリッシュなデザインと高速通信・安定性で人気を集めた端末で、W04やWX04など先行機種からスペックを引き上げた「当時の優等生」でした。

ただし現在は販売終了済みの旧機種であり、対応するWiMAX2+の旧プランも新規受付を終了しています。これからWiMAXを使いたい方は、現行のWiMAX +5G端末・プランを前提に、各プロバイダの最新キャンペーンを比較して選びましょう。すでにW05を使っている方も、バッテリーや通信の不調を感じたら現行機種への乗り換えを検討する時期に来ています。

ネット回線の先生ネット回線の先生

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