PC DEPOTのWiMAXは、いまどうなっている?

家電量販店の店頭でモバイルWi-Fiを申し込みたい。そう考えたときに候補に挙がるお店のひとつが「PC DEPOT(ピーシーデポ)」です。パソコンやスマホの相談に乗ってくれるお店なので、「ネットのことはよくわからないから、対面で説明を聞きながら決めたい」という方には心強い存在ですよね。 ただし、WiMAXというサービスはこの数年で世代がまるごと入れ替わりました。PC DEPOTの公式ページに今も掲載されているのは、そのひとつ前の世代である「WiMAX 2+」のプランです。ここを知らずに読み進めると、実際にお店で聞いた話と食い違ってしまいます。 この記事では、2026年8月2日時点で公式サイトから確認できる事実だけを整理して、「PC DEPOTでWiMAXを申し込むと、どういう条件になるのか」「そもそも今のWiMAXはどうなっているのか」を順に見ていきます。


先に結論:世代の確認だけは、申し込み前に必ず

こまかい話に入る前に、押さえておきたい点を3つにまとめます。
  • PC DEPOTの公式ページに掲載されているのは「WiMAX2+ PC DEPOTオリジナルプラン」で、3年契約が前提のプランです(2026年8月2日確認)。
  • 一方、提供元であるUQコミュニケーションズの公式サイトでは、「ギガ放題(WiMAX 2+)」は2022年3月31日をもって新規受付を終了しており、現在案内されている料金プランは「ギガ放題プラスS」(WiMAX +5G)です。
  • そのため、いま店頭で契約できるのがどちらの世代なのかは、必ずお店で直接確認してください。ここが違うと、使える回線も速度も端末も変わります。
公式ページの掲載内容と、実際に店頭で申し込めるプランは一致しないことがあります。この記事も含め、ネット上の情報は「確認のための下調べ」と考えるのが安全です。

そもそもWiMAXは「2+」から「+5G」の世代へ移った

「ギガ放題(WiMAX 2+)」は2022年3月31日で新規受付が終わっている

UQ WiMAXの公式サイトには、新規受付を終了した料金プランの一覧が掲載されています。そこには「ギガ放題(WiMAX 2+)」について、2022年3月31日をもって新規受付を終了したと明記されています。すでに利用しているユーザーは、その後も引き続き使える扱いです。 つまり、WiMAX 2+は「今から新しく選ぶ回線」ではなく、「すでに使っている人が使い続ける回線」という位置づけに変わったということです。

いま案内されているのは「ギガ放題プラスS」

2026年8月2日時点でUQ WiMAXの公式サイトが料金プランのトップに掲げているのは「ギガ放題プラスS」です。5G SA(スタンドアローン)に対応し、データ容量は制限なし、下り最大速度は4.2Gbpsと案内されています(いずれもシステム上の最大値。5G SAは一部エリアでの提供で、一定期間内に大量の通信があった場合は混雑時間帯に速度制限がかかることがあります)。 端末も「WiMAX +5G対応ルーター」が中心で、WiMAX 2+専用の古いルーターとは別のラインアップになっています。
WiMAX 2+の下り最大440MbpsとWiMAX +5Gの下り最大4.2Gbpsを比べた棒グラフ
いずれもシステム上の理論値で、実際の速度は電波状況・端末・混雑状況で大きく下がります。

WiMAX 2+の電波は、5G化にあわせて順次「速度変更」されている

さらに知っておきたいのが、UQが公表している「WiMAX 2+速度変更済みエリア」です。ネットワークの5G化にともない、WiMAX 2+で使っていた周波数の速度変更が順次進められており、公式ページには2026年4月30日時点の状況が掲載されています。 今からあえて旧世代を選ぶ理由は、以前より小さくなっていると考えてよいでしょう。

PC DEPOT公式ページに載っているプランを読み解く

「シンプルワイヤレスプラン ギガ放題」は3年契約が前提

PC DEPOTの公式ページ(2026年8月2日確認)に掲載されている条件を、そのまま整理するとこうなります。
  • 基本使用料は月額5,368円(税込)
  • 新規加入と同時に指定のWiMAX機器を購入した場合、課金開始月から36か月間は「最低利用期間割引」、37か月目以降は「3年とく割」として、基本使用料から月1,000円が割引される。
  • 3年プランのため、36か月以内に解約すると解約手数料がかかる
  • 初回の利用料金とあわせて事務手数料が必要。初期設定を頼む場合は別途設定料金。
  • 契約にはクレジットカードと本人確認書類が必要。
月額だけを見ると割引後は4,000円台ですが、実際の負担は「端末代・事務手数料・設定料金」を足した総額で考える必要があります。ここは店頭で見積もりを出してもらうのが確実です。

速度制限の条件も旧世代のまま書かれている

同ページには、混雑回避のための速度制限として「3日間で10GB以上の利用時」という条件、そしてハイスピードプラスエリアモードで月間7GBを超えた場合は、通常のハイスピードモードの通信も制限対象になる、という説明が載っています。注記のなかには「2017年2月時点」と書かれた記述も残っています。 こうした条件は世代やプランによって変わるため、最新の制限内容は必ず店頭とUQ公式サイトの両方で確認してください

5G対応プランの掲載は見当たらない

2026年8月2日時点でPC DEPOTの該当ページを確認したかぎり、WiMAX +5G(ギガ放題プラスS など)に関する案内は掲載されていません。掲載がないことと、店頭で取り扱っていないことはイコールではありませんが、「最新世代を使いたい」という方は取り扱いの有無をいちばん先に聞くべきということになります。

それでも「店頭で申し込む」ことに価値がある人

相談しながら決められて、その場で受け取れる

オンライン申し込みは、専用フォームに沿って自分ひとりで手続きを進めることになります。これに対して店頭申し込みは、わからないことをその場で質問しながら進められます。 特に、まだ自宅にインターネット環境がない方入力作業に不安がある方家族の分をまとめて相談したい方にとって、対面で完結する安心感は小さくありません。端末を持ち帰ってその日から使い始められる点も、宅配を待つ必要がないぶん有利です。

一方で、大きな還元は期待しにくい

オンライン専業の窓口は、キャッシュバックや月額割引といった還元で集客するのが一般的です。家電量販店の窓口は、そうした大型のキャンペーンを常設していないことが多いのが実情です。 どちらが良い・悪いという話ではなく、「サポートにお金を払うか、還元を取りに行くか」の選び方の違いだと考えるとすっきりします。
比較の観点店頭(家電量販店)で申し込むオンライン窓口で申し込む
手続きのしかたスタッフに聞きながら対面で進められるフォームに自分で入力して進める
使い始めるまで在庫があればその日に持ち帰れることが多い端末の配送を待つ必要がある
還元・特典大型のキャッシュバックは常設されていないことが多いキャッシュバックや月額割引を用意する窓口が多い
選べる端末店頭の在庫・取り扱い機種の範囲窓口によっては複数機種から選べる
困ったときの相談店舗に持ち込んで相談しやすい電話・チャット・メールが中心
表の内容は一般的な傾向をまとめたものです。実際の条件は店舗・窓口ごとに異なりますので、申し込み前にそれぞれの公式情報をご確認ください。

申し込む前に、店頭で確認しておきたい5つのこと

メモを持って行くつもりで、次の5点を聞いてみてください。ここさえ押さえれば、あとから「そんな話は聞いていない」となる場面はぐっと減ります。
  1. いま契約できるのはどの世代か。WiMAX 2+のプランなのか、WiMAX +5Gのプランなのか。これで速度も端末も変わります。
  2. 契約期間と、途中でやめたときの費用。掲載されているのは3年プランです。何か月目までにいくらかかるのかを金額で確認しましょう。
  3. 初期費用の総額。端末代・事務手数料・初期設定料金を合計いくら払うのか。月額だけで比べると見誤ります。
  4. 割引の適用条件。「機器の同時購入が条件」など、割引には前提が付きます。自分が条件を満たすかを確認してください。
  5. 実際に使う場所の電波。自宅・職場・通学路など、よく使う場所が対応エリアに入っているかをUQのエリアマップで一緒に見てもらうのが確実です。

PC DEPOTでWiMAXを申し込んだ方の声

以下は当サイトに寄せられた投稿です。※投稿当時の内容であり、現在の料金プラン・端末・割引の内容とは異なります。読みものとしてご覧ください。
人型

家電を購入しにいったときに、宣伝をしていたのでつい申し込んでしまいました。外出先でインターネットをすることが多いので、WiMAXに加入すること自体はよかったのですが、後からいろいろ調べてみたら、他のところではキャッシュバックキャンペーンをやっているところがたくさんあったので、早まったかなと思いました。 ただauのスマホを使用しているので、割引が入って月額料金は他のところよりも安いです。総額で考えたらキャッシュバックよりも得してるかもしれないので、まあいいかなというところ。でも、他のところでキャッシュバックがありつつも割引が適用できるところがあったかもしれないし、もっと他の会社を検討する余地はあったと思います。

人型

母がインターネットを使いたいといっていて、宅内工事が入る光ファイバーなどは接続までに時間と手間がかかるので、手軽に利用できるPCDEPOTのWiMAXを進めました。インターネットで私が申し込んであげてもよかったのですが、接続などについて本人がきちんと理解していたほうがよいと思ったので、店頭で申し込めるこちらに。 ほかの家電量販店でもWiMAXは提供しているようですが、自宅から一番近かったのでPCDEPOTにしました。接続は特に困らずできているようですのでよかったです。やっぱり対面で申し込めるサービスがあることは大切だと思います。 月額料金も安くはないし、キャンペーンもありませんが、高齢の人やパソコンが苦手な人にはメリットが大きいのではないでしょうか。ただ今後、私がWiMAXを利用するとしたら、キャンペーンでお得に利用できる他社を選ぶと思います。

人型

自宅と外出先、両方でインターネットをたくさん使います。自宅では光ファイバーを引いて、外ではスマホのテザリングを利用していたのですが、毎月の通信料金が馬鹿にならないので、光ファイバーを解約してWiMAX1本にすることにしました。いろいろなところがあったのですが、普段からPCDEPOTで買い物をしているので、なんとなくこちらで申し込みました。 正直自宅の光と比較すると速度は遅いので、家で使っているときには少しストレスを感じます。でも全体的なランニングコストは抑えることができましたし、そこまで不便というわけではないので概ね満足です。 契約の更新月になったら、新しいルーターを使用したいので別のところで申込みし直すかもしれません。それまでに無償でルーターの機種変更ができるようになっているとよいのですが。

読者の方からよくいただく疑問

Q. 以前このサイトで紹介していた「WX05」などの端末は、まだ選べますか?

WX05はWiMAX 2+世代のモバイルルーターで、現在UQ公式が「WiMAX +5G対応ルーター」として案内している端末とは別のラインアップです。店頭でどの端末が用意されているかは在庫状況によって変わりますので、機種名を挙げて直接確認してください。

Q. すでにWiMAX 2+を使っています。急に使えなくなりますか?

UQ公式サイトでは、WiMAX 2+の料金プランは新規受付を終了したものの、利用中のユーザーは引き続き利用できると案内されています。ただしネットワークの5G化にともなう「速度変更」が順次進められているため、お住まいのエリアが対象になると体感速度が変わることがあります。最新の状況はUQ公式の速度変更エリアのページでご確認ください。

Q. インターネット環境がないのですが、どうやって申し込めばよいですか?

まさに店頭申し込みが向いているケースです。本人確認書類とクレジットカードを持参すれば、その場で手続きを進められます。家電量販店以外にも、UQ WiMAXの販売店舗が各地にありますので、自宅から通いやすい窓口を選ぶのがおすすめです。

Q. 光回線とどちらを選ぶべきですか?

工事なしですぐ使い始めたい、持ち歩いて使いたいならモバイル回線が向いています。逆に、自宅で大容量の通信を長時間・安定して使いたいなら光回線に分があります。「持ち歩くかどうか」で切り分けると迷いにくくなります。

まとめ

PC DEPOTのように店頭で相談しながら申し込める窓口は、ネットの手続きに不安がある方にとって確かな選択肢です。一方で、WiMAX自体は「2+」から「+5G」へ世代が移り、UQ公式ではギガ放題(WiMAX 2+)の新規受付が2022年3月31日に終了しています。 ですから、家電量販店で申し込むこと自体を否定する必要はまったくありません。ただし「今その店で契約できるのは、どの世代の、どんな条件のプランなのか」を最初に確認する。これだけは省かないでください。総額と契約期間を紙で出してもらい、ほかの窓口の条件と並べて比べれば、納得のいく選び方ができるはずです。

ネット回線の先生ネット回線の先生

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キャッシュバック金額はそれぞれのサービスで異なります。「え、ほんとにこんなにもらえるの?」と疑いたくなるぐらい高額なキャッシュバックキャンペーンをやっていることが多いのでぜひ確認してみてください。