インターネット(Wi-Fi)が遅くて繋がらない原因と対処法をご紹介
「Wi-Fiが遅い!繋がらない!」
「今まで繋がっていたインターネットがいきなり繋がらなくなった!」
Wi-Fiが遅い、繋がらないというトラブルは割と頻繁に起こるものです。突然インターネットが繋がらなくて、原因や解決策がわからない…ということは多いと思います。
インターネットが遅い、繋がらない原因は、ほとんどの場合が「回線が混雑しているから」です。
たくさんの人が一気にインターネットを使おうとすると、回線が混雑してWi-Fiやインターネットが遅くなってしまうことがあります。回線の中で通信している情報量が多すぎて、スムーズに通信できなくなるということです。
ですが、インターネットが遅い、繋がらないという状況は、回線の混雑だけが原因ではありません。そこで、インターネットが遅くなる原因と解決策について、わかりやすくご紹介していきたいと思います!
Wi-Fiが遅くて繋がらない原因4つ
速度制限にかかったから
モバイルルーターでWi-Fiを使っていてインターネットが遅いと感じられた場合、速度制限にかかっている可能性があります。ただし、自宅の光回線などのWi-Fiが遅い、繋がらないという場合は、速度制限が原因ではないでしょう。
モバイルルーターだと、1ヶ月間に使えるデータ容量が決まっているものが多く、決められたデータ容量を超えてしまうと、速度制限にかかってインターネットが遅くなります。
スマホを使っていて月末になるとインターネットが遅くなる、という経験をする人もいると思いますが、モバイルルーターでも同じことが起きてしまうのです。
モバイルルーターというのは、持ち運びができて、いつでもどこでもWi-Fiが使えるようになるというスマホサイズの端末のことです。
契約しているプランや、使っているモバイルルーターの種類にもよりますが、1ヶ月間のデータ容量が無制限のモバイルルーターはauやWiMAXなどに限られています。
人が集中する時間帯にアクセスしているから
時間帯や時期によって、たくさんの人が同時にインターネットを使おうとしていると、回線が混雑してインターネットが繋がりにくくなります。インターネットが遅いと感じられる原因のほとんどが、回線の混雑によるものです。
インターネットの回線が混雑しやすい時間帯は、お昼と、夕方から夜にかけてです。
お昼は仕事でインターネットを利用している人が多く、夕方から夜にかけては、動画や趣味のためにインターネットを使っている人が多いので、アクセスが集中してしまいます。
アクセスが集中しやすい時期は、年末年始が代表的でしょう。
以前の携帯電話では、新年を迎えた瞬間に挨拶の連絡が集中して、メールや電話が繋がりにくくなるということがありました。携帯電話回線の混雑と同じことが、インターネット回線でも起こるということです。
また、無料の公共Wi-Fiでも、回線の混雑が原因でインターネットが繋がらない状態になることがあります。無料の公共Wi-Fiは、Wi-Fiを受信できる範囲内にいる多くの人が利用しているからです。
ルーターのスペックが古くなっている
自宅の固定回線でインターネットやWi-Fiが繋がらないという場合、ルーターのスペックが古くなっていることが原因かもしれません。
ルーターというのは、インターネットを無線電波にして飛ばすための機械で、電話機の近くに置かれていることが多いでしょう。
使っているルーターが古くなると、間違いなくWi-Fiは遅くなります。その理由は、ルーターによって飛ばせるWi-Fiの種類が違ってくるからです。
Wi-Fiには、11a、11b、11g、11n、11acなどの種類があって、後に行くほど通信できる速度が速くなります。
ですが、古いルーターだと最新のWi-Fiに対応していないので、通信速度が速いWi-Fiを利用できません。目安としては、7年前に発売されたルーターを使っているなら、交換したほうが良いでしょう。
最新の規格である「11ac」に対応しているルーターと交換すれば、一気にインターネットが速くなる可能性もあります。
プロバイダの問題
契約しているプロバイダの問題によって、インターネットが遅い、繋がらない、という可能性も考えられます。
プロバイダは、インターネットに接続させるための役割を担っている業者です。プロバイダに用意されている「サーバー」と呼ばれる設備の品質が低い場合などに、インターネットが遅くなってしまうのです。
プロバイダは、現在国内に100社以上あると言われていますが、知名度の高いプロバイダならそれほど心配ないでしょう。知名度の高いプロバイダというのは、OCN、So-net、GMO、Yahoo!BB、BIGLOBEなどです。
ですが、他社と比べてプロバイダ料金がかなり安く、知名度の低いプロバイダを使っている場合は、プロバイダ側の設備の品質が低いことも考えられます。
新しいルーターを使っているのに、時間帯や時期に関係なく、いつでもインターネットが遅い、繋がらないという場合は、プロバイダが原因でインターネットが遅いのかもしれません。
Wi-Fiが遅くて繋がらない時の対処法8つ
ルーターを再起動する
自宅の固定回線でWi-Fiを使っている場合は、無線LANルーターを再起動させてみてください。ルーターの調子が悪いことが原因であれば、ルーターの電源を切ってしばらく放置し、もう一度電源を入れ直すだけで改善されることがあります。
ルーターを再起動させる方法は、ルーターの説明書に書かれているので、参考にしながら再起動をさせてみましょう。
また、ルーターが原因でインターネットが遅い場合、ファームウェアのアップデートで通信速度が速くなることもあります。
ファームウェアというのは、ルーターを動かすためのプログラムのことで、新しいファームウェアには不具合への対処が含まれていることもあります。
新しいファームウェアでは、通信速度が改善されていたり、インターネットが繋がらないトラブルに対処していたりすることもあるので、アップデートできる場合はしておきましょう。
一度Wi-Fiを切って再接続する
パソコンやスマホなど、Wi-Fiを受信している機器側からWi-FiをOFFにして、もう一度Wi-FiをONにしてみてください。今まで特に問題がなかったのに、急にインターネットに繋がらない…という場合に効果的な方法です。
スマホであれば、設定の中のWi-Fi一覧に、接続できるWi-Fiの一覧があると思います。
今繋がっているWi-Fiのところをタップすると、Wi-Fiの設定画面が表示されるので、「ネットワーク設定の削除」のところをタップしてください。そして、一覧からWi-Fiが削除された後、最初からWi-Fi接続の設定を行なってみましょう。
パソコンの場合は、「インターネットとネットワークの設定」などの画面から、Wi-Fiを切ってみてください。そして、スマホのときと同じように、最初から接続の設定をし直してみます。
Wi-Fiの再接続にはパスワードを入力しなければならないので、パスワードが記載された用紙なども用意しておきましょう。
他のWi-Fiに繋いで比較する
遅い、繋がらない、と感じるWi-Fi以外のWi-Fiに接続して、インターネットの速さを比較してみましょう。もし、他のWi-Fiでインターネットの速さに問題がなければ、Wi-Fiの電波やルーターに問題があることがわかります。
ですが、他のWi-Fiに繋いだ時にも遅い、繋がらない、という状態であれば、Wi-Fiに接続しているパソコンやスマホ、ルーターに問題があると考えられるでしょう。根本的な対処方法ではありませんが、対処方法を絞るためにはとても有効な方法です。
他のWi-Fiでインターネットの速度に問題がなくて、ルーターが熱を持っている場合、ルーターが故障している可能性もあります。もし、パソコンやスマホに問題がある場合は、メーカーに問い合わせてみてください。
ルーター設置場所を変える
Wi-Fiを飛ばしている無線LANルーターの設置場所を変えるだけで、インターネットが繋がらないトラブルが改善されることがあります。
ルーターの設置場所として理想的な条件をまとめてみました。
- 他の家電製品、水槽、金属、鏡から離して置くこと
- 1~2mの高さに置くこと
- 布、カバーなどを被せないこと
- 家の中央に近いところに置くこと
- 広々として物が少ない場所に置くこと
ルーターの設置場所は、インターネットの速さに大きな影響を与えます。
他の家電製品は電波を発しているので、電波の干渉が起こってしまいますし、Wi-Fiは水中を通ることができないので、水槽の近くも避けたほうが良いでしょう。また、金属や鏡はWi-Fiの電波を反射してしまうので、インターネットが繋がらない原因にもなります。
基本的に、ルーターは広々とした室内の高い場所に置くことが大切です。
そして、Wi-Fiの電波は360°方向に均一に飛んでいくので、家の中央に近いところに置くと、Wi-Fiを受信できる範囲も広がります。
壁が障害物となっている
木造の一戸建てであれば特に問題ありませんが、マンションなどの集合住宅で使っている場合には、壁が原因であることも考えてみましょう。壁が原因でWi-Fiが繋がらない場合、ルーターを自分の部屋に置くことで簡単に改善されます。
Wi-Fiの電波はコンクリートや金属が混じった壁を通り抜けるのが苦手なので、壁が障害物となってしまい、Wi-Fiが繋がらなくなることもあります。他の部屋にWi-Fiのルーターがある場合には、壁が障害物になってしまっている可能性があるでしょう。
一般的にWi-Fiは数百メートルの距離まで届くと言われていますが、コンクリートや金属が混じった壁を通すと、届く距離が10メートル程度にまで短くなってしまうこともあるのです。
Wi-Fiと端末の距離が遠い
パソコンやスマホなどの情報端末とWi-Fiの距離が物理的に遠い場合、インターネットが遅いと感じられてしまいます。単純に、Wi-Fiの電波を発しているルーターと情報端末の距離を近くすれば、インターネットが速くなります。
ですが、ルーターから距離のあるところでしか、パソコンやスマホを使えないということもあるでしょう。そういう場合は、「Wi-Fi中継機」と呼ばれる機器を使うことがおすすめです。
Wi-Fi中継機とは、ルーターと情報機器の間を繋ぐもので、ルーターから遠い距離にある情報機器への電波を強めてくれます。
Wi-Fi中継機を使ったから必ずインターネットが速くなるということではありませんが、環境や状況によっては、インターネットの速さがかなり速くなることもあるでしょう。
接続端末数を少なくする
Wi-Fiに接続しているパソコンやスマホの数を少なくすれば、インターネットの速度は速くなります。
Wi-Fiにはたくさんの情報機器を同時に接続することができますが、同時に接続する情報機器が増えれば増えるほど、インターネットの速度が遅くなるという特徴があるからです。
例えば、スマホ1台だけをWi-Fiに接続している場合、スマホにルーター全てに能力が使われるので、インターネット通信速度は「100%×1台」になります。
ですが、スマホ3台、パソコン2台に接続している場合は、それぞれの情報機器に対してルーターの能力が分散するので、インターネット通信速度は「20%×5台」になってしまうのです。
もちろん、「2台繋いでいるから50%の速度しか出ない」という単純なものではありませんが、接続している端末の台数を減らしていけば、どんどんインターネットの速度は速くなります。
バッファローのルーターの場合
もし、バッファロー製のルーターを使っている場合は、2つの対処法によってインターネットの速度が速くなる可能性があります。その2つの対処法というのは、次のようなものです。
- ファームウェアを最新のものにすること
- 無線子機のドライバーをアップデートすること
ファームウェアというのは、ルーターを動かすためのプログラムのことですが、最新のものになっているかを確認してください。
最新のファームウェアではインターネットの通信速度が改善されていることも多いので、アップデートするだけでインターネットが速くなることがあります。
また、無線子機を使っている場合は、無線ドライバーをアップデートすることで、不具合が改善されることもあります。
ファームウェアや無線ドライバーのアップデート方法は、バッファローの公式サイトに掲載されています。もし、バッファロー製のルーターを使っていて、インターネットが遅い理由が見当たらない場合、アップデートをしてみましょう。
それでも解決しない場合は?
最初から重たい場合
インターネットやWi-Fiが最初から遅いという場合は、ウイルス対策ソフトを一時的にオフにしてみてください。その他、パソコンやスマホなどの情報機器に負担をかけていそうなアプリやソフトが動いているなら、それらも切ってみましょう。
種類にもよりますが、ウイルス対策ソフトは、一般的にパソコンやスマホに大きな負担をかけています。
実際にソフトを操作しているわけではないので忘れてしまいがちですが、パソコンやスマホの裏側で常に動いていますし、動くためにはたくさんのメモリが必要なのです。
ウイルス対策ソフトが裏で動いていると、パソコンやスマホが「ウイルス対策ソフトを動かす」ということを最優先に考えてしまい、インターネットのほうに能力を割くことができなくなります。
とは言っても、ウイルス対策ソフトを使わないわけにはいかないので、一時的に切ってみてインターネットの速度が速くなるようなら、動きの速いウイルス対策ソフトに乗り換えるのがおすすめです。
パソコンを新しくする
ルーターが古いとインターネットは遅くなりますが、パソコンやスマホが古くても、インターネットが遅くなる可能性はあります。
ルーターのときと同じように、最新のWi-Fiに対応していないということが理由でもありますが、パソコンやスマホの処理能力が低くなっていることも理由の一つです。
インターネットの回線がいくら速くても、パソコンなどの情報機器の能力が低ければ、インターネットの速度は遅いままです。インターネットの速さに、パソコンの処理能力が追いつけなくなるからです。
単純に、処理能力が高い最新のパソコンを使えば、インターネットの速さに追いつけないということはなくなります。
インターネットの速度改善方法としては出費が痛いですが、パソコンを新しいものに買い替えることで、インターネットの速度を速くすることができるでしょう。
固定回線のプロバイダの変更
プロバイダの設備によって、インターネットの速さが遅くなることがあるというのは、「Wi-Fiが遅くて繋がらない原因4つ」のところでご紹介しました。
プロバイダが原因でインターネットの速度が遅い場合は、思い切ってプロバイダを変更してみましょう。
固定回線でプロバイダと回線が別の契約になっている場合は、回線はそのままにして、プロバイダだけ乗り換えるということができます。
プロバイダとの契約期間によっては解約違約金が発生することがあるので、いつまでの契約になっているか確認して、解約違約金が発生しない時期に乗り換えるようにしてください。
ただし、「光コラボ」などで光回線とプロバイダがセットの契約になっている場合は、回線自体を乗り換えなければならなくなります。
回線とプロバイダがセットになっている場合は、撤去工事や開通工事をもう一度しなければならなくなるので、かなり金銭的な負担が大きくなってしまう恐れもあります。
外出先で繋がらない場合
もしも、公共の無料Wi-Fiに繋いでいて繋がらないという場合は、繋いでいるWi-Fiを他のものに変更してみましょう。
原因のところでも解説しましたが、無料の公共Wi-Fiは使っている人が多いので、回線が混雑してインターネットが遅くなりがちです。また、もともとの性能が低い公共Wi-Fiに繋いでしまっている可能性もあるので、他の無料公共Wi-Fiを探してみましょう。
ただし、公共の無料Wi-Fiではなく、自分で用意したポケットWiFiを使っているという場合は、使っているポケットWi-Fiを変えなければいけなくなります。
ポケットWi-Fiにも種類がたくさんあり、インターネット通信の速度も種類によって変わります。インターネットが遅いという場合は、ポケットWi-Fiの端末自体の通信速度が遅いか、通信の品質が悪く安定していない可能性があるからです。
ホテルのWi-Fiが重い場合
ホテルで用意されているWi-Fiが遅い場合や、繋がらない場合は、持ち運びができる無線LANルーターを使うことをおすすめします。無線LANルーターとは、ホテルの有線LANのコンセントのところに挿し込んで、Wi-Fi環境を作り出すための機器です。
そもそも、ホテルのWi-Fiが遅い原因は、ホテルのWi-Fiルーターまでの距離が遠すぎる、たくさんの宿泊客が利用していて回線が混雑している、などのことが原因です。
ホテルの場合は、自宅とは違って、Wi-Fiルーターの近くに行ってWi-Fiを使うことができません。また、たくさんの宿泊客が一斉にインターネットを使っていることも、仕方のないことです。
そのため、自分で無線LANルーターを用意しておけば、ルーターの近くでWi-Fiを使うことができますし、Wi-Fiを利用する人数も自分一人だけになるので、回線が混雑することもありません。
ただし、ホテルの部屋の中に有線LANのコンセントがない場合は、無線LANルーター自体使えなくなってしまうので要注意です。
台風でWi-Fiが繋がりにくい場合
台風や大雨の日には、インターネットが繋がらないトラブルが発生しがちです。
基本的に、自然が原因である場合、インターネットを速くする対処方法はないのですが、使っているインターネット回線自体を速いものにするということが唯一の対策となります。
インターネット回線の速度は、「Gbps」という表記で表されて、数値が大きくなればなるほど、速度が速いということになります。使っているインターネット回線が1Gbpsであれば、2Gbpsの回線のほうがより速いということです。
一般的な光回線は1Gbpsですが、最近では2Gbps、5Gbps、10Gbpsの回線もあります。それぞれ、通常の光回線の2倍、5倍、10倍の速度が出るとされるので、インターネットが遅くてイライラすることもなくなると思います。
インターネットが台風によって遅い、繋がらない、という時にすぐに試せる対策法ではありませんが、これからの事態に備えて、より速い回線に切り替えることも対策法の一つでしょう。
使ってるルーターごとの対処法
du netの場合
※du netの無線LANレンタルは、2015年8月31日で申し込みを終了しています。
du netで使える無線LANルーターは、夜間のインターネット通信の速度が遅いと言われています。つまり、回線の混雑による影響を受けやすいルーターであり、最新のWi-Fi規格にも対応していないようです。
そのため、du netの無線LANルーターを使っている場合は、市販のルーターと交換するのが一番の方法でしょう。
du netの無線LANルーターは、月額料金が500円で、QRコードで簡単に設定を済ませられる便利さがあります。ただし、通信速度に関しては速いとは言えないようなので、インターネットが遅いと感じている人は、家電量販店などで購入できるルーターと交換しましょう。
So-netの場合
So-netのルーターは、回線が混雑していても通信速度が下がりにくい、次世代の通信規格である「IPv6」に対応しています。
レンタルとなるので、毎月400円の月額料金が必要となりますが、夜間や昼間の回線の混雑に強く、たくさんの人がインターネットを使っていても、通信が遅くなりにくいと言われています。
ですが、以前にSo-netの契約をした人であれば、IPv6に対応していないルーターをそのまま使っている可能性もあります。
So-netのサポートセンターに連絡をすれば、IPv6に対応したルーターに交換してもらえる可能性もあるでしょうから、一度問い合わせてみましょう。
So-netでIPv6に対応した回線を使うためには申込みが必要ですが、月額料金は無料です。せっかく、IPv6に対応できるSo-netを利用しているのですから、IPv6対応ルーターを用意して、IPv6を使えるようにしてみてください。
NURO光の場合
NURO光では、標準装備として無線LANルーターがついてきますが、NURO光を契約した時期によっては、最新のWi-Fi規格である「11ac」に対応していないルーターが送られてくることもあります。
もしも、使っているルーターが11acに対応していない場合は、NURO光のサポートセンターに問い合わせてみてください。無料で新しいルーターに交換してもらえることもあるようです。
NURO光はもともとの通信速度がとても速く、最大速度は通常の光回線の2倍となっています。これだけ速ければ、回線が混雑していても、台風や雨でインターネットが繋がりにくくなっても、ある程度の通信速度はキープできそうな気がするでしょう。
ですが、無線LANルーターが11acに対応していなかった場合、最大450Mbpsまでしか速度を上げることができなくなるのです。
NURO光の回線自体は速いのに、無線LANルーターの性能の低さによって、インターネットが遅くなるのはもったいないことです。かなり前にNURO光を契約したという人は、無線LANルーターの種類と、対応しているWi-Fiの規格をチェックしてみてください。
ソフトバンク光の場合
ソフトバンク光で使えるルーターは「光BBユニット」と呼ばれる、白くて長方形をしたルーターです。
光BBユニットが遅いと感じられた場合は、「IPv6高速ハイブリッド IPv6 IPoE + IPv4」というサービスを利用することで、通信速度を速くすることができます。
「IPv6高速ハイブリッド IPv6 IPoE + IPv4」は、最新のIPv6という通信技術を採用したサービスです。インターネットを使っている人が多い、回線が混雑する時間帯であっても、インターネットの速度が低下しにくい技術が使われています。
そのため、「Pv6高速ハイブリッド IPv6 IPoE + IPv4」を利用するだけで、通信速度がかなり可能性があるでしょう。
「IPv6高速ハイブリッド IPv6 IPoE + IPv4」は、ソフトバンク光とソフトバンクのスマホを利用していて、光BBユニットのレンタルをしている人であれば、誰でも無料で使うことができます。
利用方法がわからない人は、ぜひソフトバンク光のサポートセンターに問い合わせてみましょう。
NTT 光の場合
NTTのフレッツ光では、ルーターが故障した場合に限り、新しいものと交換してもらうことができます。つまり、ルーターの故障によってインターネットが遅い場合や、繋がらないという場合は交換してもらえます。
ですが、その他のことが原因でインターネットが遅い場合、交換してもらうことはできない点がネックです。
最新のWi-Fi規格に対応したルーターが欲しい、故障していないけれどインターネットが遅い、という場合には、速い速度に対応しているルーターを家電量販店などで購入するのが一番でしょう。
NTT西日本の場合はルーターレンタル料はオプション料金ですが、NTT東日本ではフレッツ光の月額料金の中にレンタル料が含まれています。
そのため、NTTのルーターを使っている人はとても多いと思われるので、万が一故障でインターネットが遅くなっている場合は、サポートセンターに電話をしてみてください。
Wi-Fiが遅い時の対処法についての口コミ
数日間 wi-fi だか 光回線 だか不調で、あちこち機器再起動したりしてたが、調子悪いのは自分だけ。先ほどスマホの再起動で全て解決。なんで最初にそこ疑わなかったのか。顔真っ赤。??
— 目犍連(釈迦十大弟子) (@ishidatomohiro) May 4, 2019
今更ながら、Pocket Wi-Fi 303HW(処分済み)のLAN内通信の遅さに気が付いた。
タブレットをWi-Fiで繋いでパソコンにファイルを送る速度が全然違う。そもそも、スマホのWi-Fi部分と303HWの対応規格が違うのが原因とみられる(303HWが遅い規格にしか対応していない)。— もりやまゆうた (@mor_yuta_2TG) June 23, 2018
インターネットが遅い気がしてたのと、Bluetooth マウスの反応が悪いと思ったけど、原因は 2.4GHz な Wi-Fi に繋いでたからっぽいな。勝手に切り替わってやがった
— しばやん (@shibayan) March 11, 2017
まとめ
Wi-Fiを使っている場合、ケーブルから直接ではなく、電波によってインターネットを利用していることになるので、どうしても通信は不安定になりがちです。
回線の混雑はケーブルで繋いだ時にも発生する問題ですが、ルーターと情報機器の間に障害物があって電波が届かない、最新のWi-Fiが使えないため通信が遅くなる、などの問題は、Wi-Fi特有のトラブルです。
ですが、Wi-Fiでインターネットが遅くなる原因と、原因ごとの対処方法を知っておけば、インターネットが遅い場合や、突然繋がらない場合にもうまく対策を取ることができます。
緊急でインターネットが繋がらない問題を解決したい時はもちろんですが、今回ご紹介した内容を把握して、突然のインターネットのトラブルにも備えられるようにしておきましょう。
オンラインゲームやスマホのゲームで遊んだり高画質の動画を快適に見るには安定した通信回線が必要です。日本の通信インフラは非常に優秀で、近年は安定して通信できるようになってきました。通信速度や安定性に不満を感じる機会が少ないため、通信回線を1度契約して何年も利用し続けている人が大半ですが、実はプロバイダーや通信回線は定期的に切り替えて、切り替え時のキャッシュバックを受け取ることで通信料を実質的に節約することができます。切り替え先としておすすめしたいのがGMOグループが提供しているGMOとくとくBBです。
GMOとくとくBBは、フレッツ光(GMOとくとくBB光)を提供しつつ、NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクの携帯電話とセット利用でお得になる「ドコモ光」「auひかり」「ソフトバンク光」のプロバイダーとしても高い人気を集めています。
人気の理由は、「数万円単位のキャッシュバックサービス」「割安な月額利用料」「IPv6を利用した安定した通信速度」「高い顧客満足度」です。格安SIMを利用している人は「フレッツ光」、三大キャリアを利用している人は、割引サービスがある「ドコモ光」「auひかり」「ソフトバンク光」を利用することで、お得に利用することができます。
キャッシュバック金額はそれぞれのサービスで異なります。「え、ほんとにこんなにもらえるの?」と疑いたくなるぐらい高額なキャッシュバックキャンペーンをやっていることが多いのでぜひ確認してみてください。