インターネット(Wi-Fi)が遅くて繋がらない原因と対処法をご紹介

「Wi-Fiが遅い!繋がらない!」
「さっきまで使えていたインターネットが、急に繋がらなくなった!」

Wi-Fiが遅い・繋がらないというトラブルは、意外とよく起こります。原因や解決策がわからず困った経験のある方も多いのではないでしょうか。

インターネットが遅い・繋がらない原因は、多くの場合「回線が混雑しているから」です。たくさんの人が一度にインターネットを使うと回線が混み合い、通信がスムーズに進まなくなってしまいます。

ただし、原因は回線の混雑だけではありません。そこで、インターネットが遅くなる主な原因と対処法を、わかりやすく整理してご紹介します。


Wi-Fiが遅くて繋がらない原因4つ

速度制限にかかっているから

モバイルルーター(ポケット型Wi-Fi)でインターネットが遅いと感じる場合、速度制限にかかっている可能性があります。一方、自宅の光回線などが遅い場合は、速度制限が原因ではないでしょう。

モバイルルーターは1ヶ月に使えるデータ容量が決まっているプランが多く、上限を超えると速度制限がかかって遅くなります。スマホで「月末になると遅くなる」のと同じことが起こるわけです。

モバイルルーターとは、持ち運べてどこでもWi-Fiが使えるスマホサイズの端末のことです。データ容量が実質無制限で使えるのは、WiMAX(WiMAX +5G)やキャリアの一部プランなどに限られます。なお、WiMAX +5Gでは以前あった「3日間で一定量を超えると速度制限」というルールは2022年に撤廃され、通常の使い方なら制限を気にせず使えます(最新条件は公式でご確認ください)。

人が集中する時間帯にアクセスしているから

多くの人が同時にインターネットを使う時間帯・時期は、回線が混雑して繋がりにくくなります。インターネットが遅く感じられる原因のほとんどが、この回線混雑によるものです。

混雑しやすいのは、お昼と、夕方から夜にかけての時間帯です。お昼は休憩中に使う人が多く、夜は動画視聴などで利用が集中します。年末年始のように利用が一気に増える時期も混みやすくなります。

無料の公共Wi-Fiも、多くの人が同時に使うため混雑で繋がりにくくなることがあります。

ルーターのスペックが古くなっている

自宅の固定回線でWi-Fiが遅い場合、ルーターのスペックが古いことが原因かもしれません。ルーターは、インターネットの信号を無線電波にして飛ばす機械です。

ルーターが古いとWi-Fiは遅くなりがちです。理由は、ルーターによって対応するWi-Fiの規格が違うから。Wi-Fiには 11a・11b・11g・11n(Wi-Fi 4)・11ac(Wi-Fi 5)・11ax(Wi-Fi 6/6E)・11be(Wi-Fi 7)などの規格があり、新しい規格ほど高速で安定した通信ができます。

数年以上前のルーターを使っているなら、買い替えを検討しましょう。現在はWi-Fi 6(11ax)対応が主流で、さらに上位のWi-Fi 6E・Wi-Fi 7(11be/日本では2023年12月に利用が解禁)に対応した機種も登場しています。新しい規格に対応したルーターに替えると、通信が一気に快適になることもあります。

プロバイダの問題

契約しているプロバイダ側の問題で、インターネットが遅い・繋がらないこともあります。プロバイダは、インターネットに接続するための役割を担う事業者です。プロバイダの設備(サーバーなど)の品質が低いと、通信が遅くなることがあります。

国内には多数のプロバイダがありますが、知名度の高いところ(OCN、So-net、GMO、Yahoo! BB、BIGLOBEなど)ならおおむね安心です。新しいルーターを使っていて、時間帯に関係なくいつも遅いという場合は、プロバイダ側が原因の可能性があります。近年は混雑に強い接続方式「IPv6(IPoE)」への対応が快適さの分かれ目になりやすいので、対応しているか確認してみましょう。

Wi-Fiが遅くて繋がらない時の対処法8つ

ルーターを再起動する

自宅の固定回線なら、まず無線LANルーターを再起動してみましょう。電源を切ってしばらく置き、もう一度入れ直すだけで改善することがあります。手順はルーターの説明書を参考にしてください。

また、ファームウェア(ルーターを動かすプログラム)のアップデートで速くなることもあります。新しいファームウェアには不具合の修正や速度改善が含まれることがあるので、更新できるなら実施しておきましょう。

一度Wi-Fiを切って再接続する

パソコンやスマホなど、受信する機器側でWi-Fiを一度OFFにし、もう一度ONにしてみてください。今まで問題なかったのに急に繋がらない、という場合に効果的です。

スマホなら設定のWi-Fi一覧から、接続中のネットワークをタップし「ネットワーク設定の削除(このネットワークを削除)」を選び、あらためて接続し直します。パソコンも同様に、ネットワーク設定からWi-Fiを切って接続をやり直します。再接続にはパスワードが必要なので、控えを用意しておきましょう。

他のWi-Fiに繋いで比較する

遅いと感じるWi-Fi以外の回線に繋いで、速さを比べてみましょう。他のWi-Fiで問題なければ、元のWi-Fiの電波やルーターに原因があるとわかります。逆に他のWi-Fiでも遅ければ、接続しているパソコン・スマホ側に問題がある可能性が高いです。原因を絞り込むのに有効な方法です。ルーターが熱を持っている場合は故障のこともあります。

ルーターの設置場所を変える

ルーターの設置場所を変えるだけで改善することがあります。理想的な条件をまとめました。

  • 他の家電製品・水槽・金属・鏡から離して置く
  • 1〜2mの高さに置く
  • 布やカバーを被せない
  • 家の中央に近い場所に置く
  • 広く物の少ない場所に置く

ルーターの設置場所は通信速度に大きく影響します。家電は電波干渉の原因になり、水槽・金属・鏡は電波を遮ったり反射したりします。Wi-Fiの電波は広がるように飛ぶので、家の中央に近い高い場所に置くと受信範囲が広がります。

壁が障害物になっている

木造の一戸建てなら問題になりにくいですが、マンションなどでは壁が原因のこともあります。Wi-Fiの電波はコンクリートや金属を含む壁を通り抜けにくいため、別の部屋にルーターがあると届きにくくなります。その場合は、使う部屋にルーターを近づけるだけで改善することが多いです。

Wi-Fiと端末の距離が遠い

ルーターと端末の距離が物理的に遠いと、通信は遅くなります。近づければ改善しますが、離れた場所でしか使えないこともあるでしょう。その場合は「Wi-Fi中継機」や、家全体をカバーする「メッシュWi-Fi」の導入がおすすめです。環境によっては通信が大きく安定・高速化します。

接続している端末の台数を減らす

Wi-Fiに繋いでいる端末が多いほど、1台あたりの通信速度は落ちやすくなります。ルーターの能力が複数の端末に分散されるためです。厳密に「台数分の1」になるわけではありませんが、使っていない端末の接続を切ると速くなることがあります。

ルーターメーカーのサポート情報を確認する(バッファロー等)

バッファローなどメーカー製ルーターでは、次の2つで改善することがあります。

  • ファームウェアを最新にする
  • 無線子機(USB無線アダプター)のドライバーを更新する

いずれも各メーカーの公式サイトに手順が掲載されています。原因が見当たらないときは、まずアップデートを試してみましょう。

それでも解決しない場合は?

最初からずっと遅い場合

もともと遅い場合は、セキュリティ(ウイルス対策)ソフトを一時的にオフにして試してみてください。ほかにも端末に負荷をかけていそうなアプリを終了してみましょう。セキュリティソフトは常に裏で動作しメモリを使うため、動作の軽い製品に乗り換えると改善することがあります(※対策ソフトを常時オフにはしないでください)。

パソコン・スマホを新しくする

ルーターだけでなく、パソコンやスマホ自体が古いと通信は遅くなります。新しいWi-Fi規格に対応していない、端末の処理能力が追いつかない、といった理由です。回線がいくら速くても端末が追いつかなければ意味がありません。買い替えは出費が痛いですが、根本的な改善策になります。

固定回線のプロバイダを変更する

プロバイダの設備が原因のときは、思い切って乗り換えるのも手です。回線とプロバイダが別契約なら、回線はそのままプロバイダだけ変更できます。契約期間によっては解約金がかかるので、時期を確認してから乗り換えましょう。ただし「光コラボ」など回線とプロバイダがセットの契約では、回線ごとの乗り換えになり、工事が必要になる場合もあります。

外出先で繋がらない場合

公共の無料Wi-Fiで繋がらないときは、別のWi-Fiに変えてみましょう。無料Wi-Fiは利用者が多く混雑しやすいためです。自分で用意したポケット型Wi-Fiが遅い場合は、端末自体の通信速度や回線品質が低い可能性があるので、端末・サービスの見直しを検討しましょう。

ホテルのWi-Fiが重い場合

ホテルのWi-Fiが遅い・繋がらないときは、持ち運べる無線LANルーター(トラベルルーター)が便利です。部屋の有線LANポートに挿してWi-Fi環境を作れます。ホテルのWi-Fiは、ルーターまでの距離や宿泊客の集中で混雑しがちですが、自分専用の電波を作れば快適に使えます(※部屋に有線LANポートがない場合は使えないので注意)。

台風・悪天候で繋がりにくい場合

台風や大雨の日は通信トラブルが起きがちです。自然が原因の場合に即効性のある対策はありませんが、備えとしてはより速い回線に切り替えておくことが有効です。回線速度は「Gbps」で表され、数値が大きいほど高速です。一般的な光回線は最大1Gbpsですが、近年は2Gbps・5Gbps・10Gbpsの高速プランも増えています。

使っている回線・ルーターごとの対処法

So-netの場合

So-netは、混雑時でも速度が落ちにくい接続方式「IPv6(v6プラス等)」に対応しています。以前から契約している方は、IPv6に対応していないルーターをそのまま使っている場合があります。サポートに問い合わせれば、対応ルーターへの交換や設定について案内を受けられることがあるので、一度確認してみましょう(対応状況・費用は時期により異なるため公式でご確認ください)。

NURO光の場合

NURO光は標準で無線LANルーターが付いてきますが、契約時期によっては新しいWi-Fi規格に対応していないルーターが提供されている場合があります。その際はサポートに問い合わせてみてください。NURO光は回線自体の速度が速いのが特長なので、ルーターが古いままだと性能を活かしきれません。使っているルーターの対応規格を一度チェックしておきましょう。

>>NURO光の詳細・お申込みはこちら<<

ソフトバンク光の場合

ソフトバンク光で使うルーターは「光BBユニット」と呼ばれる白い機器です。遅いと感じる場合は「IPv6高速ハイブリッド(IPv6 IPoE + IPv4)」を利用すると、混雑時間帯でも速度が落ちにくくなります。これは光BBユニットをレンタルしている方が利用できるサービスです。使い方がわからない場合は、ソフトバンク光のサポートに問い合わせてみましょう。

>>ソフトバンク光の詳細・お申込みはこちら<<

NTT(フレッツ光)の場合

NTTのフレッツ光では、ルーターが故障した場合に交換してもらえます。故障が原因で遅い・繋がらない場合は交換対応が可能ですが、それ以外の理由では交換されないことが多い点に注意しましょう。新しいWi-Fi規格に対応したルーターが欲しい場合は、家電量販店などで購入するのが確実です。NTT東日本は月額料金にレンタル料が含まれ、NTT西日本はオプション料金、と扱いが異なります。故障が疑われるときはサポートに連絡してみてください。

>>フレッツ光の詳細・お申込みはこちら<<

Wi-Fiが遅い時の対処法についての口コミ

まとめ

Wi-Fiはケーブルではなく電波で通信するため、どうしても不安定になりがちです。回線の混雑は有線でも起こりますが、障害物で電波が届かない・古い規格で速度が出ない、といったトラブルはWi-Fi特有のものです。

原因ごとの対処法を知っておけば、いざインターネットが遅い・繋がらないときにも落ち着いて対応できます。今回ご紹介した内容を頭に入れて、突然のトラブルに備えておきましょう。

ネット回線の先生ネット回線の先生

オンラインゲームやスマホのゲームで遊んだり高画質の動画を快適に見るには安定した通信回線が必要です。日本の通信インフラは非常に優秀で、近年は安定して通信できるようになってきました。通信速度や安定性に不満を感じる機会が少ないため、通信回線を1度契約して何年も利用し続けている人が大半ですが、実はプロバイダーや通信回線は定期的に切り替えて、切り替え時のキャッシュバックを受け取ることで通信料を実質的に節約することができます。切り替え先としておすすめしたいのがGMOグループが提供しているGMOとくとくBBです。

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