皆さん、一狩りしてますか?

『モンスターハンター』シリーズ新作モンスターハンターライズは、Nintendo Switchにて2021年3月に発売。その後Steamでも配信されました。

そして、ライズの超大型拡張コンテンツであるモンスターハンターライズ:サンブレイクが、2022年6月30日に発売!

本日2023年4月20日に「嵐龍アマツマガツチ」や「傀異克服シャガルマガラ」が登場する無料タイトルアップデートが配信され、今大注目となっています。

ネット回線の先生ネット回線の先生

どちらも強敵・・・!ドキドキしますが、楽しみですね!

しかし、プレイしていて気になるのがやはり「ラグ」「回線落ち」です。

ライズでマルチプレイをしていると、味方ハンターの動きがカクついていたり、離れた場所へワープすることがよくあります。

同期ズレで思わぬダメージを食らったり、回線落ちで突然ソロ狩猟になってしまうとガッカリしますよね。さらに、ラグが原因で致命的なダメージを防げずに3乙・・・となれば、仲間のハンターにも迷惑がかかってしまいます。

特に、メル・ゼナのような高難易度モンスターの狩猟クエストは、1乙が成功率に大きくかかわってきますので、できればラグや同期ズレが起きないようにしたいところです。

そこで今回は、モンスターハンターでマルチ狩猟をする際に起きてしまうラグや回線落ちの解消方法について、詳しくまとめてみました。

この機会にネット環境を見直してみませんか?

補足:今回の記事は、『スプラ3で通信エラー多発!ネット見直しで勝利を掴め!』の記事と内容が類似します。FPS・TPSゲームでのラグに悩む方はこちらも参考にしてみてくださいね!


「ラグ」「同期ズレ」「回線落ち」ってどんなもの?

オンラインマルチプレイでは、ラグ同期ズレ、回線落ちといったトラブルがつきものとなっています。

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マルチプレイの参加方法が分からない方は、公式サイトの『モンスターハンターライズ公式Webマニュアル:マルチプレイの手順』をチェックすると分かりやすいですよ。

  • ラグ:動作のカクつき、攻撃やダメージが遅れてヒットするといった現象。
  • 同期ズレ:プレイヤーやモンスターがワープ移動する現象。
  • 回線落ち:プレイ途中にも関わらず、マルチから離脱してしまう現象。

モンハンはPvE(対環境ゲーム)なので、ラグが原因で相手に撃ち負けるという状況はありませんが、完全協力ゲームなので一緒に遊んでいる他のプレイヤーたちの狩猟成功率に影響を及ぼします。

また、問題が起きている時の挙動は他のプレイヤーから見ても異様に感じられますし、回線落ち直前は狩り中にボーっと突っ立っているようにも見えるので印象もあまりよくありません。

このようなことで申し訳ない気持ちになったり、狩りを諦めてしまわないためにも、ラグや同期ズレ対策はしっかりと行いたいですね。

ラグや同期ズレが起こる原因は?

上記のようなラグや同期ズレは、通信の送受信の遅れと回線速度の不安定さが原因で起こります。

モンハンは4人のプレイヤーとマッチするためにサーバにアクセスし、サーバからは他の3人のプレイヤーのIPアドレスなどの情報をもらいます。
狩猟中は自キャラの操作情報などを互いに送受信しあっているのですが、ここで通信の送受信に遅れが生じることで「ラグ」が起こります。

「同期ズレ」に関しては、Wi-Fiなど無線接続でプレイしている場合によく発生します。

プレイしている時は常にネットに接続して通信を行っているのですが、すべての瞬間(フレーム)で通信を行っているわけではありません。

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1秒は60フレームでできています。つまり、1フレーム=1/60秒ということになりますね。

大まかなフレームを小分けにして通信しており、通信が行われていない間はコンピュータがキャラの未来位置を推測で判断しています。
このコンピュータの推測した未来位置と、実際にプレイヤーが操作入力して次に送られてきた位置情報が異なっていた時に「同期ズレ」という形でワープ移動したような現象が起こるわけです。

モンハンライズのラグや同期ズレを解消する対処法

ラグも同期ズレも、ネット回線の応答性と接続の不安定さが原因となっています。
つまり、これらの現象を防ぐには、ネット回線や接続方法に目を向けて対策をとる必要があるということですね。

回線を安定させるための対策はいくつかありますが、まずは物理的に回線を安定させる方法を試してみましょう。

回線を無線接続から有線接続に切り替える

プレイヤー同士が常に通信しあうオンラインゲームでは、ネットの安定が不可欠となります。
特に、同じネット接続でも、直接LANケーブルで接続する有線接続と、Wi-Fiルーターを介してネットを接続する無線接続では、安定性や速度に大きな差があるのです。

そのため、無線接続(Wi-Fi)でプレイしているという人は、まずは有線接続に切り替えてプレイしてみましょう。

パソコンでプレイしている方は、LANケーブルをモデムに直接接続するだけで大丈夫です。

Nintendo Switchで有線接続を行う場合は、別売の有線LANアダプタが必要になりますので、必要に応じて購入しましょう。

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※ただし、有機ELモデルSwitch付属のドックの場合、有線LAN端子が搭載されているので別途購入しなくてもOK。自分のSwitchがどちらのタイプなのか、購入する前に調べておきましょうね。

Nintendo Switchの有線インターネット接続方法は、公式サイトで詳しく説明していますので、参考にしてみてくださいね。

Nintendo Switch サポート:有線インターネット接続方法

無線から有線へ切り替えるだけでもネット回線が安定するので、手っ取り早くできる対策としては、この方法が最もおすすめです。

モンハンライズだけでなく、FPS・TPSなどの一瞬の判断が勝敗を分けるゲームをプレイする際は、できるだけ有線接続でプレイしましょう。

Wi-Fiルーターの置き場所を変える・周りを整理する

すぐに有線接続へ切り替えられない時は、今置いているWi-Fiルーター周りの環境を見直してみましょう。

例えば、電子レンジやテレビがWi-Fiルーターの近くにあると、Wi-Fiの電波がそれらの機器の電波に干渉し、通信が不安定になります。特定の機器を使用しているときに通信が不安定になる場合は、ルーターをそれらの機器から離して置くといいでしょう。

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実のところ、私もマルチプレイ中に家族が電子レンジを使用して、回線落ちになってしまった経験があります・・・電子レンジって恐ろしいですね!

また、Wi-Fiの電波は金属製の物や厚い壁など、物理的な障害物に弱いという性質を持っています。

Wi-Fiの電波が弱いときは、Wi-Fiルーターを障害物のない場所や部屋の中央など、電波の行き届きやすい場所に移動させると改善される場合があるので試してみてください。

モデム(ONU)やWi-Fiルーターを再起動・リセットしてみる

Wi-Fiルーターの設置場所や有線接続に問題がない場合、ネット機器本体に何らかの不具合が生じている可能性もあります。そういう時は、ネット機器本体を再起動させてみるのも一つの手です。

例えば、Wi-Fiルーターの機器本体にリセットボタンがある場合は、それを押すか長押ししてリセットをしてみましょう。ONUの場合は、コンセントを一度抜いて再度挿すことで本体の再起動が行えます。

どちらの機器も、リセット・再起動直後は信号が点灯・点滅を繰り返しますが、少しずつ落ち着いてきますので、落ち着いた頃を見計らってネットに接続してみてください。

回線速度が速く安定するWi-Fi機器でプレイする

Wi-Fiの接続には、光回線ポケットWi-Fiの2種類ありますが、モンハンをプレイするのであれば光回線のほうが断然おススメです。

もちろん、ポケットWi-Fiでもオンラインゲームはプレイできますが、回線の安定性や速度は光回線とは比べ物になりません。

つまり、ラグや同期ズレを最小限に抑えたいというのであれば、回線は光回線一択と思っていいでしょう。

もし、今現在ポケットWi-Fiを使ってオンラインゲームをプレイしているという人は、この機会に光回線の契約も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

速度を測定してネット回線の状況を把握する

上記のことを試してもラグや同期ズレが頻繁に起こる時は、ネットの回線に何らかの問題が起きている可能性があります。

そこで、今現在利用しているネット回線の状況をスピードテストツールで調べてみましょう。

テストツールは様々なものがありますが、ここではシンプルかつ細かい数値が測定できるSPEEDTESTというサイトで測定してみます。

方法は簡単で、SPEEDTESTのサイトに行くと真ん中に大きく『GO』の文字が表示されますので、そこをクリックしてしばらく待つだけです。

すると、以下のような測定結果が表示されました。これが、今現在使っているネットの具体的な数値となります。速度測定

この時、ダウンロード・アップロードの数値はラグや同期ズレにそれほど影響がありませんので、低い数値が出ても一旦無視してかまいません。

ここで最も注目するべき値は、一番左端にある『PING』という値の数値になります。

『PING値』とは、簡単に言うとこちらが指示・命令を送信してから受信・応答されるまでの時間を数値化したものです。

つまり、この結果で出たPING値「26」というのは、こちらが指示を送信してから応答されるまで26msかかっているということですね。

PING値の数値は数字が低ければ低いほど応答速度が速いということになります。

数値が10~50ms程度であれば、ラグや同期ズレなどの問題が起きにくい回線といえますが、200ms以上だとラグや同期ズレが頻繁に起きても不思議ではありません。

スピードテストを行って、特にPING値の数値が良くない場合はネット回線自体を見直したほうがいいかもしれませんね。

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ただし、スピードテストは時間帯や接続状況によって数値が大きく変動します。その時悪い数値が出ても即見直し!とはせず、時間帯をずらすなどして何度も測定してから判断しましょう!

モンハンライズが快適にプレイできる回線・プロバイダーは?

Wi-Fiルーターや周りの環境を整えても回線に改善が見られない場合、インターネットの通信方式やプロバイダーを見直してみましょう。

例えば、インターネットの通信方式には従来の「PPPoE方式」と、新方式の「IPoE方式」の2種類があるわけですが、従来のPPPoE方式だと回線が混雑しやすく時間帯によってはネットの速度が遅く感じることが多くなります。

一方でIPoE方式は、従来の通信方法とは異なるため、混雑しにくく速度も安定しやすく、モンハンのようなオンラインゲームにはピッタリです。

今利用しているネットの接続方式がPPPoE方式だという人は、IPoE方式に切り替えるといいでしょう。

IPoE方式に切り替えるなら「ドコモ光」がオススメ!

ドコモ光ロゴ

ネットをIPoE方式に切り替えるなら、「ドコモ光」がおススメです。

ドコモ光では、IPv6(IPoE)接続サービスを追加料金なしで利用することが可能となっており、プロバイダーも23社から自由に選ぶことができます。

中でも、ドコモ光のプロバイダーの一つであるBIGLOBEは、IPv6接続に対応した高速Wi-Fiルーターを契約期間中無料でレンタルすることができるのでオススメです。

今使ってるWi-FiルーターがIPv6接続に対応していればいいのですが、対応していなかった場合は新しくWi-Fiルーターを購入する必要があります。そうなるとかなりの出費ですよね。

IPv6接続に切り替えたいけど余計な出費はしたくないという人にとって、BIGLOBEのWi-Fiルーターレンタルサービスはお手頃となっています!

逆に、今使っているWi-Fiルーターを継続して使いたいという人は、同じくドコモ光のプロバイダーであるDTIもオススメです。

DTIでは、IPv6接続に対応する機器を一覧であげていますので、自分の使っているWi-FiルーターがIPv6接続に対応しているか確認してみましょう。

もちろん、上記であげた以外のプロバイダーもたくさんあります。
プランによっては月額料金が異なりますので、まずは「ドコモ光」公式サイトを確認してみてくださいね!

まとめ モンハンには有線接続とIPv6接続が最強!

今回、モンハンのマルチクエストで狩猟成功率を上げるために、自分でできるネット回線対策についてご紹介しました。

大事な局面でラグったり、同期ズレでモンスターがワープすると困惑しますよね。
サンブレイクでは、メル・ゼナのような新登場モンスターはもちろんのこと、ライズで初登場したマガイマガドも更に強くなって登場します。

ラグや同期ズレを少しでも解消するために、まずはネットの接続方法やルーターの配置場所を見直してみましょう。

それでもラグや同期ズレが酷いという場合は、回線自体の見直しが必要かもしれません。

その際は、ネットの接続方式に注目してみましょう。PPPoE方式のままだという場合は、IPoE方式のIPv6接続に切り替えてみてはいかがでしょうか。

IPv6接続に対応した回線に乗り換えるのであれば、数多くあるプロバイダーの中から自分に合ったものを選べる「ドコモ光」がおススメです。

モンハンライズ:サンブレイクは、これからもっと盛り上がること間違いなし!

この機会にネット環境を見直して、友達一緒に狩猟を楽しんでくださいね!